Home > REPORTS > B-FAMILY NEO > WINDYインター王座査定試合レポ:9.23 新木場

WINDYインター王座査定試合レポ:9.23 新木場

B-FAMILY NEO「Muay Thai WINDY Super Fight vol.9」
2011年9月23日(金/祝)東京・新木場1stRING
  レポート&写真提供:鈴木雄一郎


WINDY Super Fightインターナショナル王座査定試合



日本初となる、インターナショナル王座の新設に伴い、ジュニアクラスの試合が6試合組まれ、12人のジュニアファイターがWINDYのリングへ集結。そのうちの半数がWINDY王座獲得経験者であり、それ以外でも他団体の王者やトップコンデンターといった実力者であった。インターナショナル王座の挑戦権獲得をアピールするには余りある面々が出揃った。
インターナショナル王座挑戦に伴い、査定の基準として、以下の10項目を5段階評価でチェックし、主催者側にて選考委員会を編成し、評価していく方針だ。後日、これらの評価をもとに協議の上、インターナショナル王座の挑戦者を決定することになっている。
<評価項目>
①パンチ ②キック ③ヒザ ④首相撲 ⑤スタミナ ⑥バランス ⑦積極性 ⑧防御 ⑨的確性 ⑩主導権

筆者もこれらの項目を参考に、各試合ごとに、独自の評価を行ってみた。


第9試合 WINDY Super Fightインターナショナル王座挑戦査定試合 48kg契約 1分30秒5R
榊原達也(チームSK)
vs
熊井亮介(Y'zD)
勝者:榊原達也
判定3-0(50-45、50-46、50-45)

スピード感溢れる榊原の右ローが印象的で、特にローの蹴り返しが素早い。加えて、パンチのコンビネーションの回転の速さが目立った。攻撃の回転の速さは榊原がダントツ。ダウンを奪うなどして、主導権を終始掌握。一方の熊井は、榊原のスピードを首相撲で抑えていた。ダウンを奪われるも、右ミドルや右ローで応戦する姿が目立った。筆者の高評価部分は、榊原はキック(特に右ロー)、熊井は首相撲。結果はダウンを奪った榊原が大差の判定で勝利。


第8試合 WINDY Super Fightインターナショナル王座挑戦査定試合 48kg契約 1分30秒5R
山浦翔(B-FAMILY NEO)
vs
末永勇一(フリー)
勝者:山浦翔
判定2-0(50-49、49-48、48-48)

山浦は全体を通じてスタミナ配分をしっかり行っていたため、全体的にバランスが取れていた。パンチとキックをバランスよく出しており、ディフェンス面でもガードをしっかり上げるなどして、ダメージを最小限に抑える技術を見せた。一方の末永は、得意の首相撲からヒザを中心とした攻勢に。パンチの数の少なさが目立ったが、得意の首相撲からヒザで活路を見出していった。筆者の高評価部分は、山浦はスタミナ、末永はヒザ。結果、僅差で山浦が判定で勝利。


第7試合 WINDY Super Fightインターナショナル王座挑戦査定試合 42kg契約 1分30秒5R
福田海斗(キングムエ)
vs
儀部快斗(真樹ジムオキナワ)
勝者:福田海斗
TKO 4R1:17 ※右ヒザ→レフェリーストップ

福田の最大の持ち味ともいえる首相撲とヒザ。儀部の首をロックして的確にヒザを当てていく光景が多く目立った。一方の儀部はスタミナを切らすことなく、マイペースな試合展開に。パンチとキックの比率がほぼ同じ割合で、バランスの調和が取れていた。筆者の高評価部分は、福田はヒザ、儀部はスタミナ。結果は福田が首相撲からヒザ連打で儀部をKOし、査定試合唯一のKO勝利を飾った。


第6試合 WINDY Super Fightインターナショナル王座挑戦査定試合 39.9kg契約 1分30秒5R
石井一成(リアルディール)
vs
須永大護(WSR蕨)
勝者:石井一成
判定3-0(49-48、49-47、49-48)

石井は蹴りの切り返しが早く、手数が多く出ていた。スタミナが切れることが全くなく、終始攻めの手を緩めなかった。一方の須永は、石井のガードが下がったところを見逃さず、右ミドルを的確に当てていった。パンチがやや少なかったものの、その分右ミドルでカバー。筆者の双方の高評価部分は、石井は積極性、須永は的確性。結果は、僅差で石井が判定で勝利。


第5試合 WINDY Super Fightインターナショナル王座挑戦査定試合 38kg契約 1分30秒5R
伊藤勇真(キングムエ)
vs
中野滉太(POD)
勝者:伊藤勇真
判定3-0(50-47、50-48、50-47)

伊藤はパンチとキック(特に右ロー)が多く見られ、主導権を終始握り続けていた。主導権に加え、積極性や的確性を評価。一方の中野も積極性と的確性が目立ち、スタミナ面では動きにばらつきがなく、マイペースを保っていたようだ。ガードを下げたオープンスタンスが目立ったものの、これが原因で決定打をもらうことはなかった。筆者の双方の高評価部分は、伊藤は主導権、中野は積極性。結果は主導権を握り続けた伊藤がフルマーク判定で勝利。


第4試合 WINDY Super Fightインターナショナル王座挑戦査定試合 25.5kg契約 1分30秒5R
新名希平(B-FAMILY NEO)
vs
大田一航(新興ムエタイ)
勝者:大田一航
判定3-0(50-48、50-46、50-47)

新名は積極性にやや欠けるも、ミドルやローをうまく打ち分けるなどして、キックを主体とした攻勢が目立った。一方の大田は首相撲とヒザを多用し、積極的な攻勢であった。大田はパンチとキックはさほど出ておらず、まずまずといったところか。筆者の双方の高評価部分は、新名はキック、大田はヒザ。結果は、ヒザを多用し、試合をコントロールした大田がフルマーク判定で勝利。

インターナショナル王座査定試合の総括


ジュニアクラスにおける5R制の試合は、WINDYのリングでしか行われていない。今回、12人の選手のうち、半数以上が5R未経験であったため、それを考慮して、1Rを1分30秒とした。試合後、主催者である大田原光俊代表から「ジュニアの5R制は過去に行ったことはありましたけど、一気に6試合も5R制の試合を組んだことがなかった。不安はないと言ったら嘘になりますけど、(大会が)終わってみれば、後になってから5Rでやってみたいという声がちらほら聞こえてきた。タイって基本的に5R制だから、インターナショナル王座では5R制で行いたいと個人的には思っています。ただ、自分一人で決めるわけにはいかないので、タイのプロモーターだったり、大会に協力して下さっている関係者の方々とよく話し合ってから決めたいと思います。選考にあたり、選考委員会を編成して決めますが、おそらくですけど、それぞれの評価はバラけると思います。なので、何度も議論を重ねていくと思います。」と、5R制での試合に手応えを感じつつ、インターナショナル王座挑戦者の選考に慎重な姿勢を貫くコメントを残した。
日本初となるインターナショナル王座制定に向けて、いよいよ選考が始まる。果たして何名の選手が選出されるのか?ジュニアキック・ムエタイでは、国内で唯一の国際タイトルとなるだけに、注目が集まることが予想される。


その他の試合



第13試合 メインイベント WINDY Super Fightライト級初代王座挑戦決定戦 3分3R
将軍(チームサムライ)
vs
小副川滝一(チーム零)
勝者:将軍
判定3-0(30-28、30-28、30-29)
将軍がWINDY Super Fightライト級王座挑戦権を獲得

1R
ガードを固め、ジャブを突きながら前に出る小副川に対し、オープンスタンスの構えを取り、距離を取って前蹴りを打っていく将軍。小副川が踏み込んで右ローを打つと、将軍をロープに詰めて小副川を足払いでコカす。小副川が右ローを打つと、将軍は腰を落として小副川の右ローをキャッチしようとするも、小副川はすばやく右ローを引き、左に回って回避。終盤に将軍は右ロー、飛びヒザを打ってゴング。

2R
右ローを打ちながら前に出る小副川。将軍は左右のローを打ち分け、首相撲で応戦。首相撲がほどけても、なおも前に出る小副川は前に出る姿勢を崩さず。互いに首相撲が続き、ブレイクがかけられると、すぐに将軍が左ボディを叩き込み、これが小副川のボディに深く突き刺さっていく。小副川は左フック、右ストレートを返すが、将軍は右ローで応戦していく。残り10秒、将軍は右ローを連打していく。

3R
前蹴りを打ちながら距離を取っていく将軍。前蹴りを捌きながら首相撲を仕掛ける小副川。将軍はこれに付き合い、ヒザの応酬に。その後将軍はワンツー、右ローを打って首相撲を仕掛ける。ブレイクがかけられると、将軍は強烈な右ミドルを打つ。すぐさま小副川は右ストレートを返すが、将軍もすかさず左フックから左ボディを返し、切り返しの早い攻防が繰り広げられる。コーナーで首相撲が続くと、将軍が右ロー、右ストレートと立て続けに追撃。

手数と主導権を握り続けた将軍がフルマーク判定で勝利し、WINDY Super Fightライト級の初代王座挑戦権を獲得した。


第12試合 セミファイナル 76kg契約 3分3R
OZAKI(チームラバーズ)
vs
大竹一八(仲FG)
勝者:OZAKI
TKO 1R1:16 ※パンチ連打→レフェリーストップ

OZAKIはかねてから、シバき合いを熱望しており、また、大竹はインファイトを得意としていることから、派手な打ち合いがなされると予想していたが、まさにその通りの試合展開となった。
パンチを主体とした攻勢に出たOZAKIに、右ローを打ちつつ、回り込んで左ローも混ぜていく大竹。序盤はOZAKIのパンチ、ローの大竹という図式となった。試合開始30秒が経過した頃に両者がパンチの打ち合いがなされ、その中で放ったOZAKIの右フックで大竹からダウンを奪うと、再びパンチの打ち合いに。またもOZAKIの右フックで大竹から2度目のダウンを奪い、カウントが進むも、途中でカウントをストップし、そのままレフェリーストップに。OZAKIが打ち合いを制してTKO勝利を収めた。試合後、OZAKIは拳に怪我を負ってこの一戦に臨んでいたことが判明。一方のプロ初黒星となった大竹は「最初のダウンは効いていなかったけど、2度目のダウンは完全に効いていた。完敗でしたね」と、肩を下ろしてコメント。


第11試合 65kg契約 3分3R
すすむアラビアジム(アラビア)
vs
滝沢一樹(MKS)
勝者:すすむアラビアジム
TKO 2R2:49 ※首相撲からのヒザ連打

第10試合 ウェルター級 3分3R
KOD門田正明(rice gate)
vs
友吾(チームサムライ)
勝者:KOD門田正明
判定3-0(三者共に30-26)

第3試合 ヘビー級 3分3R
YAMAGUCHI(チームラバーズ)
vs
デビルきよし(チーム零)
勝者:デビルきよし
判定3-0(30-28、30-28、30-29)

第2試合 57kg契約 3分3R
みつき(B-FAMILY NEO)※篤矢が怪我により欠場。代わってみつきが出場
vs
小山悠汰(チームSK)
勝者:小山悠汰
KO 1R2:24 ※左ハイ

第1試合 バチバチルール 55kg契約 3分3R
TSUBASA(チームラバーズ)
vs
小田倉(ドージョー☆シャカリキ)
勝者:小田倉
TKO 3R1:52 ※パンチ連打→レフェリーストップ

Home > REPORTS > B-FAMILY NEO > WINDYインター王座査定試合レポ:9.23 新木場

 - PR - Martial World presents Gym Village
Gym Village でジムを探そう!
Gym Village おすすめジム

JOEGYM(ジョウジム)北新地店
JR北新地駅 徒歩1分
5月は入会金無料!フィットネスを取り入れた大阪梅田北新地のキックボクシングジムです。長島☆自演乙☆雄一郎&元ボクシング世界王者テーパリットが初心者でも経験者でもしっかり指導します。見学・体験トレーニン...

さらに詳しく

おすすめジム欄へのジム広告掲載について