- Category: 戦極
- update: 2009-06-01 (月) 18:30:00
- by: BoutReview
北京五輪柔道100kg超級金メダリストの石井慧が1日、都内で会見を行い、戦極を主催するWVRと仮契約を結び、早ければ8月2日のさいたまスーパーアリーナ大会でMMAデビュー戦を行うことを明らかにした。本契約は4日、都内の3〜5千人規模収容の屋外無料スペースでの公開イベントで行う予定だ。

石井は北京五輪で金メダルを獲得後、昨年11月にMMA転向を表明。12月から1月まで、UFCと排他的交渉契約を行っていたが、契約がまとまらなず、デビュー戦の舞台がなかなか決まらない状態が続いていた。一方で石井は今年1月4日の戦極で、米国で活躍後に戦極に参戦することを示唆していたが、結局米国を経由せず、戦極でMMAデビューすることになった。
発表会見は1日午前11時ごろ、石井のマネジメントをしているケイダッシュからマスコミに告知され、夕方4時にスタートという異例の緊急度。WVRは3時から8月大会のカード発表会見を新宿の事務所で予定していたが、こちらを急遽中止し、目黒雅叙園での4時からの石井の会見に協力した。会見には一般・芸能マスコミも多数出席し、11台のテレビカメラが設置されるという注目度の高さだった。
大量のフラッシュを浴びて登場した石井は、金屏風を背にすると「こんにちわ。今日は石井慧の結婚会見に来ていただいてありがとうございます。結婚相手は日本人で、戦極という相手と結婚します」とまずはお得意のジョークを交えながら戦極参戦を表明。続いて用意していた紙を読み上げ、参戦の経緯を説明した。
「最初はUFC一本で考え、UFCからも最高の条件をいただいていましたが、いろんな人と相談し、最初からUFCに出たほうがいいという人がいませんでした。ファンからも日本で戦って欲しいという手紙が多く、大学の同級生でも自分をリスペクトしてくれる人たちがいて、彼らに試合を見せたい気持ちが日に日に強くなり、日本の格闘界を盛り上げ、恩返しすることが宿命と考えました。また、祖母が片足を棺桶に踏み込んでいるような体調で、祖母に生で試合を見せてあげたい思いもあります。
なぜ戦極に決めたかというと、いろいろ団体からお話はあったんですけど、自分が世界のヘビー級で一番強い選手と思うヒョードル選手が今度、ジョシュ・バーネット選手と戦います。ジョシュ選手が勝てば、最強の選手がいる団体は戦極になります。戦極は吉田選手、瀧本選手、中村選手等、柔道の先輩がいて、世界的に非常に優れたイベントと思います。1月4日に挨拶した時、あそこまで自分のことを応援してくれると思わなくて、目頭を熱くした記憶があります。私もあの熱気の中で総合格闘技を盛り上げたいです」
デビュー戦の時期は未定だが、8月のさいたま大会でのデビューの可能性を尋ねると「いつでも大丈夫です。言われたらやります」とコメントした。石井の会見後、WVRの國保尊弘取締役が囲み取材に応じ「早ければ8月2日。遅くともニューイヤーイベントまでには出てもらいたい」と希望。契約内容に関しては「期間は2年間ぐらいで、複数試合契約です。海外で試合ができるオプションもつきます。金額は契約上公表できませんが、一部報道にあったような金額ではありません。石井選手は純粋に日本で戦うことを選んでくれました」と説明している。
石井はUFCとの関係について「二日前にもUFCからUFCグッズが送られてきた」と話し、良好をアピール。アフリクションからのオファーに関しては「ぜんぶマネジメント会社に任せているのでよくわからないです」と答えた。だいぶ体つきがすっきりした石井だが、93kg以上のヘビー級での試合を希望。今月末からオランダに練習に行き、ヒョードルらと練習する予定だという。
- 1つ新しい記事: 石井慧、4(木)17:30より新宿駅前で公開本契約
- 現在表示の記事: 石井慧、MMAデビュー戦は戦極。早ければ8月に
- 1つ古い記事: 北岡、挑戦者の廣田を「僕より下の次元」と挑発
