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40歳の大月晴明、板橋寛との死闘制し-60kg級王座獲得:5.11 後楽園

Krush.41
2014年5月11日(日) 後楽園ホール
 大月晴明がKrush復帰3戦目にして-60kg級王者・板橋寛に挑戦。1R、2Rに“爆腕”を炸裂させてダウンを奪い、板橋の猛反撃を耐え判定勝ち。40歳とは思えぬ強さで観客を驚かせた。-55kg級戦線では瀧谷渉太が戸邊隆馬を破り初防衛。昨年のYOUTH GP優勝の大雅は鈴木優也との延長戦を制し、元5冠王・闘魔は2年ぶりの復帰戦で堀尾竜司に敗れてしまった。
  レポート:井原芳徳  写真:久保与志


第6試合 ダブルメインイベント(1) Krush -60kg級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
×板橋 寛(スクランブル渋谷/王者/60.0kg)※初の防衛戦
○大月晴明(キック スターズ マスクマン/挑戦者/60.0kg)
判定0-3 (豊永26-28/和田26-28/朝武26-29)
※大月が新王者に



 1R開始すぐ、接近戦での打ち合いとなり、サウスポーの板橋にオーソドックスの大月が左のフックを板橋の首元にヒット。右のロングフックもガードの上からでも躊躇なく叩き込み、着実にダメージを与えると、左フックを2連続でクリーンヒットして早くもダウンを奪う。超満員の後楽園ホールが大歓声と悲鳴に包まれる中、大月は構えをスイッチしつつ、パンチを何発もヒットし板橋を追い詰める。



 2R、板橋が序盤に接近戦で左ストレートを当てるが、大月と足を止めて打ち合いを始めると、ガードが甘くなり、大月が左フックを当て再びダウンを奪取。ダウンを先取されて焦ったか?らしくない戦い方となり、ポイントで大差をつけられる。だがその後も板橋が左ストレートとボディ狙いの左の膝蹴りを効かせると、大月は失速。右まぶたもカットし、板橋のパンチの連打を浴び、ダウン寸前まで追い詰められる。ジャッジ2者はポイントを10-8から9-8に戻す。



 3Rもその流れが変わらず、板橋が前に出て、パンチの連打で大月を追い詰める。だが大月はロープを背にしながらスウェーを続け、クリーンヒットは免れる。それでも何発も蓄積で被弾し苦しむが、時間いっぱいまで耐えきり試合終了。2Rまでのポイントを守りきり、見事40歳にしてタイトル奪取に成功した。 



◆大月「ほんとキツかったというか、最後どう耐えようか…、殺されそうでしたけど、ダウン取って、とりあえず、力で勝つことができたんで、Krushのチャンピオンとして胸張ります(場内歓声)。僕なんかポッと出でいきなり挑戦させていただいてチャンピオンなったんですけど、これからは激戦を勝ち抜いてきた若い選手と戦います。若い強い選手にKO負けしてリングを去るのが夢なので、若い強い選手、早く挑戦してください」




第7試合 ダブルメインイベント(2) Krush -55kg級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
○瀧谷渉太(KSS健生館/王者/55.0kg)
×戸邊隆馬(シルバーウルフ/挑戦者/55.0kg)
判定2-0 (勝本29-29/豊永30-29/和田30-28)
※瀧谷が初防衛



 瀧谷は1年前に愛知から上京し、ジムを移籍したのに伴い、心機一転を図るため-55kg級王座を返上。戸邊とは昨年9月の名古屋大会で対戦し、瀧谷が判定勝ちしている。その後、瀧谷は1月に匠との王座決定戦で勝利し王座を奪還。戸邊も1月大会で韓国人選手に1R KO勝ちしているが、8か月という期間はその差を埋めるには短すぎたようだ。
 1R、サウスポーの瀧谷がプレッシャーをかけ、スピードと重みのある左ミドルを的確にヒット。左ハイ、左インローを絡め、終始主導権を握る。
 2R、右足を少し痛めたか?時折スリップする場面もあったが、左インローをお返しして戸邊の前進を封じ、終盤には左ストレートをヒットし下がらせると、左の飛び膝で戸邊の右まぶたを切り裂く。



 3Rになると瀧谷がパンチを連打すると、戸邊のまぶたの出血が激しくなり、中盤にはドクターチェックが入る。戸邊も必死でパンチで応戦するが、瀧谷はパンチと左右のミドルをお返しし続け試合終了。ジャッジ1者がドローとつけたものの、2者が支持し、瀧谷が初防衛に成功した。
 王者としての最低限ともいえるノルマを達成した瀧谷。試合後のマイクで「戸邊選手、本当に強かったです」と挑戦者を称えつつも、「宮田さん(Krushプロデューサー)、もっともっと強い選手とやらせてください。外国人でもなんでもいいです」とアピールした。バックステージでのインタビューでも「こう言っちゃ悪いんですけど、Krushの中でお馴染みのメンバーというのが固定されているので、新しく誰かが出てくるとモチベーションになるんですけど、正直今日やった(-55kg級の)選手が僕に勝てるかというと…、やってみないとわからないですけど。今Krushに出てる選手の他にも、強い選手と試合したい気持ちがあって、宮田さんに直接リング上で言いました」と補足した。




第5試合 -55kg Fight 3分3R(延長1R)
○大雅(TRY HARD GYM/Krush YOUTH GP 2013 -55kg級優勝/55.0kg)
×鈴木優也(TEAM TIGER KGT/55.0kg)
4R 判定3-0 (朝武10-9/勝本10-9/豊永10-9)
3R 判定1-0 (朝武30-29/勝本29-29/豊永29-29)



 1R、サウスポーの大雅がプレッシャーをかけ、左ストレート、左ハイを当てるが、終盤から鈴木が右のインローをコツコツと当てると、2Rには効き目を発揮。右ミドルも当たり出し優勢に。大雅はバランスが悪くなりパンチが大振りに。3Rはお互い決め手に欠けて延長に突入すると、鈴木も右インローを効かせるが、終盤に大雅が左ストレートの連打をまとめて好印象を残し判定勝ち。接戦を制し、王座に一歩近づいた。


第4試合 -55kg Fight 3分3R(延長1R)
×闘魔(Fighting Kairos/元WBCムエタイ日本・WPMF日本バンタム級、WPMF日本・M-1・J-NETWORKスーパーフライ級王者/55.0kg)
○堀尾竜司(TRY HARD GYM/55.0kg)
判定0-2 (三浦28-28/和田28-29/勝本27-29)



 他団体のタイトルを総なめにした闘魔(とうま)は、瀧谷キラーとして期待されKrushに初参戦したが、いきなり厳しい結果に。1R、闘魔が右ローを効かせつつ、右ストレート、右アッパーを連打し、左ストレートで堀尾をぐらつかせ攻勢。終盤には右ストレートで堀尾の左まぶたを切る。KO勝ちも時間の問題かというムードだったが、ムエタイルールと違うためか?2年ぶりの試合のせいか?畳み掛けることをせず慎重なファイトを続けていると、2R中盤から堀尾が息を吹き返して前に出るように。終盤には左フック、左ハイを連続でヒットし闘魔を追い詰める。そして3R、闘魔が右ストレートを放った直後に右ストレートをお返ししダウンを奪取。その後も前に出て右フックを確実に当て続け闘魔を苦しめ、見事逆転で判定勝ちを果たした。


第3試合 Krush -60kg WILDRUSH League 2014公式戦 3分3R
○闘士(池袋BLUE DOG GYM/勝ち点4→6/60.0kg)
×大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB/勝ち点2/60.0kg)
判定3-0 (29-28/29-27/29-27)
※1R右フックで大沢に1ダウン


第2試合 Krush -60kg WILDRUSH League 2014公式戦 3分3R
○島野浩太朗(菅原道場/勝ち点3→5/60.0kg)
×渡辺 武(Booch Beat/勝ち点1/59.7kg)
判定3-0 (29-28/30-28/30-27)
※1R左フックで渡辺に1ダウン


第1試合 Krush -60kg WILDRUSH League 2014公式戦 3分3R
×北井智大(チームドラゴン/勝ち点2/60.0kg)
○レオナ・ペタス(バンゲリングベイ・スピリット/勝ち点2→4/60.0kg)
判定0-3 (28-30/28-30/27-30)


オープニングファイト第2試合 -60kg Fight 3分3R
×三輪裕樹(DURO GYM/60.0kg)
○ボン太(OISHI GYM/60.0kg)
判定0-3 (28-29/28-30/28-30)

オープニングファイト第1試合 -63kg Fight 3分3R
×篠崎澄人(小比類巻道場/62.8kg)
○本村謙太(Booch Beat/63.0kg)
3R 0'24" KO



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