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青木、永田に完勝。準決勝は宇野と激突

OLYMPIA DREAM.4 ミドル級グランプリ2008 2nd ROUND
2008年6月15日(日) 横浜アリーナ
 ライト級GPは青木が永田からフットチョークで一本。準決勝は青木×宇野、アルバレス×川尻の組み合わせとなった。ミドル級GPはマヌーフ、ジャカレイ、弁慶、ムサシが準決勝に進出。フェザー級の所英男も好勝負を繰り広げた。


第1試合 ライト級GP 二回戦 1R10分・2R5分(インターバル90秒)
○青木真也(日本/パラエストラ東京)
×永田克彦(日本/New Japan Factory)
1R 5'12" フットチョーク

 右ミドルを数発放った青木は、永田のパンチに合わせてタックルでテイクダウン。いったん立たれるが、すぐさま両脇を差して豪快にマットに叩き付けるようにし、再び上になる。
 すると永田は簡単にサイドポジション、マウントと優位なポジションを青木に許す。青木は両足で永田の体を伸ばさせようとプレッシャーをかけつつ、マウントからギロチンを狙う。これは失敗したが、パウンドを落として隙を作らせた後、スネを永田の喉に押しつけるフットチョークを極め、見事タップを奪った。
 この技で青木が勝利したのは06年大晦日のハンセン戦以来。その時は下からだったが、06年3月の修斗グラップリングルールでの鶴屋浩戦で、今回のようにマウントから極めたことがある。ニック・ディアスが07年2月のPRIDEで五味を極めた技としても知られる。
 全く隙を見せず完勝した青木は、客席の父親の元に掛けより抱き合い、リング上でも父親に感謝の言葉を述べる。そして「このトーナメント、俺のために必ず優勝します。そして、DREAMの大黒柱になります」と宣言した。

 第4試合終了後の休憩前には、ライト級GPの準決勝の組み合わせを決める公開抽選会が行われ、エディ・アルバレス×川尻達也、青木真也×宇野薫の組み合わせに決まった。7/21 大阪城ホール大会で準決勝と決勝が行われる。
 抽選は箱の中の紙を青木、川尻、宇野の順に引き、1-A〜2-Bの枠が決まる形式。抽選には影響しなかったが、アルバレスの代理は笹原圭一イベントプロデューサーが務めた。青木と川尻が別の枠となった時点で、宇野×川尻を期待するファンから歓声が上がったが、結局宇野は青木の隣のクジを引くことに。準決勝での実現はならなかった。
 全試合終了後のセレモニーで、再度3選手は揃い踏み。青木は「誇りをかけて、英雄を叩きのめします」と、PRIDEとHERO'Sの大会名に引っ掛けて勝利を約束。川尻も「多分優勝しちゃうと思います」と語ったが、熱いPRIDE組とは対照的に、宇野は「前回以上のいい試合をしたいと思います」と淡々と抱負を述べた。


第8試合 ミドル級GP 二回戦 1R10分・2R5分(インターバル90秒)
×桜庭和志(日本/Laughter 7)
○メルヴィン・マヌーフ(オランダ/マイクスジム)
1R 1'30" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

 しばらく両者がスタンドで様子をうかがう展開が続いたが、マヌーフが桜庭をロープ際に詰めると、桜庭のタックルに合わせるように右ハイをヒット。桜庭はガードしていたものの、マヌーフの突進力の影響もあり腰から崩れ落ちる。マヌーフはパンチラッシュを仕掛けて上になると、桜庭の両足を引っ張りリング中央に近づけて、強烈な右のパウンドを一撃。さらにサイドから鉄槌を連打し、あっさりとレフェリーストップ勝ちをおさめた。桜庭はハイをブロックした際に左腕を負傷し、試合後は病院に直行。左腕尺骨骨折と判明している。


第7試合 ミドル級GP 二回戦 1R10分・2R5分(インターバル90秒)
○ホナウド・ジャカレイ(ブラジル/アスレ・マナウス - エクストリーム・クートゥア)
×ジェイソン・“メイヘム”・ミラー(日本/チーム・メイヘム・ミラー)
判定3-0 (大橋=ジャカレイ/ヒューム=ジャカレイ/足立=ジャカレイ)

 1R序盤からジャカレイがサイド、マウントを奪いチャンス。ミラーはブリッジで脱出するが、ジャカレイは下からヒールホールドを極める。ミラーはこの場面こそ、手を振って効いていないとアピールする余裕があったものの、その後も劣勢が続くと表情が次第に曇るように。ジャカレイは再び同じパターンでヒールを極めチャンス。外された後もバックマウントからチョークを狙ったり、パンチをコツコツと落とし優勢をキープ。ミラーは脱出して立ち上がり際にギロチンを狙うが、動きを読まれてしまう。
 両者の目まぐるしい動きに、1R終了時点で観客から大きな拍手が起こったものの、ジャカレイペースは終始変わらず、ミラーにこれ以上の見せ場を作る余裕は残っていない。2Rはジャカレイのタックルをロープの外に出て逃げようとしレフェリーから注意を受ける。中盤以降はグラウンドでつかまりバックを奪われ、最後は上になるも反撃できず試合終了。ジャカレイが持ち前の柔術テクニックを発揮し準決勝に駒を進めた。


第6試合 ミドル級GP 二回戦 1R10分・2R5分(インターバル90秒)
×金 泰泳(日本/正道会館)
○ゼルグ・“弁慶”・ガレシック(クロアチア/チーム・トロージャン)
1R 1'05" TKO (レフェリーストップ:右肘の脱臼)

 スタンドでの差し合い、間合いの攻防の後、差し合いから弁慶がテイクダウンした際、マットについた金の右腕が脱臼。グラウンドになるとすぐに芹澤レフェリーがストップした。その瞬間の映像が会場のモニターでリピートされると、場内は驚きの声に包まれた。金は去年の対戦でも、1分足らずでまぶたを切りTKO負けしている。試合後は両者ともマイクを持ち、3度目の対戦を約束した。


第5試合 ミドル級GP 二回戦 1R10分・2R5分(インターバル90秒)
○ゲガール・ムサシ(オランダ/チーム・ムサシ - レッドデビル・インターナショナル)
×ユン・ドンシク(韓国/チーム・ユン)
判定3-0 (ヒューム=ムサシ/三宅=ムサシ/足立=ムサシ)

 最初のタックルは成功したユンだが、2回目以降はムサシに読まれ、スタンドで右ローを浴びると足が流れるように。ムサシは組み付くと、ボディと顔面への膝の連打でユンをダウンさせる。
 グラウンドではユンが足関節技を狙うが、ムサシは防いでサイドへ。だがそこでアームロックを狙うと失敗し、脱出したユンにバックを奪われることに。ユンは腕十字を極めかけるが、コーナー際で位置が悪く、逆転勝ちならず。
 2Rはユンのタックルを切ったムサシが、1分足らずでバックを奪うと、胴締めの体勢を最後までキープ。ユンの頭にパウンドをコツコツとヒットし続ける。勝ちに徹し、準決勝進出を果たした。


第4試合 63kg契約 1R10分・2R5分(インターバル90秒)
○所 英男(日本/チームゼスト)
×ダレン・ウエノヤマ(米国/ハウフ・グレイシー柔術アカデミー)
判定3-0 (礒野=所/小林=所/大橋=所)

 この試合の前にはKIDがリングに上がり、ライト級の下にフェザー級(設定体重未定)が新設されることに感謝の意を述べる。
 試合は序盤、スタンドの間合いの攻防の後、所の近距離からの右飛び膝蹴りがダレンの顎を撃ち抜く。ダウンしたダレンに、所はアームロック、オモプラッタ、腕十字を次々と仕掛けるが、柔術出身のダレンは一個一個の動きに対処。スピーディーな攻防に場内が沸く。
 ピンチをしのいだダレンは、上になって少し休んだ後、パウンドを的確に当て所を苦しめる。さらにがぶりの状態での頭に膝を打ち、スタンドに戻っても右フックで所を追い詰める。
 だが、所は反り投げでグラウンドに持ち込むと再び反撃。アームロックは失敗したものの、スタンドに戻すと左右のフックと右膝蹴りのラッシュで追いつめる。いったんグラウンドになった後、ダレンのラバーガードを防いでスタンドに戻した所は、左の膝をダレンのボディに叩き込み、またもダレンをダウンさせる。とはいえ所の体力消耗も激しく、追い討ちはかけられず1Rが終了する。
 2Rはダレンが3度上になるが、所のほうが腹固めやアームロックを狙い積極的に動く展開。1Rとは打って変わって静かな攻防に終始し、試合終了。1Rに優勢な場面の多かった所に軍配が上がった。
 所は減量の影響もあり、また、初の1R10分のPRIDE式ラウンド制に慣れないせいもあり、体力消耗が早かったものの、パワー負けしないフェザー級ならば持ち味のスピードを存分に発揮できることを示す内容となった。


第3試合 ヘビー級 1R10分・2R5分(インターバル90秒)
○ハレック・グレイシー(ブラジル/グレイシー柔術アカデミー/96.0kg)
×ガジエフ・アワウディン(ロシア/SKアブソリュート・ロシア/89.5kg)
1R 3'02" 腕ひしぎ十字固め

 ハレックはかつてのヒクソンを思わせるステップから、強引に右フックをヒット。一瞬ひるんだガジエフはグラウンドに持ち込み、バックを取りかけるが、キープしきれず猪木アリ状態となりブレイク。スタンドに戻ると、今度はハレックがテイクダウンに成功すると、あっさりとサイド、マウントを奪取。逆サイドに周り、教科書通りの動きで腕十字を極め快勝した。


第2試合 ヘビー級 1R10分・2R5分(インターバル90秒)
○アリスター・オーフレイム(オランダ/ゴールデン・グローリー/108.8kg)
×イ・テヒョン(韓国/Team Aegis/126.7kg)
1R 0'36" KO (左膝蹴り)

 開始すぐ、ジャブを当てたアリスターは、テヒョンをロープ際に追い詰めると、左フック、右フック、左膝蹴りを3連打でテヒョンに当て、豪快にノックアウト勝ち。マイクを持つと、「俺がチャンピオンになる。アイ・ウォント・クロコップ」と叫び、ミルコとの対戦を熱望した。

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