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能登崇、地元メインでKO勝ち。日菜太がエキシ:5.29 釧路

忠和會PRESENTS 東日本大震災チャリティマッチ ノースエリア格闘技イベント BOUT-9
2011年5月29日(日) 北海道・鳥取ドーム
 「北海道発信のプロ格闘技イベント」として、2006年3月にスタート。北海道在住の格闘技ファンのために「ライブ観戦での迫力・臨場感」を打ち出した「ノースエリア格闘技 BOUT」が、札幌、函館に続いて北海道第4の都市・釧路で5月29日(日)開催された。

第5試合 メインイベント 73kg契約 3分3R(延長1R)
○能登 崇(忠和會)
×夏山竜一(湘南格闘クラブ)
2R 1'26" TKO (レフェリーストップ:バックハンドブロー)
 
 今大会の主催者でもある和術慧舟會釧路支部忠和會vs北海道選抜のアマチュアクラス対抗戦で始まった「BOUT 9」は、地元忠和會の新鋭たちが3連勝。幸先のいいスタートに釧路出身のファイターが勢いに乗るかと思われたが、プロ3試合目に出場したベテラン40歳の天野賢二が死力を尽くしながらも森實恭平に判定で惜敗。セミファイナルに出場した田中章一郎も、拳竜に1ラウンド1分50秒まさかのTKO負けを喫してしまった。

 もうあとがない地元・釧路勢。ファイナルマッチ、「釧路在住唯一のプロキックボクサー」能登崇の名がコールされると、「不屈のハードヒッター」と書かれた横断幕が掲げられ、大歓声とともにテープが舞った。

「体調は万全でした。ジムの仲間たちが最高のバックアップをしてくれましたから。でも、緊張してましたね。地元で試合に出場するということは、あれだけ緊張するとは想像もしていませんでした。それで、妙に力んでしまったというか・・・」(能登)

 試合開始のゴングと同時に、能登は果敢に攻め込んで行ったが、相手はベテラン34歳の夏山竜一。今大会エキジビションに出場したK-1ファイター日菜太と同門で練習を積むファイターは、そんな能登の空回りする心を読みきっているかのようにミドルを的確にヒット。
 それでも、能登は自分を失わなかった。3月、札幌で行われた「BOUT 8」で先制ダウンを奪われながら逆転KO勝利をつかみ、一気にスターダムを駆け上がって地元の大会でメインをはった男の自信は揺るがなかった。
「1ラウンド、かなりミドルをくらいましたが、あれで目が覚めました」という能登は、「焦ることはない。パンチからローを基本に、相手に合わせてじわじわ攻めていけば、3ラウンドになる頃には差が出るはず。そのときを狙えばいい」と自分に言い聞かせていた。
 2ラウンドに入っても両者パンチ、キックの応酬が続いたが、1分過ぎ、能登は試合の流れをつかんだ。セコンドからの「チョン・チョン・ロー」の指示通り、ロー、ミドルを連発!
 見る見るうちに夏山の右太ももが赤くはれ上がる。ロープ際、一瞬のスキを突き、能登が得意のバックブローを炸裂させた。夏山がマットに沈む。すかさず二人の間に入ったレフェリーが夏山のノドのあたりの状態を確認すると、即座にTKOを宣告。2ラウンド1分26秒、場内を一瞬静まり返らせる完璧な1発だった。

「タイミング、角度、ポイント、すべてドンピシャでした。これまでも試合では必ず1度は出してましたけど、あそこで出せたのは会長のおかげです」

 第1ラウンドが終わると、スーツ姿の忠和会・中村会長がリングに上がり、能登の肩を抱いて耳打ちした。「次、狙っていけ」。
「あのアドバイスで、弟2ラウンド、流れをつかんだら一気に行こうと決心しました」。満面の笑顔でそう語った能登。
 大きな仕事をやってのけた能登がマイクをつかんで、「もっともっと強くなっていきます。釧路を盛り上げていきましょう」と呼びかけると、それに応えて場内からは一斉に大拍手が巻き起こった。


第4試合 セミファイナル 58kg契約 3分3R
×田中章一郎(フリー)
○拳竜(士魂村上塾/MA日本フェザー級8位)
1R 1'50" TKO

 10戦6勝と大きく勝ち越している地元出身のベテラン田中章一郎は「勝利を釧路に贈る」と誓ったが・・・拳竜は試合開始直後から左右のパンチを効果的に見舞い、ローキックでダウンを奪った。田中は会場の声援に後押しされて立ち上がったものの、バランスがもどらないうちにまたしても強烈なローをくらい、ダウン。拳竜が1ラウンド1分55秒TKO勝ちを飾った。


第3試合 63kg契約 3分3R
×天野賢二(琉球BLOODS)
○森實恭平(士魂村上塾)
判定0-3

 コンビネーションよくパンチを繰り出す“ヒットマン”森實恭平。一方、ロープ際に攻め込まれながらも、上手く体を入れ替えてローキックで応酬する天野賢二。第3ラウンド残り1分は両者ゆずらず、壮絶な打ち合い、キック合戦を演じ、試合終了のゴングとともに二人ともマットに崩れたが、森實が判定勝ち。地元開催の大会を盛り上げようと40歳でマットにあがった天野だったが、ラストファイトを飾れず。それでも、この日一番の熱き声援が贈られていた。


ガチンコ・エキシビジョンマッチ
-日菜太(湘南格闘クラブ/RISEミドル級1位・元王者)
-加藤“スネーク”督朗(PHOENIX)
勝敗無し

 K-1 MAX日本代表トーナメント2009・2010弟3位、初代RISEミドル級チャンピオン日菜太と、元WPMF世界ウェルター級チャンピオン、元タイ国ルンピニースタジアムウェルター級1位の加藤“スネーク”督朗がエキジビションとは言え、“ガチンコ”対決。雌雄を決するかのような問答無用の打ち合い、蹴り合いから生み出されるパンチの音、キックの音が場内に響きわたり、釧路市鳥取ドームに集まった観衆はプロ中のプロの凄まじさを実感したことだろう。
 試合後、キックミットトレーニングを披露した日菜太は、7月18日に行われる「REBELS.8」へ向けての決意を語った。
「相手のジョルジオ・ペトロシアンは、誰もが認める世界最強の選手。それでも、自分が勝てる可能性を信じています。日本人の意地を見せたい」



第2試合 67kg契約 3分3R
○涼平(TARGET)
×TATSUYA(フリー)
1R 0'55" TKO

 鮮やかな一発だった。涼平が放った右フックに、TATSUYAは起き上がれなかった。今大会最短KOとなる1ラウンド55秒TKO勝ち。連敗が続き、16戦6勝10敗と大きく負け越してきた涼平の格闘家人生を大きく変える、ターニングポイントとなる一発だろう。


第1試合 3分3R
○永山敬之(士道館札幌道場/元WPMF日本フェザー級10位 )
×増倉 敦(TRY EX/元NJKFフライ級2位)
3R 1'56" KO

 増倉敦とのミドルの蹴り合いのなかでも、フットワークよく動き、ボディブロー、ヒザ、左右のジャブ、フック、ハイキック、バックブローと多彩な技を続きに繰り出した永山敬之。増倉が溜まらず足をかけ、注意を受けた直後、永山のハイキックが増倉の顔面に命中、右こめかみから出血。北海道初のプロキックボクサー&北海道初のプロシュートボクサー永山が、“北海道最強キックボクサー”の貫禄を見せ付けた。


 開会式では小堀祐BOUTプロデューサーが「ここ釧路から新たな格闘技伝説が生まれる」とあいさつ。「東日本大震災チャリティマッチ」と銘打って開催され、観客、選手、役員から集められた義援金を蛯名大也釧路市長に預けた和術慧舟會釧路支部忠和會の中村会長には、同市長から感謝状が贈呈された。チャリティーオークションには日菜太が登場。エキジビションマッチで使用したグローブにサインを入れ、オークションにかけたところ、6万円で落札。東日本大震災被害者への義援金にあてられた。



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