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TETSURO、パッカシットの肘でTKO負け。沙斗流×山川賢誠はドロー:3.6 札幌

ノースエリア格闘技イベント BOUT 22
2016年3月6日(日) 札幌琴似コンカリーニョ

  記事提供:BOUT実行委員会(レポート提供:布施鋼冶  写真提供:長尾迪)


 300名(超満員札止め)という大入りの中で行なわれた『BOUT-22』(3月6日、札幌・琴似コンカリーニョ)は大盛況のうちに幕を閉じた。ムエタイの醍醐味を北海道のファンにまざまざと味合わせたのは、メインイベントで組まれたパッカシット・ウィラサクレック対TETSUROの67㎏級3分5ラウンドだ。
 BOUTシリーズでは初めて北海道在住の選手同士によるメインイベントだったが、ウィラサクレック札幌の番人パッカシットは1R開始早々重厚なローキックで大観衆をどよめかせたと思えば、狙いました右ヒジ打ちでTETSUROの左目上をザックリと切り裂いた。
 長いドクターチェックのあと試合は再開したが、パッカシットの勢いは止まらない。昨年6月のBOUTで札幌出身の長谷川豊を沈めた時と同じようにローを連打して窮地のTETSUROを追い込む。どう見ても、1Rはパッカシットのラウンドだった。
 2R開始するや、TETSUROは起死回生の右ストレートを一閃。この一撃でパッカシットは尻餅をついたが、レフェリーはスリップダウンと判断した。それからは再びハッカシットのペース。ウィラサクレックジム札幌の応援団の声援を背にローキックに加え、ヒジ打ちやカウンターのヒザ蹴りを乱れ打ち。そうした中、右ヒジで再びTETSUROの顔面を大きく切り裂いた。


 止められる雰囲気もあったが、試合は再開される。すると攻め疲れしたのか、パッカシットの手数が目立って減っていったのをTETSUROのセコンドに就いたGrabs代表のTOMONORIは見逃さなかった。
 3Rになると、「勝負だ。下がるな」「自信を持って打ち合え」とゲキを飛ばす。するとTETSUROは右ボディストレートで攻め込む。顔面にストレートを決め、このタイ人を後退させる場面も。しかし、あと一発が足りない。果たして体力を回復したパッカシットはヒジで応戦すると、カウンターのヒザ蹴りをボディに連打して再び試合の流れを奪い返す。最後は血だらけのTETSUROが防戦一方になったところでレフェリーが試合を止めた。3R2分43秒、パッカシットのTKO勝ちだ。
 すっかりと札幌の地に馴染んだ感のあるパッカシットはマイクを握るや、流暢な日本語で叫んだ。「ムエタイ№1!」
 対蹠的に止血するため頭にタオルを巻いたTETSUROは控室に戻ると悔しいと切り出した。
「ローが効きました。ヒジは衝撃というより、そのあと温かい血がドクドクと流れてきたのがわかったので、ああこれが例のやつ(ヒジによるカット)なのかと思いました。パンチで先手をとれたから良かったけど、向こうの方が上手でしたね。もっと修行しないと」




 第1試合からセミファイナル(第5試合)までズラリと並んだRISE公式戦も好勝負が多かった。セミファイナルには昨年12月に札幌で行なわれた『カリアPresents Northen Supernova2015』でベスト4まで進出した札幌道場の山川賢誠が登場し、RISEバンタム級7位の沙斗流(さとる)と激突した。前回の57㎏級契約のトーナメントでは切れのいい動きを見せていた山川だったが、今回は55㎏級リミットの減量に苦しんだのか、動きはいまひとつ。休むことなく動き回りながらダイナミックな攻撃を繰り出す沙斗流に苦戦を強いられた。結局、本戦は三者とも29-29で延長戦へ。スピーディな連打で勝負を仕掛けてきた沙斗流に対して、山川は左ミドルキックやカウンターのヒザ蹴りで応戦する。一進一退のシーソーゲームは延長戦でも決着がつかず、1-1の痛み分けに終わった。

 一昨年のRISING ROOKIES CUP2014ライト級で優勝。昨年は第3代RISEライト級王座決定トーナメントにも出場したAKINORI(蹴空ジム)は潔人(リアルディール)とRISE公式戦で拳を交わした。1R終了間際、AKINORIは相手をコーナーに追い詰め、連打に次ぐ連打でスタンディングダウンを奪う。
 2R以降もAKINORIが攻め込むシーンが多かったが、決定打を与えるまでには至らない。3Rになると潔人は鬼の形相で必死の反撃を試みるが、AKINORIは2Rまでの貯金にモノをいわせて三者とも30-26という大差で判定勝ちをモノにした。

 り返ってみれば、BOUTの前に行なわれたKAMINARIMON北海道大会も札幌のエスジム勢が初めて大挙して参戦したことも手伝って盛況だった。BOUTとKAMINARIMONを軸に北海道の立ち技格闘技は確実に地盤を固めつつある。
 BOUTの次戦は6月19日、ところも同じ琴似コンカリーニョで行なわれる。


ムエタイルール68kg契約3分5ラウンド
パッカシット・ウィラサクレック vs TETSURO
(ウィラサクレック札幌) (Grabs)
勝者 パッカッシット 3R2′43TKO

RISE公式戦バンタム級3分3ラウンド延長1ラウンド
RISEバンタム級8位
沙斗流 vs 山川 賢誠
(ラビカラ※函館出身) (札幌道場)
引き分け(延長判定1-1本戦判定0-0)

RISE公式戦ライト級3分3ラウンド
AKINORI vs 潔人
(蹴空ジム) (リアルディール)
勝者AKINORI判定3-0

RISE公式戦バンタム級3分3ラウンド
山田 忠洋 vs 坂田 慶悟
(ウィラサクレック札幌) (HAYATO GYM)
勝者坂田KO1R1′57

RISE公式戦バンタム級3分3ラウンド
拓也 vs 大羽 理人
(蹴空ジム) (ストライキングジムARES)
勝者 拓也KO 2R1′09

RISE公式戦ミドル級3分3ラウンド
広瀬 公俊 vs 飯田 翔大
(Grabs) (HAYATO GYM)
勝者広瀬判定2-1

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