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石川直生、新春の悪夢。英国王者に1R KO負け

Krush.5 ~New Year Fight~
2010年1月4日(月) 後楽園ホール
「K-1の70kgと60kgの立場を逆転させる」と意気込み、K-1谷川プロデューサーからの刺客でイギリスのキック王者のデニスを迎え撃った石川直生だったが、パワフルで切れのあるパンチを浴び1RでKO負け。石川の思い描いた2010年の夢は、いきなり頓挫した。
  レポート:井原芳徳  写真:久保与志


第7試合 メインイベント 61kg契約 3分5R
×石川直生(青春塾/元全日本スーパーフェザー級王者)
○ジョン・デニス(英国/バッドカンパニージム/SIMTA英国ライト級王者・2008 WMFアマチュアムエタイ銅メダル)
1R 2'19" KO (3ダウン:左ジャブ)

 Krushでは70kg、60kg、55kgという階級分けが定着していたが、今回の試合は初来日のデニスがライト級(61.23kg)の選手のため61kg契約に。K-1の本大会ではKIDや渡辺一久の試合も62kg前後の契約体重で実施され、いわゆる「軽量級」の体重設定が定まっていない。石川にとっては不利でも、夢の実現のためにもトライしないといけない体重だ。
 前日計量では2度目でクリアしたデニス。正月でサウナが閉まっていたため減量に時間がかかったということだったが、一夜明けてリング上で石川と並ぶと、手足が長いこともあってか、石川が一回り小さく見える。

 デニスは開始まもなく、右のミドルや右ハイ、左のジャブやフックを放つ。石川は動きを読んでクリーンヒットこそ免れるが、「最初の左ジャブ、左フックから全部効いてた」と振り返る。石川も左ローと左ミドルのコンビネーションを綺麗に決めるものの、デニスの動きは止まらない。デニスが左ジャブでプレッシャーをかけ続けた後、グンと伸びる右ストレートが石川の顔面にクリーンヒット。不意打ちを喰らった石川は腰から崩れ落ちるようにしてダウンする。



 レフェリーを見ながら片手を振り、スリップだとアピールする石川だったが、腰の力は抜けている。立ち上がった後の石川はステップバックで体力回復の時間稼ぎをするが、デニスの軽い左ジャブでその後も2連続でダウンを重ね、3分持たずにノックアウト宣告。石川の夢への道は、英国ライト級王者の壁でいきなり阻まれた。

 試合後の石川は「思ったよりもパワーがあって、それにどう合わせるかを考えているうちに受け過ぎてしまった。これじゃ軽量級の明るい未来の扉が開かない。それとは別に言いたいことがもう一つあったけど、負けから言えなくなった。1月4日に勝つのと負けるのとでは全く違う。悔しい。受け入れがたい結果ですね」とガッカリ。体格差に関しても「K-1で軽量級が本格的に始まるなら、62kgや63kgでやることや、大きい外人とやることが多いだろうから言い訳にならない」と話した。



 試合はデニスを送り込んだ谷川貞治K-1イベントプロデューサーも本部席で見守り、試合後はデニスに勝利者賞を贈呈した。試合後のデニスは石川対策について「『膝に気をつけろ、相手はアゴが弱い』とトレーナーに言われていたので狙っていた」と、狙いどおりだったことを明かし、「また日本に来たい。K-1にも出たい」とアピールした。弱冠21歳で、あどけなさも残るデニス。キシェンコを彷彿とさせる整った顔立ちで、女性ファンが多くつきそうで、今後期待できる選手だった。

エキシビジョンマッチ 2分2R
-寺戸伸近(青春塾/M-1バンタム級王者・RISE 55kg級王者・元全日本バンタム級王者)
-ランバー・ソムデートM16(M16ムエタイスタイル/修斗世界フライ級王者)
勝敗なし

 アンディ・ハウソンの直前欠場により組まれた寺戸のエキシビジョンマッチ。ランバーが高速の左ミドルや、寺戸のパンチを軽々とスウェーでかわす動きで盛り上げた。寺戸は終了後マイクを持つと「ハウソン選手には再戦してもらいたい」と話した。


第6試合 セミファイナル 60kg契約 3分3R(延長1R)
○青津潤平(NPO JEFA/J-NETWORKライト級1位)
×水谷秀樹(スクランブル渋谷/RISE FLASH to CRUSH Tournament '06王者)
判定3-0 (朝武29-28/勝本30-28/豊永30-29)

 青津は下がりながら前蹴りを当てつつ、1分足らずで左フックでダウンを奪う。水谷のダメージは大きく、このまま青津が圧勝かというムードになるが、水谷はじわじわと独特のリズムでペースをつかみ、ローと膝をヒット。青津はホールディング多用とみなされ2Rと3Rに警告を受け、完勝とはならなかった。


第5試合 55kg契約 3分3R(延長1R)
○瀧谷渉太(桜塾/元全日本バンタム級1位・2007全日本新空手K-2軽量級王者)
×那須儀治(興気塾/元全日本バンタム級5位・2004全日本新空手K-2軽量級王者)
2R 2'28" KO (3ダウン:パンチ連打)

 序盤から那須が打ち合いを仕掛けたが、瀧谷がサウスポーからの左ミドルと左フックのヒットを増やすと、1R後半からは主導権。顔面狙いの右の前蹴りも度々ヒットさせつつ、2R中盤に左飛び膝蹴りで最初のダウンを奪取。那須は鼻から出血し、最後は瀧谷がパンチ連打で立て続けにダウンを奪って完勝した。


第4試合 65kg契約 3分3R(延長1R)
○渡部太基(藤原ジム/元全日本ライト級10位)
×笹谷 淳(P.O.D./J-NETWORKウェルター級1位)
判定2-0 (豊永29-28/朝武29-29/芹澤29-28)

第3試合 60kg契約 3分3R
×宮田隼児(キックボクシングアカデミーROOTS/2008全日本新空手K-2軽中量級王者)
○遠藤大翼(和術慧舟會駿河道場)
判定0-2 (29-29/29-30/29-30)

第2試合 55kg契約 3分3R
×坪井悠介(斬刃拳/K-1甲子園2008中部地区準優勝)
○洋センチャイジム(センチャイムエタイジム
判定0-3 (28-30/29-30/29-30)

第1試合 65kg契約 3分3R
○小川貴広 (青春塾)
×わた丸@シグナム(P.O.D.)※鈴木わたる 改め
判定3-0 (29-27/30-28/29-28)

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