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魔裟斗、川尻を2Rで粉砕。KID、1RでKO負け

  • K-1
  • 更新・2009-07-14 (Tue)22:40
K-1 WORLD MAX 2009
2009年7月13日(月) 東京・日本武道館
 魔裟斗は引退カウントダウンマッチで、DREAM代表の川尻達也と公約通りの真っ向勝負を繰り広げつつ完勝。大晦日に向け「ラスト1試合、完全燃焼します」とファンにアピールした。山本“KID”徳郁は復帰後2連敗と窮地に立たされた。
  レポート&写真:井原芳徳


第11試合 メインイベント 70kg契約 3分3R(延長1R)
○魔裟斗(日本/シルバーウルフ)
×川尻達也(日本/T-BLOOD)
2R 1'43" TKO (タオル投入:パンチ連打)

 先に入場した川尻は、青木、マッハ、今成ら、DREAMを主戦場とする選手たちを大量に引き連れて登場。続いて魔裟斗が登場すると、場内は最高のボルテージに達する。
 開始しばらく、川尻は拳を上下左右に突き出してフェイントを見せ、左フックを放つ。魔裟斗は何発か被弾するものの、ほとんど動じることなく右ロー、右フックを着実にヒット。川尻も手数を増やし、打ち合いの様相を呈してくるが、攻撃の正確さでは魔裟斗が数段上。右ストレートでこめかみを打ち抜き、ダウンを奪う。川尻はなんとか立ち上がるが、魔裟斗のパンチラッシュでゴング直後にダウン。ポイントは10-8で魔裟斗だ。

魔裟斗の右ストレート川尻もパンチを当てるが、急所は突けない

 後がない川尻は2R序盤、左フックを連続でヒットさせるが、急所は突けない。当てても一歩も下がらず攻撃を返してくる魔裟斗を前に、川尻の焦りの様子がどんどん濃くなる。すると魔裟斗は膝蹴り、前蹴り、右アッパー等、攻撃のバリエーションを増やしつつ手数も増やし、川尻を圧倒。大歓声に包まれる中、コーナーに追い詰めて右フック、右アッパー、膝のラッシュで川尻を棒立ちにすると、セコンドがタオルを投入すると同時に川尻が前のめりでダウンし、激闘が幕を閉じた。

魔裟斗が右アッパーの連打でイケイケ状態に試合終了の瞬間

 K-1ラストファイトを完璧な内容で締めくくった魔裟斗は、マイクを握ると「アイアムチャンピオン!大晦日は誰でもいいよ。今年のチャンピオンが俺の挑戦を受けてくれたらいいと思っています。ラスト1試合、完全燃焼します。ありがとうございます」と話した。

◆魔裟斗「無傷で終えられて良かったです。すごいお客さんが盛り上がって気持ちよかったですね。(川尻のパンチをもらったが?)普通のキックの選手ならワンツースリーぐらいで攻撃が終わるけど、総合の選手って、大きいのを打った後、俺がバックステップしてもずーっと追いかけてくる。効いてるわけじゃないけど、まだ来るんだって感じになってしまった。効いた攻撃は無いです。もらっても倒れないなあって思って、距離感も見極めて、パンチでいけるなと思って。今回は練習でパワーをつけたんで、それが出せましたね。(試合後川尻に話したのは?)試合前あれこれ言い合ったけど、終わったらノーサイドってことで。おかげでこれだけ盛り上がったし。
(大晦日の引退試合に向けて)ラストなんで悔いが残らないように頑張りたい。俺、前しか向いてないんで。(トーナメントの4人残った中で誰とやりたい?)誰とやりたくないって言ったらペトロシアン(笑)。でも、結構俺(運気を)持ってるじゃないですか。たぶんサワーなんだよね。サワーにリベンジして終わっちゃうんだよね。最後勝って終わってゴールインになると思います。(練習はいつからする?)半袖の時期はやめようと。長袖の時期になってから。ずっと続けてると心身が持たないですね」

観客も総立ちで大喜びアイアムチャンピオン!とアピールした魔裟斗

◆川尻「(魔裟斗と戦ってみて?)強かった。作戦どおりに自分をコントロールできなかった。さすが立ち技70kg最強の選手。悔しいですね。(魔裟斗のパンチは見えた?)ある程度見えたけど、速い分カウンターは合わせられなかった。(作戦は?)とにかく動いて正面にいないで、飛び込んで、その中で魔裟斗選手の弱点を突いてカウンターを狙うつもりだったけど、全くそこまでコントロールできなかった。(魔裟斗のパンチ力は?)正直ローとかパンチとかを最初喰らったときは大丈夫かな?と思ったけど、コンパクトな分、連打が効いてきた。やっぱりそこは総合と違う。今まで味わったことが無い感じでした。(試合後、魔裟斗が声をかけていたが?)覚えてないですね。(今後について)この経験をMMAに活かしたい。(K-1ルールは)もういいですね。DREAMのベルトが欲しいです」

◆谷川貞治K-1イベントプロデューサーの魔裟斗戦の総括
「魔裟斗×川尻はとても盛り上がった。川尻選手がさすがだった。この盛り上がりをDREAMに持って帰ってもらって、世間に認知されるファイターになってもらえば。魔裟斗選手のほうがプレッシャーが強かっただろうけど、さすがだなって。(大晦日の魔裟斗の相手で見たいのは?)正直言うと佐藤選手ですね。ただ魔裟斗選手が一番戦いたいのはサワーでしょうね。ペトロシアンだと初めての相手だからやり辛いんじゃないかなと思います」(※ほかの主な試合の谷川氏の評価は各試合の記事の中でお伝えします)


第7試合 62kg契約 3分3R(延長1R)
○チョン・ジェヒ(韓国/Busan Taesan/韓国ムエタイSフェザー級王者)
×山本“KID”徳郁(日本/KRAZY BEE)
1R 1'20" KO (左フック)

ジェヒの左フック炸裂の直後連打で伸びてしまったKID。かなり危険な状態

 KIDがガードを下げながら右フックの連打を当て、ジェヒを後ずさりさせる。だが、打ち合いにもつれ込むとジェヒの右アッパーと左フックの連打をもろにもらい、マットの上で伸びてしまった。KIDは復帰後2連敗。今回は不慣れなルールだったとは言え、印象の悪い結果と内容に。インタビューでは「何も覚えていない」と呆然としていた。谷川プロデューサーは「KID選手がめちゃくちゃ心配です。大スランプです。サップじゃないけど、技術を覚えすぎて野性味が落ちることがあるんですよね」と評した。

[→世界トーナメントFINAL 8、その他ワンマッチの記事はこちら]

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