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All Japan Jr.Kick藤原敏男杯全国大会 レポ:4.15 台東

出でよ!桃太郎実行委員会 All Japan Jr.Kick 藤原敏男杯 全国大会
2012年4月15日(日) 東京・台東リバーサイドスポーツセンター
  レポート&写真提供:鈴木雄一郎


“キックの神様”藤原敏男氏が大絶賛!激闘の末に7人の桃太郎が誕生


「出でよ!桃太郎プロジェクト」の名称は、格闘技を通じて日夜稽古に励む子ども達に活躍の場を与えることで、童話の強くてやさしい桃太郎のような子どもを発掘する場にしたい、というコンセプトから名づけられたという。全国の地区予選から勝ち上がった”桃太郎候補”達が一堂に集結。王者クラスやトップランカー達が多数集まり、激戦が予想されるものとなった。

開会式では、大会の冠であり、”キックの神様”藤原敏男氏より祝辞が述べられた後、出場選手を代表して、大野海斗(立志会館堺道場)が選手宣誓を行った。


25kg級


この階級では、KOS・WINDY同級王座獲得経験のある田丸太樹人、M-1同級王者の小宮山怜虎が参戦。くじ引きの結果、両者はうまい具合に離れ、順当に勝ち上がれば決勝で王者クラス同士の対決が実現する。また、グローブ空手10連覇という驚異の記録を持つ伊山嵐翔、グローブ空手トーナメント準優勝の実績を持つ加藤真が参戦。トーナメント戦では魔物が棲むと言われ、波乱が起きることがよくあるが、伊山と加藤が初戦で敗れる波乱が起きた。準決勝に勝ち上がったのは、田丸太樹人、本田龍世、小宮山怜虎、中条天晴の4人。田丸が手数で圧倒して決勝へ進出。もう一つの山は、小宮山と中条の間で決勝進出者が決定する。両者は関東地区予選の決勝戦で対戦しており、この時は小宮山が勝利している。準決勝は予選の時と同様に小宮山が勝利し、決勝へと勝ち進んだ。決勝では、田丸と小宮山の東西対決となり、田丸が勝利。田丸が東西対決を制して九州地区初の優勝を飾った。


30kg級


ダントツの実績を誇る、ジュニア三冠王にして、MAジュニア軽量級のエース・安本晴翔が出場。M-1ジュニア二階級制覇の原田優音、TOP RUNトップランカーの羽手原弘凱、全日本グローブ空手3連覇の田河真羽が出場。左の山で原田と羽手原、田河と石井が激突、原田と田河がそれぞれ勝ち上がった。準決勝では原田が勝ち上がり、羽手原と田河のグローブ空手王者を撃破、ひと足先に決勝へと駒を進めた。右の山では安本が圧倒的な実力を見せて決勝戦進出を決めた。

決勝戦で、原田と安本が激突。両者は過去に何度か対戦経験があり、安本が勝ち越している。小刻みにステップを踏む原田に対し、前へ前へ距離を詰めてパンチやローで攻める安本。後半に安本が手数を増やし、安本が判定で勝利し、関東地区初の優勝を飾った。


35kg級


ジュニアクラス随一の強打の持ち主、高野草子がM-1ジュニア王座に続いて全国制覇に乗り出す。新空手・東北王者の佐藤晴希、TOP RUN王者の由良謙神、関西グローブ空手王者の坂本拓海、KOS王者の松本臣祐・政所椋、MAジュニア王者の甘中雄大が続々参戦。全階級を通じて、最も層が厚いトーナメント戦となった。各獲得タイトルの威信を賭けた一戦でもある。

準決勝に進出したのは、高野、政所、由良、甘中の4人。いずれも王者クラスだ。準決勝は高野vs政所、由良vs甘中というカードになった。王者経験者同士の一戦は、高野と由良がそれぞれ勝利し、決勝へと駒を進めた。決勝では、高野が得意のインファイトを仕掛けて手数を増やし、判定で高野が勝利。安本に続いて関東地区二人目の優勝を飾った。


40kg級


同級出場選手でダントツの戦績を誇る溝口達也が登場。初戦で小山北斗と対戦。小山が放ったミドルキックが溝口の腹に突き刺さり、溝口の腰が落ちる。溝口はローブローをアピールするが、レフェリーはこれをダウン宣告。これが決定的となり、北斗が溝口を破る金星を上げて準決勝へ進出。優勝候補最右翼の溝口が一回戦で敗れる波乱の幕開けとなった。TOP RUNのトップランカーの東巧樹、空手トーナメント優勝経験のある山本響己、切畑成人の4人が準決勝へと駒を進めた。決勝へと勝ち上がったのは東と山本となり、両者の間で優勝の座を争うこととなった。山本は北海道地区ただ一人の選手であり、最後の砦でもある。決勝戦は東が1RKO勝利し、関西地区初の優勝を飾った。


45kg級


藤原敏男杯の紅一点にして、優勝候補最有力の伊藤紗弥、M-1ジュニア王者の瀬野尾亜月、MAジュニア王者の岩浪悠弥、TOP RUNトップランカーの多根嘉輝、我武者羅学生選手権王者の児玉成世が参戦。半数が王者クラスというハイレベルな争いが予想される中、準決勝に勝ち上がったのは瀬野尾亜月、岩浪悠弥、松本角栄、伊藤紗弥の4人。瀬野尾vs岩浪の王者クラスの一戦は、岩浪が勝利し、決勝へと駒を進めた。一方、松本vs伊藤は、松本が勝利し、伊藤が敗れる大波乱が起きた。松本が大金星を上げ、岩浪が待つ決勝へと駒を進めた。キャリアで岩浪有利と見たいところだが、松本は準決勝で岩浪の倍近くの戦績を誇る伊藤から勝利を上げているだけに、キャリアの差は全く関係なさそうだ。決勝は岩浪が勝利し、関東地区で3人目となる優勝を飾った。同門の安本と共に橋本道場から2人目となる優勝者が誕生した。


50kg級


ジュニアクラスのパウンドフォーパウンド・那須川天心、M-1ジュニア二階級制覇の内野隼也、ドリームステージ優勝経験のある後藤錬弥、M-1九州同級トーナメント準優勝の朝久泰央、M-1ジュニアのトップランカーが参戦。那須川は一回戦、準決勝共に順当に勝ち上がり、決勝へと駒を進めた。別ブロックでは、内野が先に準決勝へと進出し、シード権を獲得していた林海斗と激突。キャリアと実績では内野が有利であったが、まさかの準決勝敗退を喫してしまう。ここで勝ち上がったのは林だった。内野を破る金星を上げ、那須川の待つ決勝へと駒を進め、両者の間で優勝の座を争うこととなった。決勝では、那須川が上下に揺さぶり、手数で圧倒し、2R終盤でTKO勝利。関東地区4人目となる優勝を飾った。


55kg級


開会式で選手宣誓を行った、全日本グローブ空手王者の大野海斗、K-3名古屋大会優勝の松岡翔大、一撃必殺のヒザを持つ末永勇一、M-1九州大会トーナメント優勝経験のある朝久裕貴、M-1ジュニアのトップランカーの谷中空が参戦。ジュニアクラス最重量クラスということもあり、パワーのぶつかり合いが予想される。

パンチャーの城戸良星、蹴りが冴え渡った大野海斗、得意のヒザとミドルで主導権を握った末永勇一、テクニックを駆使した松岡翔大が準決勝へ進出を決めた。城戸vs大野、末永vs松岡の間で決勝進出を争うこととなった。準決勝では、大野が蹴り技を、末永がヒザをそれぞれ活かして決勝進出を果たした。決勝では、大野がリーチを活かしたミドルとロー、末永はヒザとミドルをそれぞれ活かし、蹴りが中心となった。決勝は大野が蹴り勝ち、東に続いて二人目となる優勝を飾った。


藤原敏男氏の総括


どの試合も、子どもの成長が表れた素晴らしいものでした。特に決勝戦は、プロ顔負けの内容でした。プロ選手も子ども達の試合をじっくり見てほしいですね。今回が初めての大会でしたけれども、自信を持って大成功だったと言えます。来年もまたやります。みなさんの手で藤原敏男杯を盛り上げていきましょう。


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