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アヌワット、駿太を1R葬。増田、WPMF獲得

M-1 ムエタイチャレンジ
2009年3月1日(日) 東京・ディファ有明
 1月の代々木第二でのムエロークの熱が冷めないまま迎えた今大会も好勝負続出。ムエタイ10冠王のアヌワットは、ひたすらパンチを放つ異色スタイルで駿太を粉砕。増田博正、藤原あらし、寺戸伸近の日本勢も活躍した。
  レポート:井原芳徳  写真:久保与志


M.I.D Japan プレゼンツ M-1 FAIRTEX ムエタイチャレンジ2009 Yod Nak Suu vol.1



第12試合 メインイベント(2) WPMF世界フェザー級タイトルマッチ 3分5R(インターバル2分)
○アヌワット・ゲオサムリット(タイ/王者・ムエタイ10冠王)
×駿太(谷山ジム/挑戦者・WMAF世界フェザー級王者)
1R 2'05" TKO (レフェリーストップ:右フック連打)




 試合開始すぐ、アヌワットが距離を詰めて右ボディと右フックを連打しいきなり先手。アヌワットは蹴りを放つ気配を一切見せず、左ボディも効かせて駿太を圧倒する。駿太も左ミドルやカウンターの肘で応戦しようとするが、「パンチの圧力で全て吸収された」といい、アヌワットの嵐のような攻めは止まらず。左フックでダウンした駿太は、立ち上がるも既にフラフラ。最後はアヌワットが右フックを連打し、駿太が半身で後退したところで少白竜レフェリーがストップ。アヌワットが驚異的な強さを見せつけ完勝した。

◆アヌワット「KOは狙いどおりだった。(今後も日本で戦いたい?)オファーがあれば。(K-1でも60kg級がスタートしたが?)会長次第だ。(K-1には肘・膝が無いが?)俺のスタイルはパンチとローだから全然関係ない」




第11試合 メインイベント(1) WPMF世界ライト級王座決定戦 3分5R(インターバル2分)
○増田博正(スクランブル渋谷/元全日本ライト級王者)
×デッートサムット・チョールークサムット(タイ/元王者)
判定3-0 (少50-49/石川49-48/秋谷50-48)
※増田が新王者に



 1Rは両者ジャブでタイミングを計りつつ、デッートサムットが右ミドルや右ボディストレート、増田が左インローを当てる。増田はデッートサムットの右ハイをしっかりとブロック。2R中盤になると増田のインローで早くもデッートサムットが顔をしかめるように。
 3R、デッートサムットは組み付いての膝蹴りでピンチをしのごうとするが、増田は突き放して左ロー。4Rに入ると完全に増田ペースとなり、ローの後にパンチも当てて、デッートサムットをフラフラにする。
 WPMFルールに則り、各ラウンド終了ごとにポイントが読み上げられ、3R終了時点では1-1 (少30-30/石川29-30/秋谷30-29) だったが、4R終了時は2-0 (少40-39/石川39-39/秋谷40-39)と増田が逆転。これでイケイケムードになった増田の応援団の声援に押されるように、増田もパンチとローでデッートサムットを圧倒。終了間際には左右のフックで増田をのけぞらせ、勝利を決定付けた。
 念願の世界と名のつくベルトを巻いた増田は「これで取れなければどうしようかと思うほど緊張した。あともう一本、WBCムエタイのベルトが欲しい」とアピール。1月に36歳となったベテラン戦士は、まだまだ輝いてくれそうだ。




第10試合 セミファイナル ライト級 3分5R(インターバル90秒)
○カノンスック・ウィラサクレック(タイ/M-1フェザー級王者)
×遠藤智史(AJジム/全日本ライト級王者)
1R 1'15" TKO (レフェリーストップ:右フック)



 昨年12月に全日本王座を獲得した遠藤に対し、カノンスックがトップファイターとしての厳しい洗礼を浴びせる。両者サウスポーに構え、カノンスックが左のローを2連発した後、右フックをクリーンヒット。遠藤は両目を大きく見開き腰から崩れ落ちる。危険な状態ながらも立ち上がるが、カノンスックは容赦なく右肘と右フックの連打で再びマットに沈め、試合を終わらせた。


第9試合 55kg契約 3分5R(インターバル90秒)
△藤原あらし(S.V.G./前全日本バンタム級王者)
△アピラック・KTジム(タイ)
判定1-0 (シーナ48-48/小川48-47/少48-48)



 18歳のアピラックは1Rから伸びのある右の前蹴りやミドルをヒット。2R開始すぐ、サウスポーのあらしの蹴り足をつかんで、ジャンピングの右ハイキックを首筋に叩き込みダウンを奪取する。
 なんとか立ち上がったあらしだが、アピラックの右ストレート、肘、テンカオをもらって防戦一方。ところがこれに耐えると、左ミドル、右フックを効かせて反撃の狼煙をあげる。



 あらしは3Rには左のインローも効かせてアピラックの動きを止め、左フックや左アッパーも当て攻勢。2Rのダウンが嘘のようなアグレッシブさだ。4Rはアピラックも右のミドルを連打してあらしの猛攻を食い止めたものの、5Rは再びあらしの攻勢。左のパンチで痛めつけた後、左ミドルの連打でコーナーに追い詰め、左ストレートの連打からパンチラッシュでダウン寸前にまで追い込む。
 惜しくも逆転勝ちとはならなかったものの、あらしが心技体トータルであらしが充実ぶりを見せつけた。これであらしの昨年4月から約1年続いた対タイ人の戦績は2勝(2KO)2敗2分になった。


第8試合 第2代M-1バンタム級王座決定戦 3分5R(インターバル90秒)
×前田浩喜(インスパイヤードモーション/NJKFバンタム級王者)
○寺戸伸近(青春塾/全日本バンタム級王者)
2R 0'24" TKO (レフェリーストップ:左フック)
※寺戸が新王者に

 当初、清水×荻野とともにバンタム級王座決定トーナメント準決勝として行われる予定だったが、前日計量で清水も荻野もリミットまで落とせず、前田×寺戸が急遽王者決定戦の決勝に。そしてこのチャンスに一気に王座を奪い取り、2団体王者対決にもなるこの試合を制したのは寺戸だった。
 試合は開始すぐから寺戸のペース。サウスポーの前田の前足に右インローを効かせ、右フックと右アッパーの連打も決めてみせる。前田は得意の左ミドルを放った際にスリップし、早くも足が効いている様子だ。
 前田はさらに左ミドルを当てるが、寺戸は打ち終わりに右フックをヒットし、勢いが止まらない。さらにその勢いは2Rに入っても続き、同じパターンで寺戸が右フックを当てると、動きが止まった前田に左フックを当てて豪快にノックアウトした。



 試合後マイクを持った寺戸は「全日本キックのチャンピオンになって、一発目の試合でプレッシャーあったけど、いい勝ち方ができました。全日本キックが一番です」とアピールした。これで最近の両団体のトップどころの対抗戦は、11月のKrush!の山本元気×桜井洋平、1月のNJKFの前田尚紀×米田貴志、2月のK-1 MAX日本代表決定トーナメント内での山本優弥×長島“自演乙”雄一郎と合わせ、全日本勢が4連勝。2週間後のKrush.2でも山本真弘×国崇の対抗戦が続くが、NJKFは流れを変えられるか?それとも全日本が総ナメにしてしまうのか?

第7試合 バンタム級 3分5R(インターバル90秒)
○清水雄介(尚武会/J-NETWORKバンタム級2位) 
×荻野隆一(チームドラゴン/J-NETWORKバンタム級5位)
1R 2'30" KO (左フック)

 前日計量をクリアできなかった両選手に減点1の状態でスタート。荻野はカウンターで右フックを当てていたが、右足の状態が悪いのか、突如足をひねって2度スリップ。清水が左ストレート一発で荻野をKOした。




第6試合 ライト級 3分5R(インターバル90秒)
×黒田アキヒロ(フォルティス渋谷/J-NETWORKライト級王者・TOUITSU62kgトーナメント準優勝)
○アピサック・KTジム(タイ)
3R 1'19" TKO (ドクターストップ:左肘打ちによる眉間のカット)



第5試合 59.5kg契約 3分5R(インターバル90秒)
×大高一郎(STRUGGLE/全日本スーパーフェザー級2位)
○アピシット・KTジム(タイ)
1R 2'04" TKO (ドクターストップ:右肘打ちによる額のカット)



 アピサックとアピシットは21歳の双子。藤原あらしと戦ったアピラックは彼らのにあたる。瓜二つの双子はどちらもパワフルさや速さでは黒田らと大差なかったものの、テクニックでは格段の差を発揮。アピシットは静かな攻防を突如肘一発で終わらせ、アピサックは右フックで黒田をぐらつかせた後、縦肘一発で仕留めた。両者はMAキックの6月大会で、“スーパーツインズ”壮泰&山本佑機と対戦予定だ。




第4試合 ヘビー級 3分3R(延長1R)
×柿崎孝司(WSR)
○野口 学(土浦ジム/MA日本ヘビー級8位)
4R 判定0-3 (9-10/9-10/9-10)
3R 判定0-1 (28-30/29-29/30-30)

第3試合 68kg契約 3分3R
○73KING(クロスポイント・ムサシノクニ)
×神谷 勲(ファイティングマスター)
判定0-3 (28-30/28-29/28-30)

第2試合 59kg契約 3分3R
×木村裕樹(WSR)
○中向居尚輝(S.V.G.)
判定0-3 (28-30/28-30/29-30)

第1試合 ウェルター級 3分3R
○牧平圭太(AJジム)
×JYO(大誠塾)
判定3-0 (30-25/30-25/30-26)


M.I.D Japan プレゼンツ M-1フレッシュマンズ



第11試合 メインイベント 55kg契約 3分3R
○一戸総太(WSR)
×バンゲリングK(韓国/バンゲリングベイ)
判定3-0 (30-27/30-28/30-29)

第10試合 セミファイナル 70kg契約 3分3R
×山本哲也(フリー)
○丸山準一(THE SPIRIT GYM)
1R 1'08" TKO (左ミドルキック)

第9試合 女子フライ級 2分3R
○市井 舞(チームマイ)
×トモコSP(WSR)
判定3-0 (30-29/30-27/30-27)

第8試合 55kg契約 3分3R
△原岡武志(STRUGGLE)
△友麻(ファイティングマスター)
判定0-0 (28-28/28-28/28-28)

第7試合 66kg契約 3分3R
×小山佑介(STRUGGLE)
○T-98(クロスポイント・ムサシノクニ)
判定0-3 (28-30/28-29/29-30)

第6試合 62kg契約 3分3R
×渡部 賢(TARGET)
○濱井将光(ファイティングマスター)
3R 2'53" TKO (右ハイキック)

第5試合 ライト級 3分3R
○新村繁和(谷山ジム)
×井上遊馬(WSR)
1R 1'39" TKO

第4試合 58kg契約 3分3R
×下東悠馬(クラミツムエタイジム)
○久世秀樹(WSR)
判定0-2 (28-30/28-29/29-29)

第3試合 女子55kg契約 2分3R
×加賀有美子(名古屋JKF)
○千佳子(WSR)
判定0-3 (27-30/28-30/27-30)

第2試合 55kg契約 3分3R
○GAKU(クロスポイント・ムサシノクニ)
×有働征弘(WSR)
2R 1'50" TKO (タオル投入)

第1試合 スーパーライト級 3分3R
×山崎浩司(WSR)
○増田卓仁(町田金子ジム)
判定0-3 (27-30/27-30/27-30)

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