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長谷川賢と住村竜市朗、ウェルター級GP決勝進出:3.18 後楽園

カー・エイドpresents DEEP 78 IMPACT ~ウェルター級GP準決勝~
2017年3月18日(土) 後楽園ホール
 昨年10月から始まったDEEPウェルター級GP。長谷川賢は片平“なぎさ”吉幸との打撃戦を制し、左ミドルで1R KO勝ち。住村竜市朗は奥野“轟天”泰舗を蹴りとグラウンドで追い込み決勝に駒を進めた。フライ級のホープ・井上直樹は安谷屋智弘に反撃を許すも連勝を10に伸ばした。
  レポート&写真:井原芳徳


第11試合 DEEPウェルター級GP準決勝 5分3R
〇長谷川賢(フリー/元DEEPメガトン級(+100kg)王者/77.0kg)
×片平“なぎさ”吉幸(パンクラスイズム横浜/76.9kg)
1R 4'13" KO (左ミドルキック)

 昨年10月からスタートしたウェルター級8選手によるトーナメントの準決勝。10月の後楽園で長谷川は初めてウェルター級に落とし、元修斗環太平洋王者の佐藤洋一郎に判定2-1で勝利し、GP一回戦を突破した。
 対する片平は昨年12月の有明大会で吉田善行に同じく判定2-1で勝利。富山のCB IMPACTから北岡悟のジムに移籍しての初戦を制した。

 長谷川はDEEPルールで認められたシューズを履いて登場。サウスポーに構え、片平とパンチの攻防を少し繰り広げると、片平はタックルを仕掛け押し込む。両者とも柔道をベースとし、手の内はわかっている様子。いったん離れ、再びパンチの攻防となり、また片平が組み付くが、倒せないと判断すると、打撃戦に専念することに。



 片平は右フック、右ボディを放つが、少し距離が遠く、次第に長谷川の左右のストレートが片平の顔面を捉える頻度が上がるように。左ミドルも絡め、意識を腹にも向けさせつつ、左右のストレートで片平の動きを止めると、最後は左ミドルをクリーンヒット。片平がうずくまって倒れ、長谷川が追い打ちのパウンドを連打したところでレフェリーがストップ。長谷川の完勝に終わった。





第10試合 DEEPウェルター級GP準決勝 5分3R
×奥野“轟天”泰舗(CAVE/76.9kg)
〇住村竜市朗(フリー/76.8kg)※トリニティーサンズから所属変更
判定0-3 (小池=住村/芹沢=住村/梅木=住村)

 奥野は10月の後楽園での元ミドル級王者・桜井隆多との一回戦で判定2-1で勝利。住村は10月の大阪大会での一回戦で元ウェルター級王者の悠太に2Rチョークで一本勝ちしている。今回から淡路島のトリニティーサンズを離れてフリーとなり、セコンドには神戸のSFKの寒川慶一、皇治らがつく。



 1R、パンチの攻防の後、住村が首相撲からの左膝蹴りを奥野のボディに当てると、奥野はダウン。住村はコーナー際で上からパウンドと肘を当て続け、奥野は顔面から出血する。
 2Rも住村が三日月蹴りを効かせて奥野をダウンさせると、時折サイドにも移り、パウンド、肘で攻め続ける。
 3R、住村は自らタックルを仕掛け、途中から首相撲に変えるが、奥野はそこからロープに押し込みながら右フックを住村の鼻に連打し、住村は鼻血を出す。住村は突き放すと、左ミドル、パンチのラッシュでまたも奥野をダウンさせ、トップとサイドを行き来しながらパウンドと肘を当て続ける。鼻血を大量に出して苦しそうだが、奥野の反撃を封じ、文句なしの判定勝ちで決勝に駒を進めた。



 マイクを持った住村は「今回から所属がフリーになったんですけど、ここまで来れたのも、誰に何に言われようと、トリニティサンズの須田(匡昇)代表はじめとした皆さんのおかげですので、この場を借りてお礼を言いたいと思います。奥野選手、強かったです。この後試合する長谷川選手と片平選手、どっちも強いですけど、決勝まで上がっても僕にボコボコにされてかわいそうだと思います。僕は地方出身ですけど、死に物狂いになれば一番になれることを証明したいと思います」とアピールした。
 なお、住村の勝利後に片平を下した長谷川は、試合前の待機中に住村のマイクを聞いており「さっき『かわいそう』とか言ってたけど、僕のほうが強いんで」と反論していた。


第9試合 DEEPウェルター級GPリザーブマッチ 5分3R
×桜井隆多(R-BLOOD/元DEEPミドル級王者/77.0kg)
〇佐藤洋一郎(マカコ柔術アカデミー/元修斗ウェルター級環太平洋王者/77.0kg)
2R 1'22" フロントチョークスリーパー

 10月の後楽園でのGP一回戦で敗れた選手同士の顔合わせだが、二人とも判定2-1の接戦を落としており、準決勝とも遜色のないカードといえよう。
 1R、桜井が開始すぐからパンチを振りつつ押し込みテイクダウンを奪取。パウンドラッシュで佐藤を追い詰める。だが佐藤も下から足関で奇襲。桜井はロープをつかんで体をひねろうとし、レフェリーから注意される。桜井は外すと、トップをキープし、アームロックを仕掛ける場面もあったが、極めきれずそのまま膠着し、終盤にブレイクがかかる。すると佐藤は桜井のタックルを切ると、アームロックを仕掛け、そのままグラウンドに引きずり込んでマウントポジションに。肩固めを狙ったところで終了のゴングが鳴る。
 2R、その流れが続くように、佐藤は飛び膝、ミドルなどで積極的な攻め。右肩をテープでガッチリ固めているが、右フックも当て、左ジャブでも桜井を嫌がらせる。すると桜井はこの日3度目のタックルを仕掛けるが、佐藤は倒されながら自然な動きで首に腕を回しギロチンを仕掛ける。これが深く極まり、桜井はタップ。佐藤が見事逆転勝ちに成功した。




第8試合 フェザー級 5分3R
〇今成正和(Team-ROKEN/DEEP王者/65.8kg)
×大原樹里(KIBAマーシャルアーツクラブ/65.4kg)
1R 0'23" ヒールホールド

 12月大会でフェザー級王座に返り咲いた今成正和は、長身ストライカーの大原と対戦。開始すぐ、大原の左の蹴りをもらいながらキャッチすると、そのまま足関地獄に引きずり込んで、ヒールホールドの形から膝をひねるように極めて、大原はタップ。今成の得意パターンが一発目で決まった。




第7試合 DEEP VS パンクラス フェザー級 5分3R
〇上迫博仁(チームクラウド/和術慧舟會HEARTS/65.3kg)
×ガイ・デルモ(米国/GUTSMAN/65.7kg)
2R 0'23" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

 14年の大晦日のDEEPさいたまスーパーアリーナ大会でDEEPとパンクラスの対抗戦が行われたが、約2年ぶりに両団体の対抗戦が再開。今回はその第1弾となる。パンクラス陣営のデルモは、パンクラス・フェザー級の元ランカーで、2006年のDEEPフューチャーキングトーナメント優勝者だ。

 1R、上迫の右ローをすくって、デルモが押し込んで、しつこく組み付いてテイクダウンを狙う。上迫は背中はほとんどつかないものの防戦一方だ。それでも耐えてブレイクに持ち込むと、デルモは少し息が上がった様子。上迫はミドル、膝も絡め、パンチでも積極的に攻める。
 すると2R開始すぐ、上迫の右ストレートが炸裂し、デルモがぐらつくと、続けざまに上迫が右アッパーをクリーンヒットしてデルモをダウンさせる。足にしがみつくデルモに鉄槌を当て、いったん立った後も再び右のパンチでぐらつかせると、うつぶせになったデルモに鉄槌を連打して試合を終わらせた。



 マイクを持った上迫は「今回DEEP対パンクラスの対抗戦でやらせていただいて、DEEPのリングに立っていただいたガイ選手ありがとうございます。今度、僕がパンクラスに乗り込みたいと思っているんですよ。強い選手を僕にぶつけてください」とアピール。デルモのコーナー側の最前列で観戦していたパンクラスの酒井正和代表は、リングに歩み寄ると上迫と握手し「いつでもいいよ」と歓迎した。強豪揃いのパンクラス・フェザー級で上迫がどう絡むか見ものだ。


第6試合 フライ級 5分2R
〇井上直樹(空手道白心会/56.3kg)
×安谷屋智弘(総合格闘技道場闘心/56.7kg)
判定2-0 (小池=井上/梅木=ドロー/芹沢=井上)

 魅津希の弟・井上は10月の大阪大会で柴田“MONKEY”有哉に腕十字で一本勝ち。安谷屋も10月の後楽園で修斗のトップ選手のランボー宏輔にチョークで一本勝ちし、揃って上位陣越えを果たしての対戦となる。
 1R、井上が安谷屋を押し込んで右肘で額を切り裂く。安谷屋が両脇を挿してテイクダウンを奪うが、井上が下から足を登らせて、三角絞めを極める。安谷屋は持ち上げて叩きつける動きを繰り返して逃げようとするが、その都度極まり具合が深くなる。安谷屋が逃げようとして動いた際、ロープの外に出たためブレイクがかかる。その後も井上が首相撲で押し込んで膝を当てて優勢だ。



 2Rもしばらく井上が安谷屋を押し込んで肘を当てていたが、安谷屋が再びテイクダウンを狙うと、今度は井上を崩したタイミングでオンブになり、チョークを狙いながらグラウンドに引きずりこんで逆転する。極まらずバックマウントがほどけてトップポジションとなるが、井上が足を登らせるのを潰し続け、時折パウンド、肘を当てる。
 通常のMMA基準ではドローだが、DEEPはラウンド毎の採点ではなく、試合全体を見て一本・KOに近づいたほうが優勢となるため、2者が井上を支持。かろうじてデビュー以来の連勝を10に伸ばすことに成功した。


第5試合 ストロー級 5分2R
△阿部博之(ドラゴンテイルジム/52.2kg)
△村元友太郎(ALIVE/52.1kg)
判定1-0 (福田=ドロー/梅木=ドロー/芹沢=阿部)



 1R、低く構える村元に、阿部が一気に距離を詰めて右のフックを当て続け、終盤には村元のタックルを潰してマウントになり、パウンド、肘、バックからのチョークで追い詰める。
 だが2Rは村元が序盤からテイクダウンに成功すると、スタンドに戻ってからも左右のストレートを当てて攻勢に。その後もテイクダウンを繰り返し、トップ、サイドでコントロールしてパウンドを当てるが、ジャッジへの印象では五分に戻すに留まりドローとなった。


第4試合 ライト級 5分2R
×大山釼呑助(INFIGHT JAPAN/70.2kg)
〇ジャイアン貴裕(パラエストラ松戸/69.6kg)
1R 1'39" TKO (ドクターストップ:左肘打ちによる額のカット)

 1R、パンチを狙う大山に、ジャイアンが一発目のタックルでテイクダウンに成功。じっくりとハーフガードに移り、上から左肘を連打すると、大山は額を大きくカットしドクターが最初のチェックでストップした。
 上機嫌のジャイアンは娘と内藤のび太をリングに上げ「思わぬ形で決着がついたんで、大山選手が『もう一回』と言ったんで、…もうやんないです。勝ち逃げします」と話し、唄も披露する等、試合よりも長時間の“リサイタル”で観客を楽しませた。




第3試合 バンタム級 5分2R
〇高野優樹(和術慧舟會HEARTS/61.2kg)
×若菜千明(レンジャージム/61.1kg)
1R 4'23" 腕ひしぎ十字固め

 1R、高野が若菜のパンチに合わせてテイクダウンに成功するが、若菜は下からアームロックを仕掛けながらリバースに成功し、バックに回ってチョークを仕掛け反撃する。だがそこから崩れて腕十字を狙うと、若菜を落とした高野が上になり、速攻で腕十字を仕掛け、見事逆転勝ちした。


第2試合 バンタム級 5分2R
×宮川博孝(ALLIANCE/TEAMゆでたまご/60.7kg)
〇小川顕広(CAVE/61.2kg)
1R 0'49" TKO (レフェリーストップ:左膝蹴り連打→グラウンドパンチ)


第1試合 フライ級 5分2R
〇島袋 力(CORE王子豊島/56.6kg)
×前田卓哉(パラエストラ松戸/56.3kg)
判定3-0


オープニングファイト フェザー級 5分2R
×高塩竜司(パラエストラ栃木/65.4kg)
〇弥益ドミネーター聡志(team SOS/65.5kg)
1R 3'57" 洗濯挟み

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