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中村和裕、桜井隆多に判定勝ち。中西良行が2度目の防衛:10.19 後楽園

イーストアンドウエストpresents DEEP 60 IMPACT
2012年10月19日(金) 後楽園ホール
 中村和裕が約1年ぶりの試合の場に選んだのは初参戦となるDEEP。元DEEPミドル級王者との桜井隆多との激しいシーソーゲームを制し、タイトル挑戦を熱望した。ライトヘビー級では中西良行が王座防衛。6月の北岡戦からの再起戦の菊野克紀は、コブラ会の新鋭・岸本泰昭に判定勝ちした。
  レポート&写真:井原芳徳


第12試合 メインイベント ミドル級 5分3R
×桜井隆多(R-BLOOD/元DEEPミドル級王者)
○中村和裕(吉田道場)
判定0-2

 1R、中村が豪快な投げで上になると、バックマウントを奪ってパウンドを落としチャンス。立たれた後もしがみつき、体を回転させてからのアキレス腱固めで隆多を追い詰める。だが隆多もスタンドに戻るとパンチを当て、中村に鼻血を出させる。2Rに入ると中村は左まぶたも腫らし、視界がふさがるように。ラウンド終盤、中村が差し合いを制して上になるが、パウンドを落としてバランスが崩れた隙を突いて隆多はリバースしてマウントを奪取し反撃する。



 3Rも序盤から中村が上になり、アキレス腱固めを仕掛ける。隆多も呼応し、両者足の取り合いに。中村は足関に固執せず、隆多のバックマウントを奪いにいくが体勢は不安定で、中村を振り落とした隆多が上になる。スタンドに戻ると、中村は投げ技を狙うが、試合終盤の体力消耗した状態では力が入り切らず、隆多に上を取られることに。隆多がマウント、バックマウントを奪い、中村を追い詰める。だが中村も粘り、最後は上になると、残り時間ギリギリにサッカーボールキック放ち、隆多を苦しめる。
 勝敗は判定に委ねられ、攻勢の時間の長かった中村に軍配。苦しみながらも勝利をもぎ取った中村は「ミスターDEEP、桜井選手、ありがとうございます」と桜井を讃え、「次はタイトルマッチを2月にやらせてもらえるみたいなのでよろしくお願いします」とアピールした。




第11試合 セミファイナル DEEPライトヘビー級タイトルマッチ 5分3R
○中西良行(TRIBE TOKYO M.M.A/王者)
×悠羽輝(TEAM TACKLER/挑戦者)
判定5-0
※中西が2度目の防衛



 1R、サウスポーに構える中西に、キックボクシング出身の悠羽輝は右回りで距離を保ちつつ、右ストレートや右ミドルを的確にヒット。中西は鼻血を出す。2Rも悠羽輝のパンチをもらってしまうが、組みついてテイクダウンを度々奪うことに成功。完全に押さえ込む前に立たれてしまうが、次第に試合の主導権を握るように。
 3Rも中西が組みついてテイクダウンを狙う展開。悠羽輝は2Rから度々ロープに腕を引っ掛けてテイクダウンを逃れようとしたため、イエローカードをもらってしまう。次第に体力も奪われ、立ってもすぐに中西に倒される展開の繰り返し。中西もその先の攻撃になかなかつなげられなかったものの、攻勢を印象付け判定勝ちし、王座を守った。




第10試合 ライト級 5分3R
○菊野克紀(ALLIANCE/元DEEPライト級王者)
×岸本泰昭(総合格闘技道場コブラ会)
判定3-0
※当初、判定1-0の引き分けと発表されたが、菊野の勝利に変更された。(関連記事)

 1R、菊野の打撃をかいくぐって岸本が組みつくが、菊野が上に。岸本が下から腕を抱えたり、足を登らせたりしてサブミッションを狙うが、菊野は防御する。
 2R序盤、菊野の右のショートフックが炸裂。中盤以降、またも岸本が下になる展開が続き、アームロックや足関節技を狙われるが、菊野は隙を突いてバックマウントを奪い、攻勢を印象付ける。



 3Rも岸本が下から関節技を狙う展開となるが、なかなかチャンスに持ち込めない。菊野もグラウンドでの攻防が続き、なかなか差をはっきり見せる展開に持ち込めない。スタンドに戻ると、菊野が左の三日月蹴りを炸裂させ、岸本もやや苦しそうな表情を見せるが、カウンターで左ストレートをお返し。終盤には左フックで菊野をスリップさせると、すぐさまサッカーボールキックを放ち菊野をヒヤリとさせる。両者互いの長所を殺し合うも、その先のチャンスにつなげられず、結局時間切れとなり判定はドローとなった。


第9試合 67kg契約 5分3R
○昇侍(KIBAマーシャルアーツクラブ)
×キム・ホジュン(韓国/CMA KOREA/TEAM POSSE)
2R 2'01" TKO (レフェリーストップ:サッカーボールキック)



 大会直前のチェ・ドゥホの交通事故で、大会前日に昇侍の相手の代役として発表されたのがキム・ホジュン。謎のベールに包まれた選手だったが、1R中盤に上になると、ブラジリアン柔術のテクを駆使し、素早くバックに回り込んでチョークを狙い、実力の高さを窺わせる。
 だが昇侍も動きに対応して防御を続けると、1R終盤のスタンドの攻防で、首相撲からの膝蹴りを駆使。これに手応えを感じたか?2Rもコーナーに詰めてからガッチリと首相撲に捕まえると、左の膝蹴りをボディに連打ししてホジュンを苦しめる。最後は後ずさりするホジュンを左ボディフック、左ストレートなどの連打でダウンさせ、駄目押しのサッカーボールキックを叩き込んだところでレフェリーストップ。持ち味の打撃を爆発させ快勝した。




第8試合 バンタム級 5分3R
△DJ.taiki(フリー)
△北田俊亮(パラエストラ千葉)
判定1-0



 1R、スタンドでプレッシャーをかけるDJをかいくぐって北田が組みつくと、飛びついてギロチンを仕掛け、2度チャンスを作り主導権を握る。
 2R、DJが北田をコーナーに詰めて左ストレートを当てると、北田がタックルで寝技に持ち込もうとしたのを潰して上に。サイドポジションを奪い、北田の足関節技の奇襲をしのいでトップポジションに戻ると、パウンドを落とす。バランスが崩れ北田がタックルを仕掛けて上にになろうとするが、ここでDJは相手のお株を奪うギロチンを仕掛けてチャンスを作る。極めることはできなかったものの、打撃だけでは無い進化した姿を印象付ける。
 3R、脇の差し合いから北田がグラウンドに引き込み、アキレス腱固めを仕掛けるが、DJは体を横に回転させてディフェンス。いったんスタンドに戻り、北田のタックルを潰してDJが上になるが、北田は再び下からアームバーを仕掛けDJを追い詰める。外したDJが終盤パウンドを落とすが、決定打は与えられず試合終了。
 試合の裁定はジャッジに委ねられ、大城ジャッジはDJ、千葉ジャッジと福田ジャッジはドローと評価し結果は引き分け。裁定の発表された瞬間、両者とも膝から崩れて悔しさを露わにした。DEEPはラウンドごとに採点せず、試合全体の内容で判定する。ギロチンで一本勝ちにより肉薄したのはDJだが、1Rと3Rにチャンスを作り主導権を握る時間が長かったのは北田で、その両方の比重をどう解釈するかは個人差が出ても仕方ないところ。DEEP式の採点基準の難しさが浮き彫りになる試合だった。




第7試合 ライト級 5分2R
○中村大介(U-FILE CAMP/DEEPライト級王者)
×伊藤崇文(パンクラスism/パンクラス・ライト級8位)
2R 0'35" TKO (レフェリーストップ:飛び膝蹴り→パンチ連打)



 DEEPとパンクラスの対抗戦として行われたこの試合。中村はベルトを巻いて入場する。1R、サウスポーに構えて大きく回る伊藤に、中村が右ミドル、右ハイをヒット。伊藤のタックルを切ると、片脇を差した状態で豪快に投げ飛ばし、腕十字チョークをを狙う。いったんスタンドに戻るが、ラウンド後半にも得意の腕十字を仕掛ける。伊藤は腕のロックを外さず耐え切ったが、スタンドに戻った後もアームロックのまま投げられたりと、防戦が続く。
 そして2Rに入ると、中村は序盤からチャンスを逃さない。伊藤をコーナーに詰めると、飛び膝蹴りを顔面にクリーンヒット。頬をカットし、ぐらついた伊藤にパンチを連打し、ダウンしたところでレフェリーがストップした。
 試合後マイクを持った中村は「対抗戦にどんどん出て行きたいです。自分の中でパンクラスっていうのは伊藤さんだったり近藤(有己)選手だったりするので、凄くやりたいです。元パンクラスで同じ階級の北岡(悟)選手とも、チャンスがあればDEEPでやりたいです」とアピールした。


第6試合 バンタム級 5分2R
○大塚隆史(AACC)
×直撃我聞(フリー)
判定3-0

 大塚が1R序盤からタックルでテイクダウンに成功し、マウントを奪取。いったん立たれるが、再びタックルで上になり、肩パンチなどで痛めつける。2Rも直撃の首投げを潰して上になり、マウントパンチを連打し優勢。終盤にもテイクダウンを奪い、直撃を完封した。


第5試合 ウェルター級 5分2R
×長谷川秀彦(アカデミア・アーザ水道橋)
○川中孝浩(BRAVE)
1R 1'38" アナコンダチョーク

 開始すぐのパンチの打ち合いで、右ストレートでのダブルダウンという異例の光景が繰り広げられたが、ダメージの浅いのは川中のほう。組みついてきた長谷川を突き放して右ストレートでダウンさせると、パウンドの連打で痛めつけた後、アナコンダチョークを極めて勝利をもぎ取った。


第4試合 ウェルター級 5分2R
○寒川直喜(バンゲリングベイ・スピリット)
×飛鷺輝(フリー)
2R 3'22" TKO (ドクターストップ:左ジャブによる眉間のカット)

 1Rから寒川が左ジャブを軸に、左右のローキックもコツコツと当てて主導権。1Rにはジャブで飛鷺輝の右まぶた、2Rには眉間をパックリと切り、ドクターストップ勝ちを果たした。


第3試合 ライト級 5分2R
△川崎泰裕(R-BLOOD)
△濱村 健(Honey Trap)
判定0-0

第2試合 ライト級 5分2R
○大原樹里(KIBAマーシャルアーツクラブ)
×ロクク・ダリ(コンゴ/Honey Trap)
判定3-0
※ダリは計量700gオーバーでイエローカード2枚

第1試合 バンタム級 5分2R
○石司晃一(Brigthness門馬道場)
×石田ガリット勝也(NEX)
1R 4'51" チョークスリーパー

フューチャーファイト第2試合 フェザー級 5分2R
×青山祐大(ALLIANCE)
○芦田崇宏(BRAVE)
2R 3'35 チョークスリーパー

フューチャーファイト第1試合 フライ級 5分2R
×風間弘太郎(GRABAKA)
○鈴木隼人(BRAVE)
1R 3'06" チョークスリーパー

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