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グレイシャア、決勝で惜敗。佐々木仁子がKO防衛

  • Category: J-GIRLS
  • update: 2008-05-26 (月) 18:20:00
  • by: 井原芳徳
J-GIRLS World Queen Tournament 2008 決勝戦
2008年05月25日(日) 東京・ディファ有明

 50kg契約のWorld Queen Tournamentは、グレイシャア亜紀とイタリアのシルビア・ラ・ノットの優勝候補2名が勝ち上がり、延長までもつれ込む接戦に。惜しくも敗れたグレイシャアだが、今後につながる敗戦だった。チームドラゴンの佐々木仁子は豪快なフックでKO勝ちし、J-GIRLSフェザー級王座初防衛に成功した。 

World Queen Tournament 2008 (50kg契約)




第8試合 準決勝(1) 50kg契約 サバイバルマッチ1
×林田昌子(藤原ジム/J-GIRLSミニフライ級1位)
○シルビア・ラ・ノット(イタリア/スポーツクラブ・セスト/WPKC欧州女子バンタム級王者・サバット世界女子フライ級王者)
判定0-3 (小川29-30/シーナ28-30/石川28-30)

 ラ・ノットが雄叫びをあげながら、右ロー、左前蹴り、左右のハイ等をヒット。パンチとのコンビネーションで当て、勢いで勝る。林田も勢いには勢いで、終盤から強引に前に出て右フックを当てるが、逆転ならなかった。

第9試合 準決勝(2) 50kg契約 サバイバルマッチ1
○グレイシャア亜紀(ソーチタラダ渋谷/J-GIRLSフライ級王者・WMCインターコンチネンタル女子Sフライ級王者)
×ジェシカ・トルハースト(オーストラリア/ブラックドラゴン会/WMC&ISKA南太平洋女子ミニフライ級王者)
判定3-0 (櫻井30-27/石川30-28/小川30-28)

 グレイシャアが右ボディブロー、左前蹴りを効かせつつ、右フックを当てる攻めで1Rから優勢。2Rにはそのパターンでダウンを奪う。終始落ち着いた試合運びで、決勝に駒を進めた。

第16試合 メインイベント 決勝戦 サバイバルマッチ1(2分3R+延長1R)
×グレイシャア亜紀(ソーチタラダ渋谷/J-GIRLSフライ級王者・WMCインターコンチネンタル女子Sフライ級王者)
○シルビア・ラ・ノット(イタリア/スポーツクラブ・セスト/WPKC欧州女子バンタム級王者・サバット世界女子フライ級王者)
4R 判定1-2 (櫻井9-10/梅沢10-9/シーナ9-10)
3R 判定1-0 (櫻井29-29/梅沢30-29/シーナ30-30)
※ラ・ノットが優勝。賞金100万円を獲得

 決勝は本命同士の激突。1Rからラ・ノットがパンチの連打や右ミドルで前に出るが、グレイシャアは動きを読み、打ち終わりに右フックを的確にヒットさせる。だがラ・ノットのバッティングが多く、グレイシャアは戦いにくい様子。たびたび打ち合いが繰り広げられるも、両者決定打が足りずマストシステムの延長にもつれ込む。
 延長R、積極的にパンチで前に出るのはグレイシャア。打ち合いの後にラ・ノットがクリンチする展開が繰り返される。後半にはラノットがバックステップを使いつつ、右ローをヒットさせ、クリーンヒットにはならないが大技のバックスピンキックも当てる。

 通常のラウンドなら10-10となるような接戦で、ジャッジも割れたが、ラ・ノットに軍配。グレイシャアの積極性よりもラ・ノットの攻撃の的確さが評価されたようだ。とはいえグレイシャアが世界レベルの選手とも渡り合える力量を持っていることを示した内容。心技体トータルでの成長も確実に見られた。J-GIRLSの看板選手としての責務は果たせなかったものの、「打倒ラ・ノット」という新たなストーリーが生まれたことも含め、今後につながる敗戦だった。

◆グレイシャア「3Rまでにいいのをもらったので、終わった時点でもう1Rあると思った。最後は相手のペースに乗ってしまい、あと一歩で負けた。近寄れなかったのが敗因。勝ったと言えるところまで行けなかった。シルビアは思いっきりが良かった。準決勝のジェシカも前回より上手かった。パンチが重くて蹴りも速かった。
 今日はいい勉強になった。外国人は力も体も強いので、打ち負けない体を作らないと。今回はコンディション作りがしっかりできたけど、現段階では勝てるレベルではなかった。負けをいい方向に活かしたい。強い人とやることで自分も成長できる。シルビアとはもう一回やりたい」

第7試合 リザーブファイト 50kg契約 サバイバルマッチ1
○田中佑季(青春塾/J-GIRLSフライ級3位)
×古谷あさみ(谷山ジム/J-GIRLSフライ級4位)
判定2-1 (30-29/28-29/30-29)

タイトルマッチ



第15試合 セミファイナル J-GIRLSフェザー級タイトルマッチ 2分5R
○佐々木仁子(チームドラゴン/王者)
×成沢紀予(ソーチタラダ渋谷/1位)
4R 1'04" KO (右フック)
※佐々木が初防衛

 佐々木は左ボディと右フックの連打、または右ボディと左フックの連打のコンビネーションを1Rから度々決め、2Rには右フックでダウンを奪取。3Rには成沢が接近戦でストレートを連打し、流れを引き寄せかけたが、佐々木は4Rに再び距離を作ると、豪快な左フックで再びダウンを奪う。成沢は前のめりに倒れ、右の頬が腫れ上がり大きなダメージ。それでも気力で10カウント以内に立ち上がったが、佐々木の右フックを浴びると力無く倒れ、佐々木が見事KO勝ちで防衛とリベンジに成功した。
 勝利者インタビューで佐々木は「再戦ということが心に残っていたからここまで来れた。ワンツーで前に来るのがわかっていて、途中ハマったけど、自分のペースで倒せた。これで世界に行けます」とコメント。チームドラゴンの面々と喜びを分かち合った。


J-GIRLSミニフライ級王座次期挑戦者決定トーナメント



第3試合 J-GIRLSミニフライ級王座次期挑戦者決定トーナメント2回戦(1) サバイバルマッチ1
○紅絹(フォルティス渋谷/7位)
×☆MIKA☆(ワイルドシーサー群馬)
判定3-0 (30-28/30-28/30-28)

 紅絹が少し須藤元気を思わせる変則の構えとステップで、随所で左右のフックを当て勝利した。

第4試合 J-GIRLSミニフライ級王座次期挑戦者決定トーナメント2回戦(2) サバイバルマッチ1
○岡田敦子(RAPTURE KING/4位)
×安倍基江(アカデミアAz/9位)
判定2-0 (29-29/30-29/30-29/30-29)

 安部がミドル、岡田がカウンターで左右のパンチを当てる接戦に。2R、組んでからの膝蹴りの反則で安部に減点1があり、結局この差で岡田の勝利となった。


第5試合 J-GIRLSミニフライ級王座次期挑戦者決定トーナメント2回戦(3) サバイバルマッチ1
×勝山舞子(上州松井ジム)
○田嶋はる(アクティブJ/8位)
判定0-3 (28-29/28-30/28-30)

 田嶋が伸びのある前蹴りとミドルとストレートで2Rまで優勢。3R、勝山が右フックとバックブローで巻き返したが、逆転とはならなかった。

第6試合 J-GIRLSミニフライ級王座次期挑戦者決定トーナメント2回戦(4) サバイバルマッチ1
○まゆみ(KFG/5位)
×Little Tiger June(青春塾/10位)
判定3-0 (30-27/30-27/30-26)

 体格でも勝るまゆみが前に出て右のフック等を当て1Rから優勢。2Rには序盤からパンチでダウンを奪う。デビューから2戦が好勝負続きで期待されたTigerだが、これまでのような元気が無く完敗に終わった。


第12試合 3回戦(1) サバイバルマッチ1
×岡田敦子(RAPTURE KING/4位)
○紅絹(フォルティス渋谷/7位)
判定1-2 (29-30/30-29/29-30)
※紅絹が7/21新宿大会で林田昌子と対戦

 引き分けた前回の対戦時同様、紅絹が距離を詰めてパンチを連打すると、岡田は戦いにくそうな様子。2Rはハイやローを当てた岡田だが、それ以外では紅絹の望む接近戦に持ち込まれる。3Rには打ち合いに応じたが、優位には持ち込めず、僅差の判定負けに終わった。


第13試合 3回戦(2) サバイバルマッチ1
×まゆみ(KFG/5位)
○田嶋はる(アクティブJ/8位)
判定0-3 (27-29/27-29/28-29)
※田嶋が7/21新宿大会で大島つばきと対戦

 1Rから田嶋が得意の蹴りを当て、2Rには右の前蹴りとボディブローを効かせてスタンディングダウンを奪う。だがまゆみは3R、Tigerも苦しめた右フックで度々田嶋をぐらつかせ猛反撃。あと一歩及ばなかったが底力を見せた。田嶋は同じJ-NET所属の大島との準決勝に進出。「大先輩なので胸を借りるつもりで挑みたい」と話した。


第2試合 J-GIRLSミニフライ級王座次期挑戦者決定トーナメント リザーブファイト サバイバルマッチ1
×関友紀子(フリー)
○神村江里加(侍塾/J-GIRLSジュニア2位)
2R 1'38" TKO (3ダウン:右ミドルキック)


ワンマッチ



第14試合 J-GIRLSフライ級王座次期挑戦者決定戦 サバイバルマッチ1
○杉貴美子(SOLID FIST/1位)
×大浜芳美(OGUNIジム/2位)
判定3-0 (30-26/30-26/30-26)

 1Rから杉が左のストレートを何発も的確に当て主導権。2R、右の前蹴りを効かせてからのパンチラッシュでダウンを奪う。大浜も鼻血を出しながら前に出るが、杉の勢いは止められず。杉が完勝でグレイシャアの持つ王座への挑戦権を獲得した。


第11試合 フライ級 2分3R
○山口貴子(TARGET)
×吉田正子(アゲ♂アゲ☆/9位)
1R 0'52" TKO (ドクターストップ:負傷)

第10試合 フェザー級 2分3R
○小澤聡子(チームドラゴン)
×虎島尚子(和術慧舟會RJW)
判定3-0 (30-29/29-28/29-28)

第1試合 エキシビジョンマッチ 2分2R
−奥村ユカ(S-KEEP)
−キム・テギョン(韓国)
勝敗無し

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