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久保優太、63kg Japanトーナメント優勝:6.25 代々木第二

  • K-1
  • 更新・2011-06-27 (Mon)00:00
MAGES.presents K-1 WORLD MAX 2011 -63kg Japan Tournament FINAL
2011年6月25日(土) 代々木競技場第二体育館
 昨年覇者の大和哲也は、一回戦でHIROYAを下したものの、準決勝の天敵・卜部功也戦で敗退。決勝は功也と昨年準優勝の久保優太の間で争われ、久保が初優勝を果たした。70kg戦線では佐藤嘉洋が終盤の打ち合いを制し、クラウスから初白星を奪った。
  レポート:井原芳徳  写真:久保与志

-63kg Japan Tournament FINAL



第3試合 1回戦 (1) 3分3R(延長1R)
○大和哲也(大和ジム/K-1 WORLD MAX 2010 -63kg Japan Tournament優勝、WMCインターナショナル・ライト級王者)
×HIROYA(TRY HARD GYM/K-1甲子園2008優勝)
判定3-0 (朝武29-28/黒住29-28/勝本29-28)
※2R左フックでHIROYAに1ダウン

 HIROYAは距離を取って左右に細かくステップして哲也に的を絞らせず、哲也の前足にローをコツコツとヒット。2Rもその攻めを徹底していたが、終了間際、哲也をコーナーに詰め、パンチを振り回すと、ガードが甘くなってしまい、カウンターの左フックを浴び、ゴングと同時でダウンをしてしまう。3R、後が無いHIROYAはこれまでのロー主体から一転し、前に出てパンチ主体の攻めに。哲也はローのダメージの影響か?HIROYAの圧力に押され、左のフックを何発も浴びてしまう。ダウンこそ奪えなかったものの、3RはHIROYAがポイントを奪取。哲也は2連覇に向けての第一関門を突破したものの、いきなりダメージを負ってしまった。



第4試合 1回戦 (2) 3分3R(延長1R)
○卜部功也(チームドラゴン/Krush 63kg級初代王座決定トーナメント準優勝、K-1甲子園2008準優勝)
×裕樹(リアルディール/RISEライト級(63kg)王者、K-1 WORLD MAX 2010 -63kg Japan Tournamentベスト8)
判定2-0 (朝武29-28/黒住29-29/久保坂29-28)
※2Rバックハンドブローで裕樹に1ダウン

 サウスポーの功也はバックステップで距離を取りつつ、時折パンチを連打。だが裕樹はしっかりブロックし、コツコツとローを当ててダメージを与える。2R、裕樹の左ストレートのカウンターで、功也がバックハンドブローをヒットし、ダウンを奪取。しかし裕樹のダメージは小さく、左のローをヒットし続けて挽回。黒住ジャッジは10-8ではなく10-9のポイントをつける。3Rも裕樹は左のローを連打。奥足狙いの右ローも当てていたが、その分左ローが減ってしまい、かなり追い詰めたもののダウンを奪うには至らず。功也はなんとか逃げ切りに成功したが、哲也同様、一回戦からダメージを負った。



第5試合 1回戦 (3) 3分3R(延長1R)
○久保優太(DC LAB.GYM/K-1 WORLD MAX 2010 -63kg Japan Tournament準優勝)
×才賀紀左衛門(M&Jキックボクシングジム/K-1 WORLD MAX 2010 -63kg Japan Tournament 3位)
判定2-0 (朝武30-29/黒住30-30/千葉30-29)

 久保と才賀は昔よく一緒に練習していた間柄というせいもあってか、互いに慎重な試合運び。サウスポーの久保が2Rに左ミドルと左ストレートの手数を若干増やし、ジャッジ2者からポイントを奪うが、持ち前のラッシュは見られず。3Rも手数は乏しく、2Rのポイントを守りきる最低限の内容での勝利となったものの、他の準決勝進出選手に比べればダメージが小さく、このことが功を奏することに。



第6試合 1回戦 (4) 3分3R(延長1R)
×梶原龍児(チームドラゴン/Krush 63kg級王者、WFCA世界ライト級王者)
○野杁正明(OISHI GYM/K-1甲子園2009優勝)
4R 判定1-2 (勝本10-9/黒住9-10/朝武9-10)
3R 判定0-0 (勝本30-30/黒住30-30/朝武30-30)

 野杁は右ロー、左ハイ、前蹴りなどのキック主体の攻め。梶原は接近戦になると得意のパンチを放つが、クリーンヒットが出せない。両者決め手に欠き。3Rが終わっても両者ポイントを奪えず延長に突入。野杁はロー、梶原はパンチ主体の攻めで、大きな差は無かったものの、若干手数の上回った野杁が準決勝に駒を進めた。



第7試合 準決勝 (1) 3分3R(延長1R)
×大和哲也(大和ジム)
○卜部功也(チームドラゴン)
判定0-3 (朝武29-30/黒住27-30/千葉29-30)

両者は昨年9月のKrushで対戦し、功也が1Rに左フックでダウンを奪い判定勝ちしている。今回も功也が左ストレートを随所で当て、1Rには黒住ジャッジが、2Rはジャッジ3者が10-9で功也にポイントをつける。哲也はサウスポーの功也に対し、右のインローは当てるものの、裕樹のように左ローを当てることができず、与えるダメージは不十分。3Rはパンチ主体に切り替え、必死に前に出るものの、功也がジャブで距離を取り逃げ切りに成功。哲也の2連覇は天敵・功也によって阻まれた。



第8試合 準決勝 (2) 3分3R(延長1R)
○久保優太(DC LAB.GYM)
×野杁正明(OISHI GYM)
判定3-0 (朝武30-29/黒住30-29/勝本30-29)

 1R、久保は前後の出入りを駆使しつつ、左ミドル、左ストレート、バックスピンキックなどをヒット。一回戦の才賀戦よりも積極的な攻めで、朝武ジャッジのみ10-9と久保にポイントをつける。2Rはポイントがつかなかったもの、久保が優位をキープ。野杁は梶原戦で4R戦い、1試合しか休憩が無かったせいもあってか、動きに精細を欠く。3Rも久保が左ストレート、左ミドル、左テンカオなどをヒットさせ優勢。野杁も終盤に力を振り絞り、右の飛び膝やハイを当てたものの、威力は不十分。3Rに黒住ジャッジ、勝本ジャッジが久保にポイントをつけ、久保が2年連続決勝進出を果たした。



第10試合 決勝 3分3R(最大延長2R)
×卜部功也(チームドラゴン)
○久保優太(DC LAB.GYM)
判定0-3 (朝武28-30/黒住28-29/久保坂28-30)
※久保が優勝




 サウスポー同士の決勝戦。ダメージの大きさでは功也のほうが上だ。1Rから久保が左ローを連打すると、功也は足元がぐらつき劣勢。ジャッジ3者が久保にポイントをつける。2Rは功也が右フック、左ボディで若干巻き返しを見せたが、威力は不十分。終盤に久保のローの連打を浴びるとまたも動きが落ち、このラウンドのポイントも失う。後が無い功也は3R、距離を詰めて右のアッパーを当てるなど挽回したが、久保のクリンチで攻めを封じられ、逆転ならず。久保が一日9Rを戦い抜き、見事優勝を果たした。日程や開催地は未定だが、久保は63kg世界トーナメントへの出場と、優勝賞金300万円を獲得した。準優勝の功也の賞金は100万円、3位の2選手の賞金は各50万円だ。



スーパーファイト


第9試合 70kg契約 3分3R(延長1R)
×アルバート・クラウス(オランダ/チーム・スーパープロ/K-1 WORLD MAX 2002 -70kg World Tournament優勝)
○佐藤嘉洋(名古屋JKF/K-1 WORLD MAX 2010 -70kg World Tournament準優勝)
判定0-2 (小川29-30/勝本30-30/御座岡29-30)

 クラウスはパンチ、佐藤はテンカオと右ロー主体の攻め。クラウスはボディから顔面へのコンビネーションが冴え、佐藤はローとテンカオの前後にミドルやパンチも絡め、ハイレベルの攻防を繰り広げる。なかなか均衡が崩れず、3R終盤に差し掛かかると、足を止めてのパンチの打ち合いに。となるとパンチ技術で上回るクラウスの右が当たり出すが、佐藤はひるまず打ち合いを続け、カウンターの左フックをヒットさせると、クラウスの腰が落ちる。すかさず佐藤は右テンカオ、左ミドルの猛ラッシュ。ゴングに阻まれダウンは奪えなかったものの、このラストの攻めがジャッジ2者に評価され、佐藤が勝利。過去2度敗れているクラウスから初白星を奪うことに成功した。




 勝った佐藤は「今回は自分を死地に追い込んで、クラウスに挑戦しようと思っていました。自分の中の壁をなんとか突き破れたんじゃないかと思います。日本も今、デカい壁に立ち塞がれていますが、これを突き破れば先が見えます。僕も頑張るんで、みなさんも頑張りましょう」とアピールした。




-63kg Japan Tournament FINAL リザーブファイト



第1試合 第1リザーブファイト 3分3R(延長1R)
×渡辺理想(極真会館/RISEライト級(63kg)2位)
○谷山俊樹(谷山ジム/ISKAインターコンチネンタル63kg級王者)
4R 判定0-3 (黒住9-10/小川9-10/勝本9-10)
3R 判定0-1 (黒住29-30/小川30-30/勝本30-30)

 2Rまで渡辺が左ミドルとバックスピンキック、谷山が右ミドル主体と、蹴りの攻防が続いたが、渡辺は左足を痛めたか?3Rに入ると蹴りが減り、接近してパンチを打ち合うように。3Rは谷山がジャッジ1者からポイントを奪うに留まったが、延長ラウンドでも優勢をキープし、第1リザーバーの権利を獲得した。


第2試合 第2リザーブファイト 3分3R(延長1R)
×麻原将平(シルバーアックス/RISEライト級(63kg)3位)
○吉本光志(ヌンサヤームジム/RISEスーパーライト級(65kg)王者)
4R 判定0-3 (久保坂9-10/千葉9-10/勝本9-10)
3R 判定0-0 (久保坂29-29/千葉29-29/勝本29-29)

 1R、麻原が右のテンカオ、左ミドルを当て続け、終盤に右ストレートで吉本をぐらつかせ、ジャッジ3者からポイントを奪う。だが2Rに入ると、吉本が左ミドルの手数を増やして反撃。ジャッジ1者が吉本にポイントをつける。3Rも吉本が左ミドル、右テンカオ、パンチの連打でノンストップの攻めを繰り広げ、延長に持ち込むことに成功。延長ラウンドでも吉本は体力を切らさず攻め続け、白星をもぎ取った。


オープニングファイト


第4試合 63kg契約 3分3R
×横山伸吾(CRAZY WOLF/CMA KPWフェザー級王者)
○左右田泰臣(シルバーウルフ/RISEスーパーライト級(65kg)2位)
判定0-3 (27-30/27-29/27-30)

第3試合 63kg契約 3分3R
○木村旭洋(伊原道場)
×田中雄士(レンジャー品川GYM)
1R 1'51" KO (左ストレート)

第2試合 63kg契約 3分3R
○北山高与志(フリー/元WMAF世界&J-NETWORKウェルター級王者)
×源太郎(喧王ism)
判定3-0 (30-26/30-27/30-27)

第1試合 70kg契約 3分3R
○KOjiman(KAKO GYM)
×藤井英人(BLUE DOG GYM)
1R 0'35" KO (左フック)

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