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田村潔司、イスラエルの選手に判定負け。ジダ&クンタップがKO勝ち:3.25 TDC

巌流島 STARTING OVER 公開検証3
2016年3月25日(金) TDCホール
  レポート&写真:井原芳徳 (中継:ニコニコ生放送 3月27日(日)20時~)


第8試合 メインイベント 特別ルール 80kg契約 3分3R
×田村潔司(U-FILE CAMP/総合格闘技)
○ジャッキー・ゴーシュ [Jackie Gosh](イスラエル/クラヴマガ)
判定0-3 (長瀬=ゴーシュ/伊藤=ゴーシュ/増倉=ゴーシュ)

 「巌流島」は元K-1イベントプロデューサーの谷川貞治氏が立案し、ファン・視聴者参加型で独自のルールや出場者を議論する新格闘技。現行ルールはキックボクシングをベースとし、直径8メートルの土俵型の試合場から相手を1Rに3回落としても勝ちで、15秒以内のグラウンドでパウンドも認められ、関節技・絞め技は立った状態でのみ可能だ。選手はMMA用のグローブ、袖なしの道着を着用する。「世界中すべてのコンタクトスポーツ競技者に公平なルール」を掲げ、キック、MMA、ボクシング、空手、サンボ、相撲、柔術など多様な競技から選手が参戦している。なお、田村の試合はグラウンド状態での関節技・絞め技も認められ、グラウンドも膠着しなければ続行する、グラップラー寄りの特別ルールが採用されている。

 現在46歳の田村は昨年7月大会に続きメインイベンターに。今回の相手はイスラエルの軍隊格闘術「クラヴマガ」のインストラクターで警備隊員の仕事もしているという32歳だが、シャードッグのデータベースを見るとMMA5戦5勝(4一本/1一本)で、一本はいずれもギロチンチョークで、ウクライナ、ハンガリー、ルーマニアでも試合をしている。イスラエルでは田村がいたプロレス団体・UWFインターナショナルの試合が20年以上前に放送されていたため、ゴーシュも田村のことは子供の頃から知っていたという。



 そんなMMA経験者二人のこのルールでの試合は、MMA色の強い内容に。1R、田村がサウスポーからの左ミドル、左テンカオを放ち、ゴーシェはパンチで応戦。中盤にはゴーシェが右ストレートで田村をぐらつかせ、終盤にはパンチを振って組み付いてから田村を場内に押し出すことに成功する。
 2R、田村も左ミドルを効かせた後、ゴーシェが苦し紛れに右の前蹴りを放ってきたところで、蹴り足をつかんで場外への押し出しに成功する。これで印象的には五分になったが、その後はゴーシェの圧力に押され、田村が下になってパウンドの連打を浴びたり、得意のギロチンを狙われたりと、ゴーシェに攻め込まれる状態が続く。



 3Rもゴーシェの回転の速いパンチの連打を浴び田村が後退し劣勢に。中盤にはゴーシェが片足タックルから田村を抱え上げて、場外に叩き付けるように落とし、一緒に場外に出るが、田村は後頭部を打ち、1分間の休憩時間が設けられる。場外にマットは敷かれているが、試合場と50センチほどの段差がある分、叩き付けた際に威力が増す。



 終盤、それでも田村は気迫のこもった表情で左ミドルを連打し、衰えぬ闘志を印象付けるが、最後もゴーシェに組み倒され試合終了。判定は2R中盤から主導権を握ったゴーシェに軍配。田村もゴーシェと抱き合ってゴーシェの健闘を称え、最後は四方の客に頭を下げて退場し、礼儀正しさは変わらずだった。


第7試合 体重無差別 3分3R
○星風(モンゴル/大相撲)
×ボンギンコシ・マドンセラ(南アフリカ/ズールー相撲)
2R タオル投入

 星風は大相撲の元十両で八百長に関わったとして解雇された選手。ブレイク後も殴りかかったり、押し出した後も上から殴り続けたりと、反則を繰り返し、マドンセラと陣営の怒りを買う。2Rにはマドンセラに噛みつかれたとアピールし、マドンセラもレフェリーに警告を受ける。
 試合は星風が押し出すが同体で場外に落ちポイントにならない展開が繰り返され、マドンセラは右足の甲のあたりを場外のクッションの不備で切るアクシデントも発生。治療の後、試合は続いたが、マドンセラが再び外に落ちた後、戦意を失いセコンドがタオル投入。後味の悪い試合となった。


第6試合 体重無差別 3分3R
×バル・ハーン(モンゴル/モンゴル相撲)
○グリス・ブドゥ2(セネガル/セネガル相撲)
2R 2'08" 一本 (転落3回)

 元々、セネガル相撲の王者のブドゥが出場予定だったが、母国でのタイトルマッチを控えていることを理由に欠場。同行した弟の「ブドゥ2」が代役に。試合前にブドゥを招へいしたボビー・オロゴンが事情を説明した。
 ハーンは星風の弟。星風の試合同様、キックボクシング的な打撃の攻防はほとんど無く、両者組み付いての相撲の展開が繰り返される。ハーンも膝蹴りを放つが効果は無く、体格で勝るブドゥ2が1Rに1度、2Rに3度、場外への押し出しを決めて勝利した。


第5試合 70kg契約 3分3R
×ビターリ・クラット(ロシア/コンバットサンボ)
○アンドレ・ジダ(ブラジル/ルタ・リーブリ)
3R 0'12" 一本 (右フック→グラウンドパンチ)

 クラットは昨年7月大会での4人トーナメントでJ.Z.カルバンと渡辺一久を1Rで破り優勝。HERO'Sで活躍したジダと共に、一般的なキックボクシングスタイルの立ち技の攻防を繰り広げる。
 どちらかといえばクラットが攻勢で、左右のボディを当てつつ、左ハイにつなげたりするが、ジダの右フックが当たるとひるんでしまう場面も。
 そして3R開始すぐ、クラットが左ボディを放ったタイミングでジダが右フックを合わせると、クラットはうずくまり、ジダが再び右フックを当てると、クラットはフラフラと尻餅をつき、最後はジダが追い打ちのパウンドを連打したところでレフェリーがストップ。見事逆転勝ちに成功した。


第4試合 65kg契約 3分3R
×渡辺一久(ボクシング元日本フェザー級王者)
○バラット・カンダレ(インド/シラット)
1R 0'18" KO (左ハイキック)

 入場後、カンダレの胸倉をつかんで強気に挑発した渡辺だったが、MMA 5戦5勝のカンダレの左のインローに反応できず、左ハイをもらうとあっけなく失神KO負けしてしまった。


第3試合 78kg契約 3分3R
○瀬戸信介(蟷螂拳)
×岩倉 豪(小川柔術/柔術)
1R 2'06" 一本 (グラウンドパンチ)


第2試合 73kg契約 3分3R
×TOSHI(マッハ道場/総合格闘技)
○クンタップ・チャンロンチャイ(タイ/ムエタイ)
1R 1'27" 一本 (右ストレート)

 クンタップはかつてM-1ムエタイチャレンジや全日本キックのリングでもメインで活躍した選手で、パンクラス・VTJでMMAの経験もある。TOSHIとは10年の藤原祭りでキックルールで対戦し3R右ストレートでKO勝ちしている。
 5年ぶりの再戦も、クンタップが圧倒する展開で、首相撲からの膝蹴り、右ハイを当てて開始すぐから主導権を握り、前回同様右ストレートでダウンさせた後、ダメ押しのパウンド一発を当てて試合を終わらせた。


第1試合 80kg契約 3分3R
○マーカス・レロ・アウレリオ(ブラジル/カポエイラ)
×中島大志(相撲)
1R 0'18" 一本 (胴回し回転蹴り)

◆特別演武
ガチ甲冑合戦(横山雅始師範の功朗法)
喧嘩術(林悦道師範)
オープニング演奏 HEVENESE



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