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初代フェザー級王座戦は星野×ウィッキーに

CAGE FORCE 08
2008年9月27日(土) ディファ有明
 星野勇二はリニューアルされた金網も駆使しつつ、山崎剛に完勝。決勝は個性派のウィッキー聡生と激突する。バンタム級王座Tでは“鉄人”大石真丈が“宇宙人”徹肌ィ郎との激闘を制した。(レポ:本庄功志/写真:ひっとまん大場。)
第9試合 メインイベント CAGE FORCE初代フェザー級王座決定トーナメント準決勝 5分3R
○星野勇二(和術慧舟會GODS)
×山崎 剛(GRABAKA)
3R 3'23” アームロック

 今大会からケージが若干広くなり、高さも2mから1m80cmと、よりUFCに近い世界基準へと変わった。星野も「周りを見渡せる感じで、広く使えました。あと、コーナーが細くなったため、金網をしっかり使えるようになりましたね。自分にとってはよかったです」とコメント。実際に試合で金網をフルに利用して、友人でもある山崎を圧倒した。

 山崎のタックルを星野が金網にもたれて耐えると、中腰状態の相手にパンチを連打し、いきなりの顔面カットを誘う。スタンドでも小刻みにステップを踏み、右ハイキックを放つなど、のびのびと試合をしている印象だ。

 2Rにも上からのフロントチョークで押さえ込み、パウンドを連打するなど山崎とのパワー差をまざまざと見せ付ける展開。最終ラウンドにも金網に押さえ込んでパンチで1Rでの傷口を広げる。一旦は山崎に立たれるも、高速タックルからテイクダウンし瞬時にアームロックを極め完勝した。

◆星野「(最後は一気に極めたが?)気付いたらって感じです。狙っていたわけではなく、自然と体が動いていました。(相手の印象については?)粘り強いという感じです。狙っていることがわかっていたので、ミスしないように、ポジションを取られないことを意識して戦いました。集中力がずっと途切れなかったですね。(蹴りを多く出していたが?)普段から練習でやっているのですが、バランスが悪かったので使いませんでした。最近良くなってきて、使えば良い武器になるかなと思って使いました。
(決勝がウィッキー聡生に決まったが?)変則的でトリッキーですね。ビデオをしっかりチェックして、対策を練りたいと思っています」


第8試合 セミファイナル CAGE FORCE初代フェザー級王座決定トーナメント準決勝 5分3R
○ウィッキー聡生(シューティングジム横浜)
×孫 煌進(スクランブル渋谷)
判定3-0(池田=ウィッキー/芹澤=ウィッキー/松本=ウィッキー)

 トーナメント一回戦で総合では珍しいスタンドでの肘で試合を終わらせた孫。そのインパクトは絶大で、準決勝のウィッキー戦にさらなる期待値を生み出した。今回の試合はセミファイナルにマッチアップされたが、ウィッキーのネームバリューだけではなく、孫の一回戦での「衝撃度」による効果も十分にある。いつもの空手着で入場してきた孫に対し、ウィッキーはなんと入場曲無し。光岡映二のブログによると「入場曲を忘れた」だけだそうだが、その失敗さえもウィッキーの強烈な個性を際立たせる材料となる。

 試合は近距離からの打撃戦で始まり、両者のパンチが交錯する度に会場からは歓声が上がる。カウンター待ちのウィッキーに対し、孫は圧力を掛けながら中盤左フックをヒットさせる。だが、互いに警戒が強く手数が少ないままラウンドが終了する。

 2Rからウィッキーのジャブのような左ストレートが当たりだし、孫の手を止める。3Rから孫は突進し一気に勝負をかけにくる。だがウィッキーは2Rと同様にストレートを当て相手の勢いを殺すと、ハイキックも混ぜた攻撃でポイントを稼ぐ。孫はクリンチからの膝を多用し、パンチも当てるがクリーンヒットは乏しい。

 互いに緊張感ある打撃戦を展開したものの、決定打に欠け判定へ。トーナメントのためマストシステムが採用され、ウィッキーが勝利したものの、実質的にはドローでもおかしくない試合内容だった。とはいえ飛び込んでのアッパー、ハイキックなど打撃の多彩な引き出しでウィッキーは観客を魅了。トーナメントで勢いづいたベテラン・星野との決勝での攻防が今から待ち遠しい。


第7試合 CAGE FORCE初代バンタム級王座決定トーナメント準決勝 5分3R
○大石真丈(K'zファクトリー)
×徹肌ィ郎(和術慧舟會岩手支部)
判定3-0(池田=大石/梅木=大石/松本=大石)

 試合前のVTRで「宇宙人対鉄人」と紹介されたこの試合。それに応えるように肌ィ郎陣営は青、赤、ピンクなど、セコンドを含めたさまざまな色の「宇宙人」のコスプレで登場する。

 前回の戸井田戦では、パンチでダウンを奪い、パウンドの連打で勝利した肌ィ郎。そして、今回の試合でも神懸かったようにパンチを当てる。序盤から、右フックで大石の顔を跳ね上げると、金網に詰め連打を放ち、大石をフラつかせる攻めを見せる。大石は肘を返すが、回転力では肌ィ郎が上だ。寝技の展開を予想していただけに、1Rからクリンチワークからの打撃戦を展開する両者に、会場のボルテージは一気に上がる。
 1Rは肌ィ郎がパンチで制した。だが、2Rから大石も鉄人と言われている所以を発揮。クリンチアッパー、ストレートをヒットさせ流れを引き寄せると、スタミナが切れてきた肌ィ郎のテイクダウンを阻止し、打撃を当て続ける。だが、対する肌ィ郎も、1Rの勢いはなくなったものの、パンチを返す展開に、会場の熱気はさらに上がる。

 3Rには大石がジャブで肌ィ郎の大降りのフックをくじく。そして、首相撲からの膝のヒットを重ね流れを完全に戻す。肌ィ郎はフラフラになりながらもパンチを返す。ラウンド終盤には大石がバックを奪い、パウンドをコツコツ当て続けたところで試合を終え、判定で壮絶な打撃戦を制した。
 両者寝業師の印象が強いが、試合は打撃戦に終始。セミファイナルのビリビリとした緊張感ある打撃戦とは違い、決してテクニカルとは言えなかったが、泥臭いながらも二人の気迫、気持ちが十二分に伝わった。


第6試合 ライト級 5分3R
○児山佳宏(パラエストラ松戸)
×カン・ボムチャン(韓国/CMA KOREA KTT)
1R 3'25" TKO(レフェリーストップ:グラウンドパンチ連打)

 児山がジャブをヒットさせ、テイクダウンを奪うと左のパウンドを力強くヒットさせていく。ボムチャンに足を使われクリーンヒットは上手く凌がれていたが、連打をまとめると相手をガード一辺倒にさせパウンドアウトした。
 児山はこれでCAGE FORCE4連勝。戦極で活躍中の廣田瑞人が持つライト級のベルトに向け、また一歩近づいた。


第5試合 バンタム級 5分3R
○水垣偉弥(シューティングジム八景)
×遠藤大翼(和術慧舟會駿河道場)
1R 4'34" チョークスリーパー

 当初はバンタム級トーナメントの中原太陽戦が予定されていた水垣だったが、中原の負傷により延期。だが水垣はワンマッチを直訴し、遠藤戦が実現した。
 試合は序盤から互いにバチバチに打ち合う打撃戦。遠藤が圧力で上回るが、後半からは水垣がアッパー、ボディを交ぜるパンチで流れを変える。そして、ミドルを掴んで倒した水垣が、動きに合わせバックからチョークを極めた。


第4試合 フェザー級 5分3R
△美木 航(和術慧舟會RJW)
△堀 友彦(フリー)
判定0-0(池田=ドロー/大藪=ドロー/松本=ドロー)

 1Rは見合う展開が続いたが、2Rになると美木がサバ折りでテイクダウンを奪い、サイドに回るなどグラウンド戦で先手を奪う。だが、堀も下になりながらもコツコツと美木の顔面にパンチを当て続ける。ラウンド後半に、堀がグラウンド状態では禁止の蹴り上げを美木の左目付近にヒットさせてしまい、試合が一時中断。堀には反則1が与えられる。
 最終ラウンドになると美木がグラウンドでバックに回るも、そこからの決め手がない。逆に有利なポジションながらもパンチをチクチクもらい続け試合終了。判定はドロー。なんとも消化不良の試合になってしまった。


第3試合 ウェルター級 3分3R
×瀬戸哲男(極真会館)
○大宮ハント(PUREBRED大宮)
1R TKO(レフェリーストップ:額のカット)

第2試合 バンタム級 3分3R
○根津優太(和術慧舟會東京本部)
×田口 亮(MMA G-STYLE)
3R 0'36" KO(ローキック)

第1試合 ライト級 3分3R
○星野大介(総合格闘技津田沼道場)
×太田純一(GOKITA GYM)
判定3-0(梅木=星野/大藪=星野/松本=星野)


[プレリミナリー・ファイト]

第3試合 ライト級 3分3R
−安藤晃司(和術慧舟會東京本部)
−市川ランデルマン(フリー)
ノーコンテスト (安藤にドクターストップ)

第2試合 フェザー級 3分3R
○長谷川雅彬(KRAZY BEE)
×宮路智之(和術慧舟會TLIVE)
3R 2'55" 腕ひしぎ十字固め

第1試合 ライト級 3分3R
△好川 統(和術慧舟會A-3)
△小倉健市(KIBAマーシャルアーツクラブ)
判定0-0

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