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ダニロ・ザノリニがHEATキックミドル級王者に

HEAT 13
2010年3月14日(日) 愛知・Zepp Nagoya
  記事提供:HEAT事務局


第8試合 HEATキックルール・ミドル級タイトルマッチ 3分3R
×ファピカート・RSプロモーション(タイ/一宮ムエタイジム/王者)
○ダニロ・ザノリニ(ブラジル/志村道場/ブラジリアン・タイ/挑戦者)
2R 1'17" KO (右フック)

 ブラジル大応援団と志村道場生の声援に送られて入場したダニロ。王者ファピカートは悠々とムエタイの舞(ワイクー)を見せる。両選手の母国、ブラジルとタイの国歌が流され、ベルトが志村館長に返還された。
 1R、ファピカートが左ローでファーストヒット。ダニロはインステップからの左ジャブ、ローのコンビネーション。ファピカートはジワジワと前に出るが、ダニロが積極的に手を出していく。ダニロのローに効いていないと両手を広げてアピールするファピカート。しかしローの応酬からファピカートの左ローがダニロの下腹部に入りタイムストップ。ファピカートには口頭注意が与えられた。再開後、飛び込みのヒザ、ハイなど派手な技を見せるダニロ。ファピカートはこれをしっかりとかわし、パンチを返していく。終了間際、ダニロのヒザにファピカートがのけぞる場面も。両者の高レベルの攻防に観客も息を飲む展開で1R終了。
 2R、ダニロがいきなり回し蹴り、ブラジリアンキックと派手な技を見せる。さらに右フックが入り棒立ちになるファピカート。しかし耐えてダウンせず、ダニロのローがファピカートの下腹部に入り、タイムストップとなる。インターバルを経て回復したファピカートは強烈な左ミドルを見舞うが、かかと落とし、さらには飛びヒザとダニロの勢いが増す。下がりつつファピカートがパンチを放とうとしたその瞬間、ダニロの右フックがファピカートのアゴを捉える!大の字に倒れるファピカート!レフェリーはカウントを数えたがファピカートは完全失神。両手を交差し試合終了となり、新王者が誕生した。
 第二代キックルールミドル級王者となったダニロは志村館長からベルトを受取り抱擁。マイクを取り日本語、ポルトガル語で仲間達に感謝を述べると、2週間後に迫った憧れのK-1MAXの舞台での活躍を誓った。


第7試合 HEAT総合ルール・ウェルター級暫定王座決定戦 5分3R
○新美吉太郎(ALIVE)
×クォン・アソル(韓国/CMA KOREA/木浦プライド)
判定2-1
※新美が暫定王者に

 新美とタイトルを賭けて戦う予定だった辛拉麺 [シン・ラーメン](韓国/CMA KOREA/Team Blue Dragon)が、前日にサウナで減量中に倒れ急遽欠場。HERO'S、戦極などに出場経験のあるクォン・アソルが代役として出場することとなり、試合は暫定王座決定戦となった。新美には格闘技人生をスタートした津田沼道場からも激励賞が届けられ、悲願のタイトル奪取に望む。
 1R、様子見の展開が続き前に出られない両者。組み付きからテイクダウンを狙う新美だが、クォンは強烈なヒザを入れて抵抗。組んだ展開を嫌うクォンは身体ごと前に出るようなパンチで新美を攻める。さらに強烈な左ミドルで下がる新美。しかし残り一分を切ったところで金網際の攻防から新美がクォンを崩しバックを奪う!鉄槌、打ち下ろしのヒジ、小さなパウンドをコツコツと浴びせる新美。しかしクォンもかがんで新美を前に落として脱出し、強烈な右ストレートを返す。ここで1R終了。
 2R、クォンの打撃が徐々に新美を捉え始める。新美はテイクダウンを狙いタックルを仕掛けるが切られてしまう。クォンの伸びるような右ストレートを受けた新美は一瞬動きが止まり、強烈なアッパーを受け追い込まれるが、組み付いて建て直しを図る。なんとかグラウンドに持ち込みたい新美と、それに付き合わないクォン。膠着する展開になるが、クォンの右が新美にヒット!グラっときた新美にラッシュをかけるクォン。しかし新美は金網際で体を入替えると逆にテイクダウンし、マウントポジションを奪う。そのままバックを取って首を狙ったが、時間切れで2R終了。
 3R、タックルに行く新美だが、しっかりとこれを切ってパンチを返すクォン。しかしパンチの応酬から新美のタックルを切ったクォンの足がすべり新美に首を取られる。新美はそのまま右ヒザを連続で叩き込み、グラウンドを狙うがクォンが脱出。しかしダメージを受けたかクォンの手が出なくなる。残り2分、タックルから後ろに回りバックを取った新美、しかしクォンは新美を背負ったまま前転繰り返しこれを外しにかかる。一旦外れたが、クォンを持ち上げて叩きつけた新美がそのまま上になり、鉄槌、パウンドを落としていく。クォンは動けずなにもできない状態で耐え続けたが、下から蹴り上げが新見にヒット!一瞬怯んだ新美だが心は折れておらず、パウンドを返して組み付くと、バックに回り首を狙う。しかしここで3Rも終了。スタンドでクォン、グラウンドで新美とくっきり両者の色が分かれた試合となった。
 判定は2-1とスプリットながら、新美が辛くも勝利。HEAT総合ルールウェルター級暫定王者の座を手にした。


第6試合 HEATキックルール・ヘビー級王座挑戦者決定戦 3分3R
○富平辰文(SQUARE)
×ムーン・ボーラム(韓国/チェオンムージム)
4R 判定3-0 (10-8/10-8/10-8)
3R 判定0-1 (28-28/28-29/28-28)

 キックルールヘビー級タイトルマッチ挑戦者決定戦と銘打たれたこの試合。勝者は王者天田ヒロミへの挑戦権を手にする。
 1R、ボーラムのジャブと富平のミドルの交差で始まる。キレのある動きでボーラムをけん制する富平は、前に出てパンチを打とうとしたボーラムにカウンターで左を合わせてダウンを奪う!立ち上がったボーラムはしばらく組み付き体力を回復していたが、中盤に入り復活し強烈な左を富平に浴びせ動きを止めるとラッシュを見せる。金網際での工房となると、ボーラムは密着した状態からも強烈なアッパーを見せ、富平は逃げるように下がる場面も見られた。
 2R、1R終盤に打たれたダメージがあるのか富平の動きが鈍い。逆にダウンのダメージを見せないボーラムは組み付いてくる富平にアッパーを打ち込み、体力を奪う。たまらずホールディングを繰り返す富平にレフェリーから口頭注意が与えられる。その後は密着した状態から富平はヒザ、ボーラムはアッパーで応酬。手数ではボーラムが富平を上回るラウンドとなった。
 3R、2Rの流れそのままにボーラムは勢いある強烈なパンチを放つ。富平は冷静にカウンターを合わせて凌ぐが、ボーラムのバッティングにより中断。ボーラムには口頭注意が与えられた。ラウンド中盤、足を止めて打ち合う展開になると、ボーラムの手数が上回り、富平は距離をとってロー、ミドルを打つ作戦に切り替える。疲労の色は明らかで、ボーラムのパンチを浴び続けるが、相手に身体を押し付けて意地でもダウンせず、このラウンドを耐え凌いだ。
 3R終えて判定は28-28、28-29、28-28と一人がボーラムを支持したが決着には至らず、延長R突入となった。
 延長R、ゴングと同時にタイムストップをかける和田レフェリー。富平の脇腹をチェックするようにドクターに呼びかける。怪我はないとアピールする富平。ドクターも骨折はないと判断し試合続行に。なんとか盛り返そうと右のロー、ミドルを積極的に出していく富平。しかし近距離になるとボーラムのパンチに押される展開。またもホールディングを取られ富平に減点1が課せられる。このままボーラム優勢で終わるかと思われた残り15秒、富平の左から右のパンチ連打がヒットしボーラムがダウン!まさかの展開に観客は総立ち。立ち上がったボーラムだが、打ち合ったところでタイムアップ。勝利は判定にゆだねられた。
 判定は3者とも富平を支持。最後の最後で奪ったダウンが富平を奇跡の勝利に導いた。


第5試合 キックルール ヘビー級(ノンタイトル戦) 3分3R
○天田ヒロミ(フリー/HEATキックルール・ヘビー級王者)
×命(MEIBUKAIキックボクシングジム)
2R 2'08" TKO (3ダウン:右フック)

 1R、天田が前に出てプレッシャーをかけてボディに右を浴びせる。命は前蹴りで天田を突き放すと右ハイキックをみせる。しかし天田はこれにひるまず前に出て金網に追い詰める。左フック、アッパーと的確にパンチを入れる天田。徐々に下がり始めた命がパンチを放った瞬間、天田は強烈な左フックから右ストレートのコンビネーションに命がダウン!8カウントで立ち上がったが鼻から出血が見られる。その後、お互いに大振りのパンチを見せるがヒットに至らず、1R終了。
 2R、命は右ミドル、ローと足がよく出ている。しかし天田は怯まず、左ジャブ、右フックを叩き込み命が二度目のダウン!前のめりに倒れたがなんとか立ち上がり反撃を試みる。足の踏ん張りが効かなくなった命だが、執拗にローを蹴り込み、天田が嫌がる場面も。ロー攻撃に業を煮やしたか、天田はラッシュでさらに畳みかけ、命はこのラウンド二度目のダウンを喫する。それでも立ち上がる命に観客から拍手と声援が送られたが、残り一分を切ったところで左ジャブから追い討ちの右フックで三度目のダウンを喫し、天田の前に敗れ去った。王者天田は順調な調整ぶりを見せ完勝。マイクを手にし名古屋のファンに挨拶すると、7月のタイトル防衛への意欲を示した。


第4試合 キックルール ミドル級 3分3R
○松本勇三(勇三道場)
×我龍真吾(ファイティングマスター)
2R 2'32" TKO (タオル投入)

 我龍は計量をパスできず、イエローカードによる減点1と10オンスグローブという罰則を受けての試合となる。四方に土下座し詫びる我龍。開始前に頭を付け合い威嚇しあう両者に観客もヒートアップ。
 1R、我龍は右ロー、松本は右ロー、ハイと切れのある蹴りを返す。我龍は前蹴りで距離を取り舌を出してアピールするが、ハイキックで飛び込んできた松本の左からのパンチの連打をあびてしまう。その後も動きの鈍る我龍に左回し蹴りから強烈な右フックを叩き込む松本。我龍もバックブローなどを見せるが松本のスピードある攻撃に押され気味のまま1R終了。
 2R、前に出る我龍だが、松本は冷静にかわし強烈な右ローを返す。これがきっかけになり、両者右ローの応酬、効いていないと両手を広げてアピールする展開に。しかし数発打ち合った後、付き合いきれないとばかりに松本が突然右ハイキック!予想だにしていなかった攻撃に我龍ダウン!カウント8で立ち上がったが、松本は回し蹴り、パンチラッシュ、左ハイ、かかと落とし、右ハイと大技を連発!固められた我龍にレフェリーがスタンディングダウンを宣告。なんとかファイティングポーズを取った我龍だが力が入らず、なんとかクリンチで回復を図ろうとする。しかし残り1分を切ったところで松本にラッシュをあびてしまう。右ストレートを受けヒザが落ちたところでセコンドからタオルが投げ込まれ、松本の勝利となった。


第3試合 総合ルール フェザー級 5分3R
×鬼頭 潤(格闘集団BRAVE)
○吉田幸治(フリー)
2R 2'35" 腕ひしぎ十字固め

 1R、鬼頭のローをキャッチしにいく吉田。これを潰した鬼頭はバックを奪うが、金網に押し付けて体を入れ替えた吉田は払い腰で鬼頭を投げグラウンドへ。ハーフガードの状態で距離がとれず、隙間を空けてコツコツとパウンドを落とす吉田。鬼頭の頭をマットに押し付けてスタミナを奪い、嫌がって鬼頭が払った左手をキャッチ!そのまま左腕を掴み、足で首をロックする。鬼頭も足で吉田の首をキャッチし絞め返す。しかし吉田が鬼頭のロックを外し左腕を絞り上げる!鬼頭はたまらずタップ。吉田がHEATで2連続一本勝利を上げた。


第2試合 キックルール 無差別級 3分3R
○恩田剛徳(志村道場)
×土井一央(シルバーアックス)
1R 2'34" KO 

 1R、土井は直線的に前に出てプレッシャーをかけ、重いパンチをガードの上から叩き込んでいく。金網を背負った恩田は反撃できず固まってしまい、土井のパンチを受け続けて完全に足が止まった。なんとかローをきっかけに押し返した恩田だが、ダメージは明らかで動きが鈍る。インローで距離を取ろうとうする恩田に対し、その後も土井が追い討ちをかけてきたが、恩田の渾身の右フックがヒット!カウンターを浴びて立場は一気に逆転。棒立ちとなった土井にフック、ストレート、アッパーを浴びせ追い込む。互いにいいパンチを貰い五分となった2分過ぎ、恩田の右ストレートが炸裂!前のめりに倒れた土井は立ち上がろうともがくが身体が動かず。恩田がド迫力の乱打戦を制した。


第1試合 総合ルール ヘビー級 5分3R
×トーマス・スタンレー(志村道場)
○イ・チャンソプ(韓国/CMA KOREA/亀尾異種格闘技ジム)
1R 0'40" TKO (タオル投入)

 クラブで用心棒を務めるトーマスの応援に駆けつけた多くの仲間と常連客から声援が飛ぶ。1R、トーマスの左ローから試合が動く。イは前にパンチを放ちながら突進。金網に押し付けていく。しかしトーマスがイの後頭部を殴ってしまい、イは流血。トーマスは口頭注意を受ける。再開後、パンチの打ち合いになった両者だが、トーマスが怯んだところでセコンドからタオルが投入されストップ。早すぎるタオルに怒りをあらわにするトーマスの総合初挑戦は敗戦に終わった。イは戦闘竜に続きHEATで2戦連続の勝利。

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