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那須川天心、飛び膝でTKO勝ち。勝次、前口太尊との死闘制す:8.20 大田

KNOCK OUT vol.4
2017年8月20日(日) 東京・大田区総合体育館
 那須川天心は元ルンピニー&ラジャ王者の35歳・ウィサンレックと対戦。2Rに2度のローブローで苦しむも、3Rに「狙っていた」という左の飛び膝で顔面を切り裂きTKO勝ちした。初代ライト級王座決定トーナメント準決勝では勝次が前口太尊との死闘を制し5R TKO勝ち。森井洋介、宮越宗一郎、重森陽太、不可思、小笠原瑛作も勝利し今後につなげた。
  レポート&写真:久保与志 (※勝者の談話は一夜明け会見で収録)


第7試合 メインイベント 55.5kg契約 3分5R
○那須川天心(TARGET/ISKAオリエンタル世界&RISEバンタム級(-55kg)王者)
×ウィサンレック・MEIBUKAI(タイ/元ルンピニー認定フライ級&バンタム級王者、ラジャダムナン認定バンタム級王者)
3R 2'45" TKO (ドクターストップ:飛び膝蹴りによる目尻のカット)

 1R、開始15秒あたりまでは互いに相手の様子を伺ってほとんど手を出さず。那須川はリードを差しつつ、飛び込んでの左ストレート、顔面への前蹴りと鋭い攻撃を放っていく。ほとんどリターンもしないウィサンレックだが、那須川のスピードにはしっかり反応してパンチをブロックし、ステップインのタイミングに合わせて肘打ちを狙う。記者採点は10-9で那須川。オープンスコアも3者共に那須川につける。



 2R、タイミングを計りつつ右ミドルを出し始めたウィサンレックに対し、那須川は強烈な左ボディで腹をえぐり、そこから顔面にパンチをまとめる。那須川はパンチに加え、左ハイ、ミドルも狙っていくが、ウィサンレックは蹴りを肘でブロックし、パンチをまとめられても顔面のガードは崩さない。ウィサンレックの前蹴りが下腹部に入ってしまい中断。再開後、今度はウィサンレックの低い右ローがまともに下腹部にヒットし、那須川は悶絶してしゃがみこむ。立て続けのローブローでウィサンレックにレッドカードが出され減点1が課される。再開後、左ストレートで飛び込んだ那須川にウィサンレックは縦肘を合わせる。記者採点は10-8で那須川。オープンスコアは2者が10-8、1者が10-9で那須川。



 3R、セコンドの指示に従ってひたすらカウンターの肘狙いに徹するウィサンレックだが、那須川がスピードあるコンビネーションをまとめると、笑顔を見せながら肘で応戦して闘争心とプライドを垣間見せる。那須川はウィサンレックのブロックで左足を痛めたか?蹴りがほとんど出なくなるが、左右のボディからパンチをまとめ、足払い気味のローでウィサンレックのバランスを崩す。パンチではウィサンレックのブロッキングを崩しきれなかった那須川だが、左の飛び膝でウィサンレックの目尻をカット。ドクターチェックから1度は再開されるもかなり傷が深く、再びチェックが入るとすぐにストップがかかり、那須川がTKOで勝利した。



 那須川は「ちょっと自分らしくない終わり方というか、こっからだと思ってたんですけど。狙ってた顔面膝が入って、それで切って勝つという新しい勝ち方も出来たんでまあ良かったかなと。皆さん的にはすっきりしない勝ち方かもしれませんがどうですかね?(場内は歓声)でも、こういう素晴らしい舞台で、満員の中でこうやってメインを張れることは嬉しいことです。僕は戦うことが使命だと思っています。皆さんが望むなら、どんな短いスパンでも激しい試合をして、誰とでもやります」とマイクアピール。最後は「KNOCKOUT最高!」という一言で締め、リングを降りると四方のファンにハイタッチする心配りも見せてメインイベンターとして責務を果たした。



◆那須川
 すっきりしない勝ち方でしたけど、久々に凄い試合で、色んな技術の攻防ができて、緊張感があって楽しかったです。肘で絶対来ると思っていて、慎重になり過ぎた面もありました。苦戦したとも思われたと思うんですけど、全ラウンド取れて圧勝だったと思います。向こうは肘一発で考えていたんでしょうね。全然攻撃して来なくて、なかなか噛み合わなかったですけど、そういう相手にKOで勝てて良かったです。
(左目の周りが腫れているが?)肘をもらいました。今までは試合で腫れることが無かったんで、戦ったみたいに見えるんで良かったと思います(笑)
(肘有りならではの緊張感があった?)肘が有る無いで違いましたね。切られたら終わりじゃないですか。駆け引きが今まで以上でした。今回の自分のテーマは右で、ジャブを打ったりアッパーだったり、今までにない引き出しが出せたと思います。



(顔面への膝は狙っていた?)アゴを狙うとガードが堅いので、顔面を切ろうと思いました。あんなに切れるとは思わなかったです。10何針で。
(ローブローの影響は?)タイではあれが当たり前でしょうけど、痛かったですね、前蹴りはファウルカップがズレて挟まって痛かったです。2発目はもろに直撃して、時がちょっと止まりましたね(笑)。そこでムキになったら相手の思う壺なんで、冷静に戦いました。
(小笠原瑛作の対戦要求について)向こうもKNOCK OUTでずっとKOで勝っているので、もうやっていいと思いますね。強い選手とやれるので楽しみです。2週間後のISKAのタイトルマッチでしっかり勝ってくれれば、やってもいいかなと思います。
(今回は節目となるキック20連勝です)この間のRIZIN(MIXルール)は加算されないんですかね?30連勝とか40連勝とかを目指したいです。



第6試合 KING OF KNOCK OUT 初代ライト級王座決定トーナメント準決勝 61.5kg契約 3分5R(延長1R)
○勝次(藤本ジム/新日本キック日本ライト級王者)
×前口太尊(PHOENIX/J-NETWORKライト級王者)
5R 2'31" TKO (レフェリーストップ:右ストレート)

 1R、右ロー、左ミドルを蹴りながら、距離を詰めて右のオーバーハンドを狙う前口に対し、勝次は前蹴りを駆使して距離を保ちながら、カウンターの機会を伺う。前口が右クロスからバックブローを狙うが、勝次はこれをかわして右ストレートをヒット。そこからパンチをまとめていく。記者採点は10-10、オープンスコアも3者10-10のイーブン。



 2R、前口が右ストレートを浅くヒットさせ、詰まって首相撲になると勝次を押し倒していく。勝次はカウンターで右のスーパーマンパンチ、右ハイを狙うが、前口も反応してブロッキングで防ぐ。勝次のカウンターを警戒しつつプレッシャーをかけ続ける前口だが、終了間際に右ストレートに合わせて勝次が右ハイをクリーンヒットしてダウンを奪う。記者採点は10-8、オープンスコアも3者共に10-8で勝次。



 3R、パンチで前進し、首相撲から倒していく前口。肘もしくはバッティングがあったか、勝次が左目尻をカットしてドクターチェックが入る。再開後、カットされた勝次がパンチで仕掛け、前口も応戦して激しい打ち合いに。両者手を止めずに打ち合うが、正確性ではやや勝次が上回っているか。記者採点は10-9で勝次、オープンスコアは10-9、9-10、10-10と3者3様に。
 4R、前口は圧力をかけ続けながら、右ボディストレートを多用して勝次の足を止めにかかる。これで勝次は動きが鈍り始めると、前口が右ストレートをクリーンヒットしてダウンを奪い返す。好機が訪れた前口はラッシュを仕掛けるが、勝次は下がらされながらも右ストレート、右ハイを返し、カウンターで左ハイをヒットして前口をぐらつかせる。記者採点は8-10、ここまでのトータルスコアは38-37で勝次。オープンスコアは3Rまでだが、3Rが割れていたため、ここまでの採点はおそらく1-1のドローとなっている可能性が高い。


 白熱した展開で迎えた最終R、前口が距離を詰めて打ち合いに誘い、勝次も応じて凄まじい乱打戦に。互いに手を止めずに打ち合うノンストップの攻防に、場内は興奮のるつぼと化す。異様な熱気に包まれた中での打ち合いが続くが、その攻防の最中でも冷静かつ的確にカウンターをヒットさせていく勝次のクレバーさが際立つ。次第に勝次が有効打を重ねてダメージを蓄積させていき、右ストレートで顎を打ち抜いて前口が大きくぐらつく。



 フラフラになって吐血しながらも、ダウンを拒み膝はつかなかった前口だが、足元が覚束ない様子を見てレフェリーがスタンディングダウンを宣告。前口が何とかファイティングポーズを取って試合は再開されるが、勝次が右ストレートから飛び膝、そして再び右ストレートを叩き込んでダウンを奪い、互いに死力を尽くした激戦に終止符を打った。



◆勝次
 途中バッティングを食らって。肘と違って凄く痛いんですよ。レフェリーには肘と言われましたけどバッティングです。止められたら終わりと思ったらアドレナリンが出て。アドレナリンが出ると血って止まるらしいんですよ(笑)。前口選手も人生を賭けているというか、気迫を感じて、僕も気持ちを全部出して戦いました。

(2Rにダウンを取った右ハイは?)作戦を練って穴を研究して、100パーセント当たると思いました。パンチ力は警戒していたほどでは無かったですけど、微妙に距離を変えたり、相手によって戦い方を変えられる選手と感じました。やりにくかったです。
6月のトーナメント一回戦の不可思戦に続いて2試合連続で激闘となったが?)大反響ですね。次はメインイベントですか?(隣の小野寺力プロデューサーを見ながらプレッシャーをかける)
(地元の応援団の声援が大きかったが?)同門の緑川も同じ蒲田に住んでいるんで、合わさっての大声援でした。5Rはこのまま行ったら負けると思ったんですけど、観客の声援にパワーをもらえました。
(決勝は?)勝ったほうとやるしかないんで。決勝は盛り上がると思います。もちろん優勝します。


第5試合 61kg契約 3分5R
○森井洋介(ゴールデングローブ/全日本スーパーフェザー級王者)
×ジュ・ギフン(韓国/Bu gwang gym/韓国ライト級王者)
3R 0'49" TKO (レフェリーストップ:右アッパー)

 1R、相手の出方を伺いながら強烈な右ローを叩き込んでいく森井。ギフンは全くカットせずに何度も右ローを被弾するが、特に効いた素振りも見せない。見合う場面が多く、残り30秒を切ってようやく少し打ち合うもクリーンヒットなくラウンドを終える。記者採点は10-9で森井。



 2R、なおも右ローを蹴り続ける森井だが、ギフンは蹴り足をキャッチしての右フックを狙い始める。このラウンドも見合う場面が多く膠着状態が続くが、ギフンが飛び膝で目の上をカットして森井にドクターチェックが入る。これでスイッチが入ったか、森井は再開と同時に猛然とラッシュを仕掛ける。ギフンを青コーナーに釘付けにして連打を浴びせ、ゴング後のレフェリーが両者を分けた後にも痛烈な右フックを叩き込んでしまうが、レフェリーから注意、減点はなく、ギフンは足元がふらついている。記者採点は10-9で森井。
 3Rも開始から森井がラッシュを仕掛け、ギフンは何度も顔面にパンチを被弾するも、タフネス振りを発揮してダウンは喫せず。挑発するようにノーガードでパンチを受けるギフンに、森井は一度息を入れて左ボディでギフンの体を丸め、右アッパーを突き上げてダウンを奪う。尻餅をついたギフンは何とか立ち上がるが、ダメージを鑑みてレフェリーが試合を終わらせ森井がTKO勝ちを収めた。



◆森井
 相手どう来るかわからなくて慎重な1Rになりましたけど、膝で切られた後は吹っ切れて倒しに行けて、倒せてよかったです。会見でも相手が「3RでKOする」と言ってて、「この野郎、絶対3Rで倒してやる」と思いました。
10.4 後楽園に延期された町田光とのライト級王座トーナメント準決勝に向けて)やっと準決勝なんで(苦笑)、爆発します。去年3月に町田選手とは微妙な試合をしてしまったんで、はっきりわかる決着をつけます。
(先に決勝に進んだ勝次について)あれだけの試合をして勝って凄いなと思いました、僕は次に町田選手とやるんですけど、変な判定決着になったら(勝次の)勢いに飲まれちゃうんで、次しっかり、KO決着して、僕も勢いに乗って決勝に進みたいです。
(勝次の決勝進出は予想していた?)不可思と勝次の一回戦の勝ったほうが上がって来ると思っていました。
(不可思が対戦を希望しているが?)予定詰まっているんで、何か“お土産”を持ってきてもらえたら。


第4試合 70kg契約 3分5R
×緑川 創(藤本ジム/元新日本キック日本ウェルター級王者)
○宮越宗一郎(拳粋会/WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーウェルター級王者)
判定0-3 (48-49/48-49/48-49)
※5R左フックで緑川に1ダウン

 1Rは互いにジャブ、ローでの探り合いが続き、緑川が時折ショートレンジから手数をまとめるも攻勢とまではいかず。2Rは宮越が左リードから右ロー、右ストレートから返しの左フックのコンビネーションで流れを作り始めるが、残り30秒で緑川も右フックをヒットさせて反撃する。ここまでの記者採点、オープンスコア共に20-20。
 3R、緑川が左ボディ、右クロスのコンビネーションで攻勢に出る。宮越も左ジャブを差しつつ右ミドルをヒット。ラウンド終盤に緑川が左フックを当てて少しぐらつかせると、宮越もパンチで応戦する。記者採点は10-9で緑川、オープンスコアも3者緑川につける。



 4R、宮越はジャブを突きながら前に出て右ハイを連発する。緑川はロープを背負わされる場面が増え、少し苦しい状況に。残り1分を切って両者手数を増やすが、大きな有効打となる攻撃はない。記者採点は9-10で宮越、ここまでのトータルスコアは39-39でイーブン。
 5R、宮越がジャブから低い左ミドルで圧力をかけていく。緑川は後退し、宮越はさらに右ハイをヒット。ショートレンジでの打ち合いに。宮越が耳から出血してドクターチェック。再開後も打ち合いとなり、終了間際に宮越の左フックで緑川がダウン。記者採点は8-10、トータルスコア47-49で宮越。判定は0-3、終了間際にダウンをもぎ取った宮越が逆転で勝利した。

◆宮越
 残り3秒でダウンを取って逆転勝ちでしたけど、次の(目標の)T-98選手につなげられて良かったです。作戦はローで攻めながら肘で切ろうと思っていたんですが、緑川選手が想像していた戦いじゃなくて、見合う部分がお互い多くなって、3Rぐらいでこのままじゃヤバいと察して、アグレッシブに行きました。最後、緑川選手も前に出てくれたので、運も良かったと思います。
(もしT-98に勝っても年内引退という発言は撤回しない?)しないですね。


第3試合 59kg契約 3分5R
○重森陽太(伊原道場稲城支部/新日本キック日本フェザー級王者)
×村田裕俊(八王子FSG/NKBフェザー級王者)
4R 0'05" TKO (ドクターストップ:肘打ちによる額のカット)

 1R、立ち上がりから圧力をかけてくる村田に、重森は右ミドル、ローで応戦する。村田はかまわず前進して距離を詰めるが、ロープ際で重森が左フックをひっかけて体勢を入れ替えると、右ストレート突き刺してダウンを奪う。立ち上がった村田は変わらず前に出て左ロー、ミドルを蹴る。記者採点は10-8、オープンスコアも3者共に10-8で重森。



 2R、右フック、アッパーから左ローで押し込んでいく村田。重森は距離を潰されて蹴りを出せず、下がらされながらも首相撲から右肘を当てて抗戦する。村田はプレッシャーを緩めることなく、何度か右アッパーをヒットさせるなど先手で攻め続ける。記者採点は9-10で村田、オープンスコアは2者が10-10、1者が9-10で村田につける。



 3R、重森は右ミドルとハイを連打して距離を取り、村田が入ってくると肘打ちで迎え撃つ。村田はそれでも強引に距離を詰め左ローを入れるが、中盤過ぎに重森が右ストレートをヒットして少し効かせると、終了間際に左の縦肘をヒットしてカットに成功する。
 4R、大量のワセリンで傷を覆った村田陣営だが、傷は深くすぐにチェックが入ってドクターストップに。村田の圧力にやや苦しんだものの、重森がTKOで村田を下してKNOCK OUT初戦を勝利で飾った。

◆重森
 自分らしい動きができず反省でしたけど、興行が全員プロ意識が高くて、みんなで盛り上げようという必死さが入場のリハーサルの時から伝わっていたので、他の選手に負けないよう頑張りました。緊張しました。会場も大きいですし、リングが小さく感じました。あとリングが滑りやすかったですね。いつも(後楽園だと)しないんですけど、次からリングチェックします。
(村田の印象)やりにくかったですね。上半身が柔らかくて、距離感がわからなかったです。スタンスが広いんで前足中心に蹴ろうと思ったんですけど、パンチでダウンを取ったので、パンチで行けちゃうと思って、パンチに偏ってしまいました。
(今後戦いたい相手は)階級が違うんですけど、新日本キックは“打倒ムエタイ”が目標なので、ラジャダムナン王座を取った梅野源治選手とぜひやってみたいです。いい試合を続けて「重森とやってもいい」と言ってもらえるよう、目を付けてもらいたいです。
(KNOCK OUTでの試合はいつもと心境が違いましたか?)新日本の王者として、相手もNKBの王者ですので、協会同士ということを意識して、負けられないと思いました。
(大学4年生だが、就活は?)就活は終わりました。朝練も夜練もできる環境を整えて、正社員として雇ってもらえるので、社会人として頑張ります。製造業で、ベルトコンベヤでロボットをつないで人手不足を解消する仕事です。会社には「キックをやりたい」と伝えて、理解はちゃんとお互いできています。


第2試合 64kg契約 3分5R
○不可思(クロスポイント大泉/RISEライト級(63kg)王者)
×茂木俊介(ゲオサムリットジム)
4R 0'35" TKO (タオル投入:右ローキック)

 1Rから不可思がブロッキングで茂木の攻撃をいなしつつ、左ジャブと右ローでヒットを重ねていく。
 2Rもジャブ、ローでじわじわと削ると、右フックから飛び膝、さらにパンチのラッシュで茂木を追い詰め、ふらついたところに右ローを痛打してダウンを奪う。
 3R、茂木は左フックを振るって前に出るが、不可思はブロックしつつ首相撲から何度も茂木を転倒させる。ラウンド後半には不可思が右ローを連打して茂木は棒立ちに近い状態になるが、逆転のカットを狙って肘打ちを振るう。
 4Rも茂木が左肘を振るって前進するが、不可思は冷静にジャブで距離を取ると、痛烈な右ローを連打。崩れるように茂木がダウンを喫するとセコンドからタオルが投入。不可思が17歳の新鋭相手に力量差を見せつけTKO勝ちを収めた。



◆不可思
 昨日は若手を相手に当たり前の結果を出せて安心しています。ROAD TO KNOCK OUTでの(茂木と)中尾満選手との試合を見て、基本に忠実と思いましたけど、実際向かい合って、思ったより大丈夫だなって思って、2Rからリラックスしてやれました。いつも行きすぎちゃってダウンするんで、冷静に戦いました。
(ライト級から体重がスーパーライト級相当に戻った影響は?)減量し過ぎるのは良くないですね(苦笑)。でも面白い話があればやりたいです。森井選手とやりたいとずっと思っていて、魅力を感じています。
(ROAD TOで中尾にKO勝ちした金原正徳が不可思戦に意欲的だが?)名前出してもらえるのは単純にうれしいですね。世界のトップで戦っているMMAの選手で、中尾戦を見ても一流だと感じたんで、いつでもやる気持ちです。でもMMAの選手が片手間でキックボクシングをやれると思われるとナメられるんで、「MMAに集中しておけば良かった」と思わせるぐらいの試合をして倒したいです。


第1試合 56.5kg契約 3分5R
○小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/REBELS 52.5kg級王者)
×ファン・ヒョシク(韓国/Jung woo gym)
2R 0'42" TKO (レフェリーストップ:左肘打ち)

 1R開始すぐから小笠原が奥足への左ローをヒットさせ、ヒョシクは全くカット出来ずにすぐに効かされてしまう。足の止まったヒョシクに小笠原はパンチの連打から左ローでダウンを奪い、再開後もパンチでたたみかける。
 何とか2Rまで耐えたヒョシクだが、小笠原が左ストレートとローで攻め込み、左肘の連打を浴びせると力なくダウン。レフェリーが試合をストップし、小笠原がTKOで勝利した。



◆小笠原
 反省点が多かったですけど、大会の1試合目でプレッシャーのある中、KO勝ちで会場を暖められたと思います。
(ファン・ヒョシクの印象)思ったより気持ちの強い選手で、もうちょっと見て来ると思ったら1Rから前に来て、焦った部分もあります。
9月6日のREBELSでのISKAタイトルマッチに向けて)蹴った足が少し痛いぐらいで、2週間後は問題ないと思います。
(7連続KO勝ちの心境は?)結果としてKOにつながっているので、うれしいですけど、これからも狙わず、最終的に倒せたらと思います。
(試合後は12月の那須川天心戦を希望していたが?)会長や小野寺さんや大人の皆さんに任せたいですけど、いつやってもいい自信もあります。
(以前は那須川戦は慎重だったが?)前回ワンチャローンに勝って、今回もインパクトある試合を見せて、周りも少しずつ天心戦が見たいという声が増えてきたと思うので、そろそろやってもいいと思っています。


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