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大雅、瀧谷渉太下し-55kg級王者に。寺戸とのW王座戦熱望:8.24 名古屋

Krush.45 ~in NAGOYA~
2014年8月24日(日) 名古屋国際会議場イベントホール
 今年で3度目で恒例となった名古屋大会。愛知出身で昨年から上京した瀧谷渉太が-55kg級ベルトを引っさげ凱旋したが、HIROYAの弟で8戦全勝・18歳の新鋭・大雅を相手にダウンを喫し判定負け。佐藤嘉洋、木村ミノルは磐石の強さで名古屋の観客を驚かせた。
  レポート&写真:井原芳徳


第10試合 メインイベント NAGOYA×TOKYO・5対5マッチ大将戦 Krush -55kg級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
×瀧谷渉太(KSS健生館/王者)※2度目の防衛戦
○大雅(TRY HARD GYM/挑戦者)
判定0-3 (勝本28-30/豊永27-30/和田28-29)
※大雅が新王者に

 瀧谷は昨年5月に名古屋から上京したのを機に-55kg級王座を返上。昨年9月の名古屋大会で戸邊隆馬を下し、王座再挑戦の権利を獲得し、1月に匠との王者決定戦を制し王座を奪還した。5月には戸邊との再戦を制し初防衛戦に成功している。
 大雅は昨年、22歳以下を対象にしたKrush YOUTH GP 2013 -55kgに出場。一回戦では瀧谷から白星を奪った実績のある将大を、準決勝では後に中国の英雄伝説で王座を獲得する伊澤波人を、決勝では同門の先輩の堀尾竜司を破り優勝を果たした。YOUTH GPで左拳を怪我し、復帰戦の5月11日の後楽園では鈴木優也に延長判定勝ち。王座挑戦が決まった大雅は発表会見で瀧谷を「強いとは思うんですが華が無い」「チャンピオンでいちゃいけない選手」と挑発していた。



 両者サウスポーに構え、1R開始すぐから互いにハイ、ミドル、飛び膝などの飛び交う派手な攻防となるが、瀧谷は右足の状態が悪そうで、自ら蹴った後にスリップする場面が目立つ。接近戦でパンチを打ち合う場面も少しずつ増えるが、踏ん張りが利かず、2R序盤、大雅の右フックをもらって尻餅。朝武レフェリーはスリップとみなしたが、その後の打ち合いでも同じように腰が落ち、大雅の腰にしがみつくと、今度はダウンを宣告される。
 大雅も右足の状態が今ひとつで、ステップがぎこちないものの、瀧谷よりは良好な状態。ダウン分の失点を取り返そうと前に出る瀧谷をステップでかわし、蹴り主体で応戦する。3R序盤は打ち合ったが、セコンドの指示に従い距離を取るように。瀧谷のパンチをもらって鼻血をもらい若干印象を悪くしたが、瀧谷は30秒に1回ぐらいの頻度でスリップするため、攻撃が続かず試合終了。結局、大雅がダウン分のポイントを守りきる形で判定勝ちし、Krush史上最年少の18歳でタイトル獲得に成功した。
 
 ベルトを巻いた大雅はマイクを持つと「高校3年の夏で、何もかも我慢してベルトを取れて良かったです」と喜んだが、「次の目標、ISKAのチャンピオンが弱い外人としか防衛してないんで、自分もこのベルト賭けて防衛戦できればと思います」と、瀧谷のセコンドについていた寺戸伸近の持つISKA世界バンタム級王座とのWタイトルマッチを希望した。また、大会後には、来年8月22日(土)同会場での名古屋大会開催が発表された。



第9試合 NAGOYA×TOKYO・5対5マッチ副将戦 -70kg Fight 3分3R(延長1R)
○佐藤嘉洋(名古屋JKファクトリー/ISKA世界ライトミドル級王者、英雄伝説72kg級世界暫定王者)
×山崎陽一(シルバーウルフ)
判定3-0 (朝武30-29/豊永30-28/若宮30-27)

 佐藤は昨年名古屋の松倉信太郎戦以来1年ぶりのKrush参戦。山崎は今年2試合はいずれも序盤にダウンを喫しながらも逆転KO勝利を飾っており、佐藤相手でもミラクルを起こしたいところだったが、格の違いがはっきりと出る内容に。
 1R開始すぐから、佐藤は左のジャブと前蹴りのフェイントでリズムを作りつつ、ローやミドルを的確にヒット。山崎も佐藤の動きのパターンをよく研究しており、左ジャブや右アッパーといったパンチを随所で当てて、1Rはほぼ互角のファイトを繰り広げる。



 だが2Rに入ると、佐藤が右のテンカオをうまく当てるようになると、左のテンカオを山崎のレバーにクリーンヒットし山崎の動きを止める。すると以降はテンカオ、片手つかみの膝蹴り、左右のボディフックを何発も当てて山崎を圧倒。3Rは序盤こそ山崎のパンチをもらったものの、中盤以降は膝蹴りを何発も当て続け、文句なしの判定勝ちを果たした。


第8試合 NAGOYA×TOKYO・5対5マッチ中堅戦 -65kg Fight 3分3R(延長1R)
×富平禎仁(正道会館)
○木村ミノル(Fighting Kairos/マイウェイジム)
2R 2'28" KO (右ストレート)

 木村は6月12日の後楽園大会で元63kg級王者のトーマス・アダマンドポウロスを3R KOし2連勝。初の名古屋でも圧巻の強さを見せ付ける。
 1R、ローの応酬の後、右フック、左ボディフックを交互に当て続け、終盤に右フック、左フックで2ダウンを奪取する。
 2Rも右フック、左ボディを当てて優勢。富平は強打をもらっても表情を崩さず、打ち合いに応じて一瞬木村の動きを止めさせて会場を沸かせたが、さすがにダメージの蓄積は大きく、圧力を強めた木村の右ストレートをもらうと、ワンテンポ遅れてからダウン。それでもレフェリーは続行させたが、最後は木村が右ストレートで富平を失神KOした。富平は意識は戻ったが立ち上がれず、担架で舞台裏に運ばれた。
 試合後の木村は「言うことは一つ。K-1、俺出せよ。俺無しでチャンピオン決めるなんてありえねえ」と、11月3日のK-1ワールドリーグ参戦を熱望した。




第7試合 NAGOYA×TOKYO・5対5マッチ次鋒戦 -65kg Fight 3分3R(延長1R)
○泰斗(GET OVER)
×ユウキ・テイル・旬(ドラゴンテイル)
1R 2'11" KO (右ストレート)

 名古屋大会で2年連続好勝負の末に勝利している泰斗が今年も沸かせた。開始すぐから泰斗が右のロー、ミドルを積極的に当てて先手を取ったが、サウスポーのユウキの右フックをもらって腰が沈んでしまう。だがしばらくして回復すると、右のミドルを連打して挽回し、右ストレートで豪快にユウキをマットに沈めた。
 試合後マイクを持った泰斗は「これで名古屋大会3年連続勝ちなんで、そろそろタイトル挑戦させてください。その前にNOMANとタイトル挑戦を賭けてやらせてほしいです」とアピールした。




第6試合 NAGOYA×TOKYO・5対5マッチ先鋒戦 -58kg Fight 3分3R(延長1R)
○石橋真幸(名古屋JKファクトリー)
×指首祐太(STRUGGLE)
判定3-0 (朝武29-28/若宮29-28/豊永30-28)

 1R、サウスポーの指首が左ストレートを主体としたパンチを積極的に当てて優勢。だが石橋も終盤にかけて右のインローと奥ローを効かせて指首の前進を止め、2Rには右のボディ狙いの膝蹴り、右ストレート、右ミドルを何発も当てて優勢。3Rも同様の攻めで指首を圧倒し、地元でうれしい白星をもぎ取った。


第5試合 -61kg契約 3分3R
○東本央貴(MAD MAX GYM)
×平塚大士(チームドラゴン)
2R 2'01" KO (パンチ連打)

 平塚は地元愛知県出身で、過去のKrush名古屋大会で2連続KO勝利を飾り、今年も2連続KO勝利と好調だ。両者サウスポーに構え、平塚は左のローを効かせてやや優勢に試合を進めていたが、東本は1Rから左フックのカウンターを狙い続け、2Rに平塚の右ローに左フックのカウンターを完璧に合わせてダウンを奪取。さらにパンチの連打で2ダウン目を奪う。平塚は立ち上がったが表情は虚ろで、鼻も曲がっており、レフェリーがストップした。


第4試合 女子54kg契約 2分3R
×大石綾乃(OISHI GYM/J-GIRLSフェザー級王者)
○谷山佳菜子(正道会館)
判定0-3 (28-30/28-30/27-30)

 大石はKrush初参戦。谷山は7月13日の後楽園で朱里の持つKrush女子王座に挑むも敗れたが、短い間隔で次の試合に臨む。1Rから谷山は大石の前進をかわしつつ、右のロー、ストレートを着実に当て主導権。2Rに入るとパンチの比重を上げ、右ストレートのヒットを増やす。得意の顔面狙いの前蹴りも決め、大石に鼻血を出させる。3Rは大石の右フックをもらってぐらつく場面もあったが、全般に右ストレートや顔面への前蹴りを手数多く当て続け圧倒。終盤にかけて雄叫びを何度も上げ、気迫十分のファイトを繰り広げた。




第3試合 -55kg Fight 3分3R(延長1R)
×磯部 心(スプラッシュ)
○伊澤波人(チームドラゴン/英雄伝説世界57kg級王者)
3R 2'02" TKO (タオル投入:右ローキックで2ダウン後)

 1R、磯部の左ボディを主体としたパンチで苦しい顔を見せる場面もあった伊澤だが、2Rに入ると、左手で相手をつかんだ状態で右の膝をボディに連打して磯部を下がらせると、以降は変則の右ローを効かせてダウンを奪取。3Rに右ローで2ダウンを奪ったところで磯部陣営がタオルを投入した。


第2試合 -58kg Fight 3分3R
△MAN☆五郎(大和ジム)
△林 健太(チームドラゴン)
判定0-0 (28-28/28-28/28-28)
※3R右ストレートで林に1ダウン

第1試合 -55kg Fight 3分3R
○祐☆トーンエー(真樹ジムAICHI)
×日下部太市郎(WATANABE GYM)
1R 1'22" KO (3ダウン:左ストレート)


オープニングファイト第3試合 -58kg Fight 3分3R
×嶋田将典(イングラム)
○翔也(チームドラゴン)
2R 2'13" KO
※前日計量で翔也が900gオーバーのため1R減点2から試合開始。グローブハンデとして嶋田8オンス、翔也10オンスを使用した。

オープニングファイト第2試合 -63kg Fight 3分3R
○早坂太郎(名古屋JKファクトリー)
×前田 修(GET OVER)
判定3-0 (28-27/28-27/28-27)

オープニングファイト第1試合 57kg契約 3分3R
○倉崎昌史(GET OVER)
×亀本勇翔(チームドラゴン)
1R 1'54" KO



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