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優弥、逆転KO勝ちで世界T推薦枠志願。野杁もKO勝ち

Krush.6
2010年4月29日(木/祝) 後楽園ホール
 今年のK-1 MAX日本代表トーナメントは一回戦で敗退した山本優弥が、約1ヶ月で再起のリングへ。モーリス・スミスの弟子・シャファーにいきなりダウンを奪われたが、最後は右ハイと左膝蹴りの連打で豪快に逆転KO。試合後はMAX世界トーナメントの推薦枠出場を熱望した。
  レポート&写真:井原芳徳


第10試合 メインイベント 70kg契約 3分3R(延長1R)
○山本優弥(青春塾/K-1 WORLD MAX 2009 世界3位)
×スコット・シャファー(米国/チーム・モーリス・スミス/Hybrid Fighter)
3R 1'59" KO (右ハイキック→左膝蹴り)

 開始すぐから優弥は左ミドル、シャファーは左ボディを主体とした激しい打ち合いを展開、ヒットするたびに、これまでのこの日の試合では聞かれなかったような鋭い音が場内に響き、観客もどよめく。
 試合が動いたのは1R終盤。シャファーが左インローを当てた後、不意を撃つようなショートの右フックで優弥のアゴを打ち抜きダウンを先取する。この場面を「たぶん右だと思うけど、あんまり覚えていない」という優弥。その後は不用意にシャファーとのパンチの打ち合いに付き合い、ラウンド終了間際にも右のストレートでぐらついてしまい、厳しい状況のまま1Rを終える。
 だが2R、優弥は左ミドルの比率を下げ、右ロー主体の攻めに移行しシャファーを後退させると、コーナーに詰めてから右ハイをヒットさせダウンを奪い返すことに成功。見事な逆転に場内は盛り上がる。ところが、ここから優弥はローキックが減ってしまい、シャファーのパンチ主体の攻防に付き合ってしまう。終盤にはパンチの連打を浴び防戦一方に。
 悪い流れに傾きかけたが、3Rに入ると優弥が再び主導権。2R同様、コーナーに詰めて右ハイをヒット。ひるんだシャファーをパンチの連打で仕留めにかかるが、シャファーはしっかり両腕でブロックして難を逃れる。その後もパンチの連打では仕留めきれない場面が続いたが、距離のできた時に右ストレートをクリーンヒットさせると、ついにシャファーも力尽きてダウン。なんとかシャファーは立ち上がったが、優弥は右ハイをクリーンヒット。倒れていくシャファーに左膝蹴りも叩き込むという、盟友の石川直生を思い起こさせる連続技で、見事シャファーをマットに沈めた。



 波乱の連続ながらも、きっちりお客さんを湧かせてKOで締めくくった優弥。試合後はマイクを握ると、本部席に座る谷川貞治FEG代表に向かって、「今年はK-1 MAXの世界トーナメントに出るしか価値がない。僕に推薦枠をください」と、日本人推薦の残り1枠に選出するよう直訴した。




第9試合 セミファイナル 63kg契約 3分3R(延長1R)
○梶原龍児(チームドラゴン/WFCA世界ライト級王者)
×遠藤大翼(和術慧舟會駿河道場)
判定3-0 (30-28/30-28/29-28)

 互いに距離を取り、慎重な展開が続き、やや攻めにくそうだった梶原だったが、2R終了際、遠藤のパンチの連打の打ち終わり、正確な右フックで遠藤の顔面を打ち抜きダウンを奪取。3Rはひたすら前に詰める遠藤のパンチに苦しんだものの、ダウン分の得点を守りきった。


第8試合 62kg契約 3分3R(延長1R)
○野杁正明(OISHI GYM/K-1甲子園2009 62kg級優勝)
×ソルデティグレ・ヨースケ(U.W.F.スネークピットジャパン)
2R 1'29" KO (右膝蹴り→右ストレート)



 野杁の蹴りを警戒してか、ヨースケはひたすら距離を潰して右のボディブロー、アッパー、フックをヒット。野杁も身体能力の高さを活かし、近距離からでも左の膝やハイを当てるが、ヨースケの圧力が強く、なかなか前進を止められない。2Rも同様の展開が続いたが、野杁の左膝がヨースケの顔面を捕らえ、一瞬ヨースケの動きが止まると、そのチャンスを野杁は逃さない。コーナーに下がるヨースケに対し、右の膝をクリーンヒット。倒れ際には右のストレートも当てる連続攻撃で、ヨースケを豪快にノックアウトした。体格面ではまだ課題があるが、勝負強さとセンスは16歳ながら既にトップクラスと言っても過言ではない。これからがますます楽しみな存在になった。


第7試合 ヘビー級 3分3R(延長1R)
○堀 啓(小比類巻道場)
×長谷川康也(アクティブJ)
2R 1'09" KO (3ダウン:パンチ連打)

 かつてK-1 JAPANで活躍した堀が、チームドラゴン時代の先輩のコヒの道場に移籍しての初戦。ガードが甘く、時折長谷川の右フックをもらってしまう場面もあったが、持ち前の体格の良さを活かし、左ミドルを連打し、1R後半に右フックで最初のダウンを奪取。2Rにはパンチの連打で立て続けにダウンを奪い見事KO勝ちをおさめた。堀の勝利に本人より大喜びしたのはコヒ。リングに上がるとペットボトルの水を撒き散らし、リングサイドのカメラマンをヒヤリとさせた。


第6試合 70kg契約 3分3R(延長1R)
×小松隆也(建武館)
○山田英登(OISHI GYM)
判定0-3 (28-29/28-30/28-29)
※3R右フックで小松1ダウン

第5試合 63kg契約 3分3R
○寺崎直樹(青春塾)
×倉持 厳(超越塾)
1R 1'42" KO

第4試合 70kg契約 3分3R
○小西拓槙(M-BLOW)
×能登 崇(和術慧舟會釧路支部 忠和會)
3R 2'54" KO

第3試合 60kg契約 3分3R
×一馬(小比類巻道場)
○松野祐貴(NPO JEFA)
判定0-2 (29-30/29-29/29-30)

第2試合 55kg契約 3分3R
○匠(チームドラゴン)
×榊 克樹(韓道場)
判定3-0 (30-28/30-28/30-28)

第1試合 55kg契約 3分3R
△伊澤波人(チームドラゴン)
△大前力也(KSS健生館)
判定1-0 (29-29/30-29/29-29)

オープニングファイト



第3試合 60kg契約 3分3R
○佐々木涼助(チームドラゴン)
×中野祐基(錬正館)
判定3-0 (30-25/30-26/30-26)

第2試合 60kg契約 3分3R
○渡辺 武(青春塾)
×松重孝幸(U.W.F.スネークピットジャパン)
判定3-0 (30-29/30-28/30-28)

第1試合 Krush女子アマチュア特別マッチ 48kg契約 2分2R(延長1R)
○日下部奈々(OISHI GYM)
×小川楓花(ドージョー☆シャカリキ)
判定3-0 (20-17/20-17/20-17)

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