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野杁正明、久保優太にリベンジし-67kg級王者に:9.1 名古屋

Krush.32 ~in NAGOYA~
2013年9月1日(日) 名古屋国際会議場イベントホール
 野杁正明は5月のGLORY 65kg SLAM決勝で敗れた久保優太の持つKrush -67kg級タイトルに挑戦。久保と同じサウスポーからの攻めでかく乱し先手を取ると、パンチ、膝等で久保を苦しめ判定勝ち。リベンジと王座奪取に成功した。佐藤嘉洋、瀧谷渉太、大和侑也、泰斗も圧勝し、東京勢との対抗戦は名古屋勢の5戦全勝に終わった。
  レポート&写真:井原芳徳


第11試合 TOKYO×NAGOYA・5対5マッチ 大将戦 Krush -67kg級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
×久保優太(Fighting Kairos/王者、GLORY -65kg SLAM優勝)※初の防衛戦
○野杁正明(OISHI GYM/挑戦者、GLORY -65kg SLAM準優勝、WBCムエタイ日本スーパーライト級王者)
判定0-3 (勝本28-30/芹沢27-30/若宮28-30)
※野杁が新王者に
※3Rクリンチ多用で久保に減点1

 両者は5月のGLORY 65kg SLAMの決勝で対戦し、久保が3Rにダウンを奪って判定勝ち。だが1Rに野杁はローブローで大きなダメージを負っており、本領を発揮できなかった。仕切り直しの形となる今回の一戦は、野杁にとって本来の階級より上の-67kg級ながら、その不利も吹き飛ばしてみせる。



 開始のゴングが鳴ると、野杁は久保と同じくサウスポーに構える。普段、野杁はオーソドックスだが、これで久保は距離感をつかみ損ねた様子で、野杁が左ロー、右ストレートを的確に当てて先手を取る。野杁はサウスポーにした理由について「K-1の卜部(功也)戦でサウスポー相手だとやりにくそうだったし、GLORYで僕がサウスポーをやった時もやりにくそうにしていた」と語る。久保は接近戦になるとパンチを連打するが、野杁はガッチリとブロック。クリンチの展開が増えてくると、野杁の高く突き上げる左膝が久保の顔面を捕える。



 2Rもクリンチの展開が増え、中盤、朝武レフェリーが両者に警告すると、両者とも距離を取って戦うように。すると久保は左ミドルを連打したが、野杁は左ストレートを合わせて久保をひるませる。その後、クリンチになろうとした直前に、バッティングで久保が右目を負傷してしまう。数分のドクターチェックの後、なんとか試合再開したが、久保は度々右目をまばたきし、ダメージがなかなか取れない。試合再開後の野杁はオーソドックスに切り替え、左フックをヒット。野杁は「パンチが当たり出したのでオーソドックスに戻した」といい、これで久保はまたもひるむ。



 3Rもクリンチの多い展開となるが、その合間に攻撃を出しているのは野杁のほう。膝蹴り、ハイキック、前蹴りを当て、久保を苦しめる。久保は防御のため組み付くことが多くなり、ついにレフェリーから減点1を宣告される。終盤にはスリップも増え、意識朦朧とした様子。野杁は左フック等のパンチも当て、久保を圧倒したまま試合終了。最大3点の差をつけ判定勝ちし、リベンジと王座奪取に成功した。久保は連勝が17でストップした。



 念願のベルトを巻きマイクを持った野杁は「67kgのベルトをずっと防衛したいです。誰の挑戦でも受けます」と地元名古屋のファンを前にアピール。バックステージでは「GLORYから話が来たら、65kgでも世界を狙いたい」とも話した。なお、大会後には、来年8月24日にもこの会場でKrushが名古屋大会を開催することも発表されている。




第10試合 TOKYO×NAGOYA・5対5マッチ 副将戦 -70kg Fight 3分3R(延長1R)
×松倉信太郎(バンゲリングベイ・スピリット/Krush YOUTH GP 2012 -70kg級優勝)
○佐藤嘉洋(名古屋JKファクトリー/ISKA世界ライトミドル級王者、K-1 WOLD MAX 2010世界トーナメント準優勝)
判定0-3 (水谷28-30/芹沢29-30/朝武28-30)



 1R開始すぐから、佐藤が前へ前へとプレッシャーをかけ、松倉に攻める隙を与えず、左ジャブと右ローのコンビネーションを何度も決め攻勢。時折左の前蹴りも絡めて松倉を削る。松倉も2Rに入ると左アッパーや右ストレートを当てるが、佐藤の勢いは止まらず。松倉のボディに前蹴り、ミドル、膝を何発も当てて圧倒。3Rも全くそのスタイルを崩さず、持ち味を存分に発揮して完勝した。ほぼ無傷の内容で、10月6日の仙台でのMAX MUAYTHAIでのブアカーオ戦は全く問題なさそうだ。




第9試合 TOKYO×NAGOYA・5対5マッチ 中堅戦 -55kg Fight 3分3R(延長1R)
×戸邊隆馬(シルバーウルフ)
○瀧谷渉太(KSS健生館/元Krush -55kg級王者)
判定0-3 (勝本27-29/若宮26-28/朝武26-28)
※1R左ストレートで戸邊に1ダウン、2R右フックで瀧谷に1ダウン

 瀧谷は5月に名古屋から上京し、健生館に移籍したのを機に-55kg級王座を返上。王座再挑戦ロードの第1幕として組まれた7月の将大戦ではまさかの黒星を喫した。今回の戸邊戦は将大戦の前に決まっており、勝ったほうが新王者決定戦に出場する権利を得る。



 1R、サウスポーの瀧谷に対し、戸邊はオーソドックスの構えから右ハイ、前蹴り、ストレートを的確にヒット。終盤には右ストレートで瀧谷をひるませたが、さらにパンチで追撃しようとしたところで左ストレートをもらってダウンしてしまう。
 これで勢いづいた瀧谷は、2Rも右の前蹴りや左ストレート等を当てて攻勢。だが終盤、左ハイをブロックされ、押し倒された際、膝から崩れるような倒れ方をしたため、芹沢レフェリーがダウンと判断。ジャッジは3人とも10-9か9-8という採点で処理していたものの、1Rのダウンを帳消しにされたと判断した瀧谷は、これで火がつき3Rは怒涛のラッシュ。左ストレート、左ミドル、膝蹴り、右前蹴り等を休むこと無く当て続けて戸邊を圧倒し判定勝ち。試合後は嬉し涙を流した。






スペシャルエキシビションマッチ 2分2R
―山崎秀晃(チームドラゴン/Krush -63kg級王者)
―大和哲也(大和ジム/WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーライト級王者)
勝敗なし




第8試合 TOKYO×NAGOYA・5対5マッチ 次鋒戦 -67kg Fight 3分3R(延長1R)
×塚越仁志(シルバーウルフ)
○大和侑也(大和ジム/WBCムエタイ日本&NJKFウェルター級王者)
1R 2'59" KO (右フック)

 1R、塚越が左ジャブと細かいステップで距離をつかみ、右ストレート、右ロー、右のテンカオを的確に当てて優勢。動きの硬かった侑也だが、セコンドから「見てるとやられるよ」と声が飛ぶと、塚越の右のテンカオにドンピシャのタイミングで右フックをクリーンヒット。塚越は伸びた状態でダウンし、立ち上がるも10カウントに間に合わず、KO負けを宣告されると腰から崩れ落ちた。侑也は昨年の名古屋大会では久保優太にKOされたが、以降は渡部大基、宮越宗一郎、塚越相手に3連勝と好調だ。塚越は今回勝って-67kg級王座挑戦につなげたかったが、ここで待ったがかかってしまった。




第7試合 TOKYO×NAGOYA・5対5マッチ 先鋒戦 -63kg Fight 3分3R(延長1R)
×栗原圭佑(Fighting Kairos)
○泰斗(GET OVER)
3R 2'56" KO (3ダウン:右ストレート)



 栗原は前日計量で500gオーバーし、ファイトマネー50%減額、減点1、10オンスグローブ着用(泰斗は8オンス)のペナルティが科された。1Rは両者とも右ローでじわじわ削る滑り出し。2Rに入ると泰斗のローが効き目を発揮し、バックスピンキック等の大技も決まり出す。ところが3R開始前、泰斗のセコンドがマウスピースを紛失し、遅延行為とみなされ減点1。せっかくの点差が縮まるが、パンチの打ち合いで競り勝つと、右ストレートで立て続けに3ダウンを奪い快勝。現在3連敗だったが、昨年の尾崎圭司戦に続き名古屋大会で勝利し、地元の大舞台で今回も強さを発揮した。


第6試合 -60kg Fight 3分3R
○平塚大士(チームドラゴン)
×セイ・マルセロ(ブラジル/志村道場)
2R 1'28" KO (顔面への前蹴り)


第5試合 -70kg Fight 3分3R
×山本“バッファ”弘樹(大和ジム/NJKFスーパーウェルター級3位)
○ジャングルコーキ(TEN CLOVER GYM)
判定0-3 (29-30/29-30/29-30)


第4試合 -65kg Fight 3分3R
○渡部翔太(チームドラゴン)
×富平禎仁(シルバーアックス)
4R 1'49" TKO (ドクターストップ:膝蹴りによる額のカット)


第3試合 -63kg Fight 3分3R
○東本央貴(MAD MAX GYM)
×前田 修(GET OVER)
判定3-0 (30-26/30-27/30-26)
※3R左ストレートで前田に1ダウン


第2試合 -63kg Fight 3分3R
×安田慶二郎(AXIS-J)
○NAOTO(TOP KING)
1R 2'34" KO (右ストレート)


第1試合 女子51kg契約 2分3R
○林 美久(バンゲリングベイ・スピリット)
×エミNFC(ナゴヤファイトクラブ)
判定3-0 (30-26/30-26/30-26)
※1R、2R、パンチ連打でエミに各1ダウン


オープニングファイト第3試合 -58kg Fight 3分3R
○MAN☆五郎(大和ジム)
×竹内賢一(TEN CLOVER GYM)
判定3-0 (29-28/30-27/30-28)
※2Rパンチ連打で竹内に1ダウン

オープニングファイト第2試合 -58kg Fight 3分3R
×MAN☆48(大和ジム)
○松岡翔大(OISHI GYM)
2R 0'51" 負傷判定0-2 (20-20/19-20/19-20)

オープニングファイト第1試合 -55kg Fight 3分3R
×Shi-mo(KSS健生館)
○伊奈良太(WATANABE GYM)
判定0-3 (26-28/26-28/27-28)

オープニングファイト 女子エキシビションマッチ 2分1R
―原谷彩香(風吹ジム)
―大野起和(GET OVER)
勝敗なし

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