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全日本体力別 岩﨑大河、野村幸汰下し「次は加藤久輝」狩り宣言:5.27 代々木

全日本空道連盟「2017 北斗旗全日本空道体力別選手権」
2017年5月27日(土) 国立代々木競技場第2体育館
  レポート提供:朝岡秀樹(編集スタジオあまがえる) 写真提供:牧野壮樹


 加藤久輝がベラトール参戦により留守にしている2015年以降、最重量階級、体力指数(身長cm+体重kgの数値)260+クラスでは、柔道全日本選手権ベスト16の実績をもつ野村幸汰が頂点に君臨してきたが…。
 その3連覇を19歳の新鋭・岩﨑大河(写真)が阻止した。小学1年より空道に取り組み、現在は総本部寮生、身長185cm、体重96kgと、恵まれた経歴・環境・フィジカルを有する岩﨑は、パンチのスピード、相手の攻撃を見切ってのボディワークによるディフェンス、ジャンプ系・バックスピン系も含めた多彩な蹴り、野村に投げ勝ちマウントを取るほどの組み力……と、どこを切り取っても空道の新エースと呼ぶに相応しい逸材。1年半後の世界選手権では、野村よりひとつ下の階級(野村は+270クラス)-270クラスでの出場を目指すという。同階級の日本の切り札である加藤に対しても「久輝先輩に勝って世界王者になりたい」と頼もしい。

 なお、-260クラスでは清水亮汰が史上最年少での3階級制覇達成、-250クラスでは、2015年にセーム・シュルト以来の大道塾外所属空道王者となった加藤智亮が王座返り咲き、-240クラスでは歴代王者3名を連破した新鋭・神代雄太が初優勝、-230クラスでは、目黒雄太が上段回し蹴りによる2年連続決勝失神一本勝ち……を果たしている。


260+クラス



1年前の決勝でも対戦した両者。その際は、野村の完勝だったのだが。今回の対戦では、試合開始早々、ワンツーから左ミドル、左ボディアッパー、左フックから右ローと積極的に前に出た岩﨑がペースを握る。野村が内股や払腰を仕掛けるも、抱きついて間合いを潰しては谷落気味に後方へ倒し、マウントすら奪ってみせた。延長戦で旗3本が岩﨑に揚がるも、終盤に組んだ際、勝ちを焦って場外逃避を犯したことがマイナス印象だったのか、主審は再延長を宣告する。最後は後ろ蹴りをレバーに決めた岩﨑が、野村の投げ→キメ突きを、頭を股の間に潜らせるガードで凌いだところでタイムアップ。9分に及ぶ激闘を制した岩﨑は憚りなく泣いた。(冒頭写真)


-260クラス



清水亮汰が2015年無差別、2016年-250クラスに続き、この階級を制覇。21歳での北斗旗全日本3階級制覇は、史上最年少である。打撃もさることながら、組技格闘技の経験がまったくないにもかかわらず、組技競技からの転向者を次々と投げてしまう点も、特筆に値する。決勝含む4試合すべてで投げ→キメ突きのポイントをゲット。決勝では、前回世界選手権出場をプレーオフ戦で逃す屈辱を味わってから再び這い上がってきた伊藤新太も、豪快に宙を舞わした。


-250クラス



関東地区予選大会の決勝を争った加藤智亮と山崎純也が全日本決勝で再び対戦。約2か月前の試合では山崎が投げを豪快に決め、判定勝利を収めていたが、今回は加藤が距離を取り、組ませない。加藤の右ハイ、山崎のパンチ連打…と双方の“効果”ポイントを支持する旗が1~2本挙がる(5人の審判のうち3人以上が支持すると認定される)接戦の末に迎えた延長戦終盤、加藤が左フックでダウンを奪い、勝利を決定づけた。
(写真は決勝。加藤のハイキック)


-240クラス



ここ数年、実力を評価されながら、いつも僅差でライバル達に競り負けてきた神代雄太がブレイクスルー。2回戦では2015年の王者・川下義人を、準決勝では2012年の王者・内田淳一を、決勝では2016年の王者・田中洋輔を、それぞれ接戦の末に下し、初優勝。離れてのパンチ、キックで互角の展開でも、組んでの膝・肘で優位を導いた。
(写真は決勝。神代の肘連打)


-230クラス



破竹の勢いでベテラン勢を撃破し、準決勝に進出した18歳の菊地逸斗と19歳の荒井壱成を、前回世界選手権代表の目黒雄太、谷井翔太が意地をみせ、ブロック。2014年に全日本準優勝を収めている谷井は、悲願の初優勝に向け、押し気味に試合を進めるが…。谷井の右パンチに合わせて放たれた目黒の右ハイキックが、ほんの少し落ちた谷井の左ガードの上を縫う。昨年の体力別全日本決勝、無差別全日本3回戦に続き、3大会連続で右上段回し蹴りによる失神一本勝ちを奪取した。


女子215+クラス



決勝。巴投からマウントパンチ、そして腕十字と、流れるような連繋で吉倉千秋からタップを奪った大谷美結が昨年春以降、体力別・無差別と4大会連続優勝。


女子-215クラス



早稲田大学3年生にして10年のキャリアをもつ大倉萌がリーグ戦を制し、初優勝。
(写真は小柳茉生戦での大倉のハイキック)



試合結果


◆-230クラス
優 勝:目黒雄太(大道塾長岡支部)
準優勝:谷井翔太(大道塾横須賀支部)
◆-240クラス
優 勝:神代雄太(大道塾吉祥寺支部)
準優勝:田中洋輔(大道塾御茶ノ水支部)
◆-250クラス
優 勝:加藤智亮(誠真会館東伏見道場)
準優勝:山崎順也(大道塾総本部)
◆-260クラス
優 勝:清水亮汰(大道塾総本部)
準優勝:伊藤新太(大道塾日進支部)
◆260+クラス
優 勝:岩崎大河(大道塾総本部)
準優勝:野村幸汰(大道塾札幌西支部)
◆女子-215クラス
優 勝:大倉萌(大道塾吉祥寺支部)
◆女子215+クラス
優 勝:大谷美結(大道塾札幌西)
◆最優秀勝利者(北斗旗獲得):清水亮汰(大道塾総本部)
◆優秀道場賞(勝利数ポイントによる団体戦)第1位:大道塾総本部 第2位:大道塾吉祥寺支部

(写真は各階級優勝者。左から大倉、大谷、目黒、神代、加藤、清水、岩崎)

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