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デメトリアス・ジョンソン、粘るエリオット抑え9度目の防衛:12.3 ラスベガス

  • UFC
  • 更新・2016-12-04 (Sun)21:35
The Ultimate Fighter 24 : A Tournament of Champions Finale
2016年12月3日(土/現地時間)米国ネバダ州ラスベガス・T-Mobileアリーナ
  レポート:井原芳徳


第12試合 メインイベント UFCフライ級チャンピオンシップ 5分5R
○デメトリアス・ジョンソン(王者)
×ティム・エリオット(TUF 24 トーナメント優勝)
判定3-0 (49-46/49-46/49-45)
※ジョンソンが9度目の防衛戦

 UFCとの契約を目指して争うリアリティショー「ジ・アルティメット・ファイター(TUF)」シーズン24では、世界各国のプロモーションのフライ級王者が参戦する16人トーナメントが行われた。優勝者にはUFC王者・ジョンソンへの挑戦権が与えられる。エリオットは12年からUFCに上がっていたが、2勝4敗、3連敗で契約解除され、フロリダが拠点のタイタンFCで王座を獲得し2度防衛。TUF 24のトーナメント決勝では、修斗世界王者の扇久保博正を下し、今回のチャンスを勝ち取った。ジョンソンは既にフライ級王座を8度防衛でランカーには敵無し。最近のUFCらしい、ランキングの序列を度外視した奇策だったが、見事ハマり、結果として両者の持ち味が存分に発揮される好勝負となる。

 1R、エリオットはパンチから前蹴りにつなくコンビネーションで奇襲を仕掛け、ジョンソンがタックルを仕掛けるとギロチンで迎撃。外れた後、ジョンソンが下から腕十字を狙うが、それに合わせて上になると、ギロチンを仕掛け返して反撃。外れた後もジョンソンがギロチンを狙うが、これも外れる。目まぐるしい展開が続き、終盤にはエリオットが金網にジョンソンを押し込んだ状態で右フックを当ててぐらつかせ、片足タックルでテイクダウンも奪取。無敵の王者相手にあらゆる技を出して勝とうとするエリオットに歓声が上がる。エリオットがポイントを先取か。
 2R、エリオットがパンチの連打から左ミドルにつなげるが、ジョンソンはかわしてタックルでテイクダウンを奪取。サイドポジションをキープし、アームロックを狙うが、エリオットは防御を続ける。終盤、エリオットが返して上になるが短時間で、ジョンソンがポイントを取るラウンドに。
 3Rはジョンソンがケージ際でうまく一回転してバックを奪いチョークを狙うが、ポジションキープが不十分で、エリオットが上に。ジョンソンが片足タックルでひっくり返す際も、パンチを肘を頭に当て続け、必死に抵抗する。中盤からはジョンソンがハーフ、トップ、サイドで上の状態を維持するが、エリオットは両手両足を使ってあらゆる形でジョンソンに絡んで抵抗を続け、勝利への執念を印象付ける。
 
 4Rもジョンソンが序盤かテイクダウンを奪い主導権。バックからチョークを仕掛けるが、エリオットは防御。ジョンソンは固執せずサイドをキープし、アームロックを仕掛ける。エリオットは顔をゆがめるが、必死で動いて脱出。終了間際には側転からの奇襲も狙い、最後まで何かを起こしそうなムードを絶やさない。
 5R、エリオットはノーガードでサイドステップを見せたかと思えば、タックルで突如飛びつきテイクダウンを奪取。だがキープする余力は無く、間もなくジョンソンが返し、2R~4R同様、サイドポジションをキープ。またもアームロックを狙うが、エリオットは抵抗。最後はジョンソンがハーフガードからアームロックを狙ったところで試合終了。ジョンソンもエリオットの手をつかんで起こし、健闘を称える。終わってみればジョンソンが盤石の強さを見せつける試合となったが、UFC契約解除から勝利を積み重ね這い上がったエリオットの最後まであきらめない闘争心も光る一戦だった。


第11試合 フライ級 5分3R
○ジョセフ・ベナビデス(1位)
×ヘンリー・セフード(2位)
判定2-1 (27-29/30-26/29-27)

 TUF 24のコーチ役を務めた両者の対戦。1R、互いにスイッチを繰り返しながらパンチと蹴りを放つが、オーソドックスのセフードの右ローが2度サウスポーのベナビデスに対してローブローとなり減点1が科される。セフードはケージ中央で圧力をかけ続け、序盤に左フックでベナビデスをぐらつかせ、ベナビデスはパンチの手数で勝るが、大差は無く、ポイントはつけにくい。
 2Rも両者パンチとミドルを狙う展開で、なかなか均衡は崩れないが、中盤からセフードの右ミドルや前蹴りをもらった後に、ベナビデスが少ししんどそうに回る場面が目立ち始める。
 3R、セフードは右ミドルやパンチを放ちつつ、時折片足タックルからテイクダウンを狙う。倒せないものの主導権を印象付ける攻撃だ。左のテンカオも随所でヒット。ベナビデスはクリーンヒットは少ないもののパンチを手数多く放ち続ける。セフードの右ミドルの評価で判定が割れた模様で、ベナビデスの勝利となった。


第10試合 ウェルター級 5分3R
×ジェイク・エレンバーガー(15位)
◯ホルヘ・マスヴィダル
1R 4'05" TKO

第9試合 ライトヘビー級 5分3R
×イオン・クテラバ
◯ジャレッド・キャノニア [Jared Cannonier]
判定0-3 (28-29/28-29/28-29)

第8試合 女子バンタム級 5分3R
○サラ・マクマン(7位)
×アレクシス・デイビス
2R 2'52" 肩固め

第7試合 フライ級 5分3R
◯ブランドン・モレノ(12位)
×ライアン・ベノイ [Ryan Benoit]
判定2-1(28-29/29-28/29-28)

第6試合 フェザー級 5分3R
×グレイ・メイナード
◯ライアン・ホール
判定0-3 (27-30/27-30/27-30)

第5試合 バンタム級 5分3R
◯ロブ・フォント
×マット・シュネル
1R 3'47" KO

第4試合 ライト級 5分3R
◯キム・ドンヒュン
×ブレンダン・オライリー
判定3-0 (29-28/29-28/29-28)

第3試合 女子ストロー級 5分3R
×ケイリン・カラン
◯ジェイミー・モイル [Jamie Moyle]
判定0-3 (27-30/27-30/27-30)

第2試合 ミドル級 5分3R
×エルビス・ムタプチッチ [Elvis Mutapcic]
◯アンソニー・スミス
2R 3'27" TKO

第1試合 ライトヘビー級 5分3R
×ジョシュア・スタンズベリー [Josh Stansbury]
◯デビン・クラーク
判定0-3 (27-30/27-30/28-29)

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