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平安孝行、メインで白帯に判定勝ち:3.1 大阪

DEMOLITION 23
2015年3月1日(日) 大阪・アゼリア大正

  記事提供:シグマ企画(レポート:格闘維新 I.Shinji 写真:Emilio Y.Inafuku)


第9試合 バンタム級 5分3R
×白帯(SPOK/’2010 CF選抜バンタム級トーナメント優勝/61.1kg)
○平安孝行(優志塾/北斗旗全日本空道軽量級6度優勝/61.2kg)
判定0-3(29-30/29-30/29-30)

 3大会連続でメイン出場、ベルトに急接近の白帯。対するは大道塾からの刺客、北斗旗連続覇者の平安。バンタム級戦線を占う重要な一戦に、会場は超満員に膨れ上がる。ゴングの音色が観衆のざわめきの中に掻き消されていった。
 1R、間合いをとりたい平安。懐に入りたい白帯。両者はローを中心にパンチを放つも、スウェーやバックステップで巧みにかわしていく。
 瞬時に白帯が前進ステップで接近し、片手で首を捉えたが、平安が払い除けて元の攻防に戻す。間合いが遠いため、パンチもローも殆どが空を切る。しかしこれだけでも見応え充分、緊迫感がヒシヒシと伝わってくる。
 ロングフックから左ミドル、左右フックで懐に入る白帯。全て大振りのためクリーンヒットはないが、もの凄いプレッシャーに平安が後退。ロープ際でクラッチした白帯だったがテイクダウンは奪えず、ラウンド終了。

 2R、左ミドルをキャッチした平安が躊躇した瞬間、白帯が胴クラッチ、そのままテイクダウンに成功したが、コーナーでグラウンドパンチに仕留めんとタイミングを計った隙に平安が立ち上がる。
 逆に平安はスタンドでコーナーに詰めて肩パンチを繰り出せば、体を入れ替えて白帯がボディー膝。負けじと平安は太腿への膝攻撃。両者が足の甲の踏み合いを展開する等、細かい攻防が続いてブレイク。
 再開からは試合が一気に動く。白帯の攻撃パターンを読んだ平安は、右フックから左ミドルに来た白帯に、空道全日本を獲ったカウンターの左フック!この一撃で白帯のコメカミは大きく裂傷、ドクターチェックが入る。 再開後も白帯の傷口は深く、出血が治まらない。

 3R、序盤どおり、ローとミドルを放つ両者。時折、交錯する際は”ゴツン”という鈍い音に威力が感じられる。白帯のロータックルをかわし、あくまで己のスタンスを崩さない平安。一方の白帯は、ジャンピングフックからダッキングミドル等、トリッキーな動きを続ける。
 ポイントを取られて後がない白帯は、均衡破りのロングフック。踏み込んで膝蹴りが顔面にヒット。この攻撃で平安の額は大きく腫れ、白帯、絶好のチャンス到来だったが、その後は離れての打ち合いに終始。
 両者とも一撃を持っているだけに、渾身の一発で試合が終わるのではないか。全ラウンドを通してそんなシリアスな緊張状態が続いた試合だった。

【平安孝行 勝者インタビュー】
聞き手:格闘維新

―― おめでとうございます。2Rのカウンターが勝負を決めましたね。
平安 ありがとうございます!実はアレ、一番得意なパターンなんです。これで全日本を獲って来ましたので、自信の一発を決めることが出来ました。

―― 大道塾はスーパーセーフ(※ヘルメット状の顔面防具)ですよね?
平安 はい。軽量級では左フックで何回もKOを奪ってます。無差別でも取ったことがあります。

―― 相手の独特の左ミドルの動きは読めましたか?
平安 はい。蹴りは分かりました。でもパンチのプレッシャーが凄くてリズムを狂わされました。

―― その額のコブは、3Rに受けた膝ですか?
平安 いいえ、左のフックだったと思います。

―― 左フックでしたか。その直後に顔面膝を食らってるので、てっきりそれだと。
平安 それがめちゃくちゃ痛かったので膝かもしれませんね(笑)接近されたら組みに来ることを予測していたので、ガブる練習をしてきたんですが、あの場面で膝が飛んで来るとは思いませんでした。とにかくそれが顔に入ってめちゃくちゃ痛かったです。

―― 闘ってみた相手の感想は?
平安 トリッキーな選手でやり難かったです。特にパンチは読めなくて怖かったです。前の試合がYouTubeにUPされてたので見たんですが、パンチの時は下向きに目線を落とし、軌道が読み難い選手でした。

―― 白帯選手は、前戦、バスターでKOして恐ろしさハンパないのですが、パンチは大振りと言ってもカミソリのように入って来ます。一瞬一瞬の攻撃に手を抜かない選手です。
平安 そのとおりですね。ロングフックなのにシュッっと飛んで来て、しかも威力があって。普通は距離を見る打撃は流すものですが、一個一個をフルスイングで打って来て、本当に怖い選手でした。

―― 打撃専門という部分がクローズアップされていますが、キックの大会には出場しないのですか?
平安 実は、毛利さんの大会(※一心ISSHIN)でキックのベルトを持っているのですが、自分は総合格闘技が好きなので、今後も総合にチャレンジして行きたいです。

―― 寝技の対策は、具体的にどういった環境にあるのですか?
平安 社会人レスリングで全日本を獲ったりしている柴田さん(※元・和術慧舟會RJW所属の柴田寛。優秀なレスリング経歴を持ち、過去にパンクラスにも参戦している)に教わっています。その他にもレスリング系の選手がいるので、寝技でも対応していきたいです。

―― そうでしたか。平安選手は組み伏せる対策ではなく、グラウンドでも強いパウンドが確実に打てれば非常に怖い存在になりそうです。
平安 ありがとうございます。そうですね、得意分野を生かしてグラウンドでも勝負を決めれるようになりたいです。

―― 今年はどこかで機会を作って中国地方大会を再開したいのですが、その時は是非とも名乗りを上げてください。
平安 勿論です!近くで試合できるなら大歓迎ですし、またDEMOLITIONで強い選手とやりたいです。この度は本当にありがとうございました。


第8試合 HIGHSPEED提供試合 64kg契約 3分3R
×尾崎昌士(M-BLOWキックボクシングジム/63.9kg)
○佐藤友紀(誠空会・シュートボクシング協会/63.6kg)
判定0-3(26-30/26-30/26-30)
※1R、佐藤の膝蹴りで尾崎ダウン1回

 1R、通常はサウスポーに構える尾崎だが、この日はオーソドックスに構える。両者、ローとミドルの打ち合い。リーチに勝る佐藤が右ストレートを効かせ、蹴りでも佐藤に勢いが見える。
 尾崎は後退しながらの攻撃が続く。バックブロー・左ハイも見切った佐藤は、徐々にコーナーに詰め、ルール内で制限されている3秒以内の組膝攻撃に移行。これがハマり、離れては右ストレートをヒットさせ、小躍りするような攻撃の佐藤。
 スロースタートか尾崎、如何にも下がり過ぎている感がある。佐藤は右ボディーからアッパー、右ストレートから左膝がクリーンヒット。ラウンド終了間際、堪らず尾崎がダウン。

 2R、本来のサウスポーに切り替えた尾崎。1R同様、佐藤は右ストレートをヒットさせ、組膝を集中砲火。効いている素振り見せない尾崎だが、上体は大きく仰け反る等、印象は悪い。バックスピンも空振りし、精彩を欠いている尾崎。
 尚も膝攻撃で前進の手を止めない佐藤だったが、勢い余ってローブローに。尾崎は膝を返す等で応戦。

 3R、尾崎はジャンピングハイから前蹴り。右ストレートの佐藤。
 このラウンドになると完全にスタミナに差が表れ、攻撃を上下に散らす等、手数のリズムが落ちない佐藤。
 ガス欠の尾崎は防戦一方となり、辛うじて前蹴りや左ミドルを繰り出すも、佐藤の踏み込みを止めることは出来なかった。

 格上の尾崎に対し、闘志剥き出しのファイトを披露した佐藤はこの試合をもって一皮剥けた。気迫と技術が追い付き、これまでとは別人格の佐藤が現れた瞬間だった。



第7試合 HIGHSPEED提供試合 70kg契約 3分3R
×上園文也(ozmosis/69.6kg)
○蓑方弘(福知山ジム・シュートボクシング協会/69.9kg)
判定0-3(29-30/29-30/29-30)

第6試合 HIGHSPEED提供試合 60kg契約 3分3R
○SHINSUKE(PLACE-K/59.9kg)
×杉原庸介(VELVET SNOOZER/59.75kg)
判定3-0(30-26/30-26/30-26)※1R、SHINSUKEの右ストレートで杉原ダウン1回

第5試合 56kg契約 5分2R
×安藤広(和術慧舟會兵庫支部/55.8kg)
○津村舞騎咲(ゼロ戦クラブ水島支部/55.85kg)
1R 4’49” タップアウト(Vクロスアームロック)

第4試合 バンタム級 5分2R
×西岡一弥(修和館/60.55kg)
○鈴木崇豊(和術慧舟會奈良TEAM VAMOS/61.2kg)
1R 1’24” タップアウト(チョークスリーパー)

第3試合 ウェルター級 5分2R
○渡部拓馬(修武館/76.7kg)
×KT(ソフトコンタクト/第21回ITFテコンドー全日本選手権優勝/75.9kg)
2R 3’34” TKO(デモリッションアームバー)※パウンドとアームバーの複合技

第2試合 フライ級 5分2R
○尾崎龍紀(Team Clutch/56.5kg)
×前田慎次朗(総合格闘技闇愚羅/56.65kg)
判定2-0(20-18/19-19/20-19)

第1試合 63kg契約 5分2R
×勇和輝(Team Clutch/62.95kg)
○ハンセン三村(KING GYM KOBE/62.9kg)
判定0-3(19-20/19-20/18-20)


OPファイト第3試合 63kg契約 3分2R
×有本拓也(総合格闘技道場reliable/62.8kg)
○石村英祐(中尾受太郎総合格闘技スクール/62.55kg)
判定0-2(19-20/18-20/20-20)

OPファイト第2試合 フライ級 3分2R
○生柄太一(修斗GYM神戸/56.45kg)
×高橋悠(中尾受太郎総合格闘技スクール/56.3kg)
判定3-0(20-18/20-18/20-19)

OPファイト第1試合 フライ級 3分2R
×藤田健吾(総合格闘技道場reliable/56.4kg)
○杉原光世(総合格闘技レッドソードGYM/54.0kg)
判定1-2(20-19/19-20/19-20)

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