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志朗&瀧澤博人 直前インタビュー。主要カード見所紹介:1.10 後楽園

 WINNERS 2016 1st(1月10日(日) 後楽園ホール)でISKAムエタイ世界バンタム級(55kg)王座に挑戦する志朗、バカイペット・ニッテイサムイ(タイ/タイBBTVバンタム級王者)を迎え撃つ瀧澤博人のインタビューが新日本キックから届いた。また、主要カードの見所紹介も届いている。(文・スポーツライター 布施鋼治)

ずっとこの時を待っていた。日本のムエタイ55㎏級の切り札がISKA世界王座に挑戦!



第13試合 メインイベント ISKAムエタイ世界バンタム級(55kg)王座決定戦 3分5R
ダニエル・マッグウォーン [Daniel McGowan](英国/チーム・チュージム/1位)
志朗(治政館ジム/5位、ランシット認定インターナショナル王者)

 機は熟した。昨年5月、志朗はローキックでネクター・ロドリゲスの心を折って4RTKO勝ちを収めた。この一戦はISKA世界ランキング査定試合として組まれていたため、志朗は晴れてISKA世界ムエタイバンタム級(55㎏級以下)5位にランクインすることになった。それから8カ月、当初はディーン・ジェームスが保持していたISKA世界ムエタイバンタム級王座に挑戦する予定だったが、ジェームスがケガを理由に王座を返上したため、1位のダニエル・マッグウォーンと空位の王座を争うことに。
 ダニエルはタイ最大のムエタイ興行会社「ペッティンディプロモーション」が初めて契約した外国人選手として話題を呼び、現在は欧州のメジャーなムエタイイベント「Yokkao」や「Smash」にレギュラー参戦中という掛け値なしの強豪だ。両者ともにストレートやローを得意としているだけに、中盤までは探り合い削り合い中心の攻防で、終盤お互い一気に勝負をかけてくるのではないか。


──新春第一戦で待望のトリ(最終試合)に出場することになりました。
志朗 ずっとこの時を待っていました(微笑)。王座決定戦ということでのメインなので、ちょうどいいといえばちょうどいいタイミングですね。別にメインだからといって、いつもと違う気持ちでリングに上がるわけではないですけどね。

──対戦相手が直前になってISKA世界ムエタイバンタム級王者のディーン・ジェームスから同級1位のダニエル・マッグウォーンに変更になりました。
志朗 ディーン・ジェームスは試合を流すことで有名な選手だったので、ある程度予想はしていました。だから試合が決まってからも先方に何度もちゃんと試合ができるかどうか確認していたんですよ。大丈夫という答えをもらっても半信半疑だったけど、まさか代わりにダニエルが来るとは思ってもいませんでした。

──以前から知っている選手だった?
志朗 2年前から知っている選手です。タイでは(最大手の)ペッティンディプロモーションが外国人選手としては初めて専属選手として契約したことで騒がれた選手でしたからね。その頃から闘いたいと思っていました。タイでは118~120ポンド(54.43㎏)で闘っている選手なのでやらないとは思うけど、いつかはどこかでやるだろうなと予感していました。ただ、このタイミングで闘うとは思ってもいなかったですね。

──生で試合を見たことは?
志朗 映像で見たことは何度もあるけど、会場で見たことはないですね。

──どんなタイプ?
志朗 ムエタイはできます。右ローと右ストレートは結構強い。ダニエルも小さい頃からムエタイをやっているなど、自分とは似たようなところがある。9歳からは(タイの)サシプラパージムで練習しているので、(日本で志朗のコーチを務める)ガンさん(ガンスワン)もよく知っていると言っていました。

──ガンスワンもサシプラパー所属で、志朗選手も大昔はこのジムで練習していましたよね。言い換えると、サシプラパージムでベースを作り上げた者同士の一戦ととらえることもできるわけです
ね。
志朗 だからガンさんたちは大いに盛り上がっていますよ(微笑)。いまはイギリスを主戦場にしているみたいですけどね。

──どんな試合をイメージする?
志朗 ローにしろパンチにしろ、最初から利かせていきたい。ダニエルは前に来させると調子に乗るタイプなので、そこだけは気をつけたい。TOMONORI選手をKOしたポール・ダ・シルヴァとの試合も一方的だったので油断はしない。パンチを狙っている部分もあるので、パンチで倒せたらいいなと思いますね。

──ISKA世界王者になることを想定したら、次に日本で闘いたい相手は?
志朗 寺戸(伸近・ISKA世界バンタム級王者)選手や一戸(総太・WPMF世界フェザー級王者)選手と55㎏級で闘いたいですね。とにかく強い相手と闘ってみたい。一戸選手はもう体重を落とさないですかね?

──それは本人に聞いてみないことには。ところで2016年の目標は?
志朗 タイでは新しいジム(ヌンポンテージム)に移ったばかりなので、2月あたりにラジャダムナンでやってみないかと言われています。タイでの自分はまだ途中にいるという感じで、しっかりと自分の目標にしているところで闘っていないという思いもある。

──現在タイでは梅野源治選手や福田海斗選手が頻繁に2大スタジアムにリングに上がっています。意識するところは?
志朗 う~ん、闘い方が全然違うし、とくに意識するところはないですね。同じ日本人がやっているなという感じでしか見ていない。すごいなとは思いますけどね。


いまにみていろ。バンタム級のプリンスが7ch王者を下して軽量級相関図をぶっ壊す



第12試合 メインイベント 55.5kg契約 3分5R
瀧澤博人(ビクトリージム/日本バンタム級王者)
バカイペット・ニッテイサムイ(タイ/タイBBTVバンタム級王者)

 勝つこと以外、何もいらない。

 日本バンタム級王者の瀧澤博人が世紀の大勝負に打って出る。対峙するのはバカイペット・ニッティサムイ。毎週日曜午後にBBTV(7ch)の特設スタジオから中継され高視聴率を稼ぐムエタイ中継でバンタム級王者に君臨するサウスポーだ。ムエタイのバンタム級戦線では四天王のひとりとして恐れられている。 過去に滝澤は2度タイ人と闘いいずれも勝利を収めているが、バカイペットはトップ中のトップであるから試練の一戦という捉え方もできるだろう。下馬評ではバカイペット有利と出ているが、瀧澤はそれを覆そうと闘志満々だ。バカイペットから勝利を収めればタイに遠征してトップどころとの対戦も組まれることになる。

 勝てば天国、負ければ地獄ながら、強い対戦相手を打ち負かすところに格闘技の醍醐味はある。瀧澤のビッグアップセットに期待したい。


──先日、2015年度日本プロスポーツ大賞新人賞を受賞したと聞きました。おめでとうございます。

瀧澤 以前ビクトリージムの先輩たちがプロスポーツ大賞でいただいたのは功労賞だったので純粋にうれしかったですね。僕はプロスポーツ大賞での受賞も目標のひとつにしていたので、頑張っていると夢がひとつひとつ叶っていくんだなということを実感しました。

──一昨年日本バンタム級王座を奪取して以来5連勝で2016年を迎えました。好調の原因は?

瀧澤 王座が見えたり、世界を目指すにあたって、今までの練習ではダメという自覚が芽生えたからでしょう。それが連勝につながったんだと思います。増えたのは1日1~2時間だと思うけど、必ず1日2回計5~6時間は練習するようになりました。

──具体的にいうと?

瀧澤 午前11時から朝練習をやって、それからちょっと休んで夜の練習をやっています。川越支部でミットをやって、出稽古みたいな形で東松山の本部にも行くという感じですね。

──夢のひとつに本当に強いタイ人を倒すというのがあると思います。そういう意味で今回のバカイペット戦は念願の一戦ですね。

瀧澤 バカイペットがバンタム級のトップであることは以前から知っていたので、いつかはやりたいと思っていました。彼はサウスポーだけど、利き足のミドルの強さは間違いなく世界のトップだと思う。

──だったら、左ミドルやサウスポー対策も立てている?

瀧澤 ハイ。ビクトリージムの八木沼代表も川越支部の木暮代表もサウスポーだし、(練習の拠点としている)川越支部にはサウスポーも多いので、練習環境にはかなり恵まれています。僕は八木沼代表と木暮代表から提案されたプランを遂行していくだけです。たぶん試合中に何回かチャンスは訪れると思うので、そのチャンスを見逃さないようにしたい。

──やれるだけのことは全てやったと。

瀧澤 ついに世界に挑戦する時が来たなという感じです。ただ、試合に対するプレッシャーや恐怖心は一切ない。

──意外ですね。

瀧澤 自分が積み重ねてきたものをぶつけて必ず勝つ。この試合のために今までの試合があったんじゃないかと思うくらいモチベーションは上がっています。

──現状でバカイペットより上回っていると思う部分は?

瀧澤 一発で勝負を決めることができる勝負強さですかね。一発があれば、ピンチも瞬時にチャンスに変えられる。僕はここぞという時に勝負を決められる強さは持っていると思っていずつ。

──どんな試合をイメージする?

瀧澤 今回は勝っても負けてもKOだと予想しています。バカイペットは百戦錬磨なので判定負けするくらいなら前のめりに倒れるほど前に出たい。周囲からは『今回は厳しいんじゃないか』という声も聞こえてくるけど、僕は勝利以外は何も考えていない。

──滝澤不利説を唱える人たちをギャフンと言わせたい?

瀧澤 いまにみていろですよ。そういうこともあって、本当にいまは燃えています。

──だったら、クリスマスも年末年始もなかったのでは?

瀧澤 そうですね。試合が決まってからは試合のことばかり考え、全てをそこにつぎ込んでいます。バカイペットに勝てば、日本の軽量級の力関係とか全て吹き飛んで、僕が世界で一番近い男になれると思うので。

──勝って国内でも改めて自分の実力を示したいということですね。

瀧澤 今回はお客さんや興行のことより、自分の夢だけにかけたい。勝つこと以外、何もいらない。それくらい全勢力をつぎ込まないと、バカイペットに勝つことは難しい。

──快挙に期待しています!


日本フライ級頂上対決第2弾!タイでも活躍する若き首相撲の使い手が日本フライ級王者に襲いかかる



第11試合 メインイベント 52kg契約 3分5R
麗也(治政館ジム/日本フライ級王者)
伊藤勇真(キング・ムエ/元WPMF日本フライ級王者)

 日本キック界の未来を感じさせる一戦だ。お互い十代で日本チャンピオンとなっただけではなく、タイで活躍している部分も共通している。日本フライ級王者の麗也は以前から伊藤との対戦を願っていたと打ち明ける。
「このタイミングでの伊藤選手との対戦はひじょうにうれしい」
 童顔には似合わぬテクニックとスタミナには定評のある麗也だが、伊藤の十八番である首相撲は厄介と警戒心を隠さない。
「前半はテクニック勝負になると思うけど、後半向こうが組んできたらどうするか。(現時点ではそれに)付き合わないで打撃で行こうかなと思っていますが」
 対する伊藤勇真も対戦相手については最大級の評価をしている。
「麗也選手はスタイルも美しく、バランスも整った強い選手だと思います。首相撲で負けることはないと思うけど、それ以外の攻防でも真っ向勝負しようかなと思っています」
 ただし、負けん気は人一倍。麗也が連勝中であることについて聞くと、伊藤は気にしていないと語気を強めた。
「確かに麗也選手はあまり負けていないみたいですけど、僕らはタイの強い選手とやっての勝ったり負けたり。タイではそんなに強い選手とやっていないんじゃないですかね。今回はパンチ、ヒジ、ヒザ、蹴り。全部の武器を使って上回れるんじゃないかと思います」
 勝負のキーポイントはこの一戦が5R制でおこなわれることに尽きる。だったら2Rまではお互い探り合い、3R以降に一気に勝負に出る展開になるのではないか。麗也が指摘するように、伊藤が首相撲に挑んできた時にどう対処するかも勝負の要となるだろう。
 日本で首相撲は地味なテクニックと考えられがちだが、ムエタイでは勝負の重要局面を支配するテクニックのひとつ。首相撲の攻防が長いか短いかによって、勝負の流れは大きく変わってくるだろう。
 勝利の女神はどちらに微笑むのか。

KO決着必至のウェルター級次期挑戦者決定戦!


第10試合 日本ウェルター級王座次期挑戦者決定戦 3分3R(延長1R)
松岡 力(藤本ジム/1位)
MASATO(治政館ジム/3位)

 興味深いウェルター級の次期挑戦者決定戦だ。
 1位の松岡力はデビュー当初から将来を嘱望され、2013年3月にはGLORY JAPAN -65㎏級SLAMにも抜擢され、キャリアに勝る藤田ゼンから右ストレートで先制のダウンを奪うなど高いポテンシャルを感じさせた。
 対する政斗はMASATOからリングネームを一新して挑戦者決定戦に臨む治政館期待のホープ。昨年10月には初黒星を喫したが、それ以外は全勝で今回のチャンスを掴んだ。昨年8月にはINNOVATIONのランカーである雄一からヒジとヒザで立て続けにダウンを奪い、勝利の雄叫びをあげた。
 お互い一発があるだけに最後まで予断を許さない一戦になりそうだ。


鹿児島の公務員キックボクサーが他団体王者を撃破した若手のホープと次期挑戦者決定戦


第9試合 日本フェザー級王座次期挑戦者決定戦 3分3R(延長1R)
瀬戸口勝也(横須賀太賀ジム/2位)
石原將伍(ビクトリージム/3位)

 スリリングなフェザー級次期挑戦者決定戦だ。同級2位にランクインする瀬戸口勝也は鹿児島県指宿市役所に勤務しながら日本王者を目指す異色の32歳だ。一昨年12月には念願のタイトルに挑戦する機会に恵まれたが、2-1のスピリットデシジョンで涙を呑んだ。夢よ、もう一度──瀬戸口は今回のチャンスにかける。
 一方、同級3位の石原將伍はビクトリージムが自信を持って送り出す期待のホープ。昨年は初代INNOVATION王者RYOTAを秒殺KOで下すなど大器の片鱗を見せつけた。勢いなら若い石原に分があるが、瀬戸口には地方公務員を続けながら王者になるという強い意志がある。どんな闘いになるか。


対戦カード


第8試合 ヘビー級 3分3R
柴田春樹(ビクトリージム/日本1位)
イ・ソンモク(韓国)

第7試合 58kg契約 3分3R
拳士浪(治政館ジム/日本フェザー級4位)
ピンガン・ボージョンジャルン(タイ)

第6試合 ミドル級 3分3R
今野 明(市原ジム/日本ミドル級1位)
変わり者(東京町田金子ジム/NJKFスーパーウェルター級6位)

第5試合 日本バンタム級 3分3R
阿部泰彦(JMN/日本バンタム級4位)
鰤鰤左衛門(CORE/NJKFバンタム級5位)

第4試合 54.5kg契約 3分2R
田中亮平(市原ジム)
平塚一郎(トーエルジム)

第3試合 ライト級 3分2R
熊井亮介(伊原道場本部)
中田憲士郎(藤本ジム)

第2試合 フェザー級 3分2R
渡辺航巳(JMN)
高橋亨汰(伊原道場本部)

第1試合 55kg契約 3分2R
内田 晶(治政館ジム)
田中健二(横須賀太賀ジム)

スケジュール


開場・16:45  開始・17:00

チケット料金


SRS ¥20,000
RS ¥15,000
S ¥10,000
A ¥7,000
B ¥5,000
立見 ¥4,000(当日のみ販売)

チケット販売所


チケットぴあ(Pコード:594-670)
出場選手所属ジム

お問い合わせ


治政館ジム 048-953-1880

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