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宮元啓介、復活のTKO勝ち。-55kgトーナメント開催を熱望:5.10 渋谷

ROAD TO KNOCK OUT.1
2017年5月10日(水) 渋谷 TSUTAYA O-EAST
 昨年12月に旗揚げしたKNOCK OUTの新シリーズ大会がスタート。新選手発掘、本戦で負けた選手の再起戦が主軸で、旗揚げ大会で小笠原瑛作にTKO負けした宮元啓介が、SBの元王者・伏見和之に3R TKO勝ちすると、-55kgでのトーナメント開催を熱望した。同階級の那須川天心もエキシビションマッチで観客を沸かせた。
  レポート&写真:井原芳徳


第4試合 55.5kg契約 3分5R
○宮元啓介(橋本道場/WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーバンタム級王者/55.20kg)
×伏見和之(シーザー力道場/SB日本スーパーバンタム級(-55kg)2位・元王者/55.40kg)
3R 2'58" TKO (タオル投入:右ハイキック)

 宮元は昨年12月のKNOCK OUT旗揚げ戦で小笠原瑛作にTKO負け。本戦再登場目指しての戦いだ。
 1R、両者とも右ロー主体の蹴りの攻防が続くが、伏見が右ストレートで2度宮元をのけぞらせる。宮元のダメージは小さく、ジャッジは3者とも10-10とつける。なお、今回は実験的にオープンスコアリングシステムが採用された。



 2Rも伏見が左ボディと左ストレートの連打を決めたり、左の縦肘を当てたりと、随所で巧さを印象付けるが、次第に宮元の左ミドル、左ボディのヒットが増える。ジャッジ2者は宮元にポイントをつける。
 3Rも宮元はボディ狙いのミドルとパンチを当て続け優勢。伏見も左ボディを連打でお返ししたが、宮元は崩れずボディ狙いの攻撃を返し続けた後、終盤に差し掛かった場面で、伏見の頭をつかんで下げさせるような形で右の飛び膝をヒット。不意を打たれた伏見はダウンし、一瞬体が伸びる。伏見は立ち上がって10カウントギリギリでファイティングポーズを取るが、足元はおぼつかない。



 ここでストップでもいいぐらいの状態で、宮元が右ストレートを軽く当てて前に詰めると、伏見は簡単にスリップする。最後は立ち上がった伏見に、宮元が右ハイをクリーンヒットして2ダウン目を奪った後、伏見陣営がタオルを投入し試合を終わらせた。

 見事TKO勝ちを果たした宮元は「良かった。入場して、思った以上にお客さんめっちゃ近いから、飲まれそうになっちゃって、1R動き悪くてヤバいなと思ったんですけど、なんとかKOで勝てて良かったです」と安堵の表情を浮かべる。イベントのフィナーレのため、この日エキシビションマッチを行った那須川天心もリングに登場。すると、1年前に那須川にKO負けしている宮元は、那須川も意識した様子で、KNOCK OUTの小野寺力プロデューサーに対し「ライト級のように、55kgのトーナメントをやるなら出させてください」とアピールした。小野寺氏は「色々やらないといけないことがありますけど、必ずやります」と、すぐではないが将来的に開催する意向を示すと、宮元は「去年の僕とは違います。トーナメントに出れば絶対に面白くなります」と力強く語った。




スペシャルエキシビションマッチ 3分1R
―那須川天心(TARGET/TEPPEN GYM/ISKAオリエンタル世界&RISEバンタム級(-55kg)王者)
―石井弘樹(藤本ジム/元ラジャダムナン認定スーパーライト級王者)
勝敗無し

 梅野源治と並ぶKNOCK OUTの2本柱、那須川がエキシで登場。相手は那須川の動きを体感したかったという、KNOCK OUTの中継の解説者でもある石井氏が務めた。



 石井氏は那須川を真似てのトリケラトプス拳ポーズや、町田光のような居合ポーズで笑いを取る場面もあったが、現役時代を思い出させるスピードのある右ミドル、右ストレートを当てて観客をどよめかせる。だが那須川は左の前蹴りで石井氏を吹き飛ばすと、本家トリケラトプス拳を披露し返し、そこから首筋狙いの回転蹴りをヒット。その後も多彩なパターンでパンチ、蹴りを当て続け、10日後のRISE後楽園大会でのISKA王座防衛戦に向けて上々な仕上がりぶりを印象付けた。



 那須川は「石井選手、引退したと思えないキレがあって、試合前のいい練習になりました。石井選手、いつ復帰されるんですか?それぐらいいい経験になりました」とマイクを持ってコメント。石井氏は「本当について行けなかったです。さすが天心君でした。凄さを改めて実感しました。この経験を解説で役立てたいです。これからも神童・那須川天心に期待してください。この素晴らしいKNOCK OUTをこれからもお願いします」と満員の観客にアピールした。


第3試合 63.5kg契約 3分5R
△中尾 満(エイワスポーツジム/元新日本キックライト級暫定王者/63.40kg)
△茂木俊介(ゲオサムリットジム/63.40kg)
判定0-1 (大成49-49/大村49-50/北尻48-48)

 タイを主戦場とする16歳の茂木俊介と、50戦以上のベテラン中尾の一戦。1R、茂木が右ロー、左ミドルを積極的にヒット。中尾も数では劣るが右ロー、右ストレートを返し、はっきりとした差がつかないため、ジャッジ3者とも10-10とつける。
 2R、中尾が右肘、右ストレートを序盤に当てて先手。茂木も終盤に左右のボディフックを当てつつ、顔面にパンチをつなげて挽回するが、ジャッジ1者は中尾にポイントをつける。3Rも中尾が随所で右ストレートをヒット。茂木も左テンカオ、左ジャブを返すが、ジャッジ1者は中尾につける。



 だが4R、茂木は圧力を強めると、採点基準を意識してか?パンチ主体に切り替え、左ボディ、左フックをヒット。中尾はロープを背負う時間が長くなり、茂木は右ロー、ミドルも強打して中尾を追い詰め、ようやくジャッジ2者が茂木にポイントをつける。
 最後の5Rも茂木がこの流れを維持し、左肘をヒットすると、中尾は眉間から出血。ドクターチェックが入り再開すると、中尾は首を前に振って茂木を挑発しながら打ち合いに応じる。茂木は左肘を度々当てるが、中尾も右ストレートを返して茂木をぐらつかせる場面も。判定の結果はドローとなったが、両者ともKNOCK OUT本戦出場に向けて十分アピールできる試合内容だった。


第2試合 女子48kg契約 3分3R
△田嶋はる(アクティブJ三軒茶屋/reversaL Gym OKINAWA CROSS×LINE/WPMF世界女子ミニフライ級王者/47.40kg)
△小林愛三(NEXT LEVEL渋谷/ムエタイオープン女子フライ級王者/47.60kg)
判定1-1 (大成29-30/岡林29-29/北尻30-29)

 田嶋は07~10年にJ-GIRLSのエースとして活躍した選手で現在33歳。田嶋を育てた牧裕三氏が現在指導しているのが21歳・7戦無敗の新鋭・小林だ。この試合はKNOCK OUTでは初の女子戦。女子では危険視されがちな肘打ちに関しては両者の合意があった場合のみ有効で、今回は肘有りとなった。
 1R、小林が圧力をかけ、右ローをコツコツと当て、中盤過ぎからは首相撲で田嶋を捕まえて右の膝を連打。左のテンカオも絡め、主導権を維持する。ジャッジは1者のみ小林にポイントをつける。



 2Rも小林が首相撲からの膝主体で主導権。途中、田嶋が右ストレートを当てて一瞬、小林をぐらつかせる。このラウンドのジャッジは三者三様で分かれる。これまでのKNOCK OUTの試合同様、はっきりダメージを与えたと印象付けるような膝蹴りでないと、ジャッジ全員からはなかなか評価してもらえない。
 3Rは小林が序盤こそ右肘、膝を当てて優勢だったが、少しずつ疲れが見えてくると、田嶋が左肘を連打して反撃する。小林は膝主体での攻めを崩さないが、2Rまでほどのヒット数には至らない。ジャッジの採点の合計は三者三様でドローとなった。

第1試合 55.5kg契約 3分3R
○加藤有吾(RIKIX/55.30kg)
×佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズ/香港WMC I-1 54kg級王者/54.80kg)
1R 2'17" KO (左ボディフック)

 加藤は昨年9月にデビューし3勝1敗。小野寺プロデューサーの弟子にあたる。佐藤はDEEPストロー級王者のカン・サトーの弟で4勝3敗。1R開始すぐから加藤が圧力をかけ、首相撲で離れ際に右肘をヒット。佐藤も変則のフックや左ハイを放ってくるが、加藤は右ストレートを効かせると、コーナーに詰めてからの左ボディフック一発で見事佐藤をKOした。

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