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山崎秀晃&木村ミノル、揃って1R KO勝ちで-63kg級タイトルマッチへ:9.21 後楽園

Krush.33
2013年9月21日(土) 後楽園ホール
 20歳の新鋭・木村ミノルは5月の梶原龍児に続き“狂拳”竹内裕二をKO。それもわずか2分7秒の圧勝劇で、Krush -63kg級王者・山崎秀晃に向け「覚悟しとけ。You are next!」とアピールした。その発言に発奮した山崎はメインイベントで、ISKAムエタイ世界王者のルーク・ターナーをさらに短い1分28秒でKO。「上等っすね。一方的にやってやりますよ」と木村との防衛戦に向け宣言した。
  レポート&写真:井原芳徳


第9試合 メインイベント 64kg契約 3分3R(延長1R)
○山崎秀晃(チームドラゴン/Krush 63kg級王者/64.0kg)
×ルーク・ターナー(英国/バッドカンパニー/ISKAムエタイ世界ライトウェルター級王者/63.9kg)
1R 1'28" KO (右フック)

 山崎は3月にトーマス・アダマンドポウロスを破り王座を獲得。続く6月の一輝戦も危なげなく勝利し、王者となって初めて外国人の強豪を迎え撃つ。ターナーはリアム・ハリソン、アンディ・ハウソンと同門の24歳で、ヨーロッパとタイを主戦場とし、戦績53戦49勝(35KO)4敗。66%という高いKO率を誇る。181cmと長身で、リング上で山崎と並ぶとリーチ差が明白だ。



 ターナーはムエタイスタイルでハの字に構え、様子見の右ローを放つが、山崎はお構いなしに直後に左ジャブをお返しするとこれがクリーンヒット。これで手ごたえをつかむと、その後のターナーの右ローにも右フックをクリーンヒットして動きを止めると、パンチラッシュからの右フックでダウンを奪う。ターナーは立ち上がったがダメージは大きく、再び山崎の右フックでダウン。再び立ち上がったが足に来ているのを朝武レフェリーは看過せずKOを宣告。山崎がわずか88秒で勝利しメインを締めくくった。




第8試合 セミファイナル Krush -63kg級挑戦者決定戦 3分3R(延長1R)
ד狂拳”竹内裕二(菅原道場/62.7kg)
○木村ミノル(Fighting Kairos/マイウェイジム/63.0kg)
1R 2'07" KO (パンチ連打)

 木村は5月12日のKrush.28で初代-63kg級王者の梶原龍児をKO。今回も「1Rから地獄を見せる」「殴り合いとか接戦じゃなくて『ここまで差があるのか?』と思われる試合内容で勝つ」と豪語していたが、その通りの内容に。



 開始しばらく、竹内が右ローを当て慎重に削ろうとするが、木村はお構いなしに伸びと重みのある左右のパンチやハイキックをお返し。竹内が次第に押されるようになると、木村は近距離からの右の飛び膝を竹内のアゴに叩き込む。不意打ちを食らった竹内の動きが一瞬止まると、木村はチャンスを逃さず左右のフックを連打しダウンを奪う。竹内はなんとか立ち上がったものの仕留めにかかる木村を前に防戦一方に。木村が左右のフックを再びクリーンヒットさせると、木村はうつぶせで震えた状態でダウンし、和田レフェリーがすぐさまKOを宣告した。




 マイクを持った木村は意気揚々と「えー、山崎選手、勝ちましたよ~。リーチですよ~。覚悟しとけ。You are next!」とアピール。この後のメインを務めた山崎は、木村の2分7秒でのKO勝ちに対抗意識を燃やし、それよりも短時間KO勝ちを狙ったことを勝利後のインタビューで明かし、木村のマイクについても「聞こえてました。上等っすね。一方的にやってやりますよ」とコメントした。今日の試合は見ていないが、木村については「スピードがあってパワーもある選手ですけど、全体的にもろいなって感じがしますね。もうちょい腹筋したほうがいいんじゃないかと思います」と皮肉った。山崎×木村のタイトルマッチは12月14日の後楽園大会で行われる予定だ。


第7試合 -65kg Fight 3分3R(延長1R)
○梶原龍児(チームドラゴン/元Krush -63kg級王者/65.0kg)
×寺崎直樹(Booch Beat/65.0kg)※青春塾から所属変更
判定3-0 (和田28-24/朝武28-24/千葉27-24)
※1R右膝蹴り、右フックで寺崎に2ダウン、2R右フックで梶原に1ダウン、パンチ連打で寺崎に2ダウン

 寺崎は一昨年、当時-63kg級王者だった梶原に肉薄する立場だったが、昨年のWILDRUSH Leagueはまさかの最下位という崖っぷち。梶原はリーグ戦最中「彼をもう一回再生できるのは俺しかいないんじゃないかと(プロデューサーの)宮田さんに打診したことがある」という。梶原は今年5月で、同じハードパンチャーの木村ミノルにKO負けしたことで引退を決意。残り2試合で引退することになり、「きっちり俺の首を狙ってくれる相手、募集したいと思います」とアピールしたところ、真っ先に呼応したのが寺崎で、梶原もオファーをほぼ即決で承諾した。
 寺崎はWILDRUSH League以来の試合。所属先も8月1日付で青春塾から寺戸・優弥のいるBooch Beatに移籍。このカードの発表記者会見で、梶原戦に名乗りを上げた理由について「一つはリング上に置いてきた自分の輝きを取り戻すため。もう一つは梶原さんに花を捧げるため」と話していたが、そう語るにふさわしい死闘となる。

 1R、先手を取ったのは寺崎だった。右ハイを梶原はブロックしたが、一瞬動きが止まると、寺崎は距離を詰めてパンチを連打。その後も寺崎がスピードのある右のフックを時折ヒットさせる。だが梶原はパンチの打ち合いに誘いこむと、自分もひるむが寺崎もひるませて次第にペース。そして一瞬の隙を突く右の膝蹴りを寺崎の顔面に叩きこみダウンを奪うことに成功する。寺崎は立ち上がるが、梶原は打ち合いで右フックを当てて再びダウンを奪取。KO勝ち寸前まで追い込む。



 だが寺崎はラウンドインターバルをまたぐと体力を回復。2R序盤もパンチの打ち合いから膜を開けるが、次第にペースを握り、右フックでダウンを奪い返すことに成功。まさかの展開に場内は湧き上がる。だが梶原はパンチの打ち合いをやめず、再び流れを引き戻して、パンチの連打でダウンを奪い返す。さらに連打で2ダウン目も奪うが、寺崎はフラフラになりながらも梶原にパンチを返し、梶原も苦しそうな表情に。
 3Rも両者ノンストップのパンチの打ち合いを繰り広げ、何度も頭をのけぞらせるが互いにダウンしない。そんな中、寺崎は右の膝蹴りも随所で絡め、手数で巻き返し、驚異的な追い上げを見せるが時間切れ。結局大差で梶原の判定勝利となったが、勝敗を超えた感動を超満員の観客に与えた。



 試合後マイクを持った梶原は「あと1試合で引退するけど、若手とか、このままでいいの?一番盛り上って、お客さんも目が覚めたし」と、大会前半に盛り上がりに欠ける試合をした選手たちをけん制し、「でもさ、あと続く2試合、狂拳もミノルも秀も、同じイズムを持ってるから半端じゃねえよ、期待していてください」とエール。そして「あと1試合、今日みたいな激闘を望んでくれる相手いたら受けるから、よろしく」と、12月14日の後楽園大会で予定される引退試合の相手募集をアピールした。


第6試合 -67kg Fight 3分3R(延長1R)
○健太(E.S.G/NJKFスーパーウェルター級王者、元Krush -70kg級王者/kg)
×TaCa(triple-y/67.0kg)
判定3-0 (朝武30-29/和田30-29/勝本30-28)

 1Rから健太が右ローを効かせ、右のフックや左ボディフックを随所で正確に当てて主導権。2Rもダウン寸前まで追い込む場面は無いものの、右ロー、右フックを当ててで印象を良くする。3Rも右ストレート、左ジャブストレート、右ハイを当てて優勢をキープし完勝。Krush 2冠に向けて好スタートを切った。




第5試合 Krush -58kg級挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
△石川直生(青春塾/58.0kg)
△神戸翔太(POWER OF DREAM/TEAM AK/57.8kg)
2R終了時 負傷判定0-0 (朝武20-20/豊永20-20/勝本19-19)
※2R終了間際に偶然のバッティングで石川が眉間をカットしドクターストップ。その時点までの試合内容で採点を集計。トーナメント決勝進出者は主催者預かりに。

 1R、石川が左ジャブ、左前蹴りで自分の距離を作りつつ、左右のミドルもヒット。まだ手数は少ないが試合のペースを握る。だが2Rに入り動きが落ちてくると、クリンチが増え、両手でつかんでの膝を放ってしまいレフェリーから口頭注意を受ける。神戸は左ボディ、右フック等パンチのヒットを増やしじわじわ攻勢に。勝負所は3Rか?というムードになったが、2R終了間際に偶然のバッティングで石川が眉間をカットしドクターストップ。その時点までの試合内容で採点が集計され、ドローに終わった。トーナメント決勝進出者は主催者預かりとなっている。




第4試合 Krush -58kg級挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
×鈴木雄三(極真会館/58.0kg)
○大滝裕太(ネクサスジム/58.0kg)
4R 判定0-3 (勝本9-10/千葉9-10/和田9-10)
3R 判定1−0 (勝本30-29/千葉29-29/和田29-29)

 1Rは互角の展開だったが、2Rに入ると鈴木がバックブロー、バックスピンキック、右膝蹴り、左ボディフック、右フックを的確に当てて優勢に。しかし3R、大滝が左ボディフックと左膝蹴りを効かせると鈴木が失速。五分に持ち込み延長にもつれる。鈴木も左ボディフックや左ミドルを当てるが、終盤にクリンチが増えてしまい、大滝が手数を落とさずパンチで攻め続け、接戦を制した。


第3試合 -60kg Fight 3分3R(延長1R)
×中村圭佑(チームドラゴン/60.0kg)
○大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB/60.0kg)
判定0-3 (28-30/28-30/28-30)

 両者カウンター狙いのお見合い状態がしばらく続く。大沢は中村の蹴りをキャッチしてから攻撃する場面が多く、豊永レフェリーから注意を受ける。3R、大沢は中村の左の前蹴りをキャッチして離した直後に左フックを当ててダウンを奪取したが、途中で左足を痛めたせいもあってか、最後まで精彩の欠いたファイトとなってしまった。


第2試合 -67kg Fight 3分3R(延長1R)
○中澤 純(ワイルドシーサー群馬/INNOVATIONウェルター級王者/67.0kg)
×小鉄(フリー/67.0kg)
2R 1'21" KO (左ストレート)

 中澤は1月の代々木第二大会の67kg王座決定トーナメントで富平に勝利して以来のKrush参戦。右ローを効かせて小鉄を追い詰め、1R終了間際に左ストレートでダウンを奪取。2Rにも左のストレートで立て続けにダウンを奪って快勝した。


第1試合 -65kg Fight 3分3R(延長1R)
×緒方 惇(チーム緒方/65.0kg)
○HIROYA(TRY HARD GYM/65.0kg)
判定0-3 (27-30/27-30/26-30)
※1R右フックで緒方に1ダウン

 6月の後楽園でNOMANに敗れたHIROYAが第1試合から再起戦。1Rの打ち合いで右フックでダウンを奪うと、以降もサウスポーの緒方に右のインロー、ミドル、ハイを何発も当てて圧倒した。



オープニングファイト第3試合 Krush -58kg級挑戦者決定トーナメント・リザーブファイト 3分3R(延長1R)
○後藤勝也(池袋BLUE DOG GYM/57.7kg)
×渡辺 武(Booch Beat/57.9kg)
判定2-0 (29-28/30-30/30-29)

オープニングファイト第2試合 -60kg Fight 3分3R
△闘士(池袋BLUE DOG GYM/59.8kg)
△岡本MAYORGA(菅原道場/60.0kg)
判定0-1 (28-29/28-28/28-28)
※2Rバックハンドブローで闘士に1ダウン

オープニングファイト第1試合 -55kg Fight 3分3R
×濱田修成(DUROジム/55.0kg)
○佐野天馬(チームドラゴン/55.0kg)
判定0-3 (26-29/25-30/25-30)
※2R右ハイキック、3R右膝蹴りで濱田に各1ダウン



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