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佐藤が初戦敗退。サワー、キシェンコ、ブアカーオ残る

  • K-1
  • 更新・2009-04-22 (Wed)11:20
FieLDS K-1 WORLD MAX 2009 - World Championship Tournament FINAL 16
2009年4月21日(火) マリンメッセ福岡
 世界トーナメント開幕戦は佐藤嘉洋がドラゴに敗れる波乱。大晦日引退を控えた魔裟斗は「レベルが高くてドキドキした。ペトロシアン、キシェンコがキツい」と評した。
  レポート:井原芳徳  コメント収録&写真:池田博紀(福岡格闘技.com


第9試合 FINAL 16 3分3R(延長1R)
×佐藤嘉洋(日本/フルキャスト・名古屋JKファクトリー)
○ドラゴ(アルメニア/ショータイム)
4R 判定3-0 (9-10/9-10/9-10)
3R 判定0-0 (30-30/30-30/30-30)

 佐藤は左ジャブを打ちながら、ドラゴの前足の内側と外側、そして奥足へと万遍なくローキックを効かせる。ドラゴもパンチ主体の攻めで応戦。3R、佐藤はロー以外に左右のテンカオ(ボディへの膝蹴り)も駆使し、手数多く攻めて印象を良くするが、終了間際の右フック等、随所でドラゴのパンチをもらってしまう。
 結局それで印象を悪くしたか? 延長戦にもつれ込むと、佐藤は口を開いてスタミナを切らした様子。するとドラゴは右アッパー、左フック、左ボディ、左前蹴り等のラッシュで佐藤を圧倒。左右のボディ連打、左フックの連打でダウンを取りにいく。さすがに終盤は攻め疲れたものの、佐藤のほうに反撃の余力は無く、ラウンド終了のゴングを待つのがやっとのような状態。引退表明した魔裟斗に牙をむいていた佐藤が、まさかの初戦敗退を喫してしまった。

◆ドラゴ「うれしい。前日会見での言葉どおり、120%の力を出せた。日本のファン、周りをサポートしてくれる皆の期待に答えられた。(最初、佐藤が相手と聞いた心境は?)正直、去年(のトーナメントでベスト4)の実績があるので、プロモーターは僕に負けて欲しいのかと思った。佐藤だろうが誰であろうがベストを尽くすだけだった。(佐藤の失速は感じた?)1Rは勢いがあって攻めてきたが、徐々にスタミナ切れと後ろに下るのがわかった。(大晦日の魔裟斗戦に近づいた感は?)今日の勝利はチャンピオンになる第一歩にはなったが、次回の試合も強敵になるだろうから、一歩一歩勝ち進みたい。(右拳を痛めた様子だが?)いつ痛めたかわからない。佐藤の頭は硬かった(笑)」

◆佐藤「今まで生きてきて一番悔しいです。(延長ラウンドでスタミナ切れした?)スタミナ切れと言うより、両手両足が鉛みたいになって、鉄をぶら下げている感じになりました。3Rから急にでしたね。悪魔が降りてきたかと思った。(過去に経験は?)試合後はあったけど、試合中は初めて。(ドラゴの攻めが原因?)ドラゴの攻めと言うより、体調も良かったし、言い訳は無いです」

◆谷川貞治K-1イベントプロデューサー「佐藤が負けたのが残念ですが、これがMAX。この大会をオランダでやれば大爆発したと思います。優勝候補はペトロシアン、キシェンコですね。明日の抽選会の組み合わせ次第ですけど。ブアカーオ、サワーは(若い世代に)超えられてきている感じです。優弥選手にはベスト4に入って欲しい。運があるので。60kgでは真弘選手と裕樹選手の試合が一番面白かった。九州のみんなが頑張っていた。魔裟斗がいないMAXでは外国人選手に軸が移るかも。ファイトスタイルからすると第2の魔裟斗はキシェンコ。ペトロシアンはエグいぐらい強いですね。日本人には頑張れと言いたい。(HIROYAはK-1甲子園に上がる?)まだ決まっていませんがその方向です。(7月の魔裟斗の相手は?)今月中に決めます。今日の(敗者の)選手の中にはいないですね。(佐藤の可能性は?)今の状態では資格がないでしょう。リザーブファイトは用意するかもしれませんが」


第8試合 FINAL 16 3分3R(延長1R)
○ニキー・“ザ・ナチュラル”・ホルツケン(オランダ/ゴールデン・グローリー)
×シャヒッド(モロッコ/ゴールデン・チーム)
判定2-0 (30-29/30-29/30-30)


第試7合 FINAL 16 3分3R(延長1R)
○アンディ・サワー(オランダ/シュートボクシング オランダ)
×リーロイ・ケスナー(オランダ/チーム・アーツ / アファファ)
判定3-0 (30-25/30-24/30-24)

 弱冠20歳のケスナーが前に出ながらストレートやローを当てるが、サワーは落ち着いて受け続けると、1R残り1分、得意の右のクロスカウンターでダウンを奪う。さらにコーナーに詰めての右ストレート連打で2ダウン目を奪取。残り時間が少なく3ダウン目は取れなかったが、2Rも左のフック、アッパー、膝等でケスナーを圧倒。3R、ケスナーも最後まで勝負をあきらめず、右のアッパーや右ローを当ててサワーを苦しめるが、残り20秒にサワーが顔面への膝蹴りを当ててダウンを奪い、ポイントを与えず完勝した。


第6試合 エキシビジョンマッチ 3分1R
- 魔裟斗(日本/シルバーウルフ)
- HIROYA(日本/フリー)
勝敗無し

 引退までラスト2試合の魔裟斗がHIROYAに魂を伝承することをテーマに組まれたエキシビジョン。HIROYAは臆することなくローやミドルを放つが、ヘッドギアをつけたHIROYAに対し、魔裟斗は容赦なく右フック、左ジャブ、右アッパー、左ボディを叩き込み、実戦さながらの攻防を繰り広げた。マイクを持った魔裟斗は「結構強く打っちゃったけど、大丈夫?でも格闘家は拳で会話だから。去年の10月以上の試合を、7月13日と12月31日に見せる覚悟でいます」とアピールした。

◆魔裟斗「(エキシビションの感)エキシビションと言うより、スパーリングみたい。向こうも本気で来たし、俺も結構強く当てた。(HIROYAの感想)前回は軽くやったけど、17歳とは思えない。(HIROYAのチェックしたいポイントはあった?)特に無い。7月、12月にスイッチが入っちゃってるんで、HIROYAに伝える事よりも7月、12月どう闘おうかの方が強いみたいで。現役の選手の間は、絶対に人に教えないと決めている。そういうモードなんで、教えようとか気持ちはなかった。HIROYAがどう感じるかが問題。
(引退を決めて初めてのリングでした)今日特に感じたけど、ようやく自分の動きが出来る感じがする。自分の思い道りに動ける。カウンターのパンチが見えた。エキビシションのせいかわからないけど、冷静に闘えた。
(自分の強さを再確認した?)階級も実力も違うので、一概には分からない。でもこの時期にしては悪くはない。
(今回のヘッドギアは魔裟斗選手が希望?)向こうは嫌だと言ってましたが、僕はしろと言いました。ヘッドギアをしないと、打たれると凄く頭が痛いので、軽く貰っても頭痛がする経験がある。彼は17歳なので、何かあったら問題なので、必ず着用する必要がある。(Tシャツの3の数字は、残り3試合という意味?)3が好きなので。
(HIROYAに点数付けると?)難しいですね。今は先生モードでないので、引退してから。でも今日は(他の選手の)映像を見てて、レベルが高くてドキドキした。ペトロシアン、キシェンコがキツいなぁと思った。(気合が入った?)入りますよ。楽ではない。大晦日、チャンピオンと出来るか分からないけど、俺はやるつもりです。
(ゴールドのグローブの着け心地は?)練習でもヘッドギアもゴールドです。(今日の観客に感じて欲しかったことは?)面白いか、面白くないかだけで十分です。自分も映像を見たい。どう見えたか。チェックしたい」

◆HIROYA「魔裟斗さんに余裕の表情をされていたのが悔しかったです。1回でも余裕のない表情をさせたかった。カウンターを狙ったけど、出せなかった。やる前から、倒されても良かった。(エキシ前、「卒業試験」と自身話していたが?)不合格です。まだまだ頑張りが足りない。K-1を背負えない。魔裟斗さんの代わりになれない。(どんな3分間でした?)パッと終った。夢を見ている感じでした」


第5試合 FINAL 16 3分3R(延長1R)
○ブアカーオ・ポー・プラムック(タイ/ポー・プラムックジム)
×アンドレ・ジダ(ブラジル/ユニバーシダデ・ダ・ルタ)
4R 判定3-0 (10-9/10-8/10-8)
3R 判定3-0 (27-27/28-28/28-28)

 左ミドルを軽く当てて出方を伺うブアカーオに対し、ジダが左フックを当てていきなりダウンを奪取。その後もパンチのラッシュでブアカーオをフラフラにするが、ブアカーオは蹴りでうまく距離を取って1Rを耐え凌ぐと、2Rから怒涛の反撃。左膝蹴り、左ボディフックを効かせ、ジダを逆に防戦一方にする。1Rの失点を2〜3Rに取り返すと、延長戦でも膝とミドルの手数で圧倒し、初戦敗退の失態を免れた。


第4試合 FINAL 16 3分3R(延長1R)
○アルバート・クラウス(オランダ/チーム・スーパープロ)
×長島☆自演乙☆雄一郎(日本/魁塾/'09日本予選ベスト4・NJKFスーパーウェルター級王者)
1R 1'07" KO (パンチ連打)

 K-1公式サイトのファン投票で世界トーナメント抜擢を受けた長島だったが、クラウスはさすがに荷が重かった。左ジャブを突く長島に、クラウスが前へ前へとプレッシャーをかけると、クリンチの攻防で右と左のフックを連続ヒットさせてダウンを奪取。圧力の違いを見せつけると、最後もロープに詰めての左右のフック4連打で、長島を失神KO。長島公約の“フルボッコ”を逆に成功させ、試合後は長島の舌出しポーズを真似てみせた。


第3試合 FINAL 16 3分3R(延長1R)
○山本優弥(日本/青春塾)
×イム・チビン(韓国/KHANジム)
判定3-0 (30-28/29-28/29-28)

 1R、両者ともミドルとローを激しく打ち合う。1R終盤からチビンが左膝を多用するようになるとペースをつかみ、2Rにはガードの上からでも左フックも効かせて優位に試合を運ぶ。だが優弥は奇襲のバックハンドブロー一発でダウンを奪うことに成功。一時は効いたチビンも2R終盤からは膝蹴りや左ミドル等の手数で挽回するが、優弥も左ミドルや胴回し蹴りを当てて一歩も引かず、逃げきりに成功した。


第2試合 FINAL 16 3分3R(延長1R)
○アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ/キャプテン オデッサ)
×アルビアール・リマ(カーボヴェルデ共和国/チームスーパープロ・ビーストオブザイースト)
1R 2'56" KO (3ダウン:左フック)

 開始早々からキシェンコがラッシュを仕掛け、左ストレートでダウンを奪取。その後もパンチとローを止まることなく次々と当てつづけてリマを圧倒し、ラウンド終盤に右フックの連打、左フックの連打で連続ダウンを奪い完勝した。


第1試合 FINAL 16 3分3R(延長1R)
○ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア/サトリ・グラディエートリウム・ネメシス)
×ジャバル“チンギスハン”アスケロフ(UAE/WMC・キャンプ・ラマイ)
3R 0'49" TKO (レフェリーストップ:左膝蹴りでダウン後)

 ヨーロッパでサワーに勝ち、ブアカーオにも引き分けている、初来日のペトロシアンが、期待どおりの強さを発揮。サウスポーの構えから、左ジャブ、アッパー、ミドル、膝を的確に打ち込み、3R開始すぐ、左のテンカオでダウンを奪取。なんとかアスケロフは立ち上がるが、戦意を喪失しており角田レフェリーがストップ。魔裟斗も谷川プロデューサーもその強さを絶賛していた。


FINAL 16 リザーブファイト 3分3R(延長1R)
○城戸康裕(日本/谷山ジム)
×イ・スファン(韓国/KHANジム 仁川ムビジム)
判定3-0 (29-28/29-28/30-29)

オープニングファイト(3) 3分3R(延長1R)
○TATSUJI(日本/アイアンアックス)
×龍二(日本/リアルディール)
判定2-0 (29-28/29-29/29-28)

オープニングファイト(2) 60kg契約 3分3R
○山本真弘(日本/藤原ジム/全日本フェザー級王者)
×裕樹(日本/リアルディール)
判定3-0 (29-27/30-28/30-27)
※3Rに左飛び膝蹴りで裕樹にダウン1

オープニングファイト(1) 70kg契約 3分3R
○濱崎一輝(日本/シルバーアックス)
×晴矢(日本/リアルディール)
判定3-0 (30-24/30-24/30-24)
※1Rに右フックで晴矢にダウン1、2Rにパンチで晴矢にダウン2

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