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伏兵ロスマレンが70kgトーナメント制覇:9.24 ベルギー

IT'S SHOWTIME Fast & Furious 70kg MAX 8 man tournament
2011年9月24日(土/現地時間) ベルギー・ブリュッセル
 サワー、キシェンコ、ンギンビら欧州の強豪が集結したトーナメントを制したのは、負傷欠場のペトロシアンの代役で出場したロビン・ファン・ロスマレン。90年生まれの21歳が、今後の中量級の主軸になりそうだ。
  レポート提供:遠藤文康  photos by ©Ben Pontier / EFN  協力:J SPORTS


70kg級トーナメント



89年10月1日生まれ21歳。

ペトロシャンの代打として参戦したロビン・ファン・ロスマレンはトーナメント8選手の中での最年少だった。ペトロシャン欠場によって優勝はアンディ・サワーもしくはアルトゥール・キシェンコが本命とされ対抗がショウタイム王者のクリス・ンギンビというのが大方の予想だった。選手たちもサワーが本命という見立てだった。ルッツ会長はキシェンコを一押し。が、結末は若手ロスマレンがこの代打参戦の大チャンスを逃さず、集中力の途切れない攻めを繰り出し最後はKOでケリをつけるという文句なしの優勝を果たした。親子二代にわたるキックボクサーが見事に頂点を獲得した。

ペトロシャン欠場が日本で決まり、ルッツ会長が日本滞在中だったこともあって、ケガの原因となった日菜太をトーナメント選手として抜擢することも提案されたが、最終的に起用されたのはロスマレンだった。後日この起用を聞いた時、さすがにショウタイムは誰が今の成長株・旬なのかを把握しているなと感心した。かなりいい抜擢だと思った。

10年3月のK-1 MAXオランダ予選のセミファイナルでモーチェ・カマルにKO負けしたロスマレンはその後の試合を一つ一つしっかりと自分の糧にする慎重さと激しさを身につけていった。9月にはベテランのウィリアム・ディンデルを破り、今年3月にはシャイドを破った。そして今年5月。念願のカマルへのリベンジ戦を迎えた。

ロスマレンの特徴は集中力にある。試合直前に集中する姿はすさまじい。リングへのエントランスに上がる直前にバックステージで集中力を高めるのがロスマレンスタイル。チームもその時だけはロスマレンの側を離れて集中作業が終わるのを遠巻きにじっと見守る。ロスマレンの風貌は微妙に日本人に似ている。集中作業に入っている姿を前後からカメラ撮影したが、じっと一点凝視したままのロスマレンは微動だにしなかった。

今回のトーナメントでも一戦一戦の直前にバックステージで急激に集中したであろうロスマレンの姿が目に浮かぶ。見た目どおり壊れにくい体型をしており前へ前へと攻め込むファイトスタイルもキックボクサーとして好ましい。サワーがS-CUPに登場し優勝したのが19歳。K-1 MAX優勝が22歳だった。ロスマレンは21歳でショウタイム初70kgトーナメントを制覇。サワーを苦しめたハルト・グリゴリアンはロスマレンと同年89年生まれの22歳。カマルはロスマレンよりまだ若い90年生まれの21歳だ。これら世代は今が頂点ではない。これから益々強くなる世代だ。言うまでも無く今後の中量級の主軸になる。



試合と稼ぎの場として日本を舞台にしていた有名選手たちにとって、自分たちが知らぬ間に欧州若手新世代にスッと抜かれていたことが唐突に立証されたトーナメントとなった。アンダーエイジ25がベテランを乗り越えて行く戦いがこれからの欧州中量級のテーマとなる。考えるまでも無いが、いつまでも同じ顔ぶれがリング上を跋扈していることなど、激しい格闘技の世界ではありえることのほうがおかしい。世代交代は必然的に進むものだ。

日菜太は来年1月28日のショウタイムオランダ大会参戦が決定している。その後の常連起用となるのかどうかはこの場での戦いぶり如何による。25歳になったばかりの日菜太がショウタイムのリング上で欧州新世代の渦に巻き込まれながら活躍することを期待したい。



一回戦
○アルトゥール・キシェンコ
×ゲーゴ・ドラゴ
3R TKO 





一回戦
○アンディ・サワー
×ハルト・グリゴリアン
判定4-1




一回戦
×ムラット・ディレッキー
○クリス・ンギンビ
判定0-5




一回戦
○ロビン・ファン・ロスマレン
×シャヒッド・オウラッド・エル・ハジ
2R KO




準決勝
○アルトゥール・キシェンコ
×アンディ・サワー
判定5-0




準決勝
×クリス・ンギンビ
○ロビン・ファン・ロスマレン
判定1-4




決勝
×アルトゥール・キシェンコ
○ロビン・ファン・ロスマレン
1R KO
※ロスマレンが優勝




ワンマッチ



IT'S SHOWTIME 77kg級世界タイトルマッチ 3分5R
×マーセル・グローエンハート
○アーテム・レビン
5R KO 

ヘビー級 3分3R
×モイセス・バウテ
○ルステミ・クレシュニク
2R KO

73kg MAX 3分3R
○マラット・グリゴリアン
×ヤッシン・バイタル
判定4-1


IT'S SHOWTIME番組情報



~最強打撃格闘技~ IT'S SHOWTIME JAPAN 2011・9・24 ブリュッセル大会(ベルギー)
【再放送】 10月10日 (月) 18:00 - 21:00  J SPORTS 3
スペシャルゲスト解説:魔裟斗、 解説:布施鋼治(スポーツライター) 実況:市川勝也

●IT'S SHOWTIME 2011シーズン大会予定
11月12日(土) テネリフェ大会(スペイン)
※ジョルジオ・ペトロシアンの復帰戦や、ダニオ・イルンガの95kg級タイトルマッチなど

■J SPORTS IT'S SHOWTIMEサイト■
http://www.jsports.co.jp/tv/fighting/its_showtime.html

◆◇◆J SPORTSは10月1日よりBS放送開始!◆◇◆

国内最大4チャンネルのスポーツテレビ局、株式会社ジェイ・スポーツ・ブロードキャスティングは、会社設立15年を迎える2011年10月1日に2チャンネルが、2012年3月1日(予定)にはさらに2チャンネルがBS放送に進出し、BS最大4チャンネルのスポーツテレビ局が誕生いたします。

チャンネル名は「J SPORTS 1(現J sports 1)」、「J SPORTS 2(現J sports 2)」、「J SPORTS 3(現J sports ESPN)」、「J SPORTS 4(現J sports Plus)」とし、BS最大の4チャンネル編成が明確となる名称に変更します。
これからのJ SPORTSにご期待下さい。

※J SPORTSはJ:COMなど全国のケーブルテレビ、スカパー!、スカパー!e2でご覧いただける国内最大のスポーツ専門TV局です。

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