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神村、安倍にリベンジ&初防衛。大石綾乃が王座獲得

Catch The Stone 9
2010年7月25日(日) 新宿FACE
 弱冠17歳のJ-GIRLSミニフライ級王者・神村エリカが初防衛戦で迎え撃ったのは、昨年12月のワールドクイーントーナメント準決勝で敗れた相手である安倍基江。デビュー以来の無敗記録を10でストップした宿敵に今回も苦戦するも、僅差の判定でリベンジに成功した。
  レポート&写真:井原芳徳



第13試合 メインイベント J-GIRLSミニフライ級タイトルマッチ 2分5R(延長1R)
○神村エリカ(TARGET/王者・WPMF世界女子同級王者)
×安倍基江(アカデミア・アーザ水道橋/World Queen Tournament 2010準優勝)
判定3-0 (石川50-49/北尻49-48/櫻井50-48)
※神村が初防衛

 1R開始すぐ、安倍の右ハイが炸裂するが、神村がそのままつかんでマットに倒すと、その気迫に場内はどよめく。だがその後は両者とも慎重な試合運び。神村はサイドキックをきっかけにパンチのラッシュを仕掛けるが、安倍も神村対策をしている様子で、しっかりブロック。2Rも細かく前蹴りを出し続け、時折カウンターの左フックも当て、前回勝っている安倍がペースを握る。



 だが神村は2R終盤あたりから左ミドルを積極的に打つようになると、次第に挽回。3Rには左ミドルの連打を何度か見せ、次第にノッてきた様子だ。だが安倍も随所で前蹴りやパンチを当てたりして、完全に神村に流れをつかませない。次第に打ち合いとクリンチが繰り返されるようになり、4Rにはシーナレフェリーが両者にイエローカードを出す。



 このままでは勝利が危うい神村は、5R開始すぐ、意を決したように左ミドルの猛ラッシュ。中盤はやや動きが落ちたものの、終盤にも左ミドルの連打と右ストレートをヒットさせて印象を良くする。結局最終ラウンドのこの攻めが点差となり神村がリベンジ&初防衛成功となったが、「倒したかったけど倒せなかった。凄いキツい練習をしてきたのに、内容は全く満足できない。何やってんだ?って感じ。すみませんでした」「綺麗に倒して『もっと強いのと戦いたい』って言いたかったけど、まだまだですね。もっとレベルを上げて『やっぱトップだ』と思ってもらえるような試合をしたい」と反省した。




第12試合 セミファイナル J-GIRLSフェザー級王座決定戦  2分5R(延長1R)
○大石綾乃(OISHI GYM/1位)
×桜朋梨恵(チーム・ティーラ/3位)
判定2-0 (シーナ49-48/石川49-49/北尻49-48)
※大石が新王者に

 K-1甲子園をきっかけに野杁正明、日下部竜也がブレイクしたOISHI GYM。先月は大石駿介がJ-NETスーパーライト級王座を獲得したばかりだが、姉の綾乃もその勢いに乗るかのようにJ-GIRLSのタイトル奪取に成功した。1R、蹴りの打ち合いが続いたが、終盤に綾乃が左ボディの連打を効かせて流れをつかむ。2Rも蹴りと膝とパンチを入れ替わりで次々と出し、多彩な攻撃を見せる。しかし桜朋も負けずにカウンターの左フックを度々ヒットさせ、3Rは優勢な試合運び。4R以降は両者とも気迫のこもった一進一退の激しい打ち合いを展開。ほぼ互角なまま試合を終える。僅差の判定で綾乃が勝利をおさめたが、桜朋の健闘も光った。




第11試合 J-GIRLSバンタム級タイトルマッチ 2分5R(延長1R)
○水野志保(名古屋JKF/王者)
×陣内まどか(Black PUG/1位)
6R 判定3-0 (櫻井10-9/北尻10-9/石川10-9)
5R 判定0-1 (櫻井48-48/北尻48-48/石川46-48)
※水野が初防衛

 1R、前に出てくる水野に対し、陣内が下がって距離を取りながら、パンチから右ミドルやローにつなげる攻撃を的確に当てて主導権。2Rはクリンチが増えて両者にイエローカードが出されるが、合間に水野が右のフックとローを当てて、じわじわと巻き返す。
 3Rには早くも陣内の息が上がってきた様子。4Rには両者ともクリンチが多いとして減点1が宣告されるが、体力的に苦しいのは陣内のほう。5Rは水野がパンチを随所でまとめ、陣内は防戦一方。判定はジャッジ1者が陣内にポイントをつけるも、2者はドローで、規定により延長に突入する。陣内も必死にパンチや膝を返すが、手数と的確さでは水野が上で、苦しみながらも延長戦を制した。
 初防衛に成功した水野は「体力は自分のほうが上。全然疲れてないです」と勝利者インタビューでコメント。勝因については「全て小森会長のおかげです」と話し、「今日はNAGOYA KICKがあるのに、タイトル戦のほうが大事だからと会長がセコンドについてくれました」と、声を枯らして指示を送り続けた師匠への感謝の言葉を続けた。


新垣聖羅
第10試合 J-GIRLS U-15ミニフライ級王座決定戦決勝戦 Bリーグ特別ルール 1分30秒2R(延長1R)
○新垣聖羅(鍛錬会)
×日下部奈々(OISHI GYM)
判定2-0 (櫻井20-20/北尻20-19/石川20-19)
※新垣が新王者に

第9試合 バンタム級 2分3R
△NANA☆SE(KING EXCEED/4位) 
△林 美久(バンゲリングベイ・スピリット)
判定0-0 (29-29/29-29/29-29)

第8試合 54kg契約 2分3R
×藤野恵実(和術慧舟會GODS)
○魅津希(空手道白心会)※井上瑞樹より改名
判定0-3 (27-30/27-30/27-30)

第7試合 J-GIRLSアトム級次期王座挑戦者決定トーナメント準決勝(2) 2分3R(延長1R)
○美保(KFG/4位)
×PIRIKA(ミルキーウェイ/5位)
判定2-0 (30-29/29-29/30-28)

第6試合 J-GIRLSアトム級次期王座挑戦者決定トーナメント準決勝(1) 2分3R(延長1R
○山田真子(Weed GYM)
×丸中雅恵(ワイズスポーツジム/6位)
判定3-0 (30-28/30-28/30-27)

第5試合 J-GIRLS U-15ミニフライ級王座決定戦一回戦 Bリーグ特別ルール 1分30秒2R(延長1R)
×小川楓花(ドージョー☆シャカリキ)
○新垣聖羅(鍛錬会)
判定0-3 (18-20/18-20/18-20)

第4試合 J-GIRLS U-15ミニフライ級王座決定戦一回戦 Bリーグ特別ルール 1分30秒2R(延長1R)
○日下部奈々(OISHI GYM)
×室永真央(晴山塾)
判定2-0 (20-19/19-19/20-19)

第3試合 J-GIRLSアラフォートーナメント2010(マキシマムクラス:56kg契約)一回戦(2) 2分3R(延長1R)
○成沢紀予(フォルティス渋谷/J-GIRLSフェザー級4位/1970年9月7日生・39歳)
×IZUMI(Studio-K/1971年6月2日・39歳)
判定3-0 (30-28/30-28/30-28)

第2試合 J-GIRLSアラフォートーナメント2010(マキシマムクラス:56kg契約)一回戦(1) 2分3R(延長1R)
○佐竹のぞみ(鷹虎ジム/J-GIRLSバンタム級7位/1970年7月3日・40歳)
×亜利弥'(FIGHT CHIX/1973年3月8日・37歳)
判定3-0 (30-28/30-29/30-29)

第1試合 バンタム級 2分3R
○rak(KING EXCEED)
×舞獅(レグルス池袋) ※鳥崎舞より改名
2R 0'42" TKO

J-GIRLS・石垣イベントプロデューサーのコメント





 U-15決勝戦はミドルの得意な新垣聖羅選手と小気味好いパンチを繰り出す日下部奈々選手の戦いでしたが、リーチのある聖羅選手が上手に距離をとりました。第7試合の美保vsPIRIKAに似ていましたね。距離をうまくとった方が戦いを制するというのが武道・格闘技にはありますので。

 バンタム級タイトルマッチの陣内選手も同様に、自分の距離で戦いたいところだったが、水野選手が想像以上の圧力でしたね。会長も完全に分析してきたのでしょう。水野選手には決定打・破壊力はそんなにないのですが、距離を潰してコツコツ前に出て当てていったところで、最後の延長で軍配があがりました。

 フェザー級の大石選手は前のファイトスタイルと全く変わっていましたね。前にでる圧力・頑丈な体は変わらないのですが、パンチの技がプラスアルファーされて磨きがかかり、後半は桜朋選手もかなりボディーが効いていたと思います。桜朋選手もヒットアンドアウェーで上手く攻撃し、善戦はしましたが、大石選手の体力・気力勝ち、空手家の特徴で打たれても前に前にでる姿勢に桜朋選手は潰されましたね。

J-GIRLSのチャンピオンが勢ぞろい。右端が石垣プロデューサー
 そしてメインの神村選手と安倍選手はお互いスピード感も破壊力も抜群にありました。ですが神村選手からクリンチするシーンが多く感じられましたね。安倍選手は以前クリンチが多かったので、今回は上手く距離をおきました。ですが勢い・スピード・手数は神村選手。ここまでくると実力差はつけられないレベルにきていますが、僅差ながら神村選手に分があったと思います。

 タイトルマッチの総評としましては、実力が本当に上がってきているので、3つともこのように僅差の判定になったのだと思いますね。

 今日の敢闘賞を一人選ぶとしたら、第8試合、デビュー戦の魅津希選手です。彼女を(アマチュア)J-GROWからずっと見てきましたが、あんなにパンチが上手くなかったです、正直言って。パンチの切り返し、距離のとり方、踏み込んでのボディーなど、すごくいい感じに入っていました。そして今日は蹴りが出ていないな、と思ったら、案の定ケガをしていたみたいで。それなのに総合のベテランをあそこまで追い詰めるとは驚きです。足も手も使えるようになったらどうなるのか、非常に楽しみです

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