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松本晃市郎、大塚との接戦制しフェザー級王者に:7.3 後楽園

DEEP 48 IMPACT
2010年7月3日(土) 東京・ディファ有明
  レポート:井原芳徳  写真:久保与志


第12試合 DEEPフェザー級タイトルマッチ 5分3R
×大塚隆史(AACC/王者)
○松本晃市郎(今田道場/挑戦者)
判定2-3 (竹村=大塚/小路=大塚/木村=松本/松宮=松本/芹澤=松本)
※松本が新王者に

 1R、大塚は持ち前のレスリングテクニックを活かし、タックルで松本に組み付くが、そのままテイクダウンには持ち込めず、背後にしがみつく形でグラウンドに持ち込む。だが松本は極めに持ち込ませずスタンドの攻防に戻す。
 2Rも同様の形で大塚がバックを取るが、松本はスタンドに戻す。それでも大塚は背後からしがみついて再びバックマウントを取るが、これもポジションキープができない。試合の主導権を握りながらも、1年前までライト級だった松本との体格差で攻め手を阻まれる大塚。「体の軸の強さを感じた。コントロールしきれなかった」と試合後振り返る。スタンドに戻ると松本の右アッパーが当たり出し、大塚のタックルも松本は潰すように。
 3R、パンチの打ち合いの後に松本は飛び膝を放つ。大塚はタックルでよけてコーナーに押し込むが、ここでもテイクダウンに持ち込めないままブレイクがかかる。同じパターンで再び松本が飛び膝に来ると、今度はバックに持ち込んだが、今度も足のフックが不十分で、簡単に松本に立たれてしまう。大塚は右の前蹴り、左ミドル、右フックを当て、松本も右フックを返し、両者譲らず。だが残り1分、動きの落ちた大塚に対し、松本がようやくタックルでテイクダウンに成功。そこからの攻撃は乏しく、再びスタンドに戻ったが、松本が最後に印象を良くして試合を終える。



 DEEPはタイトルマッチではジャッジ5人制とマストシステムを採用しているが、今回は初めて真っ二つに評価が割れる格好となり、1票差で松本が勝利し、新王者となった。大塚はバックを再三奪いながらも、きっちりした形のテイクダウンは取れず、キャッチに持ち込むことはできなかった。一方の松本は右のアッパーやフックを当て、最後もテイクダウンをきれいに取ったが、防戦となる時間が長く、はっきりとしたチャンスも乏しかった。
 選手と関係者の評価も様々だった。勝った松本は「最後のテイクダウンが効いた。絶対勝ったと思った」と話したが、松本のセコンドの古川誠一・パワーオブドリーム会長と、松本の応援に来ていた前田吉朗は、松本の負けだと思ったという。敗れた大塚は「判定とかはレフェリーのやることですから、もう一度、ゼロからスタートします」と結果を受け入れ、「パンチはたまに当たっただけで、ダメージは無いけど、印象が悪かったでしょうね。あとは最後のテイクダウン」と敗因を分析していたが、師匠の阿部裕幸は試合後、佐伯繁DEEP代表と審判団に判定への不服を申し立てていた。
 佐伯代表も「マスト判定じゃ無きゃドローだと思った」という評価。「大塚に関しては試合前から、ヤな予感じゃないけど、まあ、本人も負ける気は無いと思うけど、DREAM(5月の宮田戦)が終わってからの、気の緩みが出たのかなぁ」と敗因を分析したが、「またできるようにもしたいし」とも話し、今後もチャンスを与えていく意向だった。
 念願の初タイトルを獲得した松本は、リング上では「最近、菊野選手と仲良くなってしまったけど、体が大きくなったら菊野選手にも挑戦したい」と、去年のライト級タイトルマッチで敗れた菊野へのリベンジと2階級制覇を一つの目標に掲げたが、「しばらくこのベルトを守っていく」とし、北田俊亮との防衛戦を希望した。DREAM進出に関しては「3月、5月、7月と試合が続いて疲れた。今は旅に出たい気分。ゆっくり休んでから考えさせてください」と話し、しばらくは王座奪取の喜びに浸りたい様子だった。



第11試合 74kg契約 5分2R
-上山龍紀(U-FILE CAMP)
-パーキー(韓国/CMA KOREA)
1R 4'16" ノーコンテスト

 開始まもなく、パーキーをロープ際まで詰めた上山が、左フックでパーキーをぐらつかせるが、パーキーも右ミドル、右ハイ、右ストレートで反撃。一発一発の重みではパーキーが上回る。さらに上山の蹴り足をつかんでパーキーがテイクダウンに成功すると、立ち上がってから顔面の踏みつけに成功。さらにサッカーボールキックの連打で一気に仕留めにかかるが、反則となる膝蹴りが数発混ざった模様で、木村レフェリーがストップ。パーキーは勝ったと勘違いしてコーナーに上って喜ぶ。
 上山にダメージの回復の時間が設けられ、いったんバックステージに戻って回復を待ったが、体のしびれが残っているため、そのまま試合終了。結局、裁定は主催者預かりに。反則までのダメージや、偶発的なものかどうかをビデオで判断し、明日以降裁定を発表することになった。(※7/7付けで「ノーコンテスト」と発表された)


第10試合 無差別級 5分2R
×誠悟(フリー)
○田澤和久(THUG LIFE香和) 
1R 0'49" TKO (レフェリーストップ:右アッパー連打でダウン後)

 開始まもなくの打ち合いで、田澤の右フックが当たりだすと、誠悟の動きが止まるように。すると田澤は右アッパーの連打で誠悟をダウンさせ、すぐさまレフェリーがストップ。メガトン王者・川口雄介に大きく近づいた。



第9試合 ウェルター級 5分2R
○岩瀬茂俊(T-BLOOD)
×キム・ドンヒョン(韓国/CMA KOREA)
判定3-0

 1R、岩瀬は2度タックルでテイクダウンに成功し、グラウンドで主導権。2Rも序盤から上になるが、ドンヒョンがブリッジでマウント、バックを奪う展開が2度繰り返される。しかし岩瀬は残り30秒、上からパウンドを落とした後、バックを奪ってチョークを狙い挽回。優勢な時間を長く作ったことが評価され、苦しみながらも判定勝ちをおさめた。



第8試合 ウェルター級 5分2R
○石川英司(GRABAKA)
×クォン・アソル(韓国/CMA KOREA)
判定3-0

 石川は1R中盤、タックルで上になると、終盤にバックを奪ってフェイスロックを極めるが、一本には至らない。2Rはタックルを潰されアソルのパウンドを浴びる場面もあったが、危ない場面は作らず、判定勝ちをおさめた。



第7試合 バンタム級 5分2R
×堀 友彦(フリー)
○中村“アイアン”浩士(東京イエローマンズ)
判定0-3

 アイアンがタックルでテイクダウンに成功すると、ハーフガードと猪木アリ状態を行き来する展開が両ラウンドとも繰り返される。堀はスタンドで右のパンチをうまく当てる場面もあったが、防戦となる時間が長くなる。アイアンも攻めきれなかったが、DEEP 2戦目で念願の初白星を奪うことに成功した。



第6試合 フェザー級 5分2R
○長倉立尚(吉田道場)
×加藤友弥(BONDS)
1R 4'41" 反則 (加藤の2度のローブローによるドクターストップ)

第5試合 ライト級 5分2R
-伊藤有起(ALLIANCE)
-川崎泰裕(R-BLOOD)
中止 (伊藤の体重オーバー)

第4試合 バンタム級 5分2R
○原田ヨシキ(マッハ道場)
×小林聖人(総合格闘技津田沼道場) 
判定3-0

第3試合 ライト級 5分2R
×近藤定男(BLUE DOG GYM)
○梅田恒介(R-BLOOD) 
判定0-3

第2試合 ライト級 5分2R
○植田 豊(GRABAKA)
×アン・ジヨン(韓国/CMA KOREA)
判定3-0

第1試合 フェザー級 5分2R
×片岡誠人(リバーサルジム)
○キル・ヨンボック(韓国/TEAM FORCE)
1R 4'36" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

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