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雷暗暴、松下直揮との再戦制す。梅村8連勝

club DEEP in Nagoya MB3z IMPACT 「ALL STAND UP!!」
2008年6月29日(日) 愛知・Zepp Nagoya

  レポート:木佐木昭(Fights Spiral)
第7試合 73kg契約 5分3R
×松下直揮(MB3z)
○雷暗 暴(雷道場)
判定0-3 (磯=雷暗/たけむら=雷暗/田中=雷暗)

 同大会のメインを3年連続で務める松下。3月のclub DEEPで引き分けた雷暗と完全決着をつけたるため、頭部踏み付け・サッカーボールキックありの特別ルールで闘う。5分3Rという試合時間も、clubDEEPの通常のラウンド数より1R多くなっている。
 松下は、第3試合で試合を終えたばかりの次男・剛士と、大会運営を指揮する三男・卓磨の、弟二人をセコンドに。そして雷暗には、吉田道場の中村と小見川がセコンドにつく。

 試合は1R早々から激しい打撃戦となる。雷暗は時折ローとミドルキックを使うが、至近距離でも互いにテイクダウンを狙わずフックの応酬を繰り返す。
 2Rに入ると、雷暗のセコンドについている中村が「さっき言った通りだよ」とアドバイスを送る。雷暗はその声に反応するように体を柔らかく使い、ステップで前後左右に揺れる。それ以外は1Rと似たような展開で2Rも始まるが、雷暗はローを出す比率を増やしていく。
 そして時間が経つにつれ雷暗を中心に松下がその周りを回るようになり、松下の手数も減り、雷暗の攻撃を待つようになる。雷暗は打撃からの組み付きで展開を拡げようと試みると、一度のブレイクの後、二度目は左四つからすくってテイクダウン。グラウンドで下になっている松下の額からは出血が見える。
 雷暗は松下のハーフガードから左脇に右手でパンチを連打し、嫌がった松下が向かい合うと今度は雷暗の左拳が松下の右脇を何度もえぐる。松下は一旦クロスガードで守ると下から鉄槌を打ち上げるが、雷暗が松下の顔面にパンチをまとめると、松下は2R残り十数秒を抱き付いてやり過ごす。
 3R、松下はまたパンチの連打で攻め立てるが、雷暗は主にローを使い、松下のパンチには付き合わなくなる。雷暗は松下のパンチをもらいながら強引に組み付くと胴タックルでテイクダウン。ハーフから雷暗がパウンドを連打しながらマウントを狙うと松下が反転し、雷暗が松下のバックを奪う。
 ピンチの松下はバックを取られたまま立ち上がり、よろけるようにニュートラルコーナーに歩いて行く。残り時間30秒。雷暗はチョークを奪えないと諦めたのか、オンブの姿勢のまま松下の顔面を殴り続ける。そしてそのまま試合終了。2R、3Rと優位に試合を運んだ雷暗に軍配が上がり、松下はメインを白星で飾ることができなかった。
 なお、3R途中、松下のセコンドについていた卓磨が自陣を離れてニュートラルコーナーまで行ってしまったため、試合後、松下にイエローカードが出されている。


第6試合 65kg契約 5分2R
○梅村 寛(NEX)
×渡辺匡宏(U-FILE CAMP岐阜)
1R 1'19" チョークスリーパーホールド

 総合格闘技7連勝中の梅村が渡辺を迎え撃つ。一時期だが渡辺は、梅村が主催するNEX(当時はALIVE小牧)で練習していたこともある。
 試合開始すぐ渡辺はダッシュで梅村に襲い掛かるが、梅村は左に円を描くように避ける。渡辺がまたすぐ近付いてパンチを出そうとした瞬間、梅村は潜るように姿勢を低くし片足タックル。渡辺も耐えるがテイクダウンされると、梅村は咄嗟にバックを奪い、バックフックで渡辺の両足を伸ばす。
 チョークを狙う梅村とそれを防ぐ渡辺。渡辺が伸ばされた足を戻した瞬間、梅村は一瞬の隙を見逃さず渡辺の首もとに腕を差し込み、チョークの形を作る。さらに四の字で渡辺の胴をフックし、完全に逃げられない体勢にし、あっさりチョークを極めた。
 試合後、自らマイクを求めた梅村は、今年新設されるというDEEPバンタム級タイトルを目標に、今後一戦一戦を最後の試合のつもりで戦う決意を打ち明けた。


第5試合 68kg契約 5分2R
×坪井淳浩(GSB)
○ヘンリ・垣内・ヴォルベリン(HARD COMBAT)
判定3-0 (磯=ヘンリ/木村=ヘンリ/たけむら=ヘンリ)

 坪井が計量で規定時間までに契約体重をクリアできなかったため、イエローカードが2枚出された状態から試合が始まる。
 ヘンリは坪井を上回る体格と力で勢い良く打撃を繰り出す。一般的なセオリーから外れたヘンリの跳び膝蹴りやパンチ連打が坪井を襲うと、坪井もしっかりガードしてカウンターを返す。しかしガードはするものの、ガードを厭わないヘンリの跳び膝が坪井の鼻から出血させる。
 レフェリーが一旦試合をストップさせ坪井の鼻血を拭うが、試合が再開されるとまた出血が。鼻呼吸がままならず、口を大きく開けて呼吸せざるを得ない坪井。鼻血だけではなく、鼻頭もカットされ、出血がどんどん甚だしくなる。ヘンリは攻撃を見切られながらも、それを怖れずに自分のペースを崩さずひたすら攻撃を続ける。
 2Rに入ると、攻め疲れたのかヘンリの勢いが1R程ではなくなる。坪井がリングを有効に使えるようになると、ヘンリはなおさら自分のペースを奪われてしまう。ヘンリの蹴り足を掴んだ坪井は、真後ろに倒れたヘンリに向かって強烈なパウンドを一発見舞う。ヘンリがとっさにクロスで守ると、坪井は自分の腰の高さまで持ち上げてバスター。もう一発、と狙った坪井だが、ヘンリは持ち上げられると同時に立って逃れる。
 スタンドに戻ると一進一退の攻防が続く。ヘンリはその中でまた自分の勢いを取り戻し始める。残り20秒を切って、組み合いから坪井が払い腰でテイクダウンと同時に流れるようにマウントを奪う。マウントから逆転したかった坪井だが、攻めようとした瞬間ゴング。ヘンリが自分を失わずに攻め切ったために掴んだ勝利だった。


第4試合 77.1kg契約 5分2R
△木村直生(EVOLUTION)
△長堂嘉夢(CMA戦ジム)
判定1-0 (磯=木村/たけむら=ドロー/田中=ドロー)

第3試合 68kg契約 5分2R
△松下剛士(MB3z)
△松井英夫(禅道会)
判定0-1 (磯=ドロー/木村=ドロー/たけむら=松井)

第2試合 グラップリングタッグマッチ 150kg契約 10分三本勝負
○長谷川秀彦(SKアブソリュート)& TAISHO(Team Barbosa Japan)
×クリスチアン(HARD COMBAT)& コダ・アウド(HARD COMBAT)
2-0
一本目 7'42" 長谷川→クリスチアン 腕ひしぎ十字固め
二本目 7'48" TAISHO→コダ 腕ひしぎ十字固め

第1試合 63kg契約 5分2R
○赤尾セイジ(NEX)
×和田竜光(吉田道場)
判定2-0 (磯=ドロー/たけむら=赤尾/田中=赤尾)

 1月のDEEPフューチャートナメント一回戦で闘った両者だが、その際は1R制で判定2-1ながら赤尾が勝っている。和田にとってはワンマッチできっちりリベンジを果たしたいところだ。
 前回同様、和田はローキックを多用し攻める。組み付きたがる和田と、組んでも負けない赤尾だが、和田は執拗に赤尾を押し込んでは膝蹴りを繰り返す。しかし赤尾は冷静で、無理に押し返したりはせず、下がりながら自分の距離を作り、膝を返して行く。
 ほぼ互角で迎えた2R、赤尾が右ハイを出してバランスを崩した瞬間、和田はそれに応じてテイクダウン。和田が完全に抑え込めなかったため赤尾がすぐ立ち上がろうとすると、和田はフロントチョークをかけクロスガードでグラウンドに持ち込む。しかし赤尾が頭を抜くと、トップからパウンドを連打。クロスを解いた和田は両足で思いっきり赤尾の両太腿を蹴って立ち上がる。
 和田の組み付きから一度のブレイクを挟んで、和田はジャンプしてトリッキーな攻撃を仕掛けるが、赤尾はパンチで簡単に対処し、和田が倒れ込むと赤尾はパウンドで攻める。和田の下からの再三の三角絞めの仕掛けをかいくぐりながら、赤尾はパウンドを何発も何発も繰り出す。1分以上その展開が続いただろうか、そのまま試合は終了。赤尾がフューチャーキングとしての威厳を保った。


[公武堂ファイト提供マッチ キックルール]

第6試合 67kg契約 3分2R
○大島和勲(キングムエ)
×古澤道隆(NEX)
判定2-1 (磯=大島/木村=大島/田中=古澤)

第5試合 65kg契約 3分2R
○中島崇夫(Team Barbosa Japan)
×玉川和輝(GSB)
判定3-0 (磯=中島/木村=中島/田中=中島)
※2R、玉川の過度の首相撲によりイエロー1

第4試合 59kg契約 3分2R
△原 文博(NEX)
△中村明宏(チームTANK)
判定0-1 (磯=ドロー/木村=中村/田中=ドロー)


[フューチャーファイト]

第3試合 柔術特別ルール 67kg契約 4分2R
×三輪陽介山(風吹ジム)
○小木曽 直(NBJC)
1R 2'06" 三角絞め

第2試合 65kg契約 5分2R
×松井良太(HARD COMBAT)
○都築博之(GSB)
2R 2'24" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第1試合 グラップリング 62kg契約 5分2R
△竹内敬之(CMA誠ジム)
△ヒロ・ヤマニワ(東海ブラジリアン柔術)
時間切れ

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