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昇侍、4年ぶり試合でハンセンからの刺客に判定勝ち:8.13 大田

GRACHAN 30
2017年8月13日(日) 東京・大田区産業プラザPIO
 パンクラスとDEEPで活躍した昇侍(しょうじ)が、13年6月のチェ・ドゥホとの死闘以来約4年ぶりに復帰。ヨアキム・ハンセンが送り込んだノルウェー人のパワーとスキルに手を焼くも、着実にダメージを与え、終盤に怒涛のサブミッションで追い詰め2R判定勝ちし、まだ第一線で戦える力量を示した。中村謙作と手塚基伸は韓国勢を撃破した。
  レポート&写真:井原芳徳


第15試合 68kg契約 5分2R
○昇侍(トイカツ道場/元パンクラス・ライト級王者)※KIBAマーシャルアーツクラブから所属変更
×ジェイカブ・グルゼゴーゼック [Jakob Grzegorzek](ノルウェー/チーム・ヘルボーイ)
判定3-0 (山崎=昇侍/和田=昇侍/井上=昇侍)

 昇侍は06年にデビューし、パンクラスではライト級王座を獲得。08年にはDREAMにも参戦。その後はDEEPで活躍し、13年2月には横田一則のDEEPフェザー級王座に挑戦したが判定負けした。その4か月後、現在UFCフェザー級12位で活躍するチェ・ドゥホとの死闘でTKO負けして以降は選手活動を休止。だが上の世代の選手の活躍を見て刺激を受け、また、インストラクターを務めていたトイカツ道場の池袋と渋谷の店舗の代表を任され、生活面でも安定したことで、GRACHANからのオファーを受けて34歳にして復帰。以前通り、「よっしゃあ漢唄(角田信朗)」を入場テーマに登場すると、応援に来た仲間や道場生からも大きな掛け声を受ける。
 復帰戦の相手グルゼゴーゼックはMMA 2勝(1KO/1一本)4敗1分の選手で、ヨアキム・ハンセンの練習仲間。ハンセンもセコンドにつく。グルゼゴーゼックはライト級で、昇侍は1階級下のフェザー級で、中間の68kg契約での試合となったが、リング上で対峙した両者を見比べると、体格差がはっきりする。



 1R、サウスポーのグルゼゴーゼックが左ストレート、左インローを当て、昇侍は右ストレート、右のボディ狙いの前蹴りを返す展開。グルゼゴーゼックがタックルを仕掛けると、昇侍が潰して膠着ブレイク。昇侍のボディ狙いの右の前蹴りが効くと、グルゼゴーゼックは後退。苦し紛れにタックルを仕掛けると、昇侍はこれも潰して上になり、腰を上げてスペースを作り、1分近くパウンドを当て続ける。とはいえグルゼゴーゼックは下からしつこく足を効かせるため、昇侍は連打をまとめることはできない。



 2R、昇侍が右ミドル、グルゼゴーゼックが左フックを当て、グルゼゴーゼックはタックルを仕掛け、押し込んで何度か倒す。パワーで勝り、負け越しの戦績が嘘に思えるほどスキルフルなグルゼゴーゼックに手を焼くが、昇侍は立ち続け、中盤には倒し返してサイドをキープする。昇侍は鉄槌を落としてダメージを与え、バックマウントを奪い、下になっても三角絞めを仕掛け、最後は腕十字を極めたがギリギリでタイムアップ。一本は取れなかったが、終盤の怒涛のサブミッションで好印象を残し判定勝ちした。



 昇侍は「4年ぶりの試合で、気軽に勝てないリングで、プロの厳しさを感じました。まだまだ練習し、恥じない試合をします。トイカツ道場の会員の皆さんの支えがあってリングに戻れたことを感謝しています。厳しい世界ですが、選手は命賭けて上がっているんで、まだまだ応援お願いします」とアピールした。今後の活動は未定だが、年内もう1試合を希望。まだまだ第一線で戦える力量を示したため、今後の試合が楽しみだ。




第16試合 メインイベント バンタム級 5分2R
○中村謙作(吉田道場/元GRACHAN王者)
×キム・ウージェー(韓国/WARDOG推薦選手)
判定3-0 (井上=中村/小池=中村/山崎=中村)

 キム・ウージェーは7戦4勝(1KO)3敗で柔術紫帯を持つ。開始間もなくから組んで、足を掛けてテイクダウンを奪うが、下になった中村は片足も抱え込みながらのオモプラッタを仕掛けチャンスを作る。だがウージェーは脱出し、ハーフからパウンドと肘を当て反撃する。スタンドに戻り、打撃戦が続いた後、中村が足を引っかけて倒す。すぐ立たれても中村はギロチンを仕掛ける。極まるほどにはならないが、積極性は印象付ける。



 2R、ウージェーが威勢よくパンチと左ミドルで攻めて来るが、中村は組み付いて押し込んで対応。離れる都度ウージェーが打撃を放つが、中村は押し込み続け、膝蹴りを相手の足とボディに当て続けて削る。するとウージェーの勢いが落ち、中盤には中村がテイクダウンを奪い、金網際でトップキープに成功。ウージェーが逃げようとすると横三角絞めを仕掛け、極まりは浅いがその体勢のままパウンドを当て続けると、ウージェーは鼻血を出す。残り1分、スタンドに戻るが、ウージェーにパンチで応戦し続け終了。2Rに長時間主導権をキープしてダメージも与えた中村に軍配が上がった。




第14試合 ライト級 5分2R
×阿部右京(OOTA DOJO)
○長岡弘樹(総合格闘技道場DOBUITA/パンクラス5位)
判定0-3 (鬼木=長岡/山崎=長岡/和田=長岡)

 1R、サウスポーの長岡が左ストレートを当てると、阿部は押し込んできて足払いを仕掛けるが、長岡は潰して上に。ハーフをキープしたものの、阿部は金網を背にしながら脱出する。阿部は長岡をバックドロップのように投げ倒すと、すぐバックに回り、下に崩れながらギロチンを仕掛けるが、長岡は対応する。外してそのままサイドポジションをキープすると、パウンドの連打で反撃。一進一退の展開となる。
 2Rも長岡がテイクダウンを先取。金網際で上をキープしてパウンドを時折当て、がぶりの状態となるとバックに回ろうとし、サイドポジションで安定すると鉄槌や肘を連打する。狭いスペースでの連打のため効き目は浅いものの、攻勢を印象付けるには十分で、2Rは阿部を完封。ベテランが底力を発揮し判定勝ちした。




第13試合 バンタム級 5分2R
○手塚基伸(コブラ会・ファイティングリプル/元GRACHAN王者)
×ジョン・ダウン(韓国/WARDOG王者)
2R 0'59" 肩固め

 ジョン・ダウンは大阪のケージ大会WARDOGの王者で戦績7戦6勝(2KO)1敗。右フックを放ちながら一気に前に詰めて押し込む展開を繰り返すが、その先が無く、膠着ブレイクがかかる。1R終盤、手塚が足を引っかけて倒そうとすると、失敗して下になってしまうが、アームロックを仕掛けてリバースし、終盤は固執せずロックを外してマウントをキープし、パウンドと肘を連打し追い詰める。



 2R、手塚が最初から片足タックルを仕掛けて振り回しつつ、バックに回り込む。金網際でもつれて下になるが、落ちながら肩固めを仕掛けて極めてタップを奪った。
 手塚は「1年前にベルトを返上したんですけど、また取り戻したいんで、岩崎さん、お願いします」と岩崎プロデューサーにアピールした。


第12試合 バンタム級 5分2R
○井関 遼(GRABAKA)
×吉田哲之(パラエストラ町田)
判定3-0

 金網際で両者組んで、時折入れ替わりながら押し合い、膝を打ち合う攻防が続く。2R中盤から、井関が膝のヒットを増やしつつ、肘やパンチもクリンチから突き放して当てて効かせ、膝も連打し吉田に鼻血を出させて、消耗戦を制した。


第11試合 ウェルター級 5分2R
×秀虎(AK)
○竹川光一郎(トイカツ道場)
1R 4'05" TKO (レフェリーストップ:バックハンドブロー)



 竹川が右ローを連打していると、少し効かされた様子の秀虎が距離を詰めて右フックを連打。両者金網際で組んで膝を打ち合っていると、秀虎の膝がローブローとなり一時中断する。再開後も秀虎の膝がローブローとなってしまい、秀虎に減点1。竹川は苦痛の表情を浮かべ、しばらく倒れこんでいたが、ある程度回復して再開後、接近戦でバックハンドブローをクリーンヒット。そのまま秀虎を押し倒してパウンドを連打してTKO勝ち。見事奇襲に成功した。


第10試合 ストロー級 5分2R
×飯尾馨一(ストライプル世田谷)
○牧ケ谷篤(和術慧舟會群馬道場)
判定0-3

 1R、牧ケ谷はステップがぎごちなく、何度かスリップし、寝技で攻め込まれる時間が長かったが、1R終盤にも当てていた右フックが2R開始早々炸裂。そのまま倒してトップキープすると、パウンドと肘を当て続けて、飯尾を出血させて判定勝ちした。


第9試合 バンタム級 5分2R
○ライダーHIRO(総合格闘技宇留野道場)
×米山千隼(マルワジム横浜)
判定3-0

 1R、ライダーがアキレス腱固めで先にチャンスを作り、脱出した米山がバックに回り、腕十字を狙ってクラッチを切るが、ライダーはすぐ極めのポジションをずらし、脱出するとバックから変形のチョークを狙って挽回。目まぐるしい寝技の攻防を繰り広げる。
 2Rも上下が何度か入れ替わる寝技勝負となるが、ライダーが長時間トップをキープして主導権を握り判定勝ち。試合後はノリのいいラウンドガールと一緒にライダーポーズで勝利を喜んだ。




第8試合 フェザー級 5分2R
○原井 徹(フリー)
×飯田健夫(マルスジム)
判定3-0

 飯田が首投げからの袈裟固めで先手を取るが、原井は脱出するとバックマウントになり反撃。2Rは原井が序盤から飯田を肩でかついで倒すと、上からパウンドと肘を落とし続けるなど優位をキープし完勝した。


第7試合 フライ級 5分2R
○植木 新(総合格闘技宇留野道場)
×高山ユウゴ(FCY s)
判定3-0




第6試合 75kg契約 5分2R
○長谷川拓也(リバーサルジム川口リディプス)
×武士正(FightingTeamA-TOYS)
1R 0'55" KO

第5試合 キックルール 66.5kg契約 3分3R
○勝俣裕基(Y&K MMA ACADEMY)
×小松園竜飛(A-GAtE)
判定2-1

第4試合 フライ級 5分2R
○吉岡弘晃(Brightness)
×佐々木洋(マルワジム横浜)
1R 4'30" KO

第3試合 64kg契約 5分2R
○浦辺俊也(フリー)
×小林亮太(K-STYLE)
2R 4'36" アームロック

第2試合 バンタム級 5分2R
○佐藤洸杜(T's Kickboxing Gym)
×山本拓也(BLUE DOG GYM)
2R 3'43" KO

第1試合 フライ級 5分2R
○天野哲宏(BLUE DOG GYM)
×長澤伸昭(ロデオスタイル)
2R 3'16" 腕ひしぎ十字固め

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