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大塚隆史、北田俊亮を返り討ちし初防衛。元谷友貴・和田竜光も快勝:5.16 後楽園

DEEP 72 IMPACT
2015年5月16日(土) 後楽園ホール
 DEEPバンタム級王者の大塚隆史は北田俊亮を相手に初防衛戦。1年半前の初対決は大接戦だったが、今回は3R目にテイクダウンとパウンドで明確に差をつけ文句なしの判定勝ち。大晦日に敗れた相手であるパンクラス王者の石渡伸太郎との再戦を改めて希望した。韓国ROAD FC勢との対抗戦では元谷友貴と和田竜光が圧勝。岡野裕城は元ライト級王者の中村大介との打撃戦を制した。
  レポート&写真:井原芳徳


第10試合 DEEPバンタム級タイトルマッチ 5分3R
○大塚隆史(AACC/王者/61.2kg)
×北田俊亮(パラエストラ千葉/挑戦者/61.2kg)
判定5-0
※大塚が初防衛

 大塚と北田は13年11月のDEEP CAGE IMPACTで対戦し、大塚が判定勝ちしている。レスリングをベースとする大塚と、柔道をベースとする北田の、1テイクダウンが命取りになる接戦となり、大塚がマスト判定3-0で勝利した。また、両者とも大晦日大会のパンクラスとの対抗戦に出場し、大塚は石渡伸太郎との王者対決で1R TKO負け、北田は中島太一に判定勝ちと明暗が分かれ、今回はそれ以来の試合となる。
 前日計量で大塚は大晦日の敗北を「王者の価値を下げた」と反省し「勝って強さを証明したい」と抱負。北田対策は「前回やった時にだいぶわかったんで、今回はもっと楽に、俺なりのやり方・作戦でKOします」と自信を示す。北田は「前回(大塚と)戦った時よりも数倍強くなっている」と成長に自信を持ち、「他団体の選手に負けた選手に王者でいられたら困る。俺が王者になる」と話していた。



 再戦も前回同様、テイクダウンを巡る攻防が勝負の分かれ目に。1R、大塚が左右のパンチの連打で詰めた後、北田の片足を抱えてテイクダウンを奪う。北田は下から得意のギロチンのプレッシャーをかけて立ち上がるが、スタンドでロープやコーナーに押し込まれる状況が続く。
 2Rは北田が左フックを当てた後にタックルを仕掛けたが、大塚ががぶって潰して上に。北田は下から首を抱えつつ、背中をマットに付けない状態で耐えるが、守勢となっている印象はぬぐえない。スタンドに戻ってからも、北田のタックルを大塚がきっちりと切ってがぶり続ける状況が続き、主導権は大塚のままだ。



 3Rはその主導権がよりはっきりする展開に。序盤から片足タックルで大塚が上になると、北田のギロチンを潰し、潜ってきた北田を潰し、北田が立とうとすれば背後から抱え上げて倒し、場内を沸かせる。するとこれで勢いづいた大塚は、上を制してパウンドを落とし続け、北田をコントロール。終了間際、起死回生の打ち合いに持ち込み北田は大逆転を狙うが、大塚は防御し試合終了。大塚はゴングと同時に両手を上げて勝利を確信し、コーナーに戻った北田は座り込んでガックリとうなだれた。




◆大塚「結果的に完勝ですけど、2Rまでが取ったかわからなくて、3Rは取りに行こうと思いました。最低限テイクダウンされなかったけど、合格点じゃ無いですね。(前回との北田の違いは?)今回は相手の執念が半端ないですね。パンチも強気で打ってきて、僕も前回戦って作戦立ててきたんですけど…。勝ったから言えますけど、左肘の靭帯を伸ばしてしまって。最後練習できなかったんですけど、逆に気持ちが引き締まりました。
 大晦日の負けで、自分は開き直っても、関係者は大晦日大晦日って言ってくるんで、すげえイライラしたんですけど、これで勝って、払拭はできないけど、再スタートできると思います。(DEEPのバンタム級で気になる選手は?)いないです。(やはり対世界?)行きたいですけど、石渡選手に負けたのがデカいですね。もう1回やりたいです。そこにたどり着くために模索中です。
(次戦は?)一戦一戦重圧が大きいんで、3・4ヶ月休んでからですね。次のことは考えられなかったんで。調子乗ると一番ダメなんで、防衛はしたけど気持ちは挑戦する立場です」

◆北田「相手のほうが上手でした。ギロチンも研究され、相手が僕のやりたいことをやって完封って感じでした。逆に打撃も当たっちゃったから、いつもよりも熱くなってしまいました。中島戦みたいに上に下に行って崩せばやりにくかっただろうし、一辺倒でわかりやすい悪い自分が出ちゃいましたね。
(今後は?)まずは体も気持ちも休んで、またチャンスがあれば頑張ります。今回は150人以上、凄い応援団でうれしくて、死んでもいいぐらいで行ったんですけど、甘くはないですね。石渡選手に負けましたけど、大塚選手、強いです。自分が弱かった、それだけです」


第9試合 フライ級(ノンタイトル戦) 5分3R
○元谷友貴(CB IMPACT/DEEP王者/56.6kg)
×チェ・ジョンホン(韓国/ROAD FC/TEAM SANAI/kg)
1R 2'08" チョークスリーパー

 元谷も大晦日以来の試合。いつも減量に苦しむが、今回はいつも以上に苦しんだ様子で、クリアして水分を取っても机にうつぶせになってグッタリとしていたため、回復具合が気になるところ。そのせいか開始しばらくも慎重で、ジョンホンがテンポ良く左右のハイや前蹴りを放ち、ブロックはするも受けに回っていたが、セコンドの「あんまりリズム作らせるな。乗ってくるから」という声を聞くと、圧力をかけてパンチを連打。するとこれが立て続けにヒットしジョンホンはダウン。元谷はこのチャンスを逃さずパウンドを連打すると、あっさりとチョークを極め快勝した。




第8試合 フライ級 5分3R
○和田竜光(吉田道場/元DEEP王者/56.7kg)
×キム・ギュファ(韓国/ROAD FC/浦項BJD柔術/kg)
3R 2'24" TKO (タオル投入)

 ギュファは大晦日の埼玉大会で廣田瑞人からダウンを奪うも逆転負けした選手。その時はフェザー級だったが、2階級下のフライ級に落としてROAD FC 22でも一本勝ちしている。
 だが和田は全く問題にせず、1R序盤からテイクダウンを奪うと、背後から制しながらパウンドを連打しストップ寸前まで追い込む。その後もパンチ、肘、立てば膝、右ローとギュファを痛めつけ、2R、3Rも同様のパターンで圧倒。最後は肘でギュファの頭を切り裂くと、ドクターチェック後にギュファ陣営がタオルを投入した。

 和田はマイクを持つと、ケージで行われる7月20日の大田区総合体育館大会への参戦を熱望した。だが佐伯繁代表は大会後のインタビューで、DEEPとDEEP JEWELSの昼夜大会(試合場はケージ)を8月29日にディファ有明で行うことを明かし、「選手の振り分けをしないといけない」「7月のマッチメイクは終わりに近づいている」と話し、和田の次戦については今後調整する考えを示した。また、佐伯氏は7月25日にROAD FCが日本大会を行うことについても言及し「何人かオファーをもらっているのでどうしようか考えている」と話している。


第7試合 ライト級 5分3R
×中村大介(夕月堂本舗/元DEEP王者/69.6kg)
○岡野裕城(マッハ道場/70.3kg)
判定0-3

 岡野は2月大会から階級を下げ、7戦無敗の新鋭・江藤公洋をKO。今回もパンチが冴え、ガードの低い中村に左ジャブを着実に当て、右ストレートでひるませる。2Rも同様にパンチを当て続け、中村の右のパンチに右のストレートを合わせダウンを奪取。パンチと膝で攻め込み、中村は鼻血を出す。3Rはやや攻めあぐねたが、中村の潜り込んでの足関の奇襲を潰して、逃げ切る形で判定勝ちを果たした。




第6試合 バンタム級 5分2R
○釜谷 真(Honey Trap/61.2kg)
×ハシャーン・フヒト(NEX/61.0kg)
2R 2'12" フロントチョークスリーパー

 1R、釜谷が右ハイを当てる場面もあったが、コーナーでの差し合いで膠着する場面が多く、均衡は崩れず。2Rも同様だったが、中盤になり釜谷が足を掛けテイクダウンを奪うことに成功すると、トップキープにあえて行かず、立ち上がってきたハシャーンをギロチンで捕まえタップを奪った。


第5試合 ウェルター級 5分2R
×九十九優作(和術慧舟會横浜道場/77.0kg)
○佐藤 天(TRIBE TOKYO M.M.A/77.0kg)
1R 2'09" TKO (ドクターストップ:左肘打ちによる額のカット)

 長身の佐藤が、サウスポーからの左ストレート、左ボディストレートを当て続けて主導権を握り、ロープ際に九十九を詰めて、右手で頭を捕まえ固定しつつ左肘を一発。九十九は額が割れドクターストップ。柔道ベースでデビュー2年目の佐藤が、打撃でも進化を見せつけた。


第4試合 ライト級 5分2R
○大山釼呑助(INFIGHT JAPAN/70.3kg)
×勝木星太(蒼天塾横浜/70.0kg)
1R 4'02" チョークスリーパー

 勝木がタックルでテイクダウンを奪うが、大山は下から足を登らせ、勝木は立ち上がって防御してブレイク。大山はプロボクシング仕込みの左ジャブで勝木をぐらつかせると、テイクダウンを奪ってパウンド、肘でダメージを与え、素早くバックに回ってチョークでタップを奪った。


第3試合 バンタム級 5分2R
○堀 友彦(フリー/61.2kg)
×高野優樹(和術慧舟會HEARTS/61.2kg)
1R 3'16" 三角絞め

 国士舘大学レスリング部出身で、昨年デビューしたばかりの高野が、再三テイクダウンを奪い主導権を握るが、その都度堀は立ち上がると、コーナー際で下になった際に足を登らせて三角を極めタップアウト。MMAでの経験の差を見せつけた。


第2試合 バンタム級 5分2R
○宮川博孝(ALLIANCE/TEAMゆでたまご/61.0kg)
×秋島隆司(クラブバーバリアン/60.9kg)
判定2-0

 1Rは秋島のギロチンに捕まりかける場面もあった宮川だが、2R中盤過ぎに足関を仕掛け反撃。バックを奪うなど主導権を握り判定勝ちした。


第1試合 フライ級 5分2R
○堀内佑馬(TANG TANG FIGHT CLUB/56.3kg)
×石田雄大(グラップリングシュートボクサーズ名古屋/55.9kg)
2R 3'04" フロントチョーク

 開始すぐから堀内が石田を右ストレート、左ハイなどの鋭い打撃で圧倒。右ストレートでダウンを奪い、2Rも打撃で追い詰めた後に飛びつきギロチンを極めた。


オープニングファイト第2試合 フライ級 5分2R
○井上直樹(白心会/56.6kg)
×山中憲次(PUREBRED大宮/56.9kg)
1R 2'21" チョークスリーパー

 DEEP JEWELS王者・魅津希の弟でフューチャーキングトーナメント2014を制した18歳の井上が後楽園初登場。スタンドでは姉同様鋭い左ジャブを連打すると、下になってから腕十字を素早く仕掛け、そのままバックに移行しチョークを極め快勝した。


オープニングファイト第1試合 バンタム級 5分2R
○金井卓也(Honey Trap/61.0kg)
×キム・ジンソク(韓国/ROAD FC/TEAM SANAI/kg)
1R 4'00" TKO (レフェリーストップ:スタンドパンチ)

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