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前田&コヒ勝利。プルボー&遠藤が新王者に

Fujiwara Festival 〜藤原祭り2008〜
2008年12月5日(金) 東京・後楽園ホール
 メインでは藤原ジムの前田尚紀がソルデティグレ・ヨースケと切られ倒されの死闘。期待通りの好勝負で今年の全日本キックを締めくくった。藤原ジムに出稽古を始めた小比類巻太信は慎重なファイトながらもきっちりと白星をもぎ取った。
  レポート&写真:井原芳徳


第7試合 58kg契約 3分3R(延長1R)
○前田尚紀(藤原ジム/全日本フェザー級1位)
×ソルデティグレ・ヨースケ(U.W.F.スネークピットジャパン/全日本フェザー級7位)
判定3-0 (29-23/29-23/29-23)



 ヨースケが左フックを当てて先手を取ると、右肘で前田の左まぶたを切り裂きドクターチェック。大ピンチに陥った前田はこれに闘争本能に火がつき、怒涛のパンチラッシュ。右フックでヨースケからダウンを奪う。
 前田の勢いは2Rも止まらず。単なるパンチラッシュだけでなく、左ミドルや右ローも随所で散りばめ、成長ぶりも見せるが、ロープに詰めての肘の連打は前田らしさのあふれる攻め。2Rにもパンチで2ダウンを奪い、3Rには右ローでダウンを奪取。ヨースケも驚異的な打たれ強さを発揮し、肘を返す等して最後まで必死に抵抗するが、前田のスタミナは最後まで落ちず。藤原祭りのメインを飾るにふさわしい、ノンストップの打撃戦で観客を沸かせつつ、前田がメインを白星で締めくくった。



 試合後は前田の師匠の藤原敏男氏も先輩の小林聡GMも両選手の激闘を絶賛。藤原氏は「何も言うことはない。あれが前田らしい戦い」、小林GMは「感激した。ヨースケも改めていい選手と思った」と語った。
 前田本人も開口一番「しっちゃかめっちゃかでしたね」と反省しつつも、「課題はあるけど、お客さんが喜んでくれたので半分はうれしい」と、師匠の名のついた興行での重責を果たしたことで一安心の様子だった。
 ちなみに今回から、トランクスを練習着のボロボロのものから、藤原ジム後援会会長からもらった銀の新品に変更。「渡されて、『これ履きます』と即答してしまったけど、自分で気に入ったかな、って」と、照れくさそうに事情を説明していた。




第6試合 70kg契約 3分3R(延長1R)
○小比類巻太信(BRAVI RAGAZZI/2004・2005 K-1 WORLD MAX日本王者)
×ASH-RA(X FORCE)
判定3-0 (野口30-25/豊永30-25/梅木30-26)



 セコンドに藤原ジムの山本真弘をつけた小比類巻は、1Rから威力たっぷりの右ローと左ミドルを当て続け主導権。ASH-RAのパンチをもらう場面もあったものの、2R、3Rにローでダウンを積み重ね完勝した。コヒは「満足できる試合ができなかった」と反省。来年からの復活を誓った。


スペシャル・エキジビションマッチ 時間無制限一本勝負
藤原敏男&初代タイガーマスク
ウルティモ・ドラゴン&小林聡
(特別レフェリー・藤原喜明/サブレフェリー・和田良覚)



 エキシの前には前田日明氏が藤原敏男&初代タイガーマスクの両氏に花束を贈呈。弟子の小林との打ち合いで消耗した藤原会長は、テキーラの力で体力回復したが、最後はタイガーと組長の裏切りに合い、和田サブレフェリーの高速カウントでフォール負け。還暦で膝の負傷明けとは思えない、激しくもコミカルなエキシで観客を楽しませた。


第5試合 全日本ミドル級タイトルマッチ 3分5R
○中村高明(藤原ジム/王者)
×江口真吾(AJジム/1位)
判定2-0 (朝武50-50/豊永50-49/和田50-48)
※中村が2度目の防衛



 中村が左ジャブ、江口が右ローを当て、淡々とした攻防が続いたが、2Rに江口が左まぶたを切りドクターチェック。3Rにもチェックが入る。チャンスの中村だったが、組み付きが多くレフェリーから注意を受ける。4Rには両選手に組み付きで注意。5Rには江口もパンチと前蹴りで見せ場を作ったが、ポイントにはつながらず、中村が辛くも防衛に成功した。


第4試合 全日本ウェルター級タイトルマッチ 3分5R
×山本優弥(青春塾/王者)
○クリストフ・プルボー(スイス/スクランブル渋谷/1位)
4R 2'59" TKO (ドクターストップ:右肘打ちによる頭部のカット)
※プルボーが新王者に



 ロープを飛び越えての入場の際、優弥はマットで足を滑らせる。最初のこの場面が象徴するかのように、優弥は最後まで主導権を握ることができず。1Rからプルボーは、優弥が不得意とする首相撲からの膝を何発も当て続ける。ダウンを奪える肘も振り回し、右フックもヒット。優弥も左ローを当てつづけ、左アッパーも炸裂させるが、プルボーは一歩も引かず。4R、手数を増やしたプルボーは、肘打ちで優弥の頭部を切り裂きTKO勝ち。圧倒的な強さで初のベルトを勝ち取り、日本語で「ウレシイデス」と喜んだ。



第3試合 全日本ライト級王座決定戦 3分5R(延長1R)
×海戸 淳(S.V.G./1位)
○遠藤智史(AJジム/3位)
判定0-3 (和田47-49/勝本47-49/芹澤47-49)
※遠藤が新王者に



 1R、海戸が右の蹴りを上下に放ち、リズム良く攻めていたが、終盤にサウスポーの遠藤が左フックをうまく合わせてダウンを奪う。海戸のダメージは少なかったが、得意の回転技が空を切る場面が多く、5Rには膝蹴りで攻め込まれる。終了間際に前蹴りをクリーンヒットさせ、あわや逆転という場面を作ったが、時間切れに。遠藤が王座奪取に成功した。


女子エキシビジョンマッチ 2分2R
-Little Tiger June(青春塾)
-岡田敦子(RAPTURE KING)
勝敗無し

ちびっこエキシビジョンマッチ 2分1R
-原田優音(藤原ジム)
-星樹里亜(極真流空手道武拳会館)
勝敗無し

第2試合 ライト級 3分3R(延長1R)
×上杉武惟(藤原ジム/9位)
○白濱卓哉(建武館/10位)
1R 2'36" KO

第1試合 フェザー級 3分3R(延長1R)
×堀口貴博(WSRフェアテックス/10位)
○森井洋介(藤原ジム)
判定0-3 (芹澤29-30/朝武28-30/梅木28-30)

オープニングファイト第2試合 ライト級 3分3R
○渡部太基(藤原ジム)
×倉持 厳(超越塾)
判定3-0 (30-28/30-28/30-28)

オープニングファイト第1試合 79kg契約 3分3R
○入月健一(S.V.G.)
×木村秀和(AJジム)
判定2-0 (30-29/29-29/30-29)

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