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「後が無い」冨樫健一郎、天突頑丈とのパンチ戦制す

SHOOTO GIG TOKYO Vol.1
2009年2月28日(土) 東京・新宿FACE
  レポート&写真:久保与志


第9試合 メインイベント ウェルター級 5分3R
×天突頑丈(PUREBRED大宮/世界3位・環太平洋1位)
○冨樫健一郎(パラエストラ広島/環太平洋4位)
判定0-2 (鈴木28-29/渡辺29-29/菅野28-29)

 立ち上がりから冨樫が的確に右ジャブをヒットさせる。天突はジャブをもらってもかまわず前に出て、右オーバーハンドやボディブローを放ちながらプレッシャーをかける。天突の右フックで冨樫がフラッシュダウン。すぐに立つが天突が距離を詰め猛烈なラッシュを浴びせる。冨樫は距離を取って、徹底して右ジャブを当てていく。終盤には冨樫が逆ワンツーをクリーンヒットさせる。



 2Rも1R同様に右ジャブを放っていく冨樫。被弾した天突の顔が上がる場面も見られるが、それでも前に出て圧力をかけ続け、距離が詰まると左右の連打を浴びせていく。冨樫はこれをしっかりとガードしつつ右ジャブ、さらには天突が突っ込んできたところに引っかけるように右フックを被せる。天突もパーリングで冨樫のジャブを叩き落とし、中に入ろうとするが、冨樫は様々な角度からジャブを放ち寄せつけない。
 ファイナルラウンド、天突は自らを鼓舞するように声をあげながらパンチを振るっていく。「試合前は(天突が)組みにくると思っていた」という冨樫だが、天突はテイクダウンにいく素振りすら見せず打撃勝負を挑む。2Rまでは右のリード一辺倒の姿勢を貫いていた冨樫も、このラウンドは積極的に手を返し左ストレートをクリーンヒットさせる。それでも天突は驚異のタフネス振りを発揮して、手を出し続けるが最後まで冨樫を捕まえきれずに試合終了のゴング。多彩な右リードで終始試合をコントロールした冨樫が、「これに負けたら後がないと思っていた」という生き残りを賭けたサバイバルマッチに勝利した。




第8試合 セミファイナル フライ級 5分2R
×室伏シンヤ(SUBMIT静岡)
○ヒートたけし(和術慧舟會RJW)
1R 1'14" 一本 (スリーパーホールド)

 世界ランキングも制定されるなど、タイトルマッチの機運も高まってきたフライ級戦線。未だ無敗、ランバーに次ぐ2位に位置している室伏シンヤにとっては負けられない一戦だ。対するは、バンタム級から階級を落とし、フライ級では初めての試合となるヒートたけし。
 鋭いインローを飛ばしていく室伏。ヒートは距離を詰めると脇を差してテイクダウンを狙う。これをこらえる室伏に対して、ヒートは素早くバックに回るとグラウンドに持ち込み、チョークスリーパーに捕らえる。これががっちりと極まり、室伏も何とか振り解こうとするがこらえきれずにタップ。ヒートが鮮やかな一本勝ちで無敗街道を進んでいた室伏を下すアップセットを成し遂げた。


第7試合 ウェルター級 5分2R
△岡田孔明(PUREBRED大宮)
△三浦 忍(和術慧舟會タイガープレイス)
判定0-1 (鈴木19-19/渡辺19-20/菅野19-19)

 岡田が投げでテイクダウンを奪うがすぐにスタンドに戻る。右ミドルをヒットさせるなど、打撃では三浦が優勢に試合を進めていく。2R、三浦がテイクダウンに成功し、ハーフガードから一瞬マウントポジションを奪うが、岡田は上手く体を入れ替え、バックを取らせてから三浦を落としてスタンドに戻す。岡田は突っ込むように距離を詰めてパンチ、バックブローを放っていくが、三浦も細かいパンチを返していく。前に出続ける岡田に対し、三浦は左フックをヒットさせて後退させて右ハイで追撃する。有効打では勝っていた三浦だが、岡田の積極性が評価されたか判定は1人が三浦を支持したもののドロー決着となった。


第6試合 ウェルター級 5分2R
○寿丸(秋本道場ジャングルジャンクション)
×田口公一(PUREBRED大宮)
判定3-0 (鈴木20-18/渡辺20-19/菅野20-19)

 ジャブの突き合いから、田口は右ストレート。対する寿丸は、カウンターの右フックを当てて田口を後退させると、右ロングフックを放っていく。両者共にパンチはヒットしているが、より的確に当てていたのは寿丸。2Rも1R同様にスタンドの展開が続き、有効打で上回った寿丸が判定で勝利した。

第5試合 ウェルター級[2009年度新人王決定トーナメント1回戦] 5分2R
○近野淳平(ロデオスタイル)
×太田洋平(和術慧舟會A-3)
判定3-0 (鈴木20-19/渡辺20-19/菅野20-19)

 お互いにスタンドの攻防で見合ってしまう展開が続く。1Rの終盤にコーナー際でのレスリングの攻防から近野が投げを打つがテイクダウンには至らない。2Rに入ると試合はようやく動き始め、パンチの打ち合いから太田がテイクダウンに成功する。太田がハーフガードからマウントを奪いパウンドを落とそうとするが、近野が下から暴れて脱出して立ち上がる。距離を詰めて右のパンチを振るっていく近野。太田は前蹴りで突き放そうとするが、右ストレートをもらってしまう。打撃の攻防を避けたい太田がテイクダウンを奪い、寝技に持ち込んだところでタイムアップ。スタンドでの攻勢が評価された近野が判定で勝利をものにした。

第4試合 ウェルター級[2009年度新人王決定トーナメント1回戦] 5分2R
△徳久宜生(マッハ道場)
△西岡耕治(久我山ラスカルジム)
判定0-1 (鈴木19-19/渡辺19-19/菅野19-20)
※優勢ポイント0-3で西岡が2回戦進出

 1Rは徳久が投げてテイクダウンを奪うと、鉄槌やパウンドで攻めて試合をコントロールする。2R、西岡が徳久のタックルを潰してパウンド。スタンドの展開に戻り、徳久が投げで再度テイクダウンを狙うが、これも西岡が潰しマウントポジションからアームバーをしかける。何とか逃れた徳久だが、その後もバックを奪われるなど劣勢のまま試合は終了。ジャッジ1人が西岡を支持したが判定はドローとなり、優勢ポイント3-0で西岡が2回戦進出を決めた。

第3試合 ウェルター級[2009年度新人王決定トーナメント1回戦] 5分2R
○MIKE(BLUE-DOGジム)
×川村文彦(KRAZY BEE)
1R 1'43" KO (左フック)

 パンチの打ち合いからMIKEの左フックがクリーンヒットし、川村は崩れ落ちるようにダウン。MIKEが追撃のパウンドを落とそうとしたところでレフェリーが試合を止めた。

第2試合 フェザー級[2009年度新人王決定トーナメント1回戦] 5分2R
×安永有希(東京イエローマンズ)
○松本義彦(パラエストラ川越)
1R 1'11" 一本 (腕ひしぎ十字固め)

 松本がテイクダウンを奪うが、松本は下から三角絞めに捉え、さらに腕十字に切り替える。これががっちりと極まり、松本がデビュー戦を見事一本勝ちで飾った。

第1試合 バンタム級[2009年度新人王決定トーナメント1回戦] 5分2R
×金内雄哉(グレイシー・バッハ東京)
○石神保貴(和術慧舟會東京本部)
判定0-3 (鈴木18-20/渡辺18-20/菅野18-20)


 再三テイクダウンを奪った石神が、ハーフガードからパウンドを落とすなどして優勢に試合を進め判定勝ちを収めた。

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