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マスー、一本勝ち。中村、再戦は秒殺KO(写真Up)

激突(Geki-totsu)〜Clash The Nations #1
2008年11月23日(日)熊本市流通情報会館

Photo : 濱田佐知子(大会Official)
第9試合 ダブルメインイベント MMAルール 65kg契約 5分3R
×熊澤伸哉(闘心)
○ジャミール・“ザ・サージェント”・マスー(米国/フリースタイルアカデミー)
2R 2'54" 三角絞め



 九州、沖縄地域の若手の活性化を目指して旗揚げしたこの大会、メインに抜擢されたのは、“沖縄のランデルマン”として名を馳せた熊澤伸哉。このところ格上の強豪との対戦が続き、なかなか等身大の戦いができずにいた。その対戦相手にと招聘されたマスーは、過去2回パンクラスに来日、フェザー級でDJ.taiki、志田幹ら階級トップとの戦いで敗れては居るものの、24歳と若く、総合通算戦績18勝4敗0分と大きく勝ち越していることを考えれば、まだまだ“伸びしろ”を残した選手でもある。

 いわば二人とも、トップに及ばない「あと一歩」の部分をどう埋めて行くかが課題の、よく似た境遇の選手であるとも言える。経験値を積みあげ、さらに実戦のなかで欠点をあぶり出して行かねばならない。その意味で、彼らが「激突」の旗揚げ戦のメインを任された意味は、大会の性質を考えるうえでも非常に象徴的である。
  
 熊澤はこのところ強化目標にしているというパンチに冴えをみせ、パンチ合戦となった試合序盤、数発のクリーンヒットを奪い、ラウンド中盤には左のロシアンフック気味の一発でマスーの腰を落とさせることに成功する。だが、追撃のヒザをタックル的に受け止められ、逆にマウントを奪われてしまう。バックを突いたマスーのネチっこいスリーパー狙いが続きラウンド終了。
 
 2Rでもコーナーに押し込んでヒザを利かすマスーの猛攻を断ち切ろうと、タックルを仕掛ける熊澤。これが裏目に出る。コーナーを背負ってずり落ちたマスーに、フロントチョーク気味に受け止められ、下からの三角締めで捕獲されてしまう。中腰で粘りつつ、細かく鉄槌を落として行く熊澤だったが、マスーは熊澤のパウンドに合わせて足のフックを固めて行き、じわじわと頸動脈への圧迫を強めて行く。かなりの我慢はあったものの、熊澤は苦悶のうめきを上げマスーの身体を叩く。極めを最大の武器として来た熊澤にとって、この一本はMMAでは生涯初のタップ負けだという。



第8試合 ダブルメインイベント キックルール ライト級 3分3R
○中村ヒロキ(赤雲会)
×植山NINJA三千直(理心塾)
1R 1'50" KO (右ストレート)

 今年三月、沖縄で開催された『沖縄格闘伝説』の再戦。全回は多彩なキックでOMAFライト級王者の中村をあわやのピンチに追い込んだ植山。今回は彼の強い希望で再戦に持ち込んだと言う一戦。
 確かに植山は、序盤からキレのいいハイ、ローを繰り出し、捲土重来を期して蹴りを磨いて来たことを感じさせる。しかし、一端中村がパンチで攻め込むと、やはり空手家である出自のせいか、顔面のガードの甘さを露呈。飛び込んで来る中村のパンチを次々に浴び、あえなく右ストレート一発で意識喪失のKO負けを喫してしまった。
 中村は全回の逆転がフロックでなかったことを証明。奇しくも2連戦となった植山との力量の差をみせつける結果となった。


第7試合 MMAルール 72kg契約 5分2R
×阪本洋平(闘心)
○TAG(MMA G-Spilits)
1R 2'41" TKO(レフェリーストップ)
 
 昨年沖縄大会のネオブラ準決勝でのTAGの戦いぶりを見て、いつか戦いたいと感じた阪本のラブコールによって実現した一戦。だが、期待の逢瀬を楽しむところまでは行かなかった。

 両者序盤は、警戒が過剰となったか、お互いに強打の一発をもった選手だけに、有効なコンタクトがないままの“お見合い”でリングを回ることとなり、レフェリーの警告を受けてしまう。これで気持ちが吹っ切れたのか、その後の撃ち合いでは、踏み込みの良くなったTAGの左フックが再三阪本の顔面にクリーンヒット。三発目で、がくりと阪本の腰が落ちる。TAGはカメの状態になった阪本に強烈なパウンドを連打。レフェリーストップでTKOとなった。

 
第6試合 キックルール 70kg契約 3分3R
×ミノ・タイガー(多和田道場)
○紅闘志也(フリー)
3R 1'16" KO (膝とパンチの連打)



 共に梶原一騎創造のマンガのキャラをリングネームに頂く両者。“幻のスーパーヒーロー対戦”を実現させた、プロモーターの目の付けどころはなかなか。このところ、東京アンダーグラウンドシーンを中心に無視できない動きを見せている紅の“熟れた旬”の匂いも、試合に香味をくわえる。序盤からタイガーは、キャラに恥じないバックスピン系の蹴りを総動員。パンチで中間距離を詰めようとする紅の距離感を狂わせにかかる。
 
 トリックスター的な、沖縄産のマスクマンの動きを封じに掛かったのは、やはりムエタイ仕込みのヒザであった。強引なまでの首相撲から、腰を利かせた毒針ヒザが2発3発とタイガーの腹にぶち込まれていくと、次第に軽快だった動きが鈍っていく。こうなると、繰り出すソバットやバックブローもその場しのぎの逃げにしか感じられなくなってくる。

 活路を求めて繰り出したタイガーのボディ打ちも、逆に勢いに乗る紅に逆にもっと打って来いと挑発される始末。結局コーナーに詰められて、再びヒザ、そしてパンチ連弾を浴びてぐったりしたところをスタンディングダウンに取られてカウントアウトとなってしまった。



第5試合 MMAルール バンタム級 5分2R
○曹 竜也(闘心)
×上田吉輝(和術慧舟會山口支部)
1R 1'42" チキンウィングアームロック

 この日の選手ラインナップの半分を沖縄勢が占める中でも、入場曲に沖縄民謡ととロックのミックス曲を使い、入場通路ではシーサー(沖縄伝統の獅子)を思わせるマスクで暴れ回るパフォーマンスを披露した曹。初お目みえとなる熊本の観客に存在感を示す事に成功した。

 対する西日本レスリング選手権グレコローマンスタイル55Kg級三連覇の上田は、曹の鋭いパンチをかいくぐって、胴タックルへ。フロントチョークを狙う曹。すり抜けてバックを奪う上田。すかさずその腕を取ってアームロックを狙う曹。短い攻防ながら、お互いの持ち味を出し合った先手争いが展開する。

 バックを取ってカメ状態の曹にパウンドを落としていく上田だが、曹は左の手首をがっちり握っており、抜こうともがく上田がポジションチェンジする合間に再三これを極めにくる。一見レスリング的には優位に見えて、局面を腕一本でリードしているのは常に曹であるという展開が続く。フィニッシュはバックからサイドに回った(回らされた)上田の左腕を、下から曹がねじ上げる形で決着。

 この日、赤と黒の2色パンツとレガースを着用するなどパンクラス戦士であることを強調した、曹の“ハイブリッドレスラー”ぶりが横溢した試合となった。

第4試合 キックルール 58kg契約 3分3R
○増田健三郎(神風塾)
×田辺ヒロタカ(真樹ジム沖縄)
判定3-0 (30-29/30-29/30-29)

第3試合 MMAルール 72kg契約 5分2R
○TOSHI(マッハ道場)
×シウバ・ザ・バッファロー(ブラジル/グレイシーBH)
2R 4'30" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第2試合 キックルール ヘビー級 3分2R
×パトリック(米国/神風塾)
○ホネル・マツダ(ブラジル/グレイシーBH BRUTAL TEAM)
2R 1'20" KO(左フック)

第1試合 キックルール エキシビジョンマッチ
−Mr.神風(神風塾)
−SHYOGO
勝敗無し

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