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前田尚紀、終了間際のダウンで駿太に逆転負け:藤原祭り

Fujiwara Festival ~藤原祭り2010~
2010年12月1日(水) 後楽園ホール
 年末恒例・藤原祭りも今回で9回目。藤原敏男会長の愛弟子・前田尚紀がメインを務め、駿太と対戦し、気迫あふれるファイトで盛り上げたが、5R残り10秒を切ったところでまさかの逆転ダウンを喫し、僅差の判定負けに終わった。藤原あらしは元ラジャダムナン2階級王者相手に健闘したが、判定0-2で惜しくも敗れた。
  レポート:井原芳徳  写真:神谷渚


第10試合 メインイベント 58kg契約 3分5R
×前田尚紀(藤原ジム/WPMF日本スーパーフェザー級3位、元全日本フェザー級王者)
○駿太(谷山ジム/WMAF世界フェザー級王者)
判定1-2 (和田47-48/山根48-47/北尻47-48)



 1R、前田の独特のフェイントやステップに、駿太がかく乱されている様子。前田が右ロー、左の奥足狙いのローをはじめ、左ボディから左フックへのコンビネーションも決め、優位に試合を運ぶ。
 2Rに入ると前田の左右のフックのヒットが増え、中盤過ぎには左ローで駿太がぐらつくように。だが駿太は前田の猛攻をしのぐと、距離を詰めて右肘を当てて反撃。ピンチをうまく逃れる。
 3Rも駿太が距離を詰め、右ロー、右ストレート、右ミドルをヒット。前田も左ボディを時折返すが、2Rに有効だったローを出せなくなり、一転不利な流れに。
 4Rは互いにパンチを当て、一進一退の展開。駿太は右ミドル、前田は左ローを当てるが、相手の動きを止めるほどにはならない。
 5R、ゴングと同時に前田は残りの力を振り絞るようにパンチのラッシュ。しかし駿太が右ミドルを返すと、その勢いは落ちてしまう。中盤は駿太もパンチを返し、前田も左右のミドルを当て、ほぼ互角の状況。残り1分、所属ジムの主催興行で負けられない前田は、パンチの連打の猛ラッシュで駿太をダウン寸前まで追い詰めるが、防御が甘くなってしまい、残り5秒、右ストレートを放った際、相打ちのような形で浴びた右の肘打ちでまさかのダウン。今年1月のNJKFでの羅紗陀戦も5R残り15秒でダウンを喰らって負けてしまったが、今回も同様のパターンでの逆転負けとなった。


第9試合 セミファイナル スーパーフライ級 3分5R
×藤原あらし(バンゲリングベイ・スピリット/WPMF日本バンタム級1位、WBCムエタイ日本同級王者、元WPMF世界スーパーバンタム級王者)
○クワンピチット・13コインエクスプレス(タイ/元ラジャダムナン・フライ&Jrフライ級王者)
判定0-2 (北尻48-48/少48-50/山根48-50)

 サウスポーのあらしに対し、クワンチピットはロープを背負いつつ、度々右のミドルをあらしにヒット。あらしも左のインローや左ボディストレートを返すが、なかなか思うように攻略の糸口をつかめない。
 3Rに入ると首相撲の展開が増えてくるが、あらしはほぼ互角に渡り合う。相変わらず右ミドルはもらい続けるものの、直後に左ミドルを返したり、飛び込んで左ストレートを当てたりと、着実に攻撃を返す。



 だがクワンチピットは4Rになっても体力が落ちず、首相撲になると左の膝蹴りのヒットを3Rよりも増やすように。肘やローも当て、若干押し気味に試合を運ぶ。
 さすがに5Rになると疲れの見えてきたクワンチピットだが、あらしの左膝や肘をもらった後も、クリンチでうまく誤魔化して悪印象を与えず。あらしは健闘したものの、元王者の牙城を崩すことはできなかった。


第8試合 WPMF日本ヘビー級王座決定戦 3分5R
○KOICHI(バンゲリングベイ・スピリット/WPMF日本ヘビー級1位、M-1ヘビー級王者)
×天田ヒロミ(デジタルスピリッツ/WPMF日本ヘビー級2位、HEATキックルールヘビー級王者)
判定3-0 (山根50-48/北尻50-47/少50-48)
※KOICHIが初代王者に

 天田は得意のボクシングを活かした左ボディや左右のフックを前に出てヒット。KOICHIは時折苦しそうな表情を見せながらも、パンチとローを返し続け、2Rはジャッジ1者からポイントを獲得する。その後も前進する天田に、下がりながらもローと右フックを着実に返し、ポイントをコツコツと稼ぎ判定勝ち。M-1に続き、WPMF日本タイトル奪取に成功した。



第7試合 WPMF日本ミドル級王者決定戦 3分5R
×我龍真吾(ファイティングマスター/WPMF日本ミドル級1位、M-1ミドル級王者)
○小又大貴(エスジム/WPMF日本ミドル級3位、元NKBミドル級1位)
判定0-3 (和田46-50/北尻46-50/少45-50)
※小又が初代王者に

 1R、小又はタイ人のような動きでじわじわとペースを上げ、右ミドル、右ストレート、右肘等をヒット。ジャッジ1者からポイントを取る。2Rになると右ロー、左前蹴り、右肘と攻撃を散らしつつ、これまでほとんど出していなかった左肘をクリーンヒットさせ、我龍の眉間をカット。ドクターチェック後も右ローを効かせ、我龍をぐらつかせる。ジャッジ3者とも小又にポイントをつける。
 その後のラウンドは、我龍がノーガードで挑発するなどして必死に前に出るが、小又はのらりくらりとかわし続け、度々ローや肘をヒットし主導権をキープ。残り3ラウンドのポイントを全て取り、初のタイトル奪取に成功した。



 試合後マイクを持った我龍は「突然ですが、報告があります。来年中に僕は引退します。来月かもしれないし、2月中かもしれませんし、何個もオファーをもらっていて、どの試合で引退かはわかりませんが、これまで声援ありがとうございました」と近いうちの引退を表明。「現役の動きができる内に若い奴を育てて、ジムからチャンピオンを出して、会場を盛り上げたいと思います」と引退後の夢を語った。


第6試合 WPMF日本フェザー級暫定王座決定戦 3分5R
○森井洋介(藤原ジム/WPMF日本フェザー級1位)
×玲央[レオ](フォルティス渋谷/WPMF日本フェザー級3位・J-NETWORK 4位)
1R 2'55" KO (3ダウン:左ストレート)
※森井が暫定王者に



 1R、ローの打ち合いの後、森井の左ボディと左フックがヒット。玲央がぐらつくと、右フックでダウンを奪う。玲央は10カウント以内に立ち上がるもダメージは既に大きい様子で、ガードのすきまから右ストレートをもらうと2度目のダウン。最後はパンチ連打の後、左ストレートで森井がきっちり1R時間内に玲央をノックアウトした。暫定王座を奪取した森井は「来年2月に2位の長嶋(大樹)選手をKOで倒してちゃんとしたチャンピオンになりたい」と宣言した。



スペシャルプロレスマッチ
藤原敏男(藤原ジム/元ラジャダムナン・ライト級王者)&初代タイガーマスク
藤原善明&ザ・グレートサスケ
ゲスト:Little Tiger(F・TEAM TIGER/J-GIRLSアトム級王者)、天龍源一郎




第5試合 肘無し 73kg契約 3分3R(延長1R)
○クンタップ・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/M-1スーパーウェルター級王者)
×TOSHI(マッハ道場)
3R 0'24" KO (右ストレート)

 急遽参戦の総合ファイター・TOSHIは、左フックを当てるなど、1Rはクンタップをかく乱したものの、2Rに入ると左右のミドルとパンチを浴びて失速。3R開始すぐ、パンチラッシュで前に出たが、クンタップの右ストレートでダウンする。TOSHIは10カウントで立ち上がってファイティングポーズを取ったものの、WPMF日本ルールでは9カウント以内にファイティングポーズを取らないといけないため、KO負けとなった。


第4試合 77kg契約 3分3R(延長1R)
○寒川直喜(バンゲリングベイ・スピリット/M-1ライトヘビー級王者)
×銀次郎(ファイティングマスター/WPMF日本ミドル級5位)
4R 判定2-1 (山根10-9/北尻9-10/和田10-9)

 寒川は左ジャブ、銀次郎は右ロー主体で攻める展開が続いたが、2R終盤あたりから、銀次郎が接近戦でボディから顔面へとつなげるパンチの連打を決める場面が増えるように。若干押し気味に3Rを終えたが、ポイントにはつながらず延長へ。延長ラウンドも互いにパンチを当てる接戦となったが、寒川が苦しみながらも接戦を制した。


第3試合 ライト級 3分3R(延長1R)
×鈴木真治(藤原ジム/WPMF日本ライト級4位)
○宮越慶二郎(拳粋会/NJKFライト級1位)
2R 1'54" TKO (レフェリーストップ:左肘打ちによる額のカット)

 1Rは両者慎重な攻防が続いたが、2Rに入ると慶二郎の左肘がクリーンヒットし、鈴木は額を深くカット。その後、打ち合いで鈴木も右ストレートを当てて慶二郎をのけぞらせてチャンスを作ったものの、再び肘をもらってしまいレフェリーストップ負けとなってしまった。


第2試合 60kg契約 3分3R(延長1R)
×KING(土浦ジム/MA日本スーパフェザー級2位)
○勇鷹(インスパイヤード・モーション/NJKFスーパーフェザー級4位)
3R 2'10" KO (左フック)

 両者とも大振りのフックを威勢良く振り回す激しい試合となったが、正確さでは勇鷹。1Rに右フック、2Rに左飛び膝、3Rに左フックとダウンを奪い、最後も強烈なカウンターの左フックでKINGを撃沈。勝利後は雄たけびを上げて大喜びした。


第1試合 K-1ルール クルーザー級 3分3R
×大石 亨(日進会館/WPMF日本クルーザー級3位)
○ヤン・カシューバ(カナダ/バンゲリングベイ・スピリット/unit-K)
判定0-2 (少29-29/シーナ29-30/山根29-30)

 K-1時代よりすっきりした体型となった大石は、左ミドル主体の切れのある動きを見せていたが、2Rはカシューバの左フックのクリーンヒットを数度もらい劣勢。カシューバも3Rはスタミナが落ちて攻め切れなかったものの、キャリアで勝る大石相手にきっちり白星をもぎ取った。


クワンピチット・13コインエクスプレスクンタップ・ウィラサクレック
宮越慶二郎勇鷹ヤン・カシューバ


オープニングファイト第3試合 ウェルター級 3分3R
×金 統光(藤原ジム/WPMF日本ウェルター級9位)
○大竹将人(TARGET/WPMF日本ウェルター級7位)
判定0-3 (27-30/29-30/28-30)

オープニングファイト第2試合 ライト級 3分3R
×上杉武惟(藤原ジム/WPMF日本スーパーライト級8位)
○金澤元気(新宿レフティージム)
判定0-3 (28-30/28-30/28-30)

オープニングファイト第1試合 バンタム級 3分3R
○樋上慎也(インスパイヤード・モーション)
×竹原 廉(ヌンサヤームジム)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)

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