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スギロック、フェザー級女王に。浜崎朱加が防衛:12.17 新宿

FIGHT FOR JAPAN 女子総合格闘技ジュエルス17th RING JEWELSフェザー級GP 2011 ~ JEWELS初代フェザー級女王決定トーナメント決勝戦~
2011年12月17日(土) 新宿フェイス
  レポート&写真:久保与志


第12試合 JEWELSライト級タイトルマッチ JEWELS特別ルール(パウンドあり) 5分3R
○浜崎朱加(AACC/女王)
×ハム・ソヒ(韓国/CMA KOREA TEAM MAD/挑戦者)
1R終了時 TKO(タオル投入:腰の負傷)
※浜崎が初防衛



 1R、ファーストコンタクトの打撃の攻防で、浜崎がハムの左ストレートにカウンターでタックルに入り、いきなりテイクダウンを奪う。浜崎はそのままサイドにつき、ブリッジで立ち上がろうとするハムを制しながら顔面へパウンド。さらに腕を取ろうとしたところをハムが立ち上がるが、浜崎は脇を差したままロープに押し込み、ボディに膝蹴りを入れる。浜崎はそこから、サバ折りのような形で押し倒し再びテイクダウン。そのままサイドについて細かい鉄槌を落とす。ハムは浜崎の仕掛けに合わせて立ち上がろうとするが、浜崎はすぐにハムのバックについて完全には立ちあがらせず。ハムは足元に潜りこんでスイープを試みるが、浜崎が潰してトップをキープ。ここで一瞬動きが止まった浜崎の隙を見逃さず、ハムが下から三角絞めの体勢に。腕は流されず、タイトには極まっていない様子だが、浜崎はロックを外すことは出来ず、ハムが三角で固定したまま下から鉄槌を入れて1R終了のゴング。
 するとハムは腰を痛めたか、インターバルに入っても四つんばいのまま体を起こすことも出来ず。異変に気づいたドクターがチェックにいき、通訳と軽いやりとりがあった後に、試合続行不可能と見てセコンドからタオルが投入され、TKO負けとなった。



 アクシデントに近い決着、またテイクダウンで優勢に試合を進めるも、ラウンド終了間際には三角絞めに捕まりあわやの場面も作られてしまった浜崎は晴れない表情でベルトを巻き、「こういう形で終わってしまって残念です。チャンピオンとして圧倒的な形で勝たなければいけないのに、最後は極められそうになってしまい不本意です。ハム・ソヒ選手とはまた戦いたいのでよろしくお願いします」と再戦を希望してリングを降りた。




第11試合 JEWELSフェザー級(48kg)GP 2011 JEWELS初代フェザー級女王決定トーナメント 決勝戦 5分2R
×瀧本美咲(空手道禅道会横浜支部)
○スギロック(和術慧舟會AKZA)
1R 4'10" 腕ひしぎ十字固め
※スギロックが初代王者に



 1R、前に出てプレッシャーをかけるスギロックに対し、瀧本はバックステップで距離を取りながら、左ミドル、ローで牽制していく。スギロックがパンチで詰めて組み付くが、ここは瀧本がテイクダウンを許さずにブレイク。再開後も瀧本が上手く距離を取りながら蹴りを放っていくが、スギロックは右ストレートで詰めて再び組み付く。スギロックの投げをこらえつつ、膝蹴りを放っていく瀧本だが、スギロックがしつこく投げをしかけてテイクダウンを奪う。スギロックはハーフガードから足を抜いてサイドにつくと、そこから上四方に回り徐々にセットアップを整えて、アームロック、腕十字の機会を伺う。瀧本は下からスギロックの首をセンタクバサミで捕らえて上四方を崩そうとするが、スギロックは落ち着いて頭を抜くと腕十字の体勢に。クラッチして必死に堪える瀧本だが、スギロックがクラッチを切って左腕を伸ばしきって完全に極まり、瀧本がついにタップ。スギロックがヴァルキリーでのプロデビュー戦からの連勝を7に伸ばし、無敗のまま初のタイトル戴冠を果たした。




第10試合 ライト級 5分2R
×長野美香(CORE)
○V.V Mei(フリー)
判定1-2(松宮=長野/千葉=V.V/山崎=V.V)

 1R、パンチの攻防からVが右フックをヒットさせて組みにいくが、長野はVの投げをこらえると、タックルで切り返してテイクダウンに成功する。長野はパスガードからマウントに移行して腕十字。レフェリーからキャッチが入るが、Meiは体勢を入れ替えて上になり、立ち上がって長野をリフトアップする。長野は十字の体勢を保ちながら、Vの足を刈ろうとするが、Vは足関節で切り返す。長野は反転して何とか足を抜き、タックルで向き直ろうとするが、Vはそこをフロントチョークで捕まえる。長野が首を抜いて脱出すると、Vは下から腕十字。長野が腕を抜き、パスガードからサイドについたところでラウンド終了。



 2R、パンチの攻防から、バランスを崩した長野を追いかけてVが上を取りかけるが、長野は際でタックルで組み付いて上を取る。Vはコーナーを背にして上手く立ち上がり、体を入れ替えて膝蹴りを見舞うが、長野が投げで再びテイクダウンに成功。展開なくブレイクがかかり、Vのセコンドからレスリングの攻防では不利とみたかスタンドで勝負しろとの声が飛ぶ。Vはパンチで距離を詰め、長野をロープ際に追い込みながら膝蹴りを連打。長野は投げを打つが、膝蹴りを嫌って十分な形で組めず、Vが潰して上に。Vが胸の辺りに放ったパンチが顔面に入ってしまい、レフェリーから注意が与えられスタンドから再開となる。Vが再びコーナーに押し込んでボディに膝蹴りを集めると、長野は腹を効かされたか、腰が引けてタックルの形に入れない。Vはそこから右ストレートをヒットさせ、パンチでラッシュをしかけ、長野も劣勢ながらパンチで応戦する中でタイムアップ。判定は1人目が長野に票を入れるも、残り2名はVを支持。2Rにボディへの膝蹴りを中心とした攻めで流れを変えたVが判定勝ちを収めた。




第9試合 ライト級 5分2R
○藤野恵実(和術慧舟會GODS)
×セリーナ(ノルウェー/チーム・ヘルボーイ・ハンセン)
判定3-0

 1Rから藤野が右フックを中心にスタンドでプレッシャーをかけ、組みの攻防でもセリーナを押し込みロープを背負わせる。タックルも切られ、苦しい展開が続くセリーナは引き込みにいくが、藤野は不用意には付き合わず、スタンドに戻って右ストレートをヒットさせていく。2Rも藤野がスタンドで優位に試合を進め、ラウンド終盤にはセリーナをコーナーに詰めてパンチをまとめ、ガードするのが精一杯の状況に追い込んでスタンディングダウンを奪う。残り時間僅かのところでセリーナがテイクダウンに成功し、パスガードしてサイドにつくが、それ以上の展開は作れずにタイムアップ。スタンドで圧倒した藤野が3-0の判定で勝利した。


第8試合 JEWELSキックルール 52kg契約
○林 美久(バンゲリングベイ・スピリット)
×カノム・シッソー(team SO)
判定3-0(芹沢30-28/松宮30-27/山崎30-27)

 1Rはカノムの前蹴りとカウンターのパンチ狙いに手を焼き詰めきれなかった林だが、2Rに入ると、左ジャブの数を増やして距離を掴み、徐々に右ストレートもヒットし始める。3Rは一層攻勢を強め、ジャブと左右のミドルでカノムをコーナーに釘付けにしながら、強烈な右ストレートを何度も叩き込んで圧倒し、大差の判定勝利を収めた。


第7試合 JEWELSキックルール 49kg契約 2分3R
○Mai(健心塾/元NJKF BONITA BOXEOアトム級王者)
×三堀“SMILE”美弥子(Y'ZDジム)
判定3-0(山崎30-28/松宮30-28/芹沢30-29)



 1Rは三堀が右ストレート、ミドルを中心に積極的に手数を出し、バックブローをヒットさせるなど攻勢に出る。Maiはやや守勢に回りながらも前蹴り、右ローで応戦。振り分けるなら三堀だが、差がつくかは微妙なところ。2Rに入ると、Maiはボディ、顔面に左フックを打ち分けながら距離を詰め、細かいパンチをヒットさせていく。三堀は手数が出なくなり、Maiの左フックが何度か顔面を捕らえる。3RもMaiが左フックから左右のミドル、ハイと高い蹴りにつなげて手数で圧倒し試合終了のゴング。判定3-0で勝利したMaiは、2月のDEEP KICKを最後に引退が決まっており、これが東京では最後の試合。試合後にはNJKF BONITA BOXEOフェザー級王者でジュエルスにもキックルールで参戦しているAZUMAから花束が贈呈された。


第6試合 ライト級 5分2R
×富田里奈(AACC)
○富松恵美(パラエストラ松戸)
判定1-2(松宮=富松/山崎=富田/千葉=富松)

 1R、パンチの応酬から、富松がタックルに入り、切られてもしつこく組みにいく。ロープを背にしながら何とか凌いでいた富田だが、富松は尻の下でクラッチを組みなおし、引き倒すようにしてテイクダウン。富松はその後も右ローをキャッチしてテイクダウンを奪うなどレスリングの攻防で主導権を握り、富田は下になった状態から十字、三角をしかける。2Rも富松がテイクダウンを奪って上を取るが、富田が下から足を利かせてそこからの展開は作らせず、残り時間も僅かとなったところで、富田が逆転の一本を狙ってヒールホールドも狙うも不発に終わり試合終了。富田の下からの仕掛けを評価したか、判定は割れたが、再三テイクダウンを奪った富松が1-2の判定で競り勝った。


第5試合 JEWELSフェザー級GP 2011 JEWELS初代フェザー級女王決定トーナメント リザーブマッチ 5分2R
×玉田育子(AACC)
○Sachi(総合格闘技闇愚羅)
判定1-2(山崎=玉田/千葉=Sachi/松宮=Sachi)

 1R、Sachiが玉田の左ローにカウンターのタックルを決めて先制のテイクダウンを奪うと、ブレイク後も再び鮮やかにタックルに入り、パスガードしてのサイドからの腕十字でキャッチを奪う。玉田は完全にクラッチは切らせず、ラウンド終了まで凌ぎきる。
 2R、Sachiが先にタックルをしかけるが、玉田はこれを突き放してSachiのバランスを崩しトップポジションをキープ。ハーフガードからパスを試みる玉田に対し、Sachiはかんぬきのような形で玉田の右手を捕らえながら、十字を狙っていく。玉田が足を抜こうと体を起こしたところに、Sachiはタックルでポジションを入れ替えようとするが、玉田はこれを潰してバックに回り、スリーパーを狙っていく。玉田がスリーパーを狙い続ける形でタイムアップとなり、判定は1-2のスプリットながら、積極的にテイクダウンをしかけ、1Rには腕十字でキャッチも奪ったSachiに軍配が上がった。


第4試合 JEWELSフェザー級GP 2011 JEWELS初代フェザー級女王決定トーナメント 準決勝Bブロック 5分2R
×石川菊代(リバーサルジム横浜グランドスラム/ROUGH STONE GP 2010 -48kg級 優勝)
○スギロック(和術慧舟會AKZA)
判定1-2(松宮=スギロック/山崎=石川/千葉=スギロック)



 1R、石川はサークリングで距離を取りながら、前蹴り、右ローで牽制していく。スギロックは石川のサークリングを止めるように左フックから返しの右で距離を詰めて組みにいく。スギロックは石川をロープに詰めて膝を入れながら、機を見てテイクダウンを狙っていくが、これは石川がしっかりとディフェンスしてブレイクがかかる。再開後も石川は徹底して距離を取りながら蹴りで牽制していくが、スギロックは鋭い追い足で距離を詰め、何度か右ストレートをヒットさせ、そこから組み付いて、テイクダウンを狙いながら膝を入れていく。2Rも1R同様に回る石川をスギロックが追いかけ、右ストレートをヒットさせたスギロックが組んで膝蹴りを入れていく展開が続く。石川はテイクダウンは凌ぎきるも、スタンドでの打撃、組みの攻防共にスギロックが主導権を握り試合を進める。残り時間も僅かとなり、石川は逆転を狙って左右のミドル、ハイ、さらに細かいパンチと手数を増やすが、スギロックもパンチと右ローで応戦して引かずに試合終了のゴング。スギロックの完封勝利かと思われたが、山崎サブレフェリーは石川を支持し、残りの2名がスギロックに入れる1-2のスプリット判定でかろうじて決勝に駒を進める形となった。


第3試合 JEWELSフェザー級GP 2011 JEWELS初代フェザー級女王決定トーナメント 準決勝Aブロック 5分2R
○瀧本美咲(空手道禅道会横浜支部)
×関友紀子(FIGHT CHIX)
判定3-0



 1R、クラウンチングスタイルからパンチで突っ込んでくる関に対し、瀧本はミドル、前蹴りで牽制しつつ、距離が詰まると首相撲に捕らえて膝を入れていく。捕まっても突き放し、パンチで入っていく関だが、瀧本の左ハイがカウンター気味にヒットして動きが止まると、瀧本が前蹴りとパンチをまとめる。2Rもパンチで前に出る関に対し、瀧本はカウンターで右フックをヒットさせてダウンを奪う。なおも前に出る関を瀧本は首相撲からの膝蹴り、前蹴りでいなし続けて試合終了のゴング。2Rにダウンも奪った瀧本が判定3-0で関を下し、決勝進出を決めた。


第2試合 48kg契約 5分2R
×比嘉麻美(S-KEEP)
○紫乃ヴァンフース(尚武会)
判定0-3

 ジュエルス初参戦となる現役女子高生ファイターの紫乃ヴァンフース。所属はムエロークを主催している尚武会となっているが、セコンドには今成がつく。試合はヴァンフースが1Rにテイクダウンからパスガードしてマウントを奪い、そこからチョークでキャッチを奪取するなどグラウンドで優勢に試合を進める。2Rは比嘉がヴァンフースのローに再三パンチを合わせてヒット。ヴァンフースは嫌がって顔を背けるなど、顔面への打撃は慣れていないのかかなり危うさを感じさせる。それでも、一旦首相撲に捕まえると対処出来ない比嘉を膝蹴りの連打で圧倒。ムエタイ仕込のテクニックも見せて3-0の判定勝利を収めた。


第1試合 54kg契約 5分2R
○奥村ユカ(SOUL FIGHTERS JAPAN)
×anna(FIGHT CHIX)
1R 4'41" ヒールホールド

オープニングファイト第3試合 ムエタイショップTEAM DEVIL666杯 JEWELS U-15キックトーナメント 決勝戦 JEWELSアマチュアキックルール 46kg契約 2分2R
×伊藤紗弥(尚武会/国際Jrキックボクシング王者)
○井本千尋(国士ジム/TOP RUN ガールズ級王者)
判定0-2(19-19/19-20/19-20)

オープニングファイト第2試合 JEWELSアマチュアルール 4分1R
×ナナチャンチン(フリー)
○山口友花里(空手道白心会)
1R 1'20" 腕ひしぎ十字固め

オープニングファイト第1試合 JEWELSアマチュアキックルール 48kg契約 2分2R
○佐々木蝶里(尚武会/M-1 45kg級チャンピオン)
×斉藤楓花(ドージョー☆シャカリキ)
判定2-0(20-19/20-20/20-19)

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