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名城裕司、クラウスら破り70kg日本トーナメント制覇:9.25 大阪

  • K-1
  • 更新・2011-09-25 (Sun)22:32
K-1 WORLD MAX 2011 -70kg Japan Tournament FINAL
2011年9月25日(日) 大阪府立体育会館第一競技場
 70kgトーナメントは一回戦で名城裕司がクラウスから金星を奪い、その勢いのまま勝ち進み初優勝。昨年大会一回戦の秒殺KO負けの無念を故郷の大阪で晴らした。
  レポート:井原芳徳

-70kg Japan Tournament FINAL


第2試合 1回戦(1) 3分3R(延長1R)
×アルバート・クラウス(オランダ/チーム・スーパープロ/K-1 WORLD MAX 2002 世界トーナメント優勝)
○名城裕司(国士会館)
判定0-3 (27-30/27-30/27-30)

 1R、名城がサウスポーに構え、時計回りで左ミドルとハイを当てるが、クラウスのプレッシャーが強く、右ストレートをもらってしまう。不利な状況が続いたが、終盤に左フックを当てるとクラウスの動きが止まり、名城は猛ラッシュ。ジャッジ3者からポイント10-9を得る。2Rに入るとクラウスも持ち直すが、1Rほどの勢いは無い。3Rになると接近してのパンチの打ち合いが増え、消耗戦となったが、残り10秒の拍子木の直後に名城の左ハイキックが炸裂し、クラウスがダウン。これで点差を大きく広げ、クラウスからまさかの金星を奪うことに成功した。


第3試合 1回戦(2) 3分3R(延長1R)
×中島弘貴(バンゲリングベイ・スピリット/K-1 WORLD MAX 2010 日本トーナメント準優勝)
○森田崇文(レーング東中野/RISEミドル級(70kg)王者)
判定0-3 (29-30/29-30/29-30)

 森田は11戦無敗で、7月にRISEのタイトルを奪取したばかり。レスリングをベースにした頑丈な体と豊富な体力が持ち味だが、漫画家志望で、このトーナメントで勝っても負けても引退することを公言している。中島もフィジカルの強い選手だが、森田が圧力で圧倒。1Rから左ミドルと左フックの手数で上回り、ハイキック、膝蹴りも当てて優勢。中島もパンチを振り回すが簡単に押し返されてしまう。決定打は乏しかったものの、森田が手数で上回り、3Rともジャッジ1者がポイントをつけて勝利。名城に続き番狂わせを起こした。


第4試合 1回戦(3) 3分3R(延長1R)
○山本優弥(Booch Beat/K-1 WORLD MAX 2009 3位)
×松倉信太郎(バンゲリングベイ・スピリット/K-1甲子園 2009 70kg級トーナメント優勝)
判定3-0 (30-28/30-28/30-29)

 両者は5月のKrush 70kg初代王座決定トーナメント一回戦で対戦し、松倉が下馬評を覆し判定勝ちしているが、今回はリベンジに燃える優弥が終始優勢。1R、プレッシャーをかけて左ミドルと左ボディをヒット。ジャッジ2者が10-9で優弥につける。2Rも優弥右ロー、左ボディを的確にヒットさせ、ジャッジ1者が10-9で優弥につける。3Rは優弥がバックステップを駆使して松倉をいなし、随所で左ミドルをヒット。優弥が余力を残しつつ準決勝に進むとともに、松倉へのリベンジを果たした。


第5試合 1回戦(4) 3分3R(延長1R)
×城戸康裕(谷山ジム/K-1 WORLD MAX 2008 日本トーナメント優勝・MA日本ミドル級王者)
○健太(E.S.G/Krush 70kg級王者・NJKFスーパーウェルター級王者)
判定0-2 (28-28/28-29/28-29)

 1R、サウスポーの城戸が左ハイをヒット。健太は一瞬腰が落ちるが、すぐ手を上げて効いていないとアピールし、ダウンを免れる。その後も健太が前に出ると、さっと城戸が距離を取り、前蹴りも当てて突進を封じ主導権。ジャッジ3者からポイントを得る。2Rもその状態が続いたが、徐々に健太が距離を詰める場面が増えると、終盤に左フックでダウンを奪取。一気に流れを変える。後が無い城戸は3R、終盤に左ストレート、右ハイ、バックブローを当てて挽回するが、終了間際の打ち合いで健太も右フックをヒット。3Rのジャッジが勝負の決め手となり、ジャッジ2者は10-10のドローをつけたことで健太が判定勝ちを果たした。



第7試合 準決勝(1) 3分3R(延長1R)
○名城裕司(国士会館)
×森田崇文(レーング東中野/RISEミドル級王者)
判定3-0 (30-28/30-29/30-28)

 1R、森田が積極的に前に出て前蹴りを連打。右フックも効かせて手数多く攻めるが、名城も距離を取って決定打を与えず、ジャッジ3者ともポイント10-10をつける。2Rに入ると前に出る名城のパンチが当たりだす。終盤は右ハイの応酬で一進一退に。ジャッジ2者が名城にポイント10-9をつける。3Rに入ると名城の左ボディと右フックが効き目を発揮。森田は消耗が激しく、最後まで挽回ならず、名城が決勝進出を果たした。



第8試合 準決勝(2) 3分3R(延長1R)
○山本優弥(Booch Beat/K-1 WORLD MAX 2009 3位)
×健太(E.S.G/Krush 70kg級王者・NJKFスーパーウェルター級王者)
4R 判定3-0 (10-9/10-9/10-9)
3R 判定0-0 (28-28/28-28/28-28)

 1R、慎重な優弥に対し、健太が時折距離を詰めてパンチをヒット。だが終盤、優弥がローを効かせると、一回戦のダメージの蓄積の影響か? 健太はバランスを崩し、ジャッジ3者が優弥にポイントをつけることに。
 だが2R、一瞬の隙をついて健太が左ハイキックでダウンを奪取。その後も健太はバックブローを効かせるが、優弥のローの連打を浴び度々スリップする等、ダメージは大きい。3Rも優弥はローを当て続けるが、健太は驚異的な粘りを発揮し倒れず。フラフラになりながらも終盤に左右のハイを当て、観客を沸かせる。
 結局優弥が3Rにポイントで追いつき、延長に突入。後が無い健太は序盤から前に出てパンチを連打。優弥はローに固執せず、左ボディも効かせた後、ローを連打し健太を苦しめる。それでも健太は倒れず、終盤には左ハイと右フックをヒット。手数とダメージで勝った優弥が勝利したものの、健太の大健闘が光る一戦だった。


第11試合 決勝 3分3R(最大延長2R)
○名城裕司(国士会館)
×山本優弥(Booch Beat/K-1 WORLD MAX 2009 3位)
1R 3'00" KO (パンチ連打)
※名城が初優勝

 両者は昨年8月のKrushで対戦予定だったが、優弥の盲腸で直前に中止になってしまった過去がある。今回、2試合とも判定で勝ち上がった両者だが、ダメージの深さでは準決勝に死闘を繰り広げた優弥が上。そのせいもあってか、名城は開始すぐから左ハイ、左右のパンチと積極的に攻めて先手を取り、左ストレートでダウンを奪取。優弥は真後ろに倒れ、なんとか立ち上がったが足元がフラフラ。それでも角田レフェリーは続行させたが、パンチ連打を浴びて棒立ちになったところでストップした。
 名城は去年の日本トーナメントでは一回戦で長島に秒殺KO負けという無念の結果に終わったが、今年は見事優勝。チャンピオンベルトを巻き、「クラウスに正直勝てると思って無かったです。二回戦、決勝も強敵でした」とマイクで語ると涙を流し、「今、格闘技界は苦しい状況なので、これからもみなさんが見て楽しいと持ってもらえるファイトをして盛り上げたいです」とアピールした。谷川貞治FEG代表によると、世界トーナメントは年内に海外で実施予定だという。

昨年5月のKrushでの山内戦後の名城(写真:神谷渚)

第1試合 リザーブファイト 3分3R(延長1R)
×YOSHI(MAD MAX GYM)
○横山 剛(CRAZY WOLF)
判定0-3 (27-30/28-30/28-30)

 サウスポーの横山が右手のフェイントを使いつつ、左ミドルを連打し主導権。YOSHIに得意のパンチをほとんど打たせず完勝した。


ワンマッチ


第10試合 63kg契約 3分3R(延長1R)
○久保優太(DC LAB.GYM/K-1 WORLD MAX 2011 -63kg 日本トーナメント優勝)
×アンドレ・ブルール(ドイツ/タイガージム)
判定3-0 (30-25/30-24/30-24)

 1R、体格で勝る久保がサウスポーの構えから左ミドルを連打し、左ハイをクリーンヒット。左ストレートも当てた後、左ミドルを脇腹に当ててダウンを奪う。ラウンド終了間際には左の膝蹴りでもダウンを奪取。2Rにも左ミドルでダウンを奪取するが、左ミドルを多用しすぎて読まれるように。3Rも久保が左ミドルの手数で勝るが、ブルールもひるまずパンチを返し判定まで持ちまれてしまい、勝利を宣告された久保に笑顔は無かった。


第9試合 63kg契約 3分3R(延長1R)
○才賀紀左衛門(MAD MAX GYM)
×ヴァルドリン・ヴァトニカイ(アルバニア/チーム・スーパープロ)
判定3-0 (30-28/30-27/30-28)

 1Rは両者慎重な攻め。才賀がローを主体とした蹴りを若干積極的に当て、ジャッジ2者からポイントを得る。2R中盤、才賀のパンチの連打が時折ヒットするが、あまり深追いはせず。3Rも才賀が胴回し蹴りやバックスピンも駆使しつつ優位をキープ。危ない場面を作らず完勝した。


第6試合 78kg契約 3分3R(延長1R)
○長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾/K-1 WORLD MAX 2010 日本トーナメント優勝)
×拳月 [けんむん](強者山根道場)
判定3-0 (30-27/30-26/30-27)

 1R1分足らずで、長島は拳月の左ハイもらってしまうが、バランスを崩しながら左フックを当ててダウンを奪う。2R、長島がスリップしたところで拳月がサッカーボールキックを入れイエローカード。時間が立つにつれ両者スタミナを消耗し、大振りのパンチの後に組み付く展開が繰り返されるように。バッティングの影響もあり、長島は右目を腫らし、口からも出血する。結局長島が判定勝ちしたものの、久々のキックの試合で、増量したことも災いしてか、動きに精彩を欠いた。


オープニングファイト


第3試合 63kg契約 3分3R
○巨輝(TARGET/RISEライト級4位、元NKBフェザー級&ライト級王者)
×北山高与志(BLA-FREY/元WMAF世界&J-NETWORKウェルター級王者)
3R 2'04" KO (右ストレート)

 1Rは均衡状態が続いたが、2Rに入ると巨輝が左ミドルと左ボディを効かせて若干優勢に。終盤には左フックをきっかけとしたラッシュで北山をダウン寸前まで追い込む。3R、右フック、左ボディを効かせ、パンチのラッシュでダウンを奪取。最後は左フック、右ストレートで2連続ダウンを奪い、見事故郷の大阪でKO勝ちを果たした。


第2試合 63kg契約 3分3R
○憂也(魁塾/K-1甲子園2011西日本ラウンドBブロック優勝)※柴田憂也 改め
×木村旭洋(伊原道場)
3R 2'02" KO (パンチ連打)

第1試合 63kg契約 3分3R
×泰斗(GET OVER)
○階 勇弥(健心塾/NJKFスーパーフェザー級4位・DEEP KICK -60kg関西最強決定トーナメント王者)
2R 2'40" KO

 泰斗がパンチからローのコンビネーションを的確にヒットさせ、次第に優勢になってきたが、2R、階のカウンターの左フックでダウンを奪う。最後もフラフラの泰斗を左フックで仕留め、見事逆転勝ちを果たした。

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