- Category: 戦極
- update: 2008-10-15 (水) 17:10:00
- by: BoutReview
戦極第六陣(11.1 さいたま)の五味隆典の対戦相手が、ロシアのセルゲイ・ゴリアエフに決まった。ミドル級GPリザーブ戦・竹内出×ジョー・ドークセン、ライトヘビー級・キング・モー×ファビオ・シウバの2試合も追加された。 [→大会カード&チケット情報]

五味は8月24日の第四陣でハン・スーファンに判定勝ちして以来、約2ヶ月間隔での試合出場。9月16日のテレビ番組開始発表会見で第六陣出場を希望し、ようやく相手が決まった。
ゴリアエフ(Sergey Golyaev)は1981年11月3日生まれの26歳。04年10月のユーフォリアMFCでのライト級トーナメントでは、一回戦でハンセンに1Rチョークで敗れるも、ハンセンが拳を負傷するほどの激戦だったという。06年9月のZSTフィンランド大会ではトーマス・ヒッテンに判定勝ち。MMA戦績10勝6敗。ムエタイがベースだが、MMAの10勝のうち8勝がサブミッションでの勝利と、極めの強さもある程度持ち合わせた選手のようだ。183cmという長身も気になるところだ。以前はレッドデビル所属だったが、今はMMA BUSHIDO所属となっている。
五味はゴリアエフについて「少しだけビデオを見た。長身のキックボクサー。(ライト級GP優勝者との1月4日のタイトル戦を見据え)グラップラーとも戦ってみたかったけど、めぐり合わせでもう一度キックボクサーってことで。自分本来のプレッシャーのかけ方で戦えば問題無い」「手足が長いので気をつける」と評した。
最近はPRIDE時代のように重心を下げて打撃を打つことを意識しているという五味。「試合間隔が短く、コンディションが維持できているので、スパーリングでも以前のような感覚に戻ってきている」と手応えを感じている。単純にスパーリングで意識しているだけでなく、練習場所まで1日70km以上自転車で移動することで、下半身を強化したことも手応えの理由。「道場では技術練習に偏るので、スタミナ強化にもなる。車の長時間での移動は腰にも負担がかかるし、ストレスも溜まっていた」と、充実した様子で話した。「前回爆発的な試合ができなかった分を今回見せたい」「気持ち的にもやもやする試合は嫌なんで、KOか一本しか無い」と宣言しており、練習での充実ぶりが試合でも発揮されるかが見ものだ。
パンクラス・ミドル級王者の竹内は戦極初参戦。4歳下の五味とは90年代末のK'zファクトリー時代から交友が深く、近年も五味が打撃を習う武心塾で週1回一緒に練習し、五味の戦極での2試合にもセコンドについていた。竹内は「戦極という本当に上がりたかったリングに上がれて光栄。五味選手と同じ日に同じリングに上がれるのがうれしい」と話し、五味も「K'z時代から一緒に同じ釜の飯を食っていた。今でも武心塾で練習させてもらっている。竹内さんのようにきちんと努力している選手が大観衆に認められるのが一番うれしい。武心塾の力も示せるチャンスと思っている」と喜んだ。
竹内と戦うドークセンは1977年10月9日生まれの31歳。柔術をベースとし、99年にMMAデビューしたベテランで、02年にはまだ若かりしデニス・カーンに三角絞めで勝利している。UFCでは05年2月にパトリック・コーテにチョークで一本勝ち。07年4月にはDEEPで初来日し、キム・デウォンを三角絞めで下した。以降、WECでパウロ・フィリオ、UFCでエド・ハーマン、ジェイソン・マクドナルドに3連敗したものの、8月に地元カナダで行われたVipers MMAのメインではジョン・メイヤーという選手に判定2-1で勝利している。
竹内はドークセンについて「経歴とか知らないけど、グラップリングは強いと聞いている。僕も得意なのでいい試合になると思う」と評し、「最近はグラップリングが特別強い選手とやっていなかったので楽しみ」「最後は極めて勝ちたい」と宣言した。
これで10カードが決まったが、数日中に残り1カードが発表される模様。戦極を主催するWVRの國保尊弘取締役は「日本で2年ぐらい試合に出ていないけど、馴染みのある選手」のカードになると明かした。
大会の模様はスカパー!、スカパー!e2にて完全生中継(視聴料 2,625円/番組)。詳しくはスカチャンHPにて。
また、16日から全国のセブンイレブンにて、戦極の第一陣〜第四陣のダイジェストDVD「戦極〜The Road of Genesis〜」が1980円で発売スタートする。
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