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Barbaro44、地元富山で華麗な一本。MIKUは引分

club DEEP 富山 〜野蛮人祭り 7〜
2008年6月1日(日) イベントプラザ富山

 クラブバーバリアン恒例の野蛮人祭りは今回も超満員。メインを務めたBarbaro44は、変幻自在のサブミッションで一本勝ち。キックルールで出場したMIKUはドローに終わった。
第12試合 5分2R
○Barbaro44(クラブバーバリアン)
×梶田高裕(GSB)
2R 2'59" アームバー(公式発表ではアームロック)

 ハードパンチャーのBarbaroが、地元富山でストライカーの梶田を迎え撃てるのか?二人が今後のDEEPライト級の上位戦線に喰い込めるのかどうかを占う一戦とも言える。
 1R、Barbaroはまずローキックから慎重に攻撃を組み立てようとする。梶田はBarbaroのローを全く怖れていないのか、そのカウンターで戦いを進める。ロープ際で距離が詰まると互いに組み付くが、Barbaroが梶田をコーナーへ押し込むとブレイクされる展開が続く。時折出される梶田の左ハイをBarbaroはしっかりガードするが、左右のミドルとローも散るように蹴り出されてそのガードがなかなか追いつかない。打ち合いになると梶田の派手な攻撃の方が観客を盛り上げる。
 残り30秒を切ってBarbaroが初めてタックルに行くと梶田はこれをしのぐ。1R終了時、互いに一歩も譲らない攻防に観客は盛り上がるが、地元にも関わらずBarbaroへの声援がそれほど多くないのが気にかかる。

 2R、Barbaroは1R同様にローから攻めると、また梶田がカウンターで応じる。打撃戦に活路を見出せないと判断したか、Barbaroはパンチのフェイントからタックル。これが綺麗に決まりテイクダウンすると、梶田はハーフガードに。ボディパウンドを連打しながらサイドポジションを奪うと、左膝で梶田の頭部の動きを封じつつ腕十字を狙う。「下になった時、暴れてでも逃げようって気にもならなかった」と試合後の梶田が発言したが、それほどBarbaroのグラウンドでの動きに全く隙が感じられなかったからだろう。
 腕十字狙いから横三角へと移行するBarbaroは、そこから梶田の左腕をもぎ取りチキンウイングアームロックを仕掛ける。梶田は完全に逃げられない体勢となるが、腕の角度を何度も変えようともがく。リング下から観ていると、梶田の腕の曲がり方がやばいようにも感じる・・・。
 まだ極まらないのか、もう極まっているのか、それともいつ極まるのか!?とレフェリーも観客も気が気でない。そしてBarbaroがアームロックからアームバーに切り換えた瞬間に梶田はタップ。それと同時に、固唾を飲んで試合を見守っていた観客達が大歓声を上げた。


第11試合 DEEPキックルール 3分2R
△MIKU(クラブバーバリアン/DEEP女子ライト級(48kg)王者)
△レーナ(シュートボクシング及川道場)
判定0-1 (磯=ドロー/木村=ドロー/竹村=レーナ)

 地元富山ではMIKUが登場すると大量のノボリが並び、毎回のように観客やバーバリアン勢が大声援を送って会場を盛り上げる。大阪出身のレーナはシュートボクシングを主戦場にし、まだ16歳の若さだが立ち技の試合経験はMIKU以上だ。
 最近空手を練習に取り入れ、空手の大会にも出場しているMIKUは、以前のようなフットワークは影を潜め、近距離での打ち合いに特化したような動きを見せる。リーチ差で不利なレーナはひたすら遠距離から飛び込んでのジャブで攻める。飛び込んで来るレーナをカウンターで攻めたいMIKUだが、シュートボクシングの癖なのかレーナの執拗なまでの組み付きの繰り返しに困惑され、自分のペースと距離感が掴みにくいようだ。
 レーナの積極的な攻撃に対し、MIKUも手数足数をしっかり返す。レーナが有効な攻撃を当てると、MIKUが全く同じ攻撃でそのまま仕返す場面も。負けん気の強さを感じさせるMIKUだが、そうすれば逆にレーナのその攻撃がいかに有効だったかを証明させているようにも感じてしまう。
 決着がつかず試合が終了すると、判定でも竹村ジャッジがレーナに一票を投じただけで引き分けに。2Rで終わらせるにはあまりにももったいない戦いだった。


第10試合 5分2R
○木部 亮(NEX)
×出見世雅之(L.A.GYM JAPAN)
判定2-0 (磯=木部/木村=木部/竹村=ドロー)

 出見世が昨年12月のclubDEEP金沢で、木部の同門の世界史を秒殺したことがあって組まれた一戦。
 1R、打撃のやりとりから木部は組み付いて払い腰でテイクダウン。トップポジションからパウンドを降らせると木部は同時にパスガードするが、足を利かせて出見世も一度はガードに戻す。しかし木部がまたそれを繰り返すとあっさりマウントを奪う。
 木部がマウントからパウンドを繰り出すと、出見世は反転。すると今度はバックマウントからパウンドの連打を浴びてしまう。それも嫌がった出見世はまた反転しマウントへ。その時、木部の眉間にいくらか血が流れている。トップを奪った際に受けた蹴り上げによる傷のようだ。それでも構わず木部は出見世の顔面を殴り続ける。出見世は殴られながらも必死に起き上がろうとし、またバックを奪われるが、ロープにもつれ合った事も手伝って、逆に木部が下になりクロスガードで守る。
 残り30秒、出見世のパウンドに合わせて木部は下からの腕十字をしかけようとするがゴングが鳴る。赤コーナーに戻るとドクターが集まって木部の流血を拭って傷の深さを確認。試合は問題なく続行される。

 2R、出見世が右ハイを出し木部が避けるとパンチの打ち合いに。その時、木部のグローブから指が抜けると、距離が開いた瞬間木部はレフェリーにアピール。しかし出見世は理解が出来ていないのか、チャンスとばかりに構わず木部に突進すると、木部は驚きながらも冷静に前蹴りで出見世の突進を喰い止める。
 一度のブレイクを挟んで、出見世は右ローを立て続けに3発当てる。木部はわざとそのローを受けていたのか、カウンターで左ミドルをお見舞いし、組み付いてすぐ様テイクダウン。グラウンドに持ち込むと、1Rの時のような木部有利の展開に。そしてまたロープにもつれ出見世は何とか脱出。
 2R残り1分を切って、判定では勝ち目の無い出見世は苦し紛れのフライングニールキック。木部はそれを避けると、グラウンドに転がる無防備な出見世をパスしてマウント、バックと奪うが、チョークを極めきる時間がなく終了。出血はあったものの、試合の大半の時間を支配した木部に軍配が上がった。


第9試合 5分2R
×梅田恒介(R-BLOOD)
○五十里祐一(P's LAB東京)
判定0-3 (磯=五十里/木村=五十里/竹村=五十里)

 五十里は地元の知り合いの声援を受けながら登場。コロシアム2000での船木を思い出させる、着流し姿で日本刀をかざしてリングイン。東京の試合と同じパフォーマンスだ。
 1R、打撃の交換から組み付いてコーナーでブレイクという展開が二度続くが、五十里は右ストレートをぶつけると、組み付いてテイクダウンに成功。五十里がハーフから顔と腹にパウンドを打ち分けると、梅田は明らかに劣勢。ヒップスローでスイープを試みるがクロスに戻すのが精一杯。五十里はインサイドからもパウンドの手を休めない。

 2R、パンチの打ち合いから組み付いて梅田が五十里をコーナーに押し込むが、五十里は右脇を差して梅田の左側に回りバックを取る。梅田は前に逃げようとするあまりロープの外に出てしまい、場外の本部席のテーブルに頭を打ちながら転落してしまう。
 再開後、五十里がタックルでテイクダウン。梅田はクロスに守りながら、ヒップスローをうかがいつつフロントチョークも狙う。梅田は五十里の首を捕えながらガードを解き、後ろに下がって立つが、フロントチョークは極まらない。
 ブレイク後、梅田の左ストレートに合わせて五十里が綺麗にタックルでテイクダウン。ハーフからパウンドを打ちつつマウントを奪うと肩固めへ。かなり深く入ったが、しかしこれは極められず。マウントを取られている梅田はスイープしようと動くがハーフに戻すだけ。全展開で優位に立った五十里が判定で凱旋試合を制した。


スペシャルエキシビションマッチ グラップリング 10分3本勝負
○長谷川秀彦 今成正和
×BOSS BIGシゲ
2-0
一本目 今成→BOSS チョークスリーパーホールド
二本目 今成→BIGシゲ アームバー

 直前まで秘密にされていたカードだが、BOSSことクラブバーバリアンの福本吉記代表のパートナーにはDEEPの佐伯繁代表がつく。対するは現DEEP王者の長谷川・今成組。長谷川と柔術黒帯の実力者BOSSが対峙すると、本気のグラップリングマッチではなくエキシビションらしい和やかな闘いが行なわれる。BIGシゲのコミカルな動きに、NEGAOの応援に駆けつけていたブラジリアン達が大喜びだった。


第8試合 5分2R
○大杉ジャカレ優也(TEAM HODA)
×田中信一郎(GSB)
判定2-0 (磯=大杉/木村=大杉/竹村=ドロー)

 大杉は得意とする払い腰で、1Rに二度も田中を華麗にテイクダウン。組み合いでは敵わない田中は、近距離の打ち合いにも持ち込めない。得意とする下からの柔術的な仕掛けにも行けず、大杉の突進する打撃に苦しめられる。大杉が全体を通じて試合を支配した。


第7試合 5分2R
○久保輝彦(禅道会)
×北田 有(SPO)
2R 0'49" 腕ひしぎ十字固め

第6試合 5分2R
×河村嘉展 (NEX)
○土屋彬充(本間道場)
2R 2'24" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ連打)

第5試合 5分2R
○NEGAO(ブラジル/AMAZON)
×榊原和正(CMA戦ジム)
1R 0'17" TKO

第4試合 5分2R
×中島崇夫(Team Barbosa Japan)
○折戸大輔(クラブバーバリアン)
1R 0'07" TKO (レフェリーストップ:右フック→グラウンドパンチ連打)

第3試合 5分2R
△ヨウスケ(クラブバーバリアン)
△関川真人(新潟イエローマンズ)
判定0-0 (磯=ドロー/木村=ドロー/竹村=ドロー)

第2試合 おやじ総合ルール 3分2R
×パッション中村(クラブバーバリアン)
○下野聡嗣(GSB)
2R 0'10" KO(左フック)

第1試合 5分2R
×ピロシ(クラブバーバリアン)
○よしもと(DEEP道場)
判定0-3 (磯=よしもと/木村=よしもと/竹村=よしもと)
  • レポート:木佐木昭

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