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日菜太がアラゾフ挑戦権獲得。村越優汰、K-1初戦は判定勝ち:12.27 後楽園

  • K-1
  • 更新・2017-12-27 (Wed)21:55
K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~SURVIVAL WARS 2017~
2017年12月27日(水) 後楽園ホール
 スーパー・ウェルター級王者・チンギス・アラゾフへの3.21 さいたまでの挑戦権争いは、日菜太が得意の左の蹴りで廣野祐を封じ判定勝ち。那須川天心とも2度戦った村越優汰がK-1プロ初参戦し、芦澤竜誠に判定勝ちした。西京春馬は2年前のK-1甲子園で勝っている椿原龍矢にリベンジを許した。
  レポート&写真:井原芳徳


第7試合 K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級(-70kg)次期挑戦者決定戦 3分3R(延長1R)
〇日菜太(クロスポイント吉祥寺/REBELS 70kg級王者/70.0kg)
×廣野 祐(NPO JEFA/元Bigbang&J-NETWORKスーパーウェルター級王者、元J-NETミドル級暫定王者/69.8kg)
判定2-0 (芹沢29-29/長瀬30-29/梅木29-28)

 日菜太と廣野は14年10月のREBELSでのREBELS 70kg級タイトルマッチで対戦し、日菜太が5R 判定2-1で勝利し同王座の2度目の防衛に成功している。
 その後、両者ともK-1に主戦場を移し、今年6月の第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント一回戦で、廣野はサニー・ダルベックに、日菜太はジョーダン・ピケオーに敗れた。トーナメント準優勝の城戸康裕はウェルター級に転向しており、日本人の上位2人はこの2人。揃って海外勢との対戦経験が豊富なことが主な理由で、挑戦者決定戦の出場者に選ばれた。勝者が来年の3.21 さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ大会で王者のチンギス・アラゾフに挑戦する。



 1R、お互いサウスポーに構え、左ロー主体の展開だが、日菜太が右ジャブを突きながら左ローを多く当て続け、若干優位に試合を運ぶ。
 2Rに入ると廣野が圧力を強め、クリンチが増えるものの、日菜太が随所で右ミドル、左ロー、左テンカオ等を当て続け主導権を維持する。ポイントにつなげるにはもう一押しが欲しい内容だ。
 3Rも廣野が前に出続け、クリンチの多い展開となるが、日菜太は突き放し、距離ができれば左ミドル、ハイを度々ヒット。ハイは特に説得力ある攻撃で、パンチの打ち合いではアッパーを当てて好印象を残す。



 結局、ジャッジ1者はドローとつけたものの、2者は順当に日菜太を支持。アラゾフへの挑戦権を獲得した日菜太は「来年の3月はK-1チャンピオンの日菜太と言えるように、死ぬほど努力するんで、僕の最後の挑戦を見に来てください」とアピールした。


第6試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R(延長1R)
×西京春馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Krush -58kg王者、K-1甲子園'15 -55kg優勝/57.5kg)
〇椿原龍矢(月心会チーム侍/K-1甲子園'17 -55kg優勝/57.2kg)※龍矢 改め
判定0-2 (長瀬29-29/梅木29-30/朝武29-30)

 西京と戦う予定だった大滝裕太が12月5日にバイクを運転中にトラックと接触事故を起こして負傷し欠場。椿原とは15年11月のK-1甲子園決勝で戦い、2学年上の西京が判定勝ちしているが、今回は足元をすくわれることに。
 1R、西京がサウスポー、椿原がオーソドックスに構え、お互いミドル、ローを打ち合う展開。ヒット数では椿原が少し上だが、西京も重みのあるインローを返し、まだ差は乏しい。パンチの打ち合いも互角だ。
 2Rも基本的に同じ構図。西京は詰めたいが、細かく体を動かす椿原をなかなか捕まえられない。西京の陣営からは「相手打ち終わりしか狙ってないから」という声が飛ぶ。
 3Rは西京が前に出て、左ミドルを当てる都度、椿原が右ストレートを返す展開が目立つ。手数はお互い上がり、終盤には少し椿原のパンチが目立ち、場内もどよめく。
 結局、最後の椿原の攻勢が鍵となり、椿原が僅差ながらも判定勝ち。リベンジに成功すると、ガッツポーズで大喜びした。




第5試合 スーパー・バンタム級(-55kg) 3分3R(延長1R)
〇軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/Krush -53kg王者/55.0kg)
×大岩翔大(チームYMC栃木/55.0kg)
判定3-0 (芹沢30-27/豊永29-26/朝武30-26)

 1R、軍司がオーソドックス、大岩がサウスポーに構え、軍司が圧力を強め、積極的にパンチとローを当てる。大岩も時折左フックを返していたが、終盤、軍司のボディ打ちが効き目を発揮し、下に意識が向いた大岩に右ストレートを当ててダウンを奪取。終盤にも右ストレートでダウンを重ねる。
 2Rも軍司が序盤に詰めてパンチを連打するが、大岩はブロックして耐えしのぐ。軍司は中盤にローブローをもらって一時休憩。再開後、ボディ打ちも絡めながら顔面につなごうとするが、少し倒そうと焦ってしまっている様子だ。



 3R、逆転を狙う大岩は最初から圧力を強め前へ前へ。軍司はローブローを引きずっているか?口で息をしてしんどそうで、回り続ける状態。ボディ打ちを当てるものの、大岩の勢いは止まらず、大岩は左ロー、左ストレートを随所でクリーンヒットし、最後まで逆転の可能性を残す。結局、軍司が逃げ切り勝利したものの、序盤のKOチャンスを逃してしまい、喜びの笑顔は無かった。



 休憩時間前後には3月21日の対戦が決まっている武尊と大雅がリング上でミット打ちを順番に披露。久保優太、野杁正明、武居由樹の3王者がトークショーを実施し、3月大会の必勝を誓った。
 武尊は「3月は過去最高に豪華カードですけど、僕が一番目立って、最高のKO勝ちを見せます。昨日までアメリカで練習に行き、吸収できることが色々ありました。見せたことのない技で倒せたらと思います。3階級制覇成し遂げます」とアピールした。大雅は「武尊選手に2回負けてて、今回が一番大切な試合になるので、絶対勝つので楽しみにしてください」と話した。





第4試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R(延長1R)
×芦澤竜誠(K-1ジム総本部チームペガサス/元INNOVATIONフェザー級王者/57.5kg)
〇村越優汰(湘南格闘クラブ/RISEフェザー級(-57.5kg)2位・元バンタム級(-55kg)王者/57.4kg)
判定0-2 (三浦29-29/芹沢29-30/長瀬29-30)

 村越はK-1のプロ初参戦(K-1甲子園は出場経験あり)。14年7月に前田浩喜に判定勝ちし、RISEバンタム級王者に。那須川天心に王座を奪われ那須川とは2戦2敗だが、昨年9月の再戦では5R判定まで持ち込み健闘した。ここ2年でも一刀、小笠原瑛作、 工藤政英、駿太といった王座獲得経験者に勝利し、那須川に敗れた以外は6戦勝利し、好調を維持。現在はフェザー級相当に階級を上げている。



 1R、村越はいつも通りサウスポーに構え、芦澤はオーソドックスで左回りで距離を取り、時折右ボディストレート、ミドルを当てる。村越も左ミドルをお返し。お互い慎重だが、緊張感が高い。
 2Rに入ると、村越の左ミドル、三日月のヒットがじわじわ増え、終盤には芦澤の顔がゆがむように。勢いづいた村越はミドル、左のテンカオを何発もヒットし続け、ダウン寸前まで追い込む。
 3R、村越は左ミドルを狙いすぎ、なかなか当てられずにいると、ポイントを取り返したい芦澤が前に出て、右ストレート、膝、ボディを返し、詰める場面が増える。だが村越も随所で左ミドルをお返し。ジャッジ1者は3Rの芦澤を評価し、底力が光ったが、2者は評価せず村越の判定勝ちに終わった。



 村越は「K-1デビュー戦でしっかり強さを見せるため、倒すつもりでしたが、情けない判定になりました。次はもっと強くなったところを見せて、倒せるところを見せます。また応援してください」と謙虚にアピールした。


第3試合 スーパー・ウェルター級(-70kg) 3分3R(延長1R)
×山崎陽一(K-1ジム・シルバーウルフ/Bigbangスーパーウェルター級王者/70.0kg)
〇和島大海(月心会チーム侍/69.8kg)
3R 2'06" KO (左飛び膝蹴り)

 1R、サウスポーの和島がテンポよく左インローを連打すると、山崎は少しぐらつき、和島は左ミドル、ハイも当て攻勢。山崎も右のパンチを返すが、手数が乏しい。
 2Rも和島が左ミドル、ローを当て、接近戦でもうまく膝と蹴りをねじ込む。山崎も返すが和島の勢いは止まらない。
 3R、和島は左ミドルとハイの連打を決めると、蹴りだけでなくパンチも効かせ、押せ押せの展開。最後は左ハイを連打した後、豪快な左飛び膝でダウンを奪う。山崎は立ち上がるも、10カウント以内にポーズを取らなかったため、豊永レフェリーはKOを宣告した。ベテラン食いに成功した和島は「スーパー・ウェルター級の星となるんで、これからも応援お願いします」とアピールした。





第2試合 ヘビー級 3分3R(延長1R)
〇杉本 仁(K-1ジム・シルバーウルフ/90.8kg)
×RUI(K-1ジム蒲田チームキングス/RISEミドル級(-70kg)7位・RISING ROOKIES CUP '14優勝/89.7kg)※花沢類 改め。リアルディールから所属変更
2R 0'44" KO (右ストレート)

1R、杉本がオーソドックス、RUIがサウスポーに構え、蹴り主体の攻防。RUIが長身を活かしたテンカオを当てるが、杉本も着実に右ローを効かせつつ、終盤には詰めて右フックを当てる。2RもRUIがテンカオを当てていたが、杉本は右ローを連打し、右ミドルと右ストレートを連続でクリーンヒット。不意を突かれたRUIはダウンしたまま立ち上がれず、杉本のKO勝ちとなった。




第1試合 スーパー・ライト級(-65kg) 3分3R(延長1R)
〇篠原悠人(DURGA/K-1甲子園'15 -65kg優勝/64.7kg)
×鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス/64.8kg)
判定2-1 (芹沢28-29/梅木30-28/三浦30-29)

 1R、サウスポーの鈴木が左ミドルを連打し、篠原がパンチ主体で、左ボディから右フックにつなげる場面も。
 2R、鈴木が左ストレートをきっかけにラッシュを仕掛けるが、膝蹴りがローブローとなり中断。ダメージが大きく、鈴木に警告が出される。再開後、鈴木がしばらく左ミドル、左ストレートを当てて攻勢となるが、篠原も終盤にパンチを当て返して挽回する。篠原はローをもらった左足を引きずり気味だ。



 3R、篠原が顔面とボディへのパンチ、鈴木が左ミドル主体で攻めるが、均衡は崩れないまま終了。ミドルとパンチの評価でジャッジが大幅に揺らぎ、篠原は判定勝ちを宣告されたものの、首を傾げ笑顔は無かった。


プレリミナリーファイト第2試合 スーパー・ライト級(-65kg) 3分3R
×眞暢(TEAM ONE LINK/64.8kg)
〇FUMIYA(ポゴナ・クラブジム/64.8kg)
1R 1'11" KO (右ストレート)

プレリミナリーファイト第1試合 ライト級(-62.5kg) 3分3R
〇“バズーカ”巧樹(菅原道場/62.4kg)
×竹内悠希(K-1ジムEBISU小比類巻道場/62.5kg)
1R 0'34" KO (左フック)

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