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北岡悟、横田一則、中西良行が防衛。大塚隆史、悠太が新王者に:4.29 後楽園

グランドエステートpresents DEEP 66 IMPACT
2014年4月29日(火/祝) 後楽園ホール
 DEEP史上最多の5階級の王座戦の並んだ今大会。北岡悟は宮崎直人をテイクダウンとグラウンドコントロールで圧倒。連敗を脱出しライト級王座を防衛すると、フィアンセに公開プロポーズし会場を和ませた。バンタム級王者決定戦で大塚隆史に敗れた大沢ケンジは引退を表明。日本復帰戦の廣田瑞人は中村大介との元DEEP王者対決で完勝した。
  レポート&写真:井原芳徳


第10試合 DEEPライト級タイトルマッチ 5分3R
○北岡 悟(LOTUS/IMPACT GYM/王者/70.3kg)
×宮崎直人(総合格闘技津田沼道場/挑戦者、DEEPライト級GP2013優勝/70.3kg)
判定5-0 (小池=北岡/福田=北岡/梅木=北岡/島田=北岡/芹沢=北岡)
※北岡が初防衛

 北岡は昨年4月のTDC大会で中村大介を破り王者となり、今回が初防衛戦。宮崎は昨年3月から10月に行われた16選手参加によるDEEPライト級GPで優勝し、挑戦権を獲得した。
 1R開始まもなく、北岡がパンチのフェイントからタックルを仕掛けて宮崎をコーナーに押し込み、抱え上げてテイクダウンを奪取。ハーフガードとトップポジションを行き来し続ける。いったん立たれた後も胴タックルでテイクダウンを奪い、ハーフからパウンドと鉄槌を連打し主導権を維持する。



 2Rも序盤から胴タックルでテイクダウンに成功。だが宮崎は立ち上がると、飛び膝やギロチンやアームロックや踏みつけの奇襲で北岡を脅かす。だが北岡はいずれも動きを見切って急所を外し続け、終盤にもテイクダウンを奪い好印象を残す。
 3Rも北岡が序盤からテイクダウンに成功。宮崎は下から肘を当てようとするが、背中をつけている時間が長く印象が悪い。膠着ブレイクの後、宮崎はようやくテイクダウンを奪うことに成功し、再び踏みつけを仕掛けるが、北岡はもらってもひるむことなく動き続ける。終盤、パンチの打ち合いとなるが、北岡のほうが前にプレッシャーをかける状態で、宮崎は攻め切れないまま試合終了。得意のサブミッションで追い詰める場面こそ作れなかったものの、テイクダウンとグラウンドコントロールで優勢な時間を長く作った北岡が、文句なしの判定勝ちで初防衛を果たした。



 北岡は10月のアブダビコンバット大晦日のIGFと、日本では無名の外国人に連続で一本・KO負け。公開練習で「これの結果如何ではその他大勢に落ちていく」という危機感を口にしていたが、連敗を脱出し、プレッシャーからの解放感からか、涙を流し大喜びしていた。



 ベルトを巻きマイクを持った北岡は「僕も34歳で、後楽園でいつまで試合できるかわからないんで、やっておきたいことをやっておこうかなと思って。彼女がいるんですけど、早いうちに結婚したいなと思ってるんで、結婚してくれるよね?」と公開プロポーズ。そして「青木(真也)にも負けてるし、大晦日3連敗だし、UFCにも行けないし、そんなたいしたことないと思ってる人は思ってるかもしれないけど、僕の中で、僕はナンバーワンだから。誰が何と言おうと俺は真剣勝負のプロレスラーです」とナルシストキャラを爆発させ、会場は暖かい拍手に包まれた。


第9試合 DEEPフェザー級タイトルマッチ 5分3R
○横田一則(フリー/王者/65.8kg)
×津田勝憲(総合格闘技津田沼道場/挑戦者/65.5kg)
判定5-0 (小池=横田/福田=横田/梅木=横田/島田=横田/芹沢=横田)
※横田が2度目の防衛

 津田は昨年11月のTDC大会のメインで長倉立尚を右フックで秒殺し王座挑戦権を獲得。その試合後の津田の話によると、横田は津田の義理の父の柔道の教え子で、津田がケージフォース参戦当時、戦極で活躍していた横田から「ここまで上がって来なよ」って言われていたという。横田は昨年2月の昇侍戦以来となる2度目の防衛戦だ。



 1R、津田はサウスポーに構え、飛び込んでパンチを振るい、積極的に攻めるが、ロープを背にした際に横田の右フックをもらい動きが止まる。終盤には横田が津田のタックルを潰して上に。2Rもパンチを放ってきた津田を潰して上になり、パウンドを落としつつアゴを押し付ける嫌がらせをする。膠着ブレイクの後も、パンチとテイクダウンで主導権をキープ。3Rも度々テイクダウンを奪い、津田の下からの腕十字の奇襲も潰し続け、文句なしの判定勝ちを果たした。




第8試合 DEEPライトヘビー級タイトルマッチ 5分3R
○中西良行(TRIBE TOKYO M.M.A/王者/92.6kg)
×井上俊介(シュクラン/挑戦者/kg)
2R 0'58" TKO (レフェリーストップ:グラウンドでの右肘打ち)
※中西が3度目の防衛

 中西は2012年10月の悠羽輝戦以来となる3度目の防衛戦。挑戦者の井上は昨年、篤志、キム・ネイチュルを相手に2連勝と好調だったが、序盤から中西が圧倒する。井上の大振りのパンチをかわし、中西がタックルでテイクダウンを奪取。サイドを奪うとパウンドを連打する。スタンドに戻ってからもスーパーマンパンチを当てたりと優位をキープする。
 2Rに入ると開始すぐから勝負をしかけ、パンチ連打で井上を苦しめてテイクダウンを奪うと、最後はサイドポジションから肘を当てて井上の動きが止まったところで梅木レフェリーがストップした。3度目の防衛に成功した中西は試合後マイクを持つと「次はキング・カズ(中村和裕)さんのミドル級ベルトを目指します」と宣言した。




第7試合 DEEPバンタム級王者決定戦 5分3R
×大沢ケンジ(和術慧舟會HEARTS/61.2kg)
○大塚隆史(AACC/元王者/61.2kg)
判定0-5 (小池=大塚/福田=大塚/梅木=大塚/島田=大塚/芹沢=大塚)
※大塚が新王者に

 バンタム級は昨年4月のTDC大会でDJ.taikiが前田吉朗を破り王者となったが、防衛戦を行わず返上。大塚が王座奪還目指し、2011年5月のDREAMバンタム級日本トーナメント一回戦で一度敗れている大沢と対戦した。



 1Rから大塚が、パンチや飛び膝をきっかけに組付き、ロープやコーナーに押し込んでテイクダウンを狙う展開が繰り返される。大塚はバックを取りかける場面もあるが、大沢は防御し続け、なかなか背中をつけずギリギリのところで守り続ける。大塚はなかなかその先の展開に持ち込めないものの、最後まで主導権をキープし完勝した。
 試合後の大沢はこの試合での引退を表明。大塚は「大沢選手強かったです」と讃え、「これからずっと防衛し続けます」と宣言した。




第6試合 DEEPウェルター級王者決定戦 5分3R
○悠太(ALLIANCE/77.1kg)
×奥野“轟天”泰舗(CAVE/76.8kg)
3R 0'26" TKO (タオル投入:スタンドパンチ連打)
※悠太が新王者に

 昨年10月に長南亮がダン・ホーンバックルを破り新王者となったが、長南は引退試合だったため返上。SRCで長南をKOしたことのある奥野と、長南に長年教えを受けていた悠太が王座を争う。奥野は2011年12月の白井祐矢戦以来となる王座挑戦だ。



 1R、奥野が時計回りで動きながら左ジャブ、右フック、右アッパーなどを的確にヒット。悠太がテイクダウンに失敗すると、一瞬マウントを奪う場面も。スタンドに戻ってからもパンチで優勢だったが、次第に悠太の左ジャブも当たりだすと、奥野は右目下を切り血だるまになる。
 2R、序盤に悠太が上になるが、すぐにスタンドに戻ると、両者とも激しいパンチの打ち合いを展開。奥野は激しく出血しながらもパンチを返し続け場内を沸かせるが、悠太はひるむことなく的確にダメージを奥野に与える。そして3R開始すぐ、悠太が左フックをクリーンヒットし奥野の動きが止まり、悠太がパンチの連打で前に詰めると、奥野のセコンドがタオルを投入。奥野はまだやれるという意思を示したが、セコンドになだめられると負けを認め、悠太の手を高く上げて称えた。




第5試合 バンタム級 5分3R
×金原正徳(パラエストラ八王子)
○北田俊亮(パラエストラ千葉)
1R 1'37" 反則 (場外に落とす行為)

 試合開始まもなく、北田が金原を投げ飛ばすと、金原の立ち際を突いてギロチンチョークを仕掛ける。かなり深く入った様子だったが、ロープ際の攻防で両者がリングの外に落下。背中から落ちた北田はドクターストップがかかり、金原は故意に場外に落としたとレフェリーに判断され、反則負けとなってしまった。





第4試合 ライト級 5分2R
×門馬秀貴(Brightness門馬道場)
○濱村 健(Honey Trap)
2R 2'02" TKO (タオル投入:右フックでダウン後)

 1Rから濱村が門馬をパンチで苦しめダウンを奪い、下から門馬が得意の腕十字を狙っても難なく脱出。その後もパンチと左ミドルで着実にダメージを与える。門馬はパンチで前に出るも足元がおぼつかず、2Rもパンチを浴び苦戦。最後は右フックをもらってダウンしたところでセコンドの美木航がタオルを投入した。




第3試合 フライ級 5分2R
×小島壮太(吉田道場)
○石橋幸太(総合格闘技DOBUITA)
判定0-3

 1R開始すぐから石橋がテイクダウンを奪い、ハーフ、サイドと移って主導権。いったん立たれるが終盤にも1テイクダウンを奪う。2Rも序盤からタックルで上になると、バックマウントも取り、パウンドを落としチョークも狙うなど小島を圧倒した。


第2試合 バンタム級 5分2R
×宮川博孝(ALLIANCE/TEAMゆでたまご)
○グォン・ウォンイル(韓国/CMA KOREA/EXTREME COMBAT)
1R 0'36" TKO (レフェリーストップ:右フック→グラウンドパンチ)


第1試合 68kg契約 5分3R
○廣田瑞人(CAVE)
×中村大介(U-FILE CAMP)
判定3-0

 廣田は12年2月に池本誠知を破り王座を初防衛後、ストライクフォース参戦にあたり王座返上。昨年はUFCで2敗し、今回が日本復帰戦。異例の第1試合出場も彼の希望で実現した。UFCではフェザー級で戦っており、ライト級との中間の68kgの契約体重が両者の調整にどう影響するかも気になるところだ。対する中村は廣田の返上したベルトを懸け、2012年6月に岸本泰昭を下し新王者に。だが昨年4月の初防衛戦で北岡悟に判定で敗れてしまい、今回はそれ以来の試合だ。



 1R開始すぐから廣田がパンチの打ち合いを仕掛け、逆に右フックをもらってダウンしてしまうものの、中村が得意のアームロックに来たのを防御。その後はスタンドに戻り、左ジャブ、右ストレート、左アッパーなどのパンチを何発も当てて中村を苦しめる。中村は潜り込んでの足関を狙ったりと奇襲を繰り返すが廣田は難なく対処。2R終盤と3R中盤にはバックに回ってチョークを仕掛け一本勝ち寸前まで追い詰める。3R終盤には中村の足関を外してサッカーボールキックとパウンドを連打し試合終了。文句なしの判定勝ちで日本復帰戦を飾った。
 

オープニングファイト バンタム級 5分2R
○五月女健(R-BLOOD)
×安部路人(漢塾)
判定2-0

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