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高橋幸光、2本目のベルト獲得。八神剣太&大治ZLSも新王者に:8.17 後楽園

J-KICK 2014 ~The sign of brave heart~ 3rd
2014年8月17日(日) 後楽園ホール
  レポート&写真:井原芳徳


第10試合 J-NETWORKライト級タイトルマッチ 3分5R
×前口太尊(PHOENIX/王者、RISEスーパーフェザー級3位)※初の防衛戦
○高橋幸光(はまっこムエタイジム/1位、MA日本王者、REBELS-MUAYTHAI 1位、WPMF日本1位)
判定0-3 (仲48-49/岡田48-49/櫻井47-50)
※高橋が新王者に

 MAキックでの初戴冠を皮切りに、WPMF、REBELSでも王座獲得あと一歩の位置にいる高橋。J-NETWORKでも5月の後楽園大会での雷電HIROAKIを下し、挑戦権を獲得した。前口はその直後の試合で勝利後「俺がきっちりしっかり(高橋を)仕留めたい」と話し、高橋は「絶対に攻撃をもわらないで勝つ」と言い返していた。さすがに全くもらわずとは行かなかったものの、最後まで高橋が独自のスタイルを貫く内容に。

 サウスポーの高橋は距離を取って回って左のミドル、ロー、ハイを打ち分ければ、前口は前に詰めてパンチを振るう、対照的なスタイル。2R途中まで、高橋が主導権を握っていたが、残り30秒、前口が高橋をコーナーに詰めてパンチを連続でヒット。それまで笑顔を浮かべる場面のあった高橋の表情が一瞬曇る。
 3Rも序盤に前口のパンチの連打が決まり、流れが変わってきたかのように見えたが、高橋は距離を取って左の前蹴りやミドルをコツコツと当て続けて前口の突進をいなすと、終盤には前口のお株を奪うような左ストレートを連続でヒットし前口をのけぞらせる。終盤には左ハイもヒットし、主導権を引き戻す。



 すると4R以降は完全に高橋のペースに。回って距離を作りながら左のミドル、ロー、左右のハイ、左ストレートを変幻自在に当て、首相撲からの膝や崩しでも巧さを見せつける。5R開始前にはセコンドと両手でタッチして笑顔を浮かべる余裕も見せ、5Rもミドル、ハイ、パンチ、肘、膝を当て続け前口を翻弄。ジャッジ2者のポイントは1ポイント差ながらも、それ以上の差を印象付ける完勝だった。

 J-NETのベルトを巻き、MAのベルトも肩にかけた高橋は「前口さんとは判定だったので、もう1回来てくれたらガッツリKOします」と、再挑戦を受ける構えを見せ、「来月はREBELS-MUAYTHAIのタイトルマッチがあります。絶対取って3冠王を狙います。今日で10連勝しました。まだまだ勝ち続けます」とアピールした。


第9試合 J-NETWORKフェザー級タイトルマッチ 3分5R
×小山泰明(建武館/王者)※2度目の防衛戦
○八神剣太(レジェンド横浜/4位)
判定0-3 (櫻井48-50/少48-50/岡田48-50)
※八神が新王者に

 小山は昨年8月にリョウ・ペガサスに5R TKO勝ちして以来の2度目の防衛戦。今年5月には蹴拳のリングでWPMF日本王者の長嶋大樹に2R TKO勝ち。念願だった他団体王者との対決で幸先良い結果を残している。
 今回は当初、小山に挑戦する予定だった久世秀樹が、練習中の怪我により欠場。八神は今年3月より開催された次期王者挑戦者決定トーナメントを勝ち上がり、6月の決勝で久世に敗れはしたものの、延長戦にもつれ込む接戦を繰り広げていた。2週間前の急なオファーながら、独特のスタイルが正統派の小山にピタリとハマることに。

 八神はいつものようにガードを低くし、小山のパンチをかわしつつ、逆にパンチを当てるスタイル。小山はじっくりと右ローを当て続けるが、八神はなかなか崩れない。小山が左右のハイキックを時折当てるものの、八神陣営からは何度も「ハイキック気をつけろ」と声が飛び、クリーンヒットにはつながらない
 ほぼ互角の展開が続いたが、3R中盤から八神が左の前蹴りを小山のボディに集め始めると試合が動き出す。八神はバックスピンキックの奇襲を決めて小山をスリップさせ、その後も左ボディフック、バックハンドブローも当てて主導権を握る。



 4Rには八神は右のスーパーマンパンチを連続でヒット。終盤にかけて左ミドルを効かせつつ、右のストレートの連打でも小山を下がらせる。
 5Rもバックハンドブロー、バックスピンキックの奇襲を度々決めて優位をキープ。終盤にはバックハンドを空振りさせた直後に左ミドルをクリーンヒットしたりと、バリエーションでも巧さを印象づけ試合終了。フルマークの判定勝ちで初のタイトルを獲得した。

 プロ25戦目で念願の初のベルトを巻いた八神は、喜びのあまり長目のマイクアピール。「関係者からJ-NETで最強のチャンピオンは小山選手だと聞いていたので絶対負かせてやると思いました。2週間前に久世選手の代役を受けて、減量がきつくて練習もほとんどできませんでした。久世選手の陣営は納得してくれないかもしれませんが、どんどん勝っていくしかないと思ってます」と話し、最後は「夢は一番J-NETで一番強い選手になることです」と宣言した。


第8試合 J-NETWORKライトヘビー級初代王座決定戦 3分5R(延長1R)
○大治ZLS(チームゼロス/J-NETWORKヘビー級4位、RISEライトヘビー級5位)
×藤田智也(小比類巻道場/WPMF日本3位)
1R 2'31" KO (パンチ連打)
※大治が王者に



 J-NETはライトヘビー級王座を新設し、3月の新宿大会と5月の後楽園大会で初代王者決定トーナメント準決勝を実施し、今回が決勝。大治は右のふくらはぎにテーピングをした状態で、ややぎこちないステップだったが、開始すぐから右ロー、左ミドル、右フックを正確に当てる。勢いが余り、崩しの後にサッカーボールキックを放ってしまい、イエローカードをもらうが、その後もパンチと蹴りを的確に当て続け主導権。藤田のローに合わせて右ストレートをねじ込み動きを止めると、右のパンチの連打でダウンを奪取。藤田は立ち上がるもダメージが大きく、大治が右のパンチを連打し藤田が顔をそむけたところでレフェリーがKOを宣告した。





第7試合 J-GIRLS 51kg契約 2分3R(延長1R)
○松田玲奈(y-park/J-GIRLSフライ級王者)
×グレイシャア亜紀(フォルティス渋谷/J-GIRLSフライ級2位、WMCインターコンチネンタル女子スーパーフライ級王者)
4R 判定2-1 (仲10-9/岡田9-10/椎名10-9)
3R 判定0-1 (仲29-29/岡田29-29/椎名29-30)

 松田は1月に8戦無敗でトモコSPを破り新王者となった新鋭。6月の藤原祭りでWPMF日本王者のいつかに判定で敗れ、11戦目にして初黒星を喫したが、素質の高さを存分に印象付けた。キャリア12年のグレイシャアは6月の難波久美戦で8か月ぶりの試合を行い勝利。2か月間隔と比較的ハイペースでリングに上がる。
 1R、グレイシャアがプレッシャーをかけ、重みのある右ローや左ミドルをヒット。まだ手数は少なめながら、主導権を握っている印象だったが、2Rに入り両者が足を止めてパンチで打ち合う場面が増えると、手数の多い松田が好印象に。3Rも激しい打ち合いが繰り広げられるが、正確さではグレイシャアが上。右フックの連打が決まり、ロー、膝、ハイも当てて優勢に。
 グレイシャアが1票を獲得したものの、延長に突入。これまで同様打ち合い主体の展開に。グレイシャアが正確さでは上回ったものの、手数の多かった松田が2票を獲得し判定勝ちとなった。




第6試合 J-NETWORKスーパーライト級次期王者挑戦者決定戦 3分3R(延長1R)
○鈴木真治(藤原ジム/J-NETWORK 3位、WPMF日本4位)
×後藤洋平(フォルティス渋谷/J-NETWORK 7位)
3R 負傷判定3-0 (29-28/29-28/29-28)

 鈴木はサウスポーで長身の後藤相手に攻めあぐね、2Rには後藤の左肘でひるみ頭部も切られ劣勢に。だが3R開始間もなく、後藤の左のインローに合わせて右ストレートをクリーンヒットしダウンを奪取。その後、偶然のバッティングで鈴木の頭部の傷が広がりドクターストップがかかり、そこまでの内容で判定が行われ鈴木が勝利した。
 マイクを渡された鈴木は「最後は運で勝って、頂いたようなチャンスだと思いますが、次の大石(駿介)選手とのタイトルマッチは必ず取りたいです」と話した。




第5試合 J-NETWORK 2014 スーパーライト級新人王トーナメント決勝戦 3分3R(延長1R)
×どん冷え貴哉(Dropout)
○伊東伴恭(アカデミア・アーザ)
判定0-2 (29-30/29-29/29-30)

第4試合 J-NETWORK 2014 ヘビー級新人王トーナメント決勝戦 3分3R(延長1R)
×坂本英則(修実館)
○神藤宏晃(GRABAKA)
判定0-2 (29-29/28-29/29-30)

第3試合 スーパーライト級 3分3R
×獅・センチャイジム(センチャイムエタイジム/元NJKFスーパーライト級4位)
○安東雅喬(湘南格闘クラブ/WPMF日本スーパーライト級9位)
1R 2'22" TKO (タオル投入:パンチ連打で2ダウン後)

第2試合 58kg契約 3分3R
○広・センチャイジム(センチャイムエタイジム/WPMF日本フェザー級10位、元NJKF4位)
×楠本絋平(M-FACTORY/J-NETWORKスーパーフェザー級7位)
判定3-0 (30-28/30-28/30-27)




第1試合 64kg契約 3分3R
○千野陽祐(Kインター柏ジム)
×大野 憲(シルバーウルフ)
3R 1'26" KO (パンチ連打)

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