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山本聖子、佐々木憂流迦らADCCアジア予選制す:3.24 駒沢

ISAMI reversal present ADCCアジア予選 (ASIA TRIAL) 2013
2013年3月24日(日) 駒沢オリンピック公園屋内球技場
 レスリング世界選手権を4度制し、現在32歳で一児の母でもある山本聖子が、関節技・絞め技のあるノーギグラップリングの大会に初挑戦。2011年ADCCアジア予選優勝の端貴代、2007年ADCC世界55kg級優勝の塩田さやかの関節技をしのぎ、ポジショニングでポイントを重ね、圧倒的な強さで優勝を果たした。
  レポート&写真:井原芳徳


女子 -60kg級決勝(6人出場)
○山本聖子(KRAZY BEE)
×塩田さやか(CHECK MAT JAPAN/2007年世界55kg級優勝)
6-0



 山本は2月に自宅のあるカナダ・トロントの柔術大会に出場し優勝。日本でもKIDの運営するKRAZY BEEやリバーサルジム東京スタンドアウトの片岡誠人代表の元でグラップリングの練習をしており、「リバーサルで申込が間に合うと聞いて、ちょっと出てみようかな、って。あまり何も考えず、あ、期限が終わる、じゃあ、みたいな感じで」割と気楽に参加を申し込んだという。
 ADCCのルールは試合時間6分(決勝8分)で、後半3分からテイクダウンやマウンド等のポジショニングでポイントが加算されるシステムだ。一回戦では海老原まどか(パラエストラ柏)をサイドポジションでガッチリ押さえ込んで奪った2点を守り快勝。準決勝は2011年アジア予選優勝の端貴代(和術慧舟會AKZA)が相手だったが、引き込んできた端の下からの仕掛けを潰すと、素早いパスガードでポイントを奪いサイドをキープして勝利。試合中度々笑顔を浮かべ、余裕すら感じられる。



 反対ブロックからは湯浅麗歌子(ポゴナ・クラブジム)を破った、2007年世界55kg級優勝の塩田が勝ち上がってきたが、ここでも驚きの適応力を発揮する。塩田の下からの素早い三角絞め、腕十字の仕掛けをしのぐと、後半突入直後にテイクダウンを奪い、すぐさまサイドポジションを奪って4ポイントを獲得。マウントポジションに移行し2点を加算すると、若干力任せながらもアームロックを仕掛け、会場がどよめく。塩田も終盤、負けじと膝十字を仕掛けてくるが、山本は体をひねって脱出。6点を守り切り優勝を果たした。



「怖かったです。膝がやられるかも、って。アームロック?かかんないっすね~」と明るくトーナメントの戦いを振り返った山本。プレッシャーは無かったか?という質問にも「いえ、(レスリングとは)全く違う舞台だと思ってるんで、そういうのは無かったです」と答え、ADCC世界大会出場に関しても「怖いじゃないですか~、再起不能になるかも」「もし行くんだったら練習しないと」と気負い無いコメントだった。
 しかし、今後の目標を聞かれると「やっぱりレスリングで勝ちたいですね」と返答。その言葉を語る時だけ、真剣な表情に変わったが、山本の足元でじゃれる長男を見て、すぐ笑顔に戻ったのが印象的だった。



男子 -66kg級決勝(18人出場)
○佐々木憂流迦(和術慧舟會駿河道場)
×徹肌ィ郎(和術慧舟會東京道場/2011年アジア代表)
再延長2-0



 憂流迦は牧野仁史(リバーサルジム東京スタンドアウト)、村田卓実(和術慧舟会東京道場)らを、徹は一回戦、二回戦を横三角絞めで突破し、準決勝では齊藤曜(和術慧舟會トイカツ道場)を破って決勝進出。ベスト4は全員慧舟會勢で、この階級での層の厚さを示す。徹は毎試合ごとに修斗の試合で使ったコスプレ衣装を着て登場。選手コールも無く淡々と進むアマチュア大会の中で、独特の存在感を示す。

 決勝は1月の修斗の環太平洋フェザー級チャンピオン決定戦を再現するような試合展開に。ポイントのつかない前半4分はスタンドでの攻防で待ちの展開となったが、4分過ぎからはバックを取りに来る憂流迦の動きを読み、徹がアームロックや腕十字でチャンスを作る。お互いポイントがつかず延長に突入すると、徹のスピードが低下。憂流迦はポイントは取れないもののポジショニングで優位に立つ。延長4分が終わり、再延長4分に突入すると、パワーのある開始すぐに憂流迦がタックルでテイクダウンを決め2ポイントを獲得。徹はポイント度外視でアームロックや洗濯バサミを狙って反撃するが、技の切れが乏しくそのまま試合終了。憂流迦が修斗での試合の返り討ちを果たす形でアジア代表権を獲得した。




男子 -77kg級決勝(17人出場)
×下石康太(修斗ジムBLOWS)
○山田崇太郎(総合格闘技津田沼道場)
一本 (アキレス腱固め)

 山田は新美吉太郎(チームバッファロー)、松本光史(MASTER JAPAN)ら、下石は佐藤洋一郎(グレイシーバッハ東京)、細川顕(ALIVE)らを破って決勝進出。山田が序盤からチョークを狙い主導権を握る展開となり、速攻のアキレスで一本を取り世界への切符を手にした。


男子 -88kg級決勝(9人出場)
×荒井勇二(フリー)
○安西信昌(TEAM CLIMB/2011年アジア代表)
0-1


男子 -99kg級決勝(5人出場)
×シビサイ頌真(チーム新日本)
○小澤幸康(TEAM-KAZE)
0-9


男子 +99kg級決勝(5人出場)
○関根秀樹(ボンサイブルテリア/2011年アジア代表)
×パク・ヒョンガップ(ADCC Korea)
一本 (アンクルホールド)


女子 +60kg級決勝(2人出場)
○中倉百合花(カメジム)
×Fiona Muxlow(Team Takedown)
不戦勝


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