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ミルコ、WORLD GP初戦突破。梅野源治、K-1初戦は黒星:10.14 両国

  • K-1
  • 更新・2012-10-15 (Mon)00:53
K-1 RISING 2012 WORLD GP FINAL 16
2012年10月14日(日) 両国国技館
 新生K-1が3回目の大会にして日本で初開催。WORLD GPの一回戦8試合が行われ、ミルコ・クロコップ、上原誠、ヘスディ・カラケスらが12月26日にニューヨークで行われる決勝トーナメントにコマを進めた。ムエタイの聖地・ルンピニースタジアムの現役ランカー・梅野源治は、K-1ルールに初挑戦するも最終ラウンドにダウンを奪われ判定負けを喫した。
  レポート:井原芳徳  写真:久保与志


K-1 WORLD GP 2012 FINAL 16(トーナメント一回戦)


第13試合 3分3R(延長1R)
○ミルコ・クロコップ(クロアチア/クロコップ・スクワッドジム)
×ランディ・ブレイク(米国/アポロ・マーシャルアーツ)
判定2-0 (28-27/28-27/28-28)

 新生K-1はFEG体制時代のK-1と同じルールを採用。審判団から正道会館系の人脈は消えたものの、大成敦氏、岡林章氏、小川実氏、市瀬猛氏、和田良覚氏、豊永稔氏らおなじみの顔ぶれで、全員日本人だ。しかし判定の読み上げや選手のコールは全て英語。ローブローのインターバル時などに時折日本語のアナウンスはあったものの、米国のSpike TVでのネット中継を強く意識したコンテンツ作りとなっていた。



 日本でなじみの薄い選手が多く出場した中で、両国国技館で一際声援を浴びたのは、やはりメインイベンターを務めたミルコだった。おなじみデュラン・デュランのヒット曲「Wild Boys」で入場すると、会場は一気に湧き上がり、独特の緊張感に包まれる。

 1R、ミルコはサウスポーに構えて歩くようにプレッシャーをかけ、右のフェイントからの左フックや、左ミドル、左ハイを当てる。軽快なステップで回り続けるブレイクとの距離があり、十分捕まえきれないものの、ジャッジ2者からポイントを得る。
 2Rもミルコが左ハイを当てるなどして序盤から優勢。終盤にはブレイクがパンチで前に出たタイミングで右の前蹴りを腹に突き刺してダウンを奪う。



 だが3R中盤、スリップしたブレイクにミルコがパンチを落としてしまい、スタンドに戻って両者がグローブを合わせた後、ミルコが構える前にブレイクが右ストレートをクリーンヒットしダウンを奪取。場内はブーイングに包まれる。その後はクリンチが増え、ブレイクはこれ以上の攻撃は出せず。結局1Rに得たポイントが効き、ミルコの判定勝ちとなった。
 ミルコは3Rのダウンについて「ショックだったけど仕方ない。試合中なのだから、もっと用心すべきだった」と反省の弁。ベスト8のトーナメントに向けては「初戦の相手はまだわからないが、すぐ練習を再開したい」と話した。


第12試合 3分3R(延長1R)
×ポール・スロウィンスキー(ポーランド/ファインダース・ムエタイ)
○カタリン・モロサヌ(ルーマニア/ザ・カルパチア・デス)
判定0-3 (26-30/26-30/26-30)



 1R、開始すぐから、モロサヌがサウスポーで前に出て、左フックを主体としたパンチをヒット。スロウィンスキーは時折左右のハイキックを当てるが、モロサヌはひるまない。ジャッジ3者ともモロサヌにポイントをつける。
 2Rはモロサヌも勢いが落ち、ポイントは五分だったものの、3R開始早々に左フックでダウンを奪取。終盤にも左フックでダウンを奪い、大差をつけて完勝した。


第11試合 3分3R(延長1R)
○上原 誠(士魂村上塾)
×天田ヒロミ(デジタルスピリッツ)
判定3-0 (29-27/30-27/29-28)

 1R、得意のパンチを振り回してプレッシャーをかける天田に対し、上原は回って距離を取り続け、終盤に左ジャブをクリーンヒットして天田をぐらつかせる。
 2Rも同様のパターンで対処を続けると、中盤に天田がパンチを連打し終わった後、右ハイでなぎたおすようにしてダウンを奪うことに成功。ポイントで差を広げる。3Rは上原のクリンチが増え、天田が蹴りを織り交ぜながらパンチを当てて反撃したが、ダウンは奪えず時間切れ。上原が3年前に敗れた天田へのリベンジを果たした。




第10試合 3分3R(延長1R)
×シング“心”ジャディブ(インド/パワーオブドリーム)
○イスマエル・ロント [Ismael Londt](スリナム/スーパーコンバット)
判定0-3 (29-30/29-30/29-30)



 1R、プレッシャーをかけるロントを前に、ステップで回って慎重な出だしとなったシング。2R、ロントがバランスを崩した隙に、突き上げるような右膝とパンチの連打で追い詰め、ジャッジ1者から10-9のポイントを得るが、3Rはロントのパンチをもらってしまい失速。度々出した膝蹴りも不発に終わり、判定負けとなった。


第9試合 3分3R(延長1R)
○ヘスディ・カラケス(エジプト/ドージョー・チャクリキ)
×セルゲイ・ラシェンコ(ウクライナ/マイクスジム)
判定3-0 (30-29/30-28/30-28)

 カラケスはラシェンコのパンチを落ち着いてブロックし、右ロー、左ミドル主体の蹴りをコツコツとヒットし続けてポイントを稼ぐ。3Rも同様のパターンでじっくりと痛めつけると、右ハイをクリーンヒットして印象を良くし、判定勝ちを果たした。ダメージを最低限に抑えるホースト型のファイトスタイルは、最大3試合戦う決勝トーナメントでも生きそうだ。


第8試合 3分3R(延長1R)
×ザビエル・ビグニー [Xavier Vigney](米国/チーム・ブラック)
○ザビット・サメドフ(アゼルバイジャン/チヌックジム)
1R 1'48" TKO (タオル投入)

 24センチも長身のビグニーが相手だったが、サメドフは左のロングフックで2ダウンを奪い、最後もパンチの連打で試合を終わらせた。


第7試合 3分3R(延長1R)
○ジャレル・ミラー(米国/ヘンゾ・グレイシー・ファイトアカデミー)
×アーノルド・オボロトフ [Arnold Oborotov](リトアニア/KOブラッドライン)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)
※2R右ストレートでオポロトフに1ダウン


第6試合 3分3R(延長1R)
×ラウル・カティナス(ルーマニア/ドージョー・チャクリキ)
○ベン・エドワーズ(オーストラリア/ブルドッグジム・キャンベラ)
2R 2'25" KO (パンチ連打)


ワンマッチ


第5試合 61kg契約 3分3R
×梅野源治(PHOENIX/ルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級6位)
○イ・チャンヒョン [Lee Chanhyung](韓国/ムビジム/2011年MKF 60kgトーナメント優勝)
判定0-3 (28-29/28-29/28-29)



 1R、蹴り主体の梅野が左ミドル、左の奥足狙いのローを当てる。ジャッジ1者は10-9で梅野を評価するが、チャンヒョンのフックとアッパーを時折もらってしまう。
 2R、チャンヒョンは右ローも織り交ぜるようになり、パンチを積極的に出す。途中まで蹴り主体だった梅野は、次第にパンチで打ち合うように。ジャッジ2者は10-9で梅野にポイントをつける。



 3R序盤、梅野が右ジャブの連打から左ストレートにつなぐが、打ち終わりにチャンヒョンの右フックを浴び、腰から崩れ落ちダウンを喫する。梅野は立ち上がったものの、ふらついた状態が続く。パンチの打ち合いに勝負をかけ、時折左フックを当てたものの、ポイントで挽回ならず、まさかの判定負けとなってしまった。

 梅野は初のK-1ルールで、肘と膝を使わない戦い方はほぼ問題なくできていた。しかし、普段の5R制よりも短い3R制にも関わらず、蹴りを効かせようとするファイトをするうちに、パンチをもらい続けダメージが溜まってしまった。また、最近は打倒ムエタイ路線で、タイ人との試合が続き、今回のようにパンチ主体で前に出る選手との対戦が乏しかったことも敗因の一つだったといえよう。


第4試合 無差別級 3分3R
×サウロ・カバラリ [Saulo Cavalari](ブラジル/タイ・ブラジル)
○パヴェル・ズラフリオフ [Pavel Zuravliov](ロシア/Sevastpolムエタイ)
判定0-3 (28-30/28-30/28-30)

 前半のワンマッチで光ったのがズラフリオフ。2009年のK-1ソウル大会で、グーカン・サキに勝ったことがあり、K-1と提携しているスーパーコンバットのトーナメントで優勝実績がある。今回の試合では左フック主体でじわじわとカバラリを苦しめ、3R終盤には右フックでぐらつかせ、文句無しの判定勝ちを果たした。


第3試合 無差別級 3分3R
×ジャファル・アーマディ [Jafar Ahmadi] (イラン/大誠塾)
○ベンジャミン・アデビ [Benjamin Adegbuyi] (ナイジェリア/リスペクトジム)
1R 1'04" KO (左腕の負傷)

第2試合 無差別級 3分3R
△ジェームス・ウィルソン(米国/ファイトアカデミー)
△リック・ルーファス(米国/ルーファス・キックボクシングセンター)
判定1-1 (29-30/30-30/30-29)

第1試合 70kg契約 3分3R
○周 志鵬 [Zhou Zhipeng](中国/中国人民解放軍八一ボクシングチーム)
×森孝太郎(リアルディール)
2R 1'24" KO (左フック)

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