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梅野、森井に大差判定勝ち。日下部が接戦制す:12.22 後楽園

がんばろうニッポン! 2011藤原祭~冬の陣~
2011年12月22日(木) 後楽園ホール
 9月に2008年ムエタイMVPのウティデート、11月にWPMF世界王者のデッカモンを右肘でKOし快進撃を続ける梅野源治が、同じ23歳のWPMF日本王者・森井洋介と対戦。「タイなら賭けが成立しないぐらい差がある」と豪語していた通り、左ミドルや肘で圧倒し、「来年はタイのランカーとどんどん戦ってベルトを狙いたいです」と宣言した。
  レポート&写真:井原芳徳


第10試合 トリプルメインイベント(3) Top of Feather Final 58.5kg契約 3分5R
×森井洋介(藤原ジム/WPMF日本フェザー級王者)
○梅野源治(PHOENIX/ルンピニー・フェザー級9位、WPMF世界スーパーフェザー級王者、M-1フェザー級王者)
判定0-3 (秋谷45-50/北尻45-50/和田45-50)
※2R右フックで森井に1ダウン

 4月のM-1で森井がWPMF日本王座を獲得後、M-1王者・梅野との対戦を熱望。それを受けて梅野も2週間後のREBELSで勝利した後、「逃げてると思われたくないんで、実力差を見せ付けます」と森井戦を承諾した。両者の対戦は森井のホームリングとなる藤原祭で行われることが決定。しかしそれまでの間、梅野はラジャダムナンのランカー、2008年ムエタイMVP、WPMF世界王者を3連続でKOの快進撃。森井もルンピニーのランカーや元ボクシング王者相手に2勝(2KO)1分の成績を残したが、梅野ほどのインパクトは残せず、梅野も「誰もあいつが勝てると思ってないし、タイなら賭けが成立しないぐらい差がある」と豪語していた。



 そして運命の決戦は梅野が話していた通りの展開に。1Rは慎重な出だしだったが、2Rから左ミドル、前蹴り、ロー、膝蹴りと手数を増やし、終盤にロープに詰めてのパンチの素早い連打でダウンを奪う。3Rも時折余裕の笑顔で森井を挑発しながら、左ミドル主体で圧倒。4Rも同様で、ミドルをもらった森井の腕が上がりにくくなっているのがわかる。「会長(加藤督朗氏)に風邪を移されて、2週間練習できなくて、最後1週間で仕上げた」とのことだったが、それを感じさせない強さだ。



 今回の試合に向け、藤原ジムOBの小林聡氏が森井をしごき、この日もインターバルになる都度、テレビ解説席を離れて森井にアドバイスを送っていたが、最終ラウンドは終始セコンドにつき「いけ!」と激を飛ばし続ける。しかし先に先に攻め続けるのは梅野のほうで、肘とパンチのラッシュで森井は左目の下をカット。中盤は少し休んだが、終了間際にも肘とパンチで森井を痛めつけ、そのまま試合終了。梅野がポイントで大差をつけて完勝した。
 試合後マイクを持った梅野は「平日なのに俺のために足を運んでくれてありがとうございます。森井君はパンチもローも速くて、想像以上に強かったけど、日本のフェザー級は森井君に引っ張ってもらって、俺は来年はタイのランカーとどんどん戦ってベルトを狙いたいです」とアピール。バックステージでも「ルンピニーからオファーが来ている」と明かし、「向こうのギャンブラーやマスコミに『こいつはいい選手だ』と認められたい」と速くも来年を見据えていた。




第9試合 トリプルメインイベント(2) WPMF日本ウェルター級タイトルマッチ 3分5R
×渡部太基(藤原ジム/王者)
○T-98 [タクヤ](クロスポイント/1位)
判定0-2 (シーナ48-49/和田49-49/北尻48-50)
※T-98が新王者に

 両者の対戦成績はT-98の1勝1分。7月にショータイムルールで対戦し、右ハイでダウンを奪って判定勝ちしたT-98は、「今度は渡部選手とタイトルマッチでやらせていただきたい」とアピールし、今回の王座戦が実現した。1Rは慎重な滑り出しだったが、2Rに渡部の肘でT-98が右まぶたを切りドクターチェックを受ける。このラウンドはジャッジ2者が渡部にポイントをつけたが、中盤からはT-98が首相撲からの膝の連打と離れ際の右肘で主導権を握るように。3Rになるとそのパターンの成功頻度がさらにアップし、4R以降もT-98が渡部を圧倒。渡部も必死でパンチを返すが反撃の糸口をつかめなかった。初のベルトを巻いたT-98は「まだ日本チャンピオンなんで、WPMFの世界チャンピオン目指して頑張ります」と宣言した。なお、T-98は試合中に右足の親指の裏を切り、試合後は縫合手術を受けた。





第8試合 トリプルメインイベント(1) WPMF日本スーパーフェザー級王座決定戦 3分5R
△SHIGERU(新宿レフティージム/1位)
△藤牧孝仁(はまっこムエタイジム/2位)
判定0-0 (少48-48/北尻47-48/シーナ48-48)
※1R右ハイキックでSHIGERUに1ダウン

 SHIGERUは元全日本学生キック王者。昨年プロデビュー後、5戦全勝で初のタイトルマッチにたどり着いた。9月にはJ-NET王者の木村天鮮に判定勝ち。35歳のベテラン藤牧も5月にはMA日本王者の梶田義人に判定勝ちしている。
 ゴングが鳴ると、SHIGERUがパンチやハイキックを連打し先手を取るが、1R終了間際に藤牧が右ハイキックをクリーンヒットし、ダウンを奪取。一発で流れを変える。その後のラウンドも、序盤はSHIGERUが手数多く攻め、ローで藤牧をぐらつかせるが、その直後に藤牧がハイやパンチをお返ししする一進一退の展開が繰り返される。SHIGERUのイキの良さと・藤牧の底力がうまく絡みあう好勝負となり、判定はドロー。新王者は保留となった。






スペシャルプロレスタッグマッチ 60分1本勝負
藤原敏男、初代タイガーマスク、アントニオ・小猪木
藤原喜明、男盛り [アレクサンダー大塚]、吉祥寺在住“左ミドルキックの殺し屋”元気MAN [山口元気]





第7試合 WPMF日本スーパーバンタム級次期挑戦者決定戦 3分5R
×一戸総太(WSRフェアテックスジム/1位・元WPMF日本バンタム級王者)
○日下部竜也(OISHI GYM/2位・WBCムエタイ日本同級王者)
判定0-3 (秋谷47-48/少47-48/シーナ46-49)
※5R左ストレートで一戸に1ダウン

 1Rから一戸が右ローをコツコツとヒット。日下部は思うように攻撃が出せず、3Rになるとパンチも被弾し、足に来たか?一戸に組み倒される場面も。一戸得意のハイキックももらい、劣勢が続いたが、4R中盤を過ぎると、バックブロー、バックスピンといった得意の攻撃が出るようになり、右ボディフックも効かせて反撃の狼煙をあげる。そして5R終盤、一戸をロープ際まで下がらせると、右ローのカウンターで左ストレートをヒット。尻餅をついた一戸はすぐ立ち上がるがダウンを宣告される。結局これで点差がつき、苦しみながらも日下部が勝利。20歳の王者・清水雄介に、19歳の日下部が挑むという、フレッシュな構図が実現することになった。





第6試合 IT'S SHOWTIMEルール 61kg級 3分3R
○山本真弘(藤原ジム/元全日本フェザー級王者)
×金澤元気(新宿レフティージム/WPMF日本ライト級1位)
判定3-0 (少30-25/北尻30-25/秋谷30-25/シーナ30-25/和田30-25)
※1R、2R、左ハイキックで金澤に各1ダウン

 10月にショータイム61kg級王座挑戦権を獲得した真弘が、1Rから左ミドル、左フックなどで手数多く攻め、終盤に左ハイキックでダウンを奪取。2Rにも左ハイで再びダウンを奪う。飛び膝や奥足狙いのローや左ボディフックなど多彩な技で最後まで金澤を圧倒。肉体改造の成果が出てきたか?フェザー級時代を彷彿とさせるスピードと破壊力を印象付けた。





第5試合 女子47kg契約 2分3R(延長1R)
○Little Tiger(F・Team Tiger/WPMF日本女子アトム級王者)
×紅絹(フォルティス渋谷/J-GIRLSミニフライ級1位)
4R 判定1-2 (少10-9/北尻9-10/秋谷9-10)
3R 判定0-1 (少29-29/北尻29-30/秋谷29-29)

 両者サウスポーに構え、ほぼ互角の展開が続いたが、3R終盤、紅絹が右フックでTigerをぐらつかせる。紅絹がジャッジ1者から評価されたものの、延長に突入。するとTigerが回って距離を取りながら、前蹴り、ロー、フック等を手数多く当て続ける。紅絹はパンチの空振りが続いてしまい、判定負けとなった。


第4試合 ライトヘビー級 3分3R(延長1R)
○寒川直喜(バンゲリングベイ・スピリット/M-1ライトヘビー級王者)
×悠生(藤サクレック7F/WPMF日本ミドル級4位)
判定3-0 (30-27/30-28/29-28)

第3試合 ウェルター級 3分3R(延長1R)
×高 修満(エイワスポーツジム/WPMF日本ウェルター級5位)
○笹谷 淳(TANG TANG FIGHT CLUB/WPMF日本ウェルター級6位・元J-NETWORK同級王者)
判定0-2 (28-29/28-29/28-28)
※高は計量オーバーで減点1、グローブ+2オンスハンデ

第2試合 ウェルター級 3分3R(延長1R)
○板倉直人(スクランブル渋谷/WPMF日本ウェルター級7位)
×トースナー・ノンタチャイ(タイ)
2R 1'18" TKO

第1試合 ライト級 3分3R(延長1R)
○和城(TANG TANG FIGHT CLUB/WPMF日本ライト級10位)
×若菜千明(レンジャー品川ジム)
判定2-0 (29-29/30-29/30-28)

オープニングファイト ミドル級 3分3R
○光成N720(エイワスポーツジム)
×原 博昭(峯心会)
判定3-0 (30-28/30-27/30-27)


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