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星野・水垣・徹肌ィ郎・孫煌進が準決勝進出

CAGE FORCE 07
2008年6月22日(日) 東京・ディファ有明
 フェザー級とバンタム級の初代王者決定トーナメント一回戦の残り4試合が行われた今大会。メインでは星野勇二が、急死した慧舟會東京本部の守山竜介代表に勝利を捧げた。大会の模様はテレビ東京にて6/29(日)26:40〜27:35放送される。
第9試合 CAGE FORCE初代フェザー級王座決定トーナメント1回戦 5分3R
×アントニオ・カルバーリョ(カナダ/ブルックマン・マーシャルアーツ/修斗ライト級(65kg)世界2位)
○星野勇二(和術慧舟會GODS/パンクラス・ライト級1位)
判定0-3 (大藪=星野/芹澤=星野/松本=星野)
※星野が準決勝に進出し、山崎剛と対戦



 試合が始まるとお互いにジャブで探り合い、そこから先手を取ったのは星野。絶妙の距離、タイミングでタックルを決め、上のポジションを奪う。ここからの星野は、強敵カルバーリョ相手に無類の強さを発揮する。金網際で肘をカルバーリョの首筋に押し付けながら、一発一発重いパウンドを放ち動き続ける星野。対するカルバーリョも、足を利かせてパスは許さず、オープンガードのまま攻めの動きを展開。だが、星野が上のポジションを巧みにキープし続けカルバーリョを圧倒する。
 2R、序盤にカルバーリョがワンツー、左ミドルをヒットさせ星野を下がらせる。やはりスタンドではカルバーリョが一枚上か。だが、星野は下がりながらもパンチを返し、またタックルを切られても最後には上のポジションを奪い、際の攻めを制する。「技術では敵わないかもしれませんが、気持ちでは負けません」。試合後の星野はこの場面をそう振り返る。
 最終ラウンド、星野はノーフェイントでタックルに行ってしまい、カルバーリョに切られてしまうが、ここでも執念でグラウンドに持ち込む。そしてサイドに回ると、カルバーリョの片腕を殺しパウンドを連打。マウントに移行すると肩固め、相手の動きに合わせバックマウントと有利なポジションをキープし続け試合を終える。

 フェザー級への減量苦を感じさせないファイトを最後まで貫き、判定は文句なしで星野。優勝候補のカルバーリョを圧倒したことで、ダークホース的な存在だった星野が一気にフェザー級の優勝候補に躍り出た。
 星野はマイクを持つと「守山代表にこの勝利を見てもらいたかった」と涙ながらに話し、先日亡くなった和術慧舟會東京本部の守山竜介代表に勝利を捧げた。バックステージにおいても、守山代表の話題に話が及ぶと再び声を詰まらせ、守山代表との絆の深さが強く印象に残った。
 そして「トーナメントに出させていただいたからには、優勝します」と力強く宣言。次戦の相手の山崎剛について話が及ぶと「会場で会うとよく話す感じで、正直仲が良いのですが、しっかり勝ちに行きます」と語り、複雑な心情をのぞかせながらも、気持ちを切り替えて勝利を目指す決意を示した。インタビューが終わると、観戦に来ていた山崎と抱き合い、「よろしく!」と声をかけ、好ファイトを誓い合った。
 師匠の死の悲しみを乗り越え、カルバーリョを完封。この勢いがある今、星野が一気にトーナメントの頂点に駆け上がりそうな予感がした。

第8試合 CAGE FORCE初代バンタム級王座決定トーナメント1回戦 5分3R
○水垣偉弥(シューティングジム八景/修斗フェザー級(60kg)世界9位)
×藤原大地(パンクラス稲垣組/パンクラス・バンタム級1位)
1R 2'38" TKO (レフェリーストップ:スタンドパンチ→グラウンドパンチ)
※水垣が準決勝に進出し、中原太陽と対戦

 両者の強味は一発で試合を終わらせることができる打撃。その打撃で先制したのは藤原だ。左フックを当て水垣の腰を落とさせ、追撃は上手くスカされるも、上のポジションを奪うことに成功する。
 だが水垣は素早く立ち上がると、離れ際にパンチをクリーンヒット。藤原は直立不動のままリングに倒れ、水垣が追撃のパウンドを連打したところですぐにレフェリーが割って入り試合をストップ。藤原は意識を戻すと、レフェリーの制止を押し切りなおも水垣に殴りかかりに行くが、セコンドの前田吉朗にも止められ、なんとか気持ちを落ち着かせた。
 気持ちを見せた藤原だったが、徹肌ィ郎、水垣と、修斗のトップどころに2連敗。今回負けたら引退を考えていたという藤原だったが、敗戦の悔しさから、もう少しだけ現役を続けていくことを決めたようだ。連敗中とはいえ、素質の高さは誰もが認める男。背水の陣の藤原の次戦に要注目だ。

第7試合 CAGE FORCE初代バンタム級王座決定トーナメント1回戦 5分3R
×戸井田カツヤ(和術慧舟會トイカツ道場/修斗ライト級(65kg)世界8位)
○徹肌ィ郎(和術慧舟會岩手支部/修斗フェザー級(60kg)世界8位)
1R 0'16" TKO (レフェリーストップ:右フック→グラウンドパンチ)
※徹が準決勝に進出し、大石真丈と対戦

 今宵の徹のコスプレ入場は「ゲゲゲの鬼太郎」だ。徹が目玉の親父、大沢ケンジが鬼太郎に扮し、その後ろにねずみ男、からかさおばけが続く。対する戸井田は、自身の裏の顔でもある整体師のお決まりの白衣を着て入場。徹の入場がコスプレなだけに、戸井田の格好もそのようなパフォーマンスの類に見えてしまう。

 試合が始まっても直立不動のまま徹を見据える戸井田。対する徹はそろーっと近づいて右フックを当てる。そして、そのまま金網に押し込み、離れ際に再度右フックをヒットさせダウンを奪う。そのまま追撃のパウンドを連打して徹が戸井田を秒殺。期待された寝技対決は無く、同門対決はわずか16秒で幕を閉じた。


第6試合 CAGE FORCE初代フェザー級王座決定トーナメント1回戦 5分3R
○孫 煌進(スクランブル渋谷)
×堀 友彦(フリー)
1R 1'28" TKO (ドクターストップ:右肘による左眉のカット)
※孫が準決勝に進出し、ウィッキー聡生と対戦

 試合は開始早々から孫が距離を詰め、フックを中心に打撃で堀にプレッシャーをかける。堀も打撃で返すが、孫の勢いに押され気味。そしてラウンド中盤、孫がジャブを出すような違和感のないモーションで右肘を振るい、堀の左瞼をカットする。堀の頭蓋骨が見える直前というほどの大きなダメージを与え、孫がTKO勝ちを収めた。試合は早い時間で終わってしまったものの、孫の高い打撃スキルを覗くことができた試合だった。
 次戦の相手は、同じく打撃を得意としているウィッキー聡生。どちらの一撃が、決勝への切符をつかむのか?


第5試合 ウェルター級 5分3R
×山下志功(パラエストラ札幌/修斗ライトヘビー級(83kg)世界3位)
○宮澤元樹(和術慧舟會東京本部)
判定0-3 (大藪=宮澤/芹澤=宮澤/松本=宮澤)

 修斗の元世界王者が、金網に初登場。山下は一階級下げ体は小さくなったものの、よりシャープな肉体になり、どのような動きを見せてくれるのか期待が集まる。
 だが、試合はグラウンドで宮澤に押さえ込まれ劣勢が続く。パスされても足を利かせてガードに戻すが、下からの攻め手がない。上になってもパスにこだわりすぎな感じで、そこを宮澤に突かれポジションを返されてしまう。
 互いに上になってもパウンドも少なく大きな決定打はなし。結局、山下は宮澤に上から固められ、いいところなしで敗れた。

第4試合 ミドル級 5分3R
×村山暁洋(GUTSMAN修斗道場/修斗ライトヘビー級(83kg)世界2位)
○藤井陸平(和術慧舟會RJW/パンクラス・ネオブラッド'07ミドル級優勝)
判定0-3 (大藪=藤井/芹澤=藤井/松本=藤井) 

 藤井が上のポジションから時折強烈なパウンドを当て判定勝利。だが、両者動きに欠け、膠着した試合内容となってしまった。


第3試合 バンタム級 3分3R
×上山知暁(U-FILE CAMP町田)
○遠藤大翼(和術慧舟會駿河道場)
1R 2'13" スリーパーホールド

 DEEP、K-1などで活躍している上山龍紀の実兄である上山知暁。元プロボクサーでもあり、今回が総合2戦目となる。だが、打撃のイニシアチブを握ったのは遠藤だった。右ハイを当て上山をダウンさせると、バックに回りスリーパーを極め完勝した。


第2試合 ミドル級 3分3R
○一慶(チーム・クラウド)
×マコ・ドラゴン(禅道会新宿支部)
1R 2'53" 腕ひしぎ十字固め

 一慶のセコンドには秋山成勲、秋山の繋がりで歌手のピーターが付く。試合は一慶がスタンド、グラウンドでドラゴンを上回り、最後は腕ひしぎ十字固めできっちり一本を奪った。


第1試合 ライト級 3分3R
○外山慎平(和術慧舟會東京本部)
×奥山健太(禅道会)
3R 0'55" アームロック

 テイクダウンを奪い、徹底したパス狙いで有利なポジションから関節を狙う外山が試合を支配する。1、2Rとアームロックを極めきれなかった外山だったが、3Rに入り腕を絞り上げタップを奪った。




[プレリミナリー・ファイト]

第3試合 ライト級 3分3R
○星野大介(総合格闘技津田沼道場)
×山本大介(ヤマジム)
1R 0'57" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第3試合 フェザー級 3分3R
○日吉伸尊(KRAZY BEE)
×斉藤 良(和術慧舟會TLIVE)
1R 0'16" TKO

第2試合 ライト級 3分3R
×鈴木わたる(パワーオブドリーム)
○テカジ(和術慧舟會A-3)
判定0-3 (梅木=テカジ/芹澤=テカジ/松本=テカジ)

第1試合 ライト級 3分3R
△宮崎直人(パラエストラ松戸)
△安藤晃司(和術慧舟會東京本部)
判定1-1 (梅木=ドロー/芹澤=安藤/松本=宮崎)


(レポート:本庄功志 写真:ひっとまん大場。)

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