Home > REPORTS > 加藤竜二、TOMONORIを2R KO。江幡睦とのフライ級トップ対決を熱望:12.23 新宿

加藤竜二、TOMONORIを2R KO。江幡睦とのフライ級トップ対決を熱望:12.23 新宿

INNOVATION CHAMPION CARNIVAL
2013年12月23日(月/祝) 新宿フェイス
 INNOVATIONの旗揚げイヤーを締めくくる新宿大会は6つのタイトルマッチが並び超満員札止めに。中でも最注目カードとなった加藤竜二×TOMONORIのWBCムエタイ・インターナショナル・フライ級暫定王座決定戦は、加藤が得意の右後ろ廻し蹴りを炸裂させ2R KO勝ち。加藤は試合後のマイクで「(2月11日の)『NO KICK,NO LIFE』で江幡(睦)君との試合を組んでください」とアピールした。
  レポート&写真:井原芳徳


第11試合 メインイベント3 スーパーフェザー級 3分5R
○町田 光(橋本道場/INNOVATION 1位、REBELS 60kg級王者)
×竜誠(ダイケンジム/INNOVATION 2位)
4R 1'28" KO (3ダウン:膝蹴り連打)



 今年4月、MAキックから離れた27のジムによって旗揚げしたINNOVATION。地方の加盟ジムの多さが特徴で、宮城、山梨、大阪、愛媛、沖縄で認定大会を行なってきたが、東京では大森のゴールドジム大会のみ。その間、主力選手の多くは他団体のリングで活躍し、中でも存在感を示したのが町田だ。MA時代からの必殺技の「居合パンチ」も多くのファンに定着し、最近は「イケてない」キャラでも独自色を打ち出している。5月に藤牧孝仁を破りWPMF日本スーパーフェザー級王座を、10月にREBELS 60kg王座を獲得。きっちりと結果を残し、INNOVATION元年を締めくくる大会に凱旋した。
 
 町田の相手を務める竜誠はプロ9戦9勝(5KO)の18歳。1R序盤は鋭い左のハイや右のローを手数多く当てて先手を取ったが、町田が右ローをお返しすると次第にペースを握るように。居合ポーズからの右ミドルをクリーンヒットさせて動きを止めると、パンチの連打で後退させる。
 2Rに入ると町田のワンサイドゲームに。左右のパンチと顔面とボディに効かせ、肘、膝も駆使。3Rも同様に竜誠を追い詰め、4Rに膝と肘の連打でついにスタンディングダウンを奪取。さらに左ボディストレートで2ダウン目を奪い、最後は膝蹴りの連打で竜誠が横向きになったところで小林レフェリーがKOを宣告した。試合後のマイクで町田は、10月のREBELSのタイトルマッチの時同様、Krush 60kg級王者・板橋寛との対戦を熱望した。


第10試合 メインイベント2 WBCムエタイ・インターナショナル・フライ級暫定王座決定戦 3分5R
○加藤竜二(橋本道場/WBCムエタイ日本&INNOVATION王者)
×TOMONORI(OGUNI GYM/WMCインターコンチネンタル・スーパーフライ級王者)
2R 0'17" KO (右後ろ廻し蹴り)
※加藤が暫定王者に

 チャンピオンカーニバルの6つのタイトルマッチを締めくくるのは、長年国内フライ級のトップを走り続けた35歳のTOMONORIと、8連勝中と絶好調の24歳の加藤の初対決だったが、両者の今の勢いの差がはっきりと出る展開に。
 1R、加藤がサウスポー、TOMONORIがオーソドックスに構え、互いにミドルとインローを当てるが、一発一発の重みでは加藤が上。左ミドルをTOMONORIのボディに効かせてロープ際で動きを止めると、その直後に得意技の右後ろ廻し蹴りを当ててダウンを奪う。



 TOMONORIは立ち上がったものの、表情は虚ろ。続行は危険に見えたが、松田レフェリーは試合を続行する。加藤のパンチの連打で力無くダウンし、その後も左の顔面前蹴りをもらってダウン気味に倒れたところでラウンドを終える。2Rもその流れは変わらず、加藤が左ミドルを連打した後、再び右後ろ廻し蹴りをクリーンヒットし、TOMONORIを大の字にしてマットに沈めた。



 加藤は国内4団体のベルトを過去に巻いたが、国際的なベルトは今回のWBCムエタイ・インターナショナル・フライ級が初めて。しかし「暫定」の印がついており、試合後、マイクを持った加藤は「2月にイギリスで(WBCムエタイの)試合を組んでください」とアピールした。どうやら正王者との統一戦がイギリスで計画されているようだが、加藤は同じ2月に行われるもう一つのビッグイベントにも興味を持っている。
 続けて加藤は「ただ、あと一人だけやりたい日本人がいます。(2月11日の)『NO KICK,NO LIFE』で江幡(睦)君との試合を組んでください」とアピールした。双子の江幡兄弟の兄・睦は新日本キックフライ級のエースで現在22歳。既に松崎公則、高橋拓也、藤原あらしを1R KOし、敗れたもののラジャダムナンのタイトルも挑戦している。加藤戦が実現すれば日本フライ級ナンバー1決定戦なのは異論が無いだろう。NO KICK,NO LIFEは新日本キック出身の小野寺力氏率いるRIKIXの10周年大会で、新日本キック所属の石井宏樹の引退戦が行われるため、睦も出場しやすい大会だが、年をまたいで対戦交渉が進むのかが気になるところだ。


第9試合 メインイベント1 WPMF日本フライ級タイトルマッチ 3分5R
×勇児(HOSOKAWAジム/王者、INNOVATION 1位)
○隼也ウィラサクレック(WSRフェアテックスジム/WPMF日本1位)
判定0-3 (ポン48-50/チャンディー48-50/レイ48-50)
※隼也が新王者に



 16歳の隼也(じゅんや)はプロ4戦目で王座初挑戦。リングの中を大きく回って動く勇児を攻めあぐねる状況が続くが、左右のミドル、近づいては組んでの膝と崩しで攻める場面を随所で作り、タイ人のジャッジの印象を良くして少しずつポイントを奪取する。勇児は2Rまでローを時折クリーンヒットさせて隼也の動きを止める場面もあったが、3R以降はヒットが減り、時折出す奇襲も不発。4Rは隼也がジャッジ3者からポイントを獲得する。結局最後まで両者同じパターンの攻防が続き、手数で勝った隼也が判定勝ち。プロでは初のベルトを獲得した。


第8試合 INNOVATIONスーパーウェルター級タイトルマッチ 3分5R
×廣虎(ワイルドシーサー沖縄/王者、WPMF日本王者)
○アーサー・雅仁(習志野ジム/1位)
4R 1'33" TKO (ドクターストップ:左肘打ちによる右まぶたのカット)
※アーサーが新王者に



 両者は過去2度戦い、2010年の千葉での初対決ではアウェーの廣虎が1R KO勝ちしたが、2011年のMA日本スーパーウェルター級挑戦者決定トーナメント決勝ではアーサーが延長判定2-1で勝利している。
 1R、サウスポーのアーサーに対し、廣虎が打ち合いでカウンターの左フックを当ててダウンを奪い先手を取るが、2Rに入るとアーサーが前に出る時間が長くなり、左のミドル、インロー、膝蹴りを効かせて反撃。3Rも左ハイ、左膝蹴りで廣虎をぐらつかせ、ジャッジ中間集計で3者とも28-29の1点差に追いつく。
 そして4R、廣虎の肘で切られ、ドクターチェックが入ったが傷は浅く、逆に肘で切り返すとこちらの傷は深く、2度目のドクターチェックでストップ。アーサーが廣虎相手に2連勝すると共に、キャリア10年、27戦目で初のタイトルを獲得した。




第7試合 INNOVATIONウェルター級タイトルマッチ 3分5R
○中澤 純(ワイルドシーサー群馬/王者)
×阿部雅俊(PCK連闘会/2位、UKF日本王者)
1R 1'14" KO (パンチ連打)
※中澤が初防衛



 今年はKrush、REBELSで3勝1敗した中澤が新たなホームリングとなるINNOVATIONに初登場。開始すぐから左ミドル、右ローを積極的に放つと、右ローが効き目を発揮。足の止まった阿部をパンチの連打で追い詰め、左フックでぐらつかせた後、コーナーにパンチラッシュで豪快にKO。圧勝で初防衛に成功した。これで3試合連続KO勝ちで、来年のさらなる躍進が楽しみだ。


第6試合 INNOVATIONライト級タイトルマッチ 3分5R
×梶田義人(武勇会/王者)
○橋本 悟(橋本道場/3位)
判定0-3 (神谷47-48/大沢47-48/松田47-48)
※橋本が新王者に
※1R右フックで橋本に1ダウン



 梶田はMA時代の昨年7月にMA王座を初防衛し、そのまま横滑りで認定されたINNOVATION王者としては今回が初防衛戦。橋本は今年3勝1分と好調で王座初挑戦だ。1R、梶田が序盤から飛ばして右ロー、左ボディ等を当てて先手を取り、橋本のパンチのカウンターで右のフックをクリーンヒットしてダウンを奪う。
 いきなり劣勢に立たされた橋本だが、1R終盤から使い出した右のローが2Rから効き目を発揮。梶田は度々棒立ちになり橋本のパンチとローのラッシュで攻め込まれる。3R以降もその流れは変わらず、じわじわポイントを取り返した橋本が逆転勝ち。念願のベルトを獲得し涙を流した。


第5試合 INNOVATIONスーパーライト級初代王座決定戦 3分5R(延長1R)
○田中秀和(橋本道場/1位、WPMF日本王者)
×山口裕人(多田ジム山口道場/2位)
3R 2'44" TKO (ドクターストップ:右肘打ちによる額のカット)
※田中が新王者に



 山口は元DEEP KICK 65kg級王者で、昨年のKrush Youth GPで木村ミノルにKO勝ちした実績もある21歳の新鋭。右ロー、左右のフックは威力抜群で、田中を苦しめるが、肘と膝への対応は甘く、2Rに田中の右肘をもらいダウン。終盤には右肘で額を切られドクターチェックを受ける。それでも山口は必死に前に出てパンチを当て、田中と激しい打ち合いを繰り広げて場内を沸かせたが、3Rに累計3度目のドクターチェックが入ったところでストップ。死闘を制した田中が2本目のベルトを獲得した。




第4試合 INNOVATIONバンタム級初代王座決定戦トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
○伊東拓馬(橋本道場/1位 WBCムエタイ日本王者)
×清水克彦(DANGER/3位)
判定3-0 (30-27/30-27/30-26)
※2Rバックスピンキックで清水に1ダウン



 伊東が1Rから鋭い右ローを度々当てて主導権を握り、2Rには肘、膝、ボディフックも駆使し、バックスピンキックでダウンを奪取。3Rはしぶとい清水を倒しきれなかったものの、多彩な攻撃で圧倒し完勝。格の違いを見せつけた。


第3試合 ウェルター級 3分3R(延長1R)
×門田哲博(武勇会/INNOVATION 7位)
○幸田竜拓(橋本道場)
1R 2'23" TKO (レフェリーストップ:肘打ちによる右まぶたのカット)


第2試合 アマチュアライト級統一戦 2分3R
○藤野伸哉(RIKIX/第1回INNOVATION全日本選手権ライト級優勝)
×影山弘樹(マイウェイスピリッツ/第14回JAKF全日本選手権ライト級トーナメント準優勝)
判定3-0 (30-28/30-27/30-27)

第1試合 ウェルター級 2分3R
△外山雄一(習志野ジム)
△森 俊博(花澤ジム)
判定0-1 (29-29/29-30/29-29)

第5試合の前には、十二林稔(HOSOKAWAジム/元MA日本フェザー級王者)の引退セレモニーが行われた。

Home > REPORTS > 加藤竜二、TOMONORIを2R KO。江幡睦とのフライ級トップ対決を熱望:12.23 新宿

 - PR - Martial World presents Gym Village
Gym Village でジムを探そう!
Gym Village おすすめジム

中野トイカツ道場
JR中央線・地下鉄東西線「中野」徒歩3分、丸ノ内線「新中野駅」「東高円寺駅」徒歩10分
入会金&月謝2ヶ月分無料! ボクシング、キックボクシング、レスリング、寝技、柔術、総合格闘技など初心者クラス充実! 平日7時~23時、年中無休!月謝8千円で中野、新宿、渋谷、高田馬場等の各店通い放題!

さらに詳しく

おすすめジム欄へのジム広告掲載について